36-468
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36-468
名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/08/06(日) 20:23:22 ID:???
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千雨×桜子
いつもはおとなしく私の言いなりに従ってた桜子が一度怒り出したことがある。
単にチアの話をして桜子の話題を全く振らなかっただけなんだがな。
桜子「バカバカ!千雨ちゃんのバカー!」
千雨「うるせーな、お前の話をすると朝まで語るだろうが!」
桜子「だからって円や美砂の話にある私のこと全部流さないでよー!」
ぽかぽかぽかぽかぽか
千雨「―るせぇ!」
ドカッ!
子供みたいにぽかぽか叩いてくる桜子とは逆に、強いげんこつを食らわす千雨。
桜子「うぅ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」
千雨「うるせぇっつてんだろ!毎日毎日自分の話ばかりしやがって。何が千雨ちゃん大好きだ!耳に蛸が出来るほど聞いたわ!」
桜子「痛いよぉ〜」
千雨「けっ、パシリはパシリらしく黙って言うこと聞いてろ!」
桜子「千雨ちゃ…」
千雨「どけ。ザジが待ってる」
桜子を無視して千雨は帰ろうとする。すると…
桜子「……ぅぇ…」
千雨「…」
桜子は泣き出してしまう。さすがに千雨も歩みを止めた。
桜子「千雨ちゃん…ひっく…千雨ちゃん…」
千雨「何…泣いてんだよ」
桜子「知ってるよ…千雨ちゃんが私のこと嫌いだって…だから……ふぇぇ…」
千雨「………」
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36-469
名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/08/06(日) 20:23:53 ID:???
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泣きじゃぐる桜子をじっと見つめる千雨。
桜子「……ふぇぇ……ぐすっ…」
千雨「…泣くほど私が好きか?」
毎日毎日、ザジがいるにも関わらず猛アピールする桜子。
澄んだ瞳で自分だけを見つめて。
千雨「ムカついた。この馬鹿野郎!」
桜子「…っ……」
この時桜子はとうとう完全に嫌われたと思った。もう二度と近寄るなと言われると覚悟した。
千雨「お前今なんつった。私がお前を嫌いだって…この野郎、私がいつお前を嫌いって言った!!」
(勝手に早とちりしやがって。本当に嫌いだったらパシリなんかさせねぇよ。)
桜子「千雨ちゃ…」
千雨「勘違いしないようにしっかり言ってやる。お前は好き以下嫌い未満だ!嫌いじゃないことくらい自覚しろ!」
桜子「…ち、千雨ちゃーーーーーん」
思いっきり抱きついてまた泣き出す桜子。
桜子「あは、あははは」
何泣きながら笑っているんだ。そんな救われた顔すんじゃねぇよ。
その後、キスされそうになったがうまくかわした千雨。
千雨「ほら、これに書いてあるもの一式だ。言って来い」
桜子「はーい」
とたたたたたたたたた
ザジ「ずいぶん楽しそうだね」
千雨「そうか?」
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36-470
名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/08/06(日) 20:24:24 ID:???
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(ちょっと調子に乗せすぎたのかもしれない。私も結構甘ちゃんかもな。)
どんなに尽くしてもザジを超えることは出来ない。もしかしてと言う可能性も全くない、千雨にはザジしかいないから。
好き以下嫌い未満と言ったが好きにはなりえない。だからどこまで言っても友達止まり、しかもその友達にも達してない。
そこまでなら認めてやるがそれを桜子が自覚しない限り口が裂けても言わない。
桜子「お待たせー」
千雨「遅せーぞ!」
だから早くそこまで自力で上がって来い。
終わり
36-484
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36-484
名前:真名 真名の苦悩 37 その2[sage] 投稿日:2006/08/07(月) 19:28:16 ID:???
