-
25-268
名前:千雨の21球 番外編[sage] 投稿日:2006/02/19(日) 21:54:56 ID:???
-
朝倉「試合前のホームラン競争のです。
さあ、次の挑戦者は新田先生ですがなんとバットを持っていません!
これは一体どういうことなんだ!」
新田「私はこの下半身のバットで打つ!」
朝倉「・・・。」
新田「♪行くぞここで〜ホームラン〜」
朝倉「ピッチャーは龍宮。」
龍宮「貴様、本気で許さん!」
___
|_■_|_
(■□■) <♪Vを目指してそれ行け新田
( )
| ■□
し■J
朝倉「龍宮、投げました!」159km/h(日本人最速記録)
新田「ブ○○ボー!」
『グシャ!』
_________
|___|_
( |||)
./, _)
(_(_ )
(__(__ノ
朝倉「お粗末さまでした。」
エヴァ「ああ、まったくだ。」
さよ「アレもおそまt」
ゴメン、漏れの頭がぶっ壊れた。まもなく試合再開。
-
25-320
名前:千雨の21球≪ここから本編≫[sage] 投稿日:2006/02/20(月) 19:49:46 ID:???
-
後続が倒れて試合は9回ウラ。
和泉「審判!タイムや!」
朝倉「赤組、選手の交代をお知らせします。ライト、大河内に代わりまして、和泉。
キャッチャー、四葉に代わりまして、ザジ。
ピッチャー、近衛に代わりまして、長谷川。
6番ライト、和泉。
8番キャッチャー、ザジ。
9番ピッチャー、長谷川。」とアナウンスされ、
赤組、長谷川千雨がマウンドに上がった。
亜子「ええか、この回を乗り切ったら優勝やで。」
千雨「そんなこと、言われなくてもわかってる。」
亜子「打たれたら、たゆんたゆんするで!しっかり投げてな!」
千雨「ちょ、お前!」
亜子「ほな、さいなら。」
無理矢理な約束をすると、亜子はさっさと守備位置のライトへと走り去った。
ザジ(あいつにはゼッタイ千雨をたゆんたゆんさせない!)ザジは密かに闘志を燃やした。
朝倉「さぁ、赤組は長谷川千雨を投入してきました。
では、長谷川選手が投球練習をしている間に赤組の守備をご紹介しましょう。
まずは、バッテリーが変わりました。ピッチャー、長谷川。キャッチャー、ザジ。内野は一塁、長瀬。
二塁、明石。三塁、神楽坂。ショート、雪広。外野はレフト、佐々木。センター、古菲。
ライトは、この回から和泉が入ります。」
朝倉「お待たせいたしました。バッターは。6番、キャッチャー、葉加瀬。」
葉加瀬(1点ビハインドの9回、イニングの先頭打者。塁に出たい、じゃなくて出なくては勝利する確立が80%以上減ってしまいます。
長谷川さんのことでしょうから、初球からストライクを取りにくると予想されますので・・・(以下略))
葉加瀬は独特なオープンスタンスで長谷川の投球を待つ。
-
25-321
名前:千雨の21球[sage] 投稿日:2006/02/20(月) 19:51:06 ID:???
-
球審の「プレイ」の声がかかり試合が再開され、スタンドからは元ヤクルトの八重樫幸雄の応援歌に合わせて声援が飛ぶ。
朝倉「さあ、投球練習が終わり。この回の先頭打者、葉加瀬を迎えます。
長谷川、第一球を投げた!」
カキィ! ああぁぁぁぁぁぁ。
朝倉「初球打ち!あぁ、ショート真正面。」
雪広「オーライですわ!あぁぁ!!」
朝倉「おーっとトンネル!いいんちょ、エラーです!白組、先頭打者が出ました!
レフトから返球を受けて、雪広が長谷川に声をかけにいきます。」
雪広「申し訳ないですわ、長谷川さん。」
千雨「球際に弱すぎる。」
1球目 遊撃失策 打者・葉加瀬 無死・走者一塁
走者 一塁 葉加瀬
「タイム。代走。」1塁側から白組監督の那波千鶴が交代を告げる。
朝倉「白組選手の交代をお知らせします。ファーストランナー、葉加瀬に代わりまして、鳴滝風香。」
一塁走者 葉加瀬→鳴滝風
八重樫 幸雄(やえがし ゆきお)
スワローズの捕手で『独特なオープンスタンス』が特徴の選手、古田よりも先輩の『元祖メガネ捕手』。
メガネのフレームが視界に入るのを防ぐため、バッティングフォームをオープンスタンスに変えた。
当時、野球少年の間で八重樫のオープンスタンスを真似をするのが流行した。
球際に弱すぎる
某球団のエースが失策を連発する守備陣へ言った一言。
言った本人もプレーオフ第1戦でチームの息根のを止める失策を記録。コトシモ、タナボタデイケルトオモッタノニナァ・・・>orz
-
25-374
名前:千雨の21球[sage] 投稿日:2006/02/21(火) 21:40:36 ID:???
