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23-635 名前:千雨の21球 ≪まえがき≫[sage] 投稿日:2006/01/20(金) 21:04:50 ID:???
麻帆良学園球技大会の野球決勝戦 3−A赤組 対 3−A白組 は、
5対4の赤組が1点リードで、9回ウラ白組の攻撃。
ここまで、点を取ったら取り返しを繰り返して9回のオモテ。

しかしメインは9回ウラから、そこまでの話がとてつもなく長い。

実況 朝倉(ウグイス嬢兼任)
解説 相坂 エヴァ
23-636 名前:千雨の21球《長すぎる序章w》[sage] 投稿日:2006/01/20(金) 21:06:28 ID:???
9回オモテ赤組の攻撃は、3番の古菲があっという間に討ち取られ4番の神楽坂の打順。
朝倉「4番、サード、神楽坂。」ワァァァァ!

朝倉「赤組の4番の神楽坂ですが今日はここまで4打数0安打です。
   内容は、三振・内野フライ・三振・三振。ここまでの打率は2割4分、本塁打は21本。
   三振は68個で打点は37で、現在ホームラン・三振の二冠王です!」
さよ「応援歌が内容を表してますね。あっ!でも、チャンスには強いですよね・・。多分・・。
   あと、当たれば本当に飛びますからね。ええ、はい。」

赤組の主砲、明日菜が打席に入りスタンドからは広島OBのランスの応援歌にあわせ声援が飛ぶ。
明日菜(この応援歌、嫌だなぁ・・・。)
朝倉「9回オモテの赤組の攻撃は、4番の神楽坂からです。
   ピッチャーは超鈴音。今、振りかぶって第1球を・・投げました!」

ブン! スパーン! 『ストライクワン!』
朝倉「豪快な空振り、ストライクワン。バットとボールが20センチくらいは離れているでしょうか?
   しかし、当たれば飛んだでしょうか?神楽坂、実に悔しそう。」

ブン! スパーン! 『ストライクツー!』
朝倉「また、豪快な空振り。しかし、バットとボールが今度は30センチは離れているでしょうか?」
明日菜(うーん、もうちょっとって感じかしら?)

朝倉「えー、まったく当たる気配はありませ・・『カキ―――――ン! ワァァァァ!』
   あっ、当たりました。いや、打ちました!大きな当たり!レフトの村上が懸命に追っていますが
   打球はその上。ポールよりも上へ!これはホームランでしょうか?!」

 『ファウルボール!!』 ワァァァ〜・・・
朝倉「ファウル!ファウルです!打球はポールの手前で切れたようです。」

明日菜「ちょっ、ちょっと!今のはホームランでしょう!!」
23-637 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/01/20(金) 21:07:30 ID:???
朝倉「おっと、神楽坂が判定を不服としてレフト線審のところへ猛牛のように突進・・。失礼しました、
   レフト線審のところへ抗議しに走り寄りました。フェンスの前には抗議の輪ができました。」

  「放送席、放送席。ベンチレポートです。」
朝倉「?? ハイ、どうぞ。」
さよ「ベンチレポートの相坂です。神楽坂選手の抗議ですが、抗議しているのは神楽坂選手のみで
   他の選手は神楽坂選手をなだめているようです。」
朝倉「そうですか、そうでしょうねぇ。ハイ、ありがとうございました。」
   抗議の間、ここまでの試合経過をお伝えしましょう。」


*ランスの応援歌
リチャード・ランス
シーズン最低打率、最多三振(114個)ながら本塁打王(39本)を獲得、『三振かホームラン』な打者として有名。
当たれば飛ぶが、好不調の波が激しい選手だった。
応援歌の原曲は『麦わらでダンス』、「ランス」と「ダンス」をかけた駄洒落。
23-657 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/01/21(土) 14:31:21 ID:???

野球の人
GJww明日菜抗議に行くのかwww
できればオーダー教えてもらいたい俺は『白球の先』作者。

23-671 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/01/21(土) 19:45:24 ID:???