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真名 真名の苦悩 37
人間にも頭のいい奴と悪い奴がいるように犬にもそれは当てはまる
私の飼っている仔犬、アベルとカインは明らかに前者の方だ
可愛くて頭がいいなんて・・・罪な奴らだ
で、ここに四頭の仔犬がいる
二頭はアベルとカイン、もう二頭は以前にやってきた彼らのガールフレンドらしい
残念ながらこの二頭は後者の方、つまり馬鹿犬なのだ
こんな実験をしてみた
四頭のどれもボールで遊ぶのが好きである。ボールを見ただけでじゃれつくほどである
故にボールを透明な箱に入れてみることにした
アベルとカインはボールに近づくとボールが透明な箱に入っていること気がついた
しばらく透明な箱を開けようと格闘していたが、やがて諦めて私に潤んだ目を向けてくる
つまり私に開けさせようと考えたらしい。当然、その目が可愛いので箱を開けてやった
だが、ガールフレンドたちは透明な箱に気がつかずにボールの入っている箱に突進した
箱は固定していなかったので吹き飛んでしまう。彼女たちはそれを繰り返して壁際まで箱を押しやってしまったのだ
そして箱にふにふにと鼻を押しつけて、必死にボールに近づこうとしている。だが、透明な箱がそれを許さない
これはこれでなかなか可愛い。しばらく箱に爪を立ててカリカリとやっていたが、やがて二頭は拗ねてしまった
まあ、こうしていても仔犬たちが可哀想なので、ボールと取り出してやる事にした。そのときである
アキラ 「鬼畜・・・」
近くにいたアキラはそれだけ私に言うと、黙って箱を開けて彼女たちにボールを渡したのだ
当然、仔犬たちは嬉しそうにボールにじゃれつく。アキラの足下で
これでは私が悪者になってしまう。アキラ、なんてことを・・・
完
36-496
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36-496
名前:リクカプ劇場[sage] 投稿日:2006/08/07(月) 22:40:07 ID:???
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リクカプ劇場
亜子×アキラ編:眠り姫
亜子は夢を見ていた。
まるで眠り姫を起こす王子のようにアキラがそっと亜子に口付けを行ったのだ。
優しく、そして甘いキス。そう思った途端に意識が覚醒する。
「…」
亜子はまず周りの状況を確認する。ここは自分の部屋ではない、だが見覚えのある場所。
横のベッドではアキラが静かに寝息を立てている。
―そうや、ウチはアキラの部屋に泊まりに来とったんや。それで…
口に手をやる。
アキラとのキスの感触が残っている。あれは夢だったのか?
学園にいるときも裕奈やまき絵と一緒にアキラもいる。
特に変わったことはないようだ。やはりあれは夢なのか。
だが目覚める直前に見たあのキスはあまりにもリアルな感触。
「…なぁアキラ」
「なに?」
もう一度だけ。もう一度だけ確認しよう。
亜子はアキラに今日も泊まることを伝えた。
一緒に帰って食事をしてもテレビを見てもアキラは何一つ変わった行動をとらない。
夢だったのか?だがまだ確信にきていない。
亜子はアキラより先に眠ることにした。
薄暗くした部屋で寝る亜子とアキラ。
亜子は本当に意識が飛びそうになったときにアキラが動き出す。
そっと近づいて亜子にキスをした。
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36-497
名前:リクカプ劇場[sage リクカプ募集中] 投稿日:2006/08/07(月) 22:41:37 ID:???
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―アキラ…やっぱりそうやったんや……でも……
唇の感触を確かめる前に、猛烈な睡魔が襲い掛かってきてそのまま亜子は眠ってしまった。
朝になった。
目覚ましがなる少し前に亜子は目覚めてすぐにアキラを見る。
まるで何もしていないような顔をして眠るアキラ。
そこまで身内に人見知りしなくてもと思った。
「アキラ…」
亜子はアキラを起こさないように近づき、アキラの唇を今度は亜子が奪う。
―アキラの唇、柔らかい。
ぎゅっと押し付ける感触がたまらなく感じたとき、アキラが起き上がる。
「!!?」
「おはようアキラ」
にっこり微笑む亜子にアキラはおろおろしだす。
「アキラ、今度キスするときは起きてる時にしてな」
「…うん」
だがそれ以降も、どちらが眠り姫を起こす王子側になるかのやりあいが二人の間で起こっていたとか…
終
36-506
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36-506
名前:真名ちゃんもっこり日記92[sage] 投稿日:2006/08/08(火) 00:45:40 ID:???