-
朝倉「7番、ライト、椎名。」
朝倉「7番の椎名選手は今大会の打点王。
逆境・チャンスの場面ではもの凄い強さを発揮します、この場面で期待ができる打者です。」
ザジ(まずは、1球はずして様子見。)
朝倉「長谷川、セットから椎名に対し1球目。」
バシッ! 『ストライクワン!』
ザジ(・・・。)
朝倉「初球アウトロー、ストライク!外してきませんでしたね。」
さよ「長谷川君の強気のピッチングはですねぇ、見ていて気持ちが良いですねぇ。」
2球目 見逃し カウント1−0 打者・椎名 無死・走者一塁
走者 一塁 鳴滝風
朝倉「長谷川、椎名に対して2球目を投げました!ああと!ランナースタート!」
ワァァァァァァ!!
ザジ(!)
朝倉「キャッチャー2塁に送球!ああっ!送球が高い!悪送球!ランナー2塁から3塁へ!」
風香「へへへ〜、今のうちに3塁げtt」
史伽「お姉ちゃん、ストープッ!戻って!」
風香「!!」
朝倉「センター古菲!ボールをいま拾った!」
古「サードで串刺しアル!」
-
25-375
名前:千雨の21球[sage] 投稿日:2006/02/21(火) 21:41:22 ID:???
-
朝倉「古菲3塁へレーザービームのような送球!しかし、3塁へ送球する間に鳴滝風香は2塁に戻りました。」
さよ「センターの古菲さんは強肩ですから、3塁へそのまま進んでいたら刺されてアウトになるところでしたね。
古菲さんはタイプ的には『羽生田さん』と言ったところでしょうか。」
エヴァ「いや、バッティングも見ればタイプ的に西武黄金期の『秋山幸二』と言ったところだな。
それにしても3塁コーチャーの鳴滝史伽もよく止めたな。好判断だと言ってもいいだろう。
しかし、古菲ももう少し頭を使うべきだな。中継に返球すれば2・3塁間に挟んで走者を封殺できたのにな。」
さよ「バッターも得点圏打率10割の椎名さんですから、走者をアウトにできたらよかったんですけどね。
もう、ここは一塁も空いてますから敬遠でしょうね。」
3球目 ボール カウント1−1 打者・椎名 無死・走者二塁
走者 二塁 鳴滝風
〜〜マウンド〜〜
ザジ(´・ω・`)ショボーン
千雨「しょうがねぇよザジ。それより、チャンスに強い椎名は歩かせて次でアウト取るぞ!」
ザジ(`・ω・´)シャキーン
朝倉「おーっと、キャッチャー立ちました。敬遠です、やはり得点圏の場面に強い椎名は歩かせます。
スタンドからはブーイングの嵐です!」
ブ〜!ブ〜!ブ〜〜〜〜〜!
朝倉「ボール、フォアボール。椎名敬遠でランナーは、2塁・1塁」
4球目 ボール 1−2
5球目 ボール 1−3
6球目 ボール 打者・椎名 敬遠 無死 走者一・二塁
走者 二塁 鳴滝風 一塁 椎名
-
25-376
名前:千雨の21球[sage] 投稿日:2006/02/21(火) 21:42:08 ID:???