657
順守 赤 組
1二 明 石
2遊 雪 広
3中 古 菲
4三 神楽坂←
5一 長 瀬
6右 大河内
7左 佐々木
8補 四 葉
9投 近 衛

順守 白 組
1左 村 上
2二 宮 崎
3投 超鈴音
4一 龍 宮
5中 柿 崎
6補 葉加瀬
7右 椎 名
8三 綾 瀬
9遊 鳴滝史

『白球の先』の作者に会えるとは感激!
いつも楽しみに待ってました。
そんな漏れは野球板に誤爆された『ネギま!スレ』の住人w

23-681 名前:千雨の21球 《試合経過1》[sage] 投稿日:2006/01/21(土) 21:23:26 ID:???
朝倉「まずは1・2回、赤組の先発の早乙女と白組先発の超鈴音が素晴らしい立ち上がりでした。
   しかし3回ウラの2アウト1(柿崎)・3(超)塁で、白組7番打者の椎名が
   センターオーバーの打球を放ちますが古菲の・・・」

〜〜3回ウラ〜〜
朝倉「センターの古菲、今ボールを拾った!その間に3塁ランナーホームイン!
   1塁ランナーの柿崎が2塁を蹴る!古菲、3塁に送球する!」

   ズバーン! 『アウト!』オォォォォォォ!!
朝倉「アウトォ!古菲、レーザービームのような送球!」
〜〜〜〜

朝倉「古菲の矢のような3塁への送球で3アウト。ですが3アウト成立前に椎名が一塁へ到達、3塁走者の超鈴音が
   生還しましたので白組が1点先制します。(公認野球規則 四・〇九 ←多分コレ)そして5回のオモテ、赤組の攻撃・・・」

〜〜5回オモテ〜〜
朝倉「5回オモテ赤組の攻撃は、1番の明石がライト前ヒットで出塁。
   2番の雪広がレフトオーバーのツーベースヒットで続き、3番の古菲に打順が回りましたが、白組は古菲を敬遠。
   満塁策を取り、4番の三振王・神楽坂で勝負。現在、ノーアウト満塁!」
明日菜(三振王・安パイとか嘗められているけど、こっちにも意地があるわ!)

朝倉「さあ、超鈴音。神楽坂に対し2球目を投げました!」

 カキッ!  『インフィールドフライ・イフ・フェア!』

朝倉「力の無い打球!ボールは3塁ファウルライン際、バッターボックス付近にふらふらと舞い上がった!
   インフィールドフライです。葉加瀬、落下点に入る。」
   ワァァ!
23-682 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/01/21(土) 21:24:38 ID:???
明日菜「えっ?ヤバッ!みんな!走って!走って!」
朝倉「あっと!葉加瀬ボールを見失ったのか!?打球はワンバウンド!これを見て、神楽坂が一塁へ向かう!
   さらに、全走者が押し出されるようにスタート!」
葉加瀬(ラッキーです、三重殺が取れます。)
朝倉「葉加瀬が今、ボールを拾ってホームベースを踏んで3塁へ送球!
   サードの綾瀬ベースを踏み、2塁へ送球!セカンドの宮崎が取って、トリプルプレー!
   残念!赤組、一瞬にしてチャンスが消え去りました!
   明石が今、悔しそうにホームを踏みました。」

   『ホームイン!』
朝倉「ホ、ホームイン!ホームインです!赤組同点、同点です!
   葉加瀬が今の判定について審判に説明を求めています。」
エヴァ「今のプレーの判定は正しい、奴らはインフィールドフライのルールを知らないんじゃないか?」
朝倉「では、インフィールドフライのルールについてエヴァンジェリンさんに解説していただきたいと・・」
エヴァ「インフィールドフライのルールは、達川に聞くんだな。」
朝倉「・・・。」