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真名ちゃんもっこり日記92
ほんの小さな電気の明かり。
カウンターで飲むほんのりした舌触りがいいカクテル。
横ではビリヤードやダーツを楽しむものもいる…
そう、ここは『五月のバーボンハウス』
ようこそ五月のバーボンハウスへ。
「このテキーラはサービスでござる、まず飲んで落ち着いて欲しいナリよ」
(中略)
それでは注文を…
「すべてを忘れてくれるバーボンのストレートを…」
今日は絶対に騙されないつもりだったのだが、つい手がクリックを…
【真名】真名アキのエロ画像きぼん【アキラ】
ttp://love3.2ch.net/test/read.cgi/pure/1153153629
どういう内容かは…聞かないでくれ。
今日は一緒にこいつもいるんだ。早乙女ハルナだ。
「こいつには強めのカクテルを」
【801】ネギ×小太郎の同人販売!【ハァハァ】
ttp://school5.2ch.net/test/read.cgi/doctor/1144064282
これについては特に深くは聞かないほうがいい、ストレートな表現であの早乙女が相当凹んでいるからな。
馬鹿なら馬鹿と言えばいい、そうやって引っかかった奴がこうやって五月の下にやってくるんだ。
それを一人一人丁寧に対応する四葉五月…尊敬するよ。
ただ酒飲みに来た柿崎美砂を除けばな…
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36-507
名前:真名ちゃんもっこり日記92[sage] 投稿日:2006/08/08(火) 00:46:13 ID:???
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「キャハハハハハハハハハハハハハハハハハハ」
うるさいぞ。静かに飲ませてくれないか…
「じゃあ飲み比べしない?飲み比べ!」
もういい、それでどれだけの目に遭ったかもう忘れたのか。
「ねーねーさっちゃん、ウォッカ持ってきてウォッカ」
そうやってラッパ飲みして翌日二日酔いしないのが不思議なくらいだ。
さぁ早乙女、落ち込んでないで飲もう。明日原稿書き上げるの手伝ってやるからな。
「タツミーありがとー……」
あっという間に酔いつぶれたか…オソウナライマノウチ。
プスッ
あらおでこに刺さったダーツの感触……意識が遠の…
「真名ぁ〜。ちょーっとお部屋でお話しようね♪」
ズルズル
(これ以降、字が荒れているため解読不可能)
36-512
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36-512
名前:モテモテのどか[sage] 投稿日:2006/08/08(火) 01:33:48 ID:???
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のどかの男性恐怖症を治したいと思った夕映は、超に相談していた。
「まかせるネ。とっておきの方法があるよ。」
数日後、夕映はのどかを工学部に連れて行った。
「わたしが開発した好きな夢を見れる機械で男性にモテモテになる夢を見てもらうネ。」
超によると、この機械の名前は『好きな夢を見れるマシン』だそうだ。
のどかはおそるおそる、その機械の上に寝そべった。
のどかは廊下にいた。明日菜と話しているようだった。
「本屋ちゃんてホント可愛い。もうチューしちゃお。」
明日菜はのどかの唇を奪った。のどかはその場を走り去った。
ふと足を止めてみると、そこは屋上だった。そこには朝倉、美空、円、千雨、まき絵がいた。
「ちょうど良かった。これ着てくんない。」
円は学ランを出した。
「だめだよ、のどかはこのシスター服を着るんだから。」
「なに言ってるんだ。あたしが選んだバニースーツに決まってんだろ。」
「レオタードにしようよ。」
「まあまあ皆、ここはジャンケンで順番を決めよう。
さ、本屋ちゃんの撮影会開始!」
4人がジャンケンをしている間に、のどかは逃げ出すことができた。
のどかは保健室で休もうとした。だが、この選択が間違っていたのは
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36-513
名前:モテモテのどか[sage] 投稿日:2006/08/08(火) 01:37:38 ID:???
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言うまでもない。
そこには亜子がいたからである。亜子はのどかを見た途端、たゆんたゆんを始めた。
そこに明日菜や円たちが来て、のどかは全員にもてあそばれることになった。
明日菜のキスに亜子のたゆん攻撃、朝倉の撮影は夜通しつづいた。
「汚れちゃった…。」
「あ、間違えて女の子にモテモテになる夢を見るよう設定しちゃったネ。」
「何やってるですか。」
36-517
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36-517
名前:明日菜 唇 37[sage] 投稿日:2006/08/08(火) 02:53:16 ID:???
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明日菜 唇 37
1/2
天を見上げれば月が闇に浮かび、星がきらめいていた
降ってくるような星たちは、どれだけの数があるのだろう。一つぐらいアクセサリーにしてもいいような気がする
?? 「空に何かいるのか、アスナ?」
背後からかけられた声に私は振り向いた
アスナ 「綺麗だったから・・・」
私に声をかけた男はローブを着て杖を持っていた。まるで魔法使い、いえ、彼は大魔法使い
そして私の大切な・・・なんだっけ?