-
那波「タイム。代打、私。」
朝倉「白組、選手の交代をお知らせします。8番、綾瀬に代わりまして、ピンチヒッター、那波。」
ワアァァァァァァァァ
朝倉「ここで白組監督の那波千鶴、自分を代打に送ります!」
さよ「1956年の阪神対広島カープ戦を思い出しますねぇ。
阪神監督の藤村富美男さんが『代打ワシ』と告げてですねぇ、ホームランを打ったんですよ。」
朝倉「さあ、那波。そのシーンを再現できるでしょうか?!」
エヴァ「藤村は引退後『新・必殺仕事人』の寅の会元締め役を演じ、その中でボールではなく裏切り者の頭を打ち砕いていたんだな。」
羽生田 忠克(はにゅうだ ただかつ)
元・西武ライオンズの外野手。
『球界ナンバーワン』と言われた強肩を持つ外野手、バッティングはいまいちだったのでレギュラーにはなれなかった。
野球留学時に『ベストアーム賞』を受賞、羽生田の肩はアメリカでも認められた。
秋山 幸二(あきやま こうじ)
西武−ホークスで活躍し、西武の黄金時代には『メジャーに一番近い男』と呼ばれた名プレーヤー。
高校時代は投手だったが、打撃センスを見抜かれ三塁手(のち外野)に転向。
アメリカに野球留学時に、メジャー関係者がずば抜けた才能に驚き『メジャーに昇格させたい』と
西武に打診、これに驚いた西武は秋山をすぐさま帰国させたというエピソードがある。
これが、当時『メジャーに一番近い男』と呼ばれた所以。
藤村富美男(ふじむら とみお)
『ミスタータイガース』、日本球界初の『サイクルヒット』達成(1948年)した選手。
1950年、2リーグ分裂のドタバタで阪神主力選手が毎日オリオンズに引き抜かれた際に『ワシは阪神の藤村じゃ!』と阪神に残留。
1956年の阪神対広島戦、9回裏無死満塁で『代打、ワシ』と告げて打席に入り『代打逆転サヨナラ満塁本塁打』を記録。
藤村の功績を称え阪神の背番号10番は『永久欠番』に指定。藤村は阪神設立時からの選手なので
『阪神の背番号10番』は藤村しか付けた事がない背番号。
-
25-377
名前:千雨の21球[sage] 投稿日:2006/02/21(火) 21:42:58 ID:???
-
朝倉「無死1・2塁の長打が生まれれば同点、はたまたサヨナラの大チャンスに代打那波千鶴。
ピッチャーは長谷川、那波をどう押さえるか!」
さよ「那波さんのあの打撃フォーム、誰かを思い出させますねぇ・・・・・あ!
フリオ・フランコさんだ!」
朝倉「ふりお・ふらんこぉ?・・・ああ、あの年齢詐『カーン!』
sy『ボコ』ぐぇ!」
さよ「あ、朝倉さ〜ん!」
エヴァ「ファウルボールの行方には十分ご注意ください」
7球目 ファウル カウント1−0 打者・那波 無死 走者一・二塁
走者 二塁 鳴滝風 一塁 椎名
フリオ・フランコ
アメリカ・日本でプレー活躍中の大リーグ最年長選手
大リーグ『史上最年長記録』を次々と塗り替えている。
1962年生まれとされていたが1958年生まれと訂正されたので、現在48歳。
さよ「朝倉さん!朝倉さ〜ん!しっかりしてください!」
朝倉「ああ、お花畑が見える〜・・・・」
『ボール!』
さよ「ボール、外角低めでした。
朝倉さん!戻ってきて実況してください!」
8球目 ボール カウント1−1
-
25-378
名前:千雨の21球[sage] 投稿日:2006/02/21(火) 21:43:50 ID:???
-
さよ「9回裏で無死1・2塁、カウント1ストライク1ボールでバッター那波さんの場面ですが
エヴァンジェリンさん。ここはどう来るでしょうか?」
エヴァ「知らん。」
さよ「えっ、えー!」
エヴァ「うるさい実況も黙ってるんだ、お前も黙ってゆっくり試合を見させろ。」
さよ「朝倉さ〜ん!起きて!戻ってきてくださいよ〜。」
『♪頼むぞ我等の若大将』
エヴァ「ハッハッハ、愛甲の応援歌で『若大将』か川崎球場を思い出すなぁ。
しかし、那波に“若”大『カーン』
しょくぁwせdrftgyふじこlp!」
『ファウルボール』
さよ「ああ!エヴァンジェリンさんまで。
・・・・ゴホン、『ファ、ファウルボールには十分ご注意ください。
エヴァンジェリンさん大丈夫ですか!あっ。『ブチッ』』」ざわざわ・・・
千雨(どうせ、余計な事いったんだろうな。フリオ・フランコとか・・・)
『ヒュン!』
千雨「うわぁ!」
那波「あらあら、素振りしてたらすっぽ抜けてしまいましたわ。」
9球目 ファウル カウント2−1 無死 走者一・二塁
走者 二塁 鳴滝風 二塁 椎名
-
25-379
名前:千雨の21球[sage] 投稿日:2006/02/21(火) 21:44:35 ID:???