*《公認野球規則 二・四○ インフィールドフライ》
  無死または一死で、走者が一・二塁、満塁で打者が放った飛球で野手が普通の守備行為をすれば捕球できるもの。
   打球がファウルライン近くに上がった場合は「インフィールドフライ・イフ・フェア」を宣告する。
  インフィールドフライが宣告されてもボールインプレイであるから、走者は離塁しても進塁してもよい。
  飛球が捕らえられた場合は、リタッチ(塁に戻る)の義務が生じる。(宣告された時点で打者は無条件でアウト)
  【付記】宣告された打球が何物にも触れないで内野に落ちても、ファウルボールとなれば、インフィールドフライトとは
  ならない。フェアボールとなればインフィールドフライになる。(公認野球規則の同項目を簡単に説明?)
朝倉「↑ということだそうです。」
さよ「へー、『簡単に説明?』逆に難しくなったというか、解らなくなったというかですね。」
エヴァ「まあいい、どうしても知りたければ『ヤフる』か『ググる』かすればいい。」
朝倉「で、『達川』に聞けということですが・・・」
23-683 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/01/21(土) 21:25:26 ID:???
エヴァ「1991年6月5日の大洋対広島戦で、2対2の9回ウラ大洋の攻撃は1アウト満塁。代打の清水義之は
    打席付近に打球を打ち上げ、球審の谷博は『インフィールドフライ・イフ・フェア』を宣告。
    その打球を捕手の『達川光男』が落球し、それを見て打者の清水が一塁へ走り全走者がスタート。
    達川は本塁を踏み一塁へ送球、併殺が完成と思われた。
    三塁走者の『こけしバット』の山崎賢一が本塁を踏むと、谷審判がホームインを認め『大洋がサヨナラ勝ち』したんだ。
    ちなみに記録は達川の『捕手失策』、谷審判は『連盟から表彰』だ。」
朝倉「とのことで、試合再開です。」


達川 光男(たつかわ みつお)
ボールに当たってないのに『当たった!』と抗議する姿でお馴染みの選手。
現役時代は広島カープの捕手として黄金時代を支えた名捕手で、愛称は「たっちゃん」。
『当たってないのに死球をアピールして一塁へ歩く→審判に呼び止められる→審判に泣きついて抗議』で、場内の笑いを誘い
珍プレーでは『東の金森(栄治)・西の達川』と、『当たり屋』特集コーナーが組まれたほど。
『本当に当たっていた』が死球を認められなかった事が数回あり、ベンチ内では『いつも騙そうとしているから
天罰が下った。』と誰も心配していなかったなど『数々の爆笑エピソード』を持つ。
『ささやき戦術』の使い手だが、ささやきすぎて相手打者にぶん殴られたことがある。

金森 栄治(かなもり えいじ)
ボールにぶつかりに行く本当の『当たり屋』
早稲田大学にレセプションで落ちるが、一般入試で合格するほどの『秀才』。
西武の和田・カブレラ・小関を開花させた、退団時にカブレラが「一緒に辞める」というほど慕っていた名コーチ。

山崎 賢一(やまさき けんいち)
『こけしバット』と呼ばれるグリップ部分が特徴的なバットを使う選手
目つきが悪く『番長』とニックネームが付いた、『初代・ハマの番長』。

谷 博(たに ひろし)
現・セントラルリーグ審判部長。達川の『サヨナラインフィールドフライ事件』での冷静なジャッジで名審判員として認められる。
23-684 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/01/21(土) 21:28:50 ID:???
〜〜〜〜
朝倉「5番の長瀬は凡退。つづく6番の大河内が・・・」

〜〜5回オモテ〜〜
朝倉「5番の長瀬は浅いセンターフライ、3塁ランナーの古菲もタッチアップできません。」

朝倉「6番、ライト、大河内。」

朝倉「打順は6番の大河内、2アウトですがランナー2・3塁のチャンス。コレは物にしたい!」
アキラは左打席に入り、超の投球を待つ。

アキラ(2アウト、でも追加点を狙わないと。)
葉加瀬(ここで切らないとね。)