ナギ 「ガトウの奴・・・まだ飯を見つけられねえのか」
私の隣に座った彼は、空腹に耐えかねて相棒への愚痴を漏らす
アスナ 「・・・おなか空いたけど、ネズミ、美味しくない」
そんなことを言っている私のお腹が空いている感覚はない。何でこんなこと言うんだろう
ナギ 「贅沢言うなって。それしかねぇんだからよ」
アスナ 「シチュー、食べたいな」
それを聞いた彼は私に賛同して言った
ナギ 「そうだな。肉のいっぱい入ったビーフシチューがいいな」
アスナ 「私は普通のシチューでいい」
それから30分、ガトウさんはまだ帰ってこない
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36-518
名前:明日菜 唇 37[sage] 投稿日:2006/08/08(火) 02:54:15 ID:???
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2/2
アスナ 「ねぇ、私のことパートナーにしてくれない?」
だけど彼はあのときと同じように笑ってこう言った
ナギ 「おしめが取れたらな」
アスナ 「私、おしめしていないよ」
彼はまだ私がおしめをしていると思っているのだろうか?
それならばおしめをしていないことを見せれば彼は納得してくれるだろう
アスナ 「ほら・・・」
私はスカートをめくった。今日は白のパンツだ
ナギ 「おいおい、レディは簡単に下着を見せるもんじゃないぜ?」
アスナ 「おしめじゃないよ。仮契約でもいいからパートナーにしてよ」
彼は困っている。おしめが原因じゃないとすれば、もう私には原因がわからない
ナギ 「おしめが・・・」
アスナ 「していないよ。仮契約の、キス。しようよ・・・」
私は彼の膝の上に乗って、彼を正面から見つめた
ナギ 「あ、あのな。ものには順序があってな・・・」
アスナ 「おしめしていないから・・・キス」
私は目を瞑ると、彼の唇に自分の唇を近づけた。あと少しで、私はキスを・・・
ネギ 「むぐぅぅぅぅ・・・」
目が覚めたらネギの顔があった。どうやら授業中に寝てしまった私は、起こしに来たネギにキスをしてしまったらしい
明日菜 「おはよう」
ネギ 「な、なにするんですか!?おはようじゃありませんよ!!人前でキスなんて・・・うわぁぁぁん!!」
アンタ・・・生徒の唇を奪いまくっておいて、今更何を言っているのよ
完
36-521
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36-521
名前:SNS第三回リレーSS 第三話[sage 途中参加不可] 投稿日:2006/08/08(火) 11:13:38 ID:???
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前スレ>>857
「……やっぱり、図書館かね……」
ハルナがつぶやいた言葉に二人は驚く
「図書館・・・なんだろう、夕映?」
「きっとこの状態でハルナは締め切り前の日々を夢見ているのです」
夕映は冷静に状況を分析する
そう、あの日ハルナは夕映の投げつけた本で転倒し、頭を本棚にぶつけて緊急搬送されたのだ
大事は無いものの、意識は戻らない。無理をし続けた疲労のためらしい
その混濁した意識の中、ハルナは締め切り三日前の夢を見ていたのだ
「どうしよう」
おろおろするのどか、夕映は暫く考えて口を開く
「私達で描きあげるです」
「ええええっ、ど、どうやって」
確かに夕映たちはハルナの修羅場の手伝いをさせられたりするので多少は描ける、だが模写までには至らない
ではどうやって?
夕映には一か八かの秘策が浮かんでいた、ただしそれはある人物達の協力が必要だった
夕映はおもむろに携帯を取り出し、電話をかける
「受けてくれるですか、ふむ、そちらから来ると。わかったです」
携帯を切ると、のどかが心配げに話しかける
「まさか、電話の相手って」
「この際仕方ないです、一か八かですが」
夕映はベッドの上でなにやら呻いているハルナを見詰めた
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名前:恋に堕ちる[sage] 投稿日:2006/08/08(火) 22:36:54 ID:???