-
千雨(さて2−1と追い込んだから、ココでズバッと三振を取らせてもらおうかな。)
さよ「長谷川さん、セットから投げました。」
『カン!』ワー!
さよ「大きな当たり!ライトの和泉さんがファウルグランドギリギリまで追いますが、
取れませぇん。ファウル!」
10球目 ファウル 2−1 打者・那波 無死 一・二塁
走者 三塁 鳴滝風 二塁 椎名
千雨(おいおい、取ってくれよ和泉さんよぉ。ワザと足引っ張って私の胸を揉む気か?
胸・・・そうだ。)
さよ「那波さんに対し4球目となります。長谷川さん投げました。
あっ!」
朝倉「デッドボール!内角高めに投げ込まれた球は、なんと那波の胸に当たりました!」
さよ「朝倉さん、もう平気なんですか。」
朝倉「ああ、大丈夫大丈夫。色々都合でね。
所でエヴァちゃんは?」
エヴァ「お花じゃなくてネギ畑がぁ、天狗じゃ、天狗の仕業じゃ・・・。」
さよ「エヴァンジェリンさん、しっかりー!」
千雨(内角高目をつけば胸が邪魔でフルスイングできないと思ったんだけどな〜。
胸でけーな、くそ・・・)
那波「代走、ファーストランナーに桜咲さん。」
朝倉「白組、選手の交代をお知らせします。
ファーストランナー那波に変わりまして、桜咲。」
11球目 打者・那波 死球 無死満塁
走者 三塁 鳴滝風 二塁 椎名 一塁 那波→桜咲
-
25-407
名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/02/22(水) 18:14:12 ID:???
-
9番鳴滝史伽へ代打釘宮
12球目 見逃し カウント1−0
13球目 見逃し カウント2−0
14球目 ズバッと三振毎度あり!(AA略 一死・走者満塁
走者 三塁 鳴滝風 二塁 椎名 一塁 桜咲
1番村上
15球目 スクイズ失敗 二死・走者満塁
走者 三塁 鳴滝風 二塁 椎名 一塁 桜咲
2番宮崎へ代打春日
16球目 ボール カウント0−1 二死・走者満塁
走者 三塁 鳴滝風 二塁 椎名 一塁 桜咲
18球目 ファウルボール カウント1−2
19球目 ボール カウント1−3
20球目 ファウルボール カウント2−3 二死・走者満塁
朝倉「2アウトフルベース、カウントは2ストライク3ボールになりました。
次の投球からランナーは、自動的にスタートします。
これが最後の投球になるのか!長谷川、セットから春日に対し第5球目!ランナー、スタートを切る!」
ワアァァァァァァァァァァァ!
地鳴りのような大歓声がすべての終わりを告げた。
-
25-408
名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/02/22(水) 18:14:47 ID:???
-
朝倉「では、ヒーローインタビューの準備は出来たでしょうか?さよちゃーん。」
さよ「ハイ、今日のヒーローの春日さんをお呼びしましたと言いたい所ですが、
見つからなかったので代わりに、残念ながら敗戦投手となった長谷川さんをお呼びしました。」
千雨「・・・。」
さよ「では、インタビューを始めたいと思います。」
〜その数分後〜
美空「ねぇインタビューまだ?」
さよ「あっ、もう放送終わっちゃいました・・・・・」
美空「あーそう・・・。」orz
〜赤組ベンチ内〜
朝倉「ち〜うちゃん、新聞の記事用に一枚取っていいかな?」
千雨「好きにしろ。」
朝倉「じゃあ、コスプ」
千雨「帰る。」
朝倉「あっ、まってよ〜!」
〜扉が開き〜
亜子「長谷川さん、打たれたらたゆんたゆんするってゆうたよな?」
千雨「ゲッ!和泉。」
亜子「約束どおり、たゆんたゆんするで〜!」
朝倉「おっ、スクープ!見出しは、『麻帆良の○岡!』!」
千雨「ちょ、朝倉てめぇ!」
亜子「こら〜、どこいくんや!まだ、たゆんたゆんしとらんでぇ〜!」
千雨「おい!こら!どっちもやめろ!」
朝倉・千雨・亜子の三人がオリジナル笑顔全開でグランドを走り回った。
21球目 2点サヨナラタイムリーヒット 打者・春日
つミ
赤 000 020 012│5
白 001 001 122x│6
おしまい
最終更新:2007年07月29日 02:33