朝倉「さぁ、超鈴音。大河内に対し1球目を・・今、投げました!」

スパーン!『ボール!』
朝倉「初球、インロー。僅かに外れました!」

スパーン!『ボール』
朝倉「2球目も際どい球ですが、ボール。大河内よく見ます。」

葉加瀬「タイム。」
朝倉「白組、ここでタイムを要求します。」

葉加瀬「超さん、大河内さんの選球眼ではもう真っ直ぐは通用しなさそうです。」
超「じゃあどうするネ?ハカセ。」
葉加瀬「ここは、超さんの得意球のアレを使いましょう。」
超「ほほう、ついに使うネ。」
23-685 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/01/21(土) 21:30:49 ID:???
朝倉「葉加瀬がポジションに戻り、試合再開です。
   プレイがかかり、ピッチャー超。振りかぶって・・投げました。」
アキラ(また、真っ直ぐ。ちょっと甘い、振りぬけ。)


スパーン!『ストライクワン!』

アキラ(えっ!)


今回はここまで。
 次回アキラの秘打炸裂!(ウソです)
23-775 名前:千雨の21球 《試合経過2》[sage] 投稿日:2006/01/22(日) 22:22:50 ID:???
朝倉「空振り!変化球です!リプレイを見てみると・・・。
   コレは、スライダーです!超鈴音、スライダーを投げ込んできました!
   それにしても、このスライダーは凄い変化ですね。この速さとキレ、伊藤智仁(スワローズ)を髣髴とさせます。」
アキラ(早いし、切れもある。これは、手こずりそうだ。ここは、一球捨てても球筋を見ておこう。)

朝倉「真っ直ぐ、それに今の切れ味鋭いスライダー。はたして大河内選手、打ち砕くことができるでしょうか?!」
アキラ(でも、もう一球投げてくるかな?)

朝倉「さぁ、超鈴音。足が上がって第3球、投げました!」

   『ボール!ワンツー!』

朝倉「またもスライダー!しかし、外れました!」
アキラ(うん、大体の軌道は解った。次は・・・、打つ!)
朝倉「4球目を投じます、超鈴音。」

カキィ! 『ファウルボール!』

朝倉「3塁内野席へ飛び込むファウルボール。インコースに突き刺さってくるスライダーを
   上手く打ちました。・・・・・・さあ、超鈴音。大河内に対して5球目を・・・投げた!」

カキッ!

朝倉「ああっ!バットの先端!詰まった当たり!これは三遊間への小フライだ!サードの綾瀬が懸命に追う!」

綾瀬「あうっ。届かないです。」
朝倉「懸命に追って飛びつくが打球は頭の上を越していきました!
   今、ショートの鳴滝史伽が内野の深い位置まで追って取りましたが、その間に3塁ランナーが俊足を飛ばして
   ホームイン!赤組、大河内の内野安打で1点勝ち越しました!」
アキラ(今のは完全に詰まらされた。結果オーライとはいえ実質アウト、私の負けだ・・・。)
23-776 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/01/22(日) 22:23:36 ID:???
伊藤 智仁(いとう ともひと)
伸びのあるストレート、キレのある『高速スライダー』を武器に活躍した投手。
怪我→復帰→怪我と、度重なる怪我に泣かされて引退の数年前から2軍暮らしが続く。
2003年のコスモスリーグに再起を賭け出場したが、わずか109キロしか出せず引退を決意。
最後まで怪我に泣かされた投手、そのことから『ガラスのエース』と呼ばれる。
〜〜〜〜〜〜〜
朝倉「大河内の勝ち越しタイムリーのあと、佐々木は三振。しかしこの回、赤組は1点勝ち越します。
   ですが、6回ウラ・・・」

〜〜6回ウラ〜〜
朝倉「6回のウラは椎名からの打順、マウンドには先発の『投げる同人作家』こと早乙女ハルナ。」
 スタンドからは北川博敏の応援歌に合わせ大声援が飛ぶ。
朝倉「ピッチャー早乙女、椎名に対して1球目!」

カーン! ワァァァァァァァ!