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この日はまき絵の補習課題の英語のプリントを教えているあやかであった。
まき絵「やったー、出来た」
あやか「何を言ってますの。まだ1番の問題しか出来てませんわよまき絵」
まき絵「えー。少し休ませてよ〜」
すでに買ってきたポテトは冷めていた。
あやか「それでは、次の問題を辞書なしで出来たらということで」
まき絵「う〜。あやかの意地悪〜」
あやか「早くしないとポテトがなくなりますわよ」
うぅ〜っとうなっているまき絵を無視してポテトを食べだすあやか。
まき絵「分かったよー。……えーっと」
“Fall”
まき絵「えーとえーと。ふぁーるじゃなくて…ふぉーる!落ちるだね」
あやか「単語一個ではありませんわよ。早く続きを」
まき絵「えー!?もぅ…」
“in Love”
まき絵「いん…LOVE……恋に…落ちる?」
あやか「そうですわね。正確には『恋する』でいいのですけど、日本語の恋に落ちるはここから来たんでしょうね」
まき絵「そうだね…昔の日本人じゃこんな言葉思いつかないよね。普通恋したら気持ちは上に舞い上がるのにね」
あやか「やはり外国は違いますね…それより」
まき絵「?」
あやか「まき絵でしたら、どこに堕ちたいですか?」
まき絵「…」
近くにいるだけで心臓は高鳴り、どんどん深みにはまっていくようなそんな感覚しかない。
あやか「まき絵?
まき絵「ううん。当然あやかの心の中にねっ」
あやか「まぁ、まき絵ったら」
だけどそんな感覚も心地良く感じたりもする。
完
36-524
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36-524
名前:さよ 小さな知識[sage] 投稿日:2006/08/08(火) 23:27:42 ID:???
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さよ 小さな知識
さよ 「夕暮れが悲しく思えるようになったさよです」
明日菜 「アンタ・・・実体無いのよね」
さよ 「私、幽霊ですから・・・で、今日は明日菜さんが私の居場所を奪いに来たんですね」
明日菜 「なんのことよ?私はキスができそうな人を探してここへ来たんだけど」
さよ 「そうなんですか・・・でも私じゃキスできませんね」
明日菜 「じゃあいいこと教えてあげる。キスの知識よ」
さよ 「やっぱり奪われるんだ〜」
明日菜 「キスするときには一つ注意して」
さよ 「なにをですか?」
明日菜 「キスする人に虫歯が無いかよ」
さよ 「虫歯があるとどうなるんですか?」
明日菜 「虫歯って細菌だから唾液とかを介してうつるのよね。つまり虫歯になるかもしれないってこと」
さよ 「でもどうやって調べるんですか?」
明日菜 「相手を信用するしかないわね」
さよ 「でも3−Aの生徒さんにそんな方はいないかと」
明日菜 「双子とかハルナとか・・・エヴァちゃんなんかも意外とありそう」
さよ 「でもそんな人たちとキスするなんて・・・無いですよね?」
明日菜 「なんで?するわよ。エヴァちゃんなんかキスしてあげると、とろとろになっちゃうんだから」
さよ 「と、とろとろですか!?」
明日菜 「そう、目をとろんとさせて、だらしなく涎を垂らしたりして甘えてきたりするのよ。結構可愛いわね」
さよ (どきどき・・・)
明日菜 「キスできないんじゃここにいても仕方ないわね。エヴァちゃんのログハウスにでも行くかな」
さよ (とかなんとか言ってもしっかり知識の披露はしましたです)
完
36-526
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名前:古×楓[sage] 投稿日:2006/08/09(水) 01:30:38 ID:???
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「暑いアルネ〜。」
「暑いでござるな〜。」
二人は畳の上で大の字になって寝ていた。たまに窓から吹く微風が二人を優しく撫でる。
「あ!そう言えば杏仁プリン作ったアル。食べるアルカ?」
「…頂くでござる。」
古は冷蔵庫から二人分の杏仁プリンを持ってきた。
「「いただきます。」」
口に含んだ瞬間、杏仁プリン独特の爽やかな香りが鼻を突き抜ける。
そして冷たくて滑らかな触感が口一杯にに広がった。
「ん〜冷たくて美味しいでござる。」
あっという間に杏仁プリンを平らげた二人。幾分か涼しくなったがまだまだ暑い。
「プールなんかどうでござるか?」
「いいアルネ。それじゃあ早速行くアルヨ。」
二人は水着を持って部屋を出た。すると他の生徒が何やら愚痴をこぼしながら通りすぎてった。
「あ〜あ。プール混んでて全然泳げなかった。」
「ぎゅうぎゅう詰めで逆に暑かったし。」
「…………。」
「…どうするアルカ?」
二人はその場で考えた。バカレンジャーなりに足りない脳味噌をフルに使った。
「いい事思いついたアル!」
「…?どうするでござるか?」
「ちょっとついてくる来るネ!」
そう言って古は楓の手を強引に引っ張り走りだした。そして辿り着いた先は…
「大浴場?」
まだ誰もおらず湯も張ってない。
「水入れてプールにするアル!」
何ともバカレンジャーらしい発想。普通ならそんた馬鹿な事はしない。
しかし相方は普通じゃない。同じバカレンジャーの一員。
「おお!ぐっどあいでぃあでござるな!」
二人は意気揚々と大浴場に水を張る。そこに双子と美空が来た。
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36-527
名前:古×楓[sage] 投稿日:2006/08/09(水) 01:32:43 ID:???