朝倉「行ったー!文句なし!ホームランです!椎名、初球をスタンドへもって行きました!」


*『投げる同人作家』
ファイタースの150キロ左腕、佐々木 貴賀(ささき きよし)。
「趣味はイラスト」で鎌ケ谷球場(2軍本拠地)の広報誌に『美少女漫画(?)キャラクターのイラスト』を掲載、
過去に『「るろうに剣心」の同人誌』を出した事があるらしい。(デマであっても納得してしまうくらい上手い。)
プロ野球選手では初、『同人板』に進出した選手。『投げる〜』と試合中継のテロップで紹介された事がある。

*北川 博敏(きたがわ ひろとし)
近鉄時代に『代打サヨナラ満塁優勝決定ホームラン』を放ったことで有名。
応援歌で歌われるほど笑顔が似合う選手。
近鉄最後の試合も笑顔でプレーしていたが、セレモニーで『満面の笑みでの大号泣』が印象的。
23-777 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/01/22(日) 22:24:44 ID:???
〜〜〜〜
朝倉「椎名ソロホームランで同点にします、しかし8回のオモテ・・・」

〜〜8回オモテ〜〜
朝倉「2アウト、ランナー3塁。打順トップに返り明石、カウントは2ストライクと追い込んでいます!」

明石(追い込まれたけど、勝ち越しのチャンス。ここで決めなきゃね!)
 スタンドからは明石に向けて元・ホークス、柳田聖人の応援歌に合わせて歓声が飛ぶ。
朝倉「白組、ここで点を取られると苦しくなってきます。超鈴音、抑えることができるでしょうか?
   さあ、振りかぶって・・・投げた!」

カン!

朝倉「バットの先端で打ちましたが強い当たり、サード綾瀬が待って取るようです。
   ・・おっとイレギュラーした!ワンバウンドでサード強襲!」

綾瀬「あうっ!」
朝倉「あっと、綾瀬はじいた!」

葉加瀬「綾瀬さん!ファーストです!」
朝倉「これを見て、3塁ランナーがホームへ走る!明石は俊足飛ばして一塁へ走る!綾瀬ボールを拾いなおして、一塁へ!
   明石、ヘッドスライディング!!判定は?!アウトか?!それともセーフか?!」

   『セーフ!!!』
朝倉「セーフ!!!赤組、勝ち越しぃ!!」

〜〜〜〜
朝倉「明石が懸命に走り、1点勝ち越し。しかし、そのウラ・・・」
23-778 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/01/22(日) 22:25:33 ID:???
〜〜8回ウラ〜〜
朝倉「ワンアウトでランナー満塁!白組、逆転のチャンスでバッターボックスには椎名!
   今日のチームの全得点をたたき出しています。
   ピッチャーは6回途中からマウンドに上がった近衛、このピンチを乗り切れるか?」
さよ「中継ぎエースの近衛さんか、チャンスに強い椎名さんか、この場面での駆け引きは注目ですね。」
エヴァ「まあ、どっちも何も考えないで動く選手だから駆け引きも何も無いな。」
さよ「ホームラン談話でも『打った球は?』に対し、『ま〜るい球だったよ!』とコメントしてますし。」
エヴァ「ドカベン香川のようなコメントだな。」

カーン! ワァァァァァ!

朝倉「あー!やっぱり打ちました!3塁・2塁ランナーホームイン!白組勝ち越しぃ!
   8回のウラで逆転!赤組、8回ウラで逆転されました!これは手痛い失点です!」

〜〜〜〜
朝倉「近衛はこの後、何とか踏ん張って1点リードに押さえ込みました。」


香川 伸行(かがわ ゆきのぶ)
ドラフト2位で南海ホークス(現・福岡・Sホークス)に入団。当時170センチ・92キロで
「プロでやっていけるのか?」と賛否両論あったが、同年にベストナインに選出される。
しかし、太りすぎが原因で成績が降下。さらに、ひざに故障を抱え1989年に引退。
試合後のインタビューで「打った球はどんな球でしたか?」と聞かれ、「小さい白い球です」と言った。
23-840 名前:《テレビじゃ見れない川崎劇場》[sage] 投稿日:2006/01/23(月) 20:22:14 ID:???
朝倉「さて、抗議開始から40分経ちました・・・。まだ終わらないようですので、
   試合再開までの繋ぎに色々とやってみましょう。
   さよちゃん、野球って見たことある?」
さよ「はいっ、4歳の時に日本選抜対メジャーリーグ選抜の試合(1934年)を見ましたよ。
   沢村栄治さんが9回を1失点の好投で、その1失点がルー・ゲーリック選手の・・・(以下略)」
朝倉「ああ、うん。他には。」(さっぱり解らん・・・。)
さよ「えーっと、有名な試合だと1959年6月の阪神対読売戦(後楽園)をTVで見ましたよ。
   当時は天皇陛下がご観戦になられると大騒ぎだったんですよ。」
朝倉「あー、天覧試合ってやつね。」
さよ「そう、天覧試合です。凄い試合でしたよー、9回ウラでピッチャーは阪神の村山さんだったんです。
   そしてバッターが巨人の長島さんで、レフトポール際にホームランを放ちまして・・」
エヴァ「1959年6月25日だな。長島のあのホームランは本当はファウルだったが、
    線審が天覧試合だからホームランにしたと囁かれて村山も終生『ファウルだ。』と言っていたな。
    その後、村山は1500奪三振を長島から奪って天覧試合の借りを返したんだがな。」
朝倉( ゚д゚)ポカーン
23-841 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/01/23(月) 20:22:55 ID:???
さよ「あと、1988年10月のオリオンズ対バファローズ戦(川崎)のダブルヘッダーをテレビで見ましたよ。
   この年のシーズンは1位が西武で2位が近鉄、そのゲーム差は0.5ゲーム差。
   この日に西武は全日程終了し、この試合の結果待ち。近鉄はダブルヘッダーに2つとも勝てば逆転優勝、
   1試合でも負けか引き分けだと西武の優勝でして・・(以下略)」
エヴァ「忘れもしない1988年10月19日、通称『10・19決戦』。
    当時の川崎球場はいつもは超満員で、近所のマンションの屋上にまでファンが押しかけて大変だったな。
    私はオリオンズのファンだが、本当にパ・リーグの試合なのかと、川崎球場かと思うくらいだった。
    その前の年によく試合を見に行ってたが、当時の川崎球場と言えばファンがガラガラなスタンドで
    「流しそうめん」をしてたり・野次飛ばしてたり・アベックがイチャついてたりしてたんだぞ。」
さよ「エヴァンジェリンは10・19決戦を見に行ったんですか?」
エヴァ「登校地獄の呪いのせいで見に行けなかった・・・。」
朝倉( ゚д゚)ポカーン
さよ「あっ、話が長くなってしまいましたね。でも、神楽坂さんがまだ抗議してますから大丈夫でしょう。」
エヴァ「もう、1時間15分以上も抗議してるぞ!上田利治の『1時間19分間抗議』の
    記録でも塗り替える気なのか?」
さよ「あっ!それ知ってます。私、阪急の大ファンでしたから。
   あの大杉(スワローズ)さんの打球は絶対ファウルでしたよねエヴァンジェリンさん!」
エヴァ「オリオンズのでない日本シリーズになんか興味ないから、見てない。」
さよ(´・ω・`)
朝倉「あー、神楽坂がどうやら諦めて打席に戻るようですね。
   1時間22分間の中断でしたが、いま試合が再開されます!」
23-842 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/01/23(月) 20:23:40 ID:???
沢村 栄治(さわむら えいじ)
戦前の日本球界を代表する選手、数々の記録を打ち立てた『伝説の投手』。
大リーグ選抜戦でメジャーから注目を浴び獲得交渉をする球団まであった。
アマチュア時代に沢村とバッテリーを組んだ捕手が『指の骨が折れ曲がった』ほどの球を投げ、
その球速は『160キロ』以上であったといわれる。(日本最速は横浜のクルーン選手の163キロ)
1944年 東シナ海で戦死 享年27才
1947年 沢村栄治の背番号『14』が永久欠番に指定、功績と栄誉を称え『沢村賞』設立
1959年 『プロ野球殿堂』入り