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「あっ!楓姉何してるの!?」
「今プールを作ってるでござるよ。」
「私達も入れてほしいです〜。」
「いいアルヨ。それにしても三人とも泥だらけでどうしたアル?」
古の質問に三人は不敵な笑みを見せた。
「せーの…じゃーん!!」どこから出したのか、三人とも一斉にスイカを出した。
おそらくどこかの畑から持ってきたのであろう。
「…!お主等まさか…!?」
「まあまあ、堅い事気にしないで。長瀬さん達も食べようよ。」
結局スイカの誘惑に負けてプールの中に入れて冷やすのだった。
(※スイカ泥棒は犯罪です。絶対に真似しないでください。)
さて、水もたまりプールで遊んでいるとどこで聞き付けたのかクラスメートが入ってきた。
静かだった大浴場も大分賑やかになった。まるで人魚のように泳ぐアキラ。
相変わらずラブラブな千雨、ザジとハカセ、村上。
スイカ割りと称して怪しい目隠しプレイをする近衛と刹那。
「スイカップやー!」などと叫んで那波の胸をたゆんたゆんする亜子。
葱が刺さりプールで変わり果てた姿となった龍宮。どれも楽しそうである。
その後みんなでスイカを食べ楽しい一日が終わった。
「楽しかったアルネ。」
「またやるでござるか。」
後日主犯の古と楓は管理人にこっぴどく叱られた。
36-533
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36-533
名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/08/09(水) 08:53:41 ID:???
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スイカ泥棒ネタでジョークがあったからつい…
アメリカンジョークをネギまキャラでやるテスト。
イタズラ三人組にスイカを盗られてしまったスイカ農家の人。
これ以上盗られるのを防ぐため、看板を立てた。
『注意!この畑に一個だけ青酸カリ入りスイカあり!』
春日「…………」
次の日、看板に一言書き加えられていた。
『今は二個』
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名前:熱愛宣言?[sage] 投稿日:2006/08/09(水) 15:34:18 ID:???
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いつからだろうか、あの二人を見てると羨ましく思えるのは。
夏美「聡美、帰ろう」
聡美「うん、じゃあ先に帰るね」
そう言って仲良く手を繋いで帰る二人をもう何回見たことか…
研究室の椅子に腰掛けた超鈴音はため息をつく。憧れではなく、誰かに愛されるのが羨ましくも思えた。
疲れたのか備え付けのベッドに移動して軽く仮眠することにする。
それを怪しい目つきで見ている謎の人影。
チャオ「…ん?」
謎の違和感を感じてそっと目を横にすると、何と早乙女ハルナが全裸で寝ていた。
しかも自分も…
パル「おっはよー。ちゃおりんって意外とけだものさんなんだね」
チャオ「!?!?!?!?!?!?!?!?!?」
(そんなことあるはずないネ。寝ている間に早乙女サンを襲った!?夢遊病はありえないはずネ。だけど今まで
羨ましいと思ってはいたけどなぜ早乙女サン…じゃなくてどうして………)
天才頭脳をフルに回転させても答えは出てこない。
チャオ「ここから出て行くヨ!何のつもりネ」
パル「ひどい!ちゃおりんが寝ているから布団持ってきてあげたら寝ぼけて私を襲ったのに!」
この一言にチャオの思考はまたフル回転をしだす。
パル「そう…覚えてないんだ仕方ないよね。これはなかったことにしてあげるね」
チャオ「なかったことも何も私は潔白ネ!!」
翌日
登校するやひそひそ話や報道部のインタビューに巻き込まれるチャオ。
朝倉「ちゃおりんがパル襲ったって話は本当なの!」
チャオ「何の話ネ!」
-
36-540
名前:熱愛宣言?[sage] 投稿日:2006/08/09(水) 15:34:58 ID:???