大杉 勝男(おおすぎ かつお)
『月に向かって打て!』と飯島滋弥(いいじま しげや)に指導され、その通りにホームランを打ち『スタンドに投げキッス』や
『数々の言動・行動』でファンの心を鷲掴みにした選手。
セ・パ両リーグ200本塁打へ『あと1本』までと迫るが、原因不明の不整脈で引退。
その引退挨拶での『あと1本まで迫った「両リーグ200本塁打」、その1本を皆様の夢の中で打たせていただければ・・・』と
『去りし夢 神宮の杜(もり)に かすみ草』は名言。(パ・リーグでは287本塁打)
 *上田監督の抗議後、次の打席で大杉は山田久志から『文句のつけようが無いホームラン』を放つ。

上田 利治(うえだ としはる)
選手としてはパッとしなかったが、『将来の指導者として獲得した』と言わせるほど野球論に長けていた。
『ええで!』と選手を褒める『ええで節』は上田監督の名文句。
23-843 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/01/23(月) 20:25:51 ID:???
村山 実(むらやま みのる)
『ミスタータイガース(2代目)』
村山といえば『ザトペック投法』(ザトペックはマラソン走者のエミール・ザトペックからきている。
『ザトペックが顔をしかめながら喘いで走る姿と、村山の全身を使い顔をしかめる姿が似ているから』らしい。)、
学生時代に、のちの阪急ブレーブス監督『上田利治』とバッテリーを組む。
天覧試合で巨人軍の長嶋茂雄にサヨナラホームランの判定に死ぬまで「あれはファウルだ。」と
言い続けた。以来、『長嶋対村山』のライバル対決が始まる。
 決め球は『フォークボール(落ちる球)』、フォークボールを投げるために『人差し指と中指の間の付け根を
ナイフで切った』。これは、村山の指が短かった為である。(指が短いとフォークは投げれない。)

川崎球場
『テレビじゃ見れない川崎劇場』
『カップルが試合そっちのけでいちゃついたり』・『おっさん達がマージャンしてたり』
『みんなで流しそうめんをしてたり』・『ブーマーがホームランと思ったら高い金網にダイレクトだった
(ホームランと思い歩いていたら二塁に送球されていてタッチアウト)』・『オリオンズ応援団の
アニソン応援』や、張本勲の『3000本安打』・落合博満の『三冠王』
王貞治『700号本塁打』・日本中が燃えた『10・19決戦』
公認野球規則を改正・全球場にラバーフェンスを取り付けることになった『佐野事件』
などの数々のドラマを生んだ野球場。現在はスタンドが撤去され、その姿の一部しか見れない。


今回はここまで。次回、明日菜が『バントでホームラン』は打てる訳がありません。
23-973 名前:《大変お待たせいたしました》[sage] 投稿日:2006/01/25(水) 21:07:13 ID:???
朝倉「お待たせいたしました、バッターは神楽坂。」
明日菜(今度こそ正真正銘のホームランを打ってやるわ!)

朝倉「9回オモテ1アウトでランナー無し、カウントは2−0。ピッチャーは超鈴音です。」
超(またク、いつまでも待たせテ。仕返しに、内角を思いっきり突いて驚かせるネ。)

朝倉「ピッチャー超鈴音、投げました!」

ツルッ。 超(あややッ!)