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やっとのことで教室に入るとそこには“超鈴音やり逃げ”という旗と“私は超鈴音にやり逃げされました”という襷を持ったパルが
拡張機を使って『嫌がる私を〜ちゃおりんは無理やり〜しかも〜全く知らないの一点張り〜』と喋っていた。
夕映「鬼畜以下ですね」
のどか「ハルナかわいそう」
千雨「天才の考えることはわかんねぇ」
聡美「はい…昨日まではなんともなかったのですが…まさかこんな行動に出るなんて(報道部のインタビュー中、顔モザイク有)」
ゆーな「にゃー」
亜子「チャオさんもけだものさんやったんやな」
チャオ「腐女子は火星人に酷いことしたネーーーー!」
パル「(なかったことにするって言ったけど、みんなに言いふらすとは言ってないよちゃおりん&hearts)」
完?
36-544
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36-544
名前:私の居場所[sage] 投稿日:2006/08/09(水) 17:52:22 ID:???
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私の居場所
気がつけばそこは教室だった。
何のことはない、ごくごく普通の光景。少なくとも和美にはそう見えた。
「おはようございます。それでは出席取りますね」
そう言ってネギは出席を取る、これもいつものこと和美は二番目に呼ばれる。
「1番、相坂さよさん」
「はい」
和美がふと隣を見た。そこにはいつも(自分以外は)見えない相坂さよが元気よく返事をしていたのだ。
他の生徒もさよについて語っていた、どういう訳かさよが見えるようになっていたのだ。
「どうしました朝倉さん?」
「あ、いや、さよちゃん。いつから見えるように…」
「何を言ってるでござるか、さよ殿はずっとその机に座っていたでござろう」
後ろの席に座っている楓がそういって来た。となるとさよは他の生徒にも見えている。
これは夢?それにしてはとてもリアルだ。
だがそれはよかったと思っていた、今まで見えずに存在感が薄いさよにとってこんな嬉しいことはない。
同じ生徒のみでありながら幽霊のせいでみんなから知らない存在となっているのだから。
「でもさよちゃん……あれ?」
突然和美の頭の中で思い描いていたことが消えてしまう。
はて、今自分はさよについて何を言おうとしていたのだろうか?思い出せない。
「朝倉さん?」
「何でもないよさよちゃん」
そう、何でもないのだ…
昼休みになって和美とさよは食事をとっていた。
二人でカフェテラスで食べる食事は格別だ、この学園に来てからずっと一緒のふたりだ。
「朝倉さん、お昼休みが終わるまでどこ取材します?」
「そ、そうだね。1年のC組の後輩が何か先輩と怪しいって言ってたからそこ調べようか?」
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36-545
名前:私の居場所[sage] 投稿日:2006/08/09(水) 17:52:54 ID:???
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「はい」
おかしい、どこかでさよはこんな人物ではなかったような気がした。
いつも半透明のさよがずっと自分の後ろを飛んで…飛んで!?それでは幽霊みたいだ。
「…ねぇさよちゃん」
「はい?」
………
「ごめん、何でもない。早く行こう」
「変な朝倉さん」
また忘れてしまった。一体自分はさよの何を言おうとしたのか…
全くといっていいほど思い出すことが出来ない。
その後もさよと取材をし、授業で分からないことを聞き合い、ふざけあって笑い、これからどうするかを考えていた。
それはごくごく普通の生活なのだろう。
だがそこでまた目覚める違和感。さよは……
そう思うだけでまたかき消される、これは現実?それとも…
「さよちゃん!」
今度こそ忘れない。絶対に言う。
頭の中から今思っていることが消されそうだが必死に抵抗した。
「さよちゃん、どうして見えるの!」
「……朝倉さん」
和美の一言にさよは押し黙る。
「そうですね…これは夢…といえば説明はつくでしょう」
夢?たしかにそれっぽくは見えるがどうしても分からないことがある。
それはこの“夢”を見ているときに思ったこと。
「じゃあどうしてその夢のたびにさよちゃんのこと考えると忘れるの!」
「…それは、これは私の夢だからです」
しーんとした静寂、その瞬間、教室だった世界が消えて真っ白な何もない世界になった。
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36-546
名前:私の居場所[sage] 投稿日:2006/08/09(水) 17:53:26 ID:???