明日菜「あぶなっ・・『ボコッ!』」
朝倉「デットボール!!超鈴音選手の投球が、神楽坂の腰の辺りに命中!
   ちょっと顔をしかめましたが。今、神楽坂が一塁へ歩きます。」
神楽坂が死球で出塁したが、後続の長瀬が倒れ大河内に打順が回る。
朝倉「6番、ライト、大河内。」

朝倉「9回ウラ2アウトでランナー1塁、バッターは大河内。ここで凡退だと試合が終わってしまいます!
   スタンドからは何とか打ってくれと悲鳴のような声援が飛びます!
   前の打席は超鈴音投手のスライダーを何とか食らいついて同点の内野安打を放ちましたが、
   この打席ではどうでしょうか?」

葉加瀬(初球はまず、内角低めにスライダーを投げて・・)

パシィ! 『ストライクワン!』
葉加瀬(次は内角高め外れるぐらいにストレート。内角攻めを意識させ、さらに上体を起こさせると・・。
    ついでに、ストライクだと美味しいんですけどねぇ・・)

スパン! 『ボール!ワン・ワン!』
葉加瀬(うーん、外れましたか。まぁしょうがないですね、次は外角へストレート。)
23-974 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/01/25(水) 21:08:16 ID:???
カキィ! 『ファウルボール』

朝倉「内・内と来た後に外角へ投げてきましたが、ファウル!
   解説の相坂さん。次、バッテリーはどこに投げてくるでしょうか?」
さよ「そうですねぇ、次にどこへ投げるかはバッテリーに聞いてみないと解りませんね。」
朝倉(ちょww解説になってねぇwww)

朝倉「4球目になります、葉加瀬は真ん中低めに構える。
   超鈴音・・投げました!」

パシィ。 『ボール!ワン・ツー!』

朝倉「スライダー!ボール!インローきわどい球、カウントはワン・ツー。大河内、よく見ます。」
さよ「ボールの勢いが少し落ちてきましたね、ここまで一人で投げているので
   そろそろ疲れが出てきているのではないでしょうか?」

超「タイムネ。」

超がタイムを要求し、葉加瀬を呼び寄せた。
葉加瀬「超さんどうしました?」
超「流石にもう疲れたネ、打たせて取るヨ。」
葉加瀬「そうですね〜、そうしましょう。」
超「思い切って、スローボールを投げるネ。」
葉加瀬「えーっ!スローボールですか?せめてスライダーにしましょうよ!」
超「スライダーはもう見切られてるヨ。だから真ん中低目からインローのボールになる球を見送ったヨ。
  それに、大河内サンにはまだ遅い球を投げてないからタイミングを外せるかもネ。」
葉加瀬「確かに、スライダー狙いのスイングですが・・・。
    まぁ、超さんがそれでいいなら・・・。」
23-975 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/01/25(水) 21:09:18 ID:???
朝倉「葉加瀬がポジションに戻りプレイが再開されます。カウントは−!1アウト、ランナーは1塁!
   1塁ランナーは、同点のランナーです!さあ、超鈴音。セットから大河内に対し、5球目を投げた。」
ふわっ。

アキラ(!!)

スパン。

『ストライク!ツー・ツー!』

朝倉「おーっと!真ん中付近へのスローボール!これは絶好球なのに見逃しぃ!?」

アキラ(こんな球・・・、こんな球・・・、こんなど真ん中の死んだ球なんかプロの球じゃない!)
アキラ「ハカセさん。」
葉加瀬「何ですか、大河内さん。」
アキラ「こんな、ど真ん中の死んだ球なんか・・、プロの投げる球じゃないです!」
葉加瀬「ちょ・・・、プロって。」
アキラ「・・・。」
葉加瀬「・・・。タイム。」
朝倉「大河内が白組の葉加瀬に何か話しかけて、葉加瀬がタイムをかけて超のところに行きます。
   いったい何があったのでしょうか?」

〜〜マウンド上〜〜
葉加瀬「・・・と言うことなんですけど、どうします?超さん。」
超「面白いネ、ワタシのスライダーを打つってことかネ。
  受けて立つヨ、中国四千年のスライダーの力を見せてやるネ!」
葉加瀬「相手が狙っているのにスライダーを投げるんですかぁ?!」
超「うるさいネ、これは漢と漢の真剣勝負ヨ!」
葉加瀬「漢って、超さんも大河内さんも女性でしょ・・・。」
超「うるさいネ!ワタシのスライダーはこんな物じゃナイヨ