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そこにあるのは和美の座っている机のみ、さよは半透明となって和美の前に移動する。
「ずっと私は朝倉さんと一緒にいました。学園の皆さんと一緒に居てそれを見守ればそれだけで幸せでした
…でも朝倉さんが私を見えるようになって、それが変わったのです」
変わった…?その真意は単純なものだ。
「私、朝倉さんだけでなく他のみなさんとも一緒に授業が受けたかったのです…私の姿はネギ先生と朝倉さん、
そして龍宮さん以外は見えません。私を見てくれる人がいてとてもうれしかったのですが…逆に見えない人は
ずっと私を知らないままなんだなぁって…それで私はせめて夢の中だけでもと朝倉さんの夢をお借りしました」
ずっと口にしなかったさよの願い、自分でも分からない間に自縛霊となり70年もの間ずっと見てきた同じ光景。
エヴァンジェリンより長く、3年ごとに変わっていくクラスメイトを眺めてようやく出会えた自分を見てくれる人。
「ですが所詮他人の夢です。違和感があった場合は私の意志でその考えを消していました」
「さよちゃん…」
「ごめんなさい!私…私…」
大きくさよは和美に頭を下げた。声は震えていて今にも鳴きそうな声。
涙を流す顔を見られたくないのか和美の後ろに背中を向けて何もない白い世界を進みだす。
「もうすぐ朝倉さんは目覚めます。本当にごめんなさい、もうこんなことしませんから」
搾り出すように声を出すさよ。
「…だから、私を嫌わないでください」
「そんな水臭いこと言わないでよ!」
さよが驚いた。和美は立ち上がりさよの方向を向く。
「さよちゃんがそこまでみんなと一緒にいたいなら、夢くらい貸してあげるよ」
「朝倉さん…」
「だから……そんなこと言わないで…私たち友達でしょ!」
その瞬間、さよの霊体に衝撃が走る。
こんな幽霊の自分を友達と呼んでくれた。“友達”というとても懐かしい言葉。
すると世界はまた教室に戻った。
「これは…」
さよの意思ではない、和美が夢の中だけで同じ人間でいさせてあげる意思表明だ。
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36-547
名前:私の居場所[sage] 投稿日:2006/08/09(水) 17:53:59 ID:???
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「それでは出席を取りますね」
ネギが出席を取り出す。いつもならそこは空欄のはずの…
「1番、相坂さよさん」
「…」
さよは返事が出来なかった。自分が望んでも届くことのない世界。
自分の力でもなく、他人の力。
「さよさん?そこにいるんですから返事くらいしてください」
「…あ…わ、私」
「どうしたの相坂さん」
後ろの生徒が振り向きさよを見た。自分の存在がはっきりとしている。
気づけば自分の制服は皆が着ている麻帆良学園の制服、そしてしっかりと足がある。
夢だから、自分が望んでなかったことを和美は望んだ。
制服の違いや足がないとかなんてない、ごく普通の生徒として。
「さよちゃん、早く」
「…ぅ…ぁ………」
和美の問いに、さよは涙を隠せなかった。
止まって欲しいと願っていても涙は止まらない、次から次と涙があふれ出る。
「…はぃ……」
涙声でさよはようやく返事をすることができた。だが和美はそれだけでは満足ではないようだ。
「さよちゃん。授業ってそんな所で立ってやることなの?」
和美がさよの机を指差す、ずっと変わらないその机。
隣の席を指す和美はにっこりと微笑みさよを導いた。
「…朝倉……さん……」
そして世界は消えた。
「…」
和美が夢から目覚めた。遅刻かと思ったが今日は夏休みだ。
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36-548
名前:私の居場所[sage] 投稿日:2006/08/09(水) 17:54:32 ID:???
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ぼんやりとベッドの中で夢のことを思い出す。
何でこんな時に目覚めてしまったのだろう、せっかくさよを迎え入れられたのに。
「朝倉さん」
「さよちゃん!?」
ベッドから起き上がるとそこには霊体のさよがいた。
「…ありがとうございます。私、朝倉さんのお友達で本当に…よか…た……」
和美の体に飛び込んで泣き崩れるさよ。
幽霊のために和美の体を少し通り抜けているがその顔は涙でくしゃくしゃになっていた。
「うわああああああああぁぁぁぁぁん。朝倉さん!朝倉さん!」
「…さよちゃん」
そのすり抜ける体を和美はそっと抱きしめた、普通の人間にはその場で何かを包み込む仕草しか見えないだろうが。
見える人間にとっては…その腕の中にさよが泣いている姿がある。
ここが私の居場所。そして大切なお友達…
完
最終更新:2007年07月29日 02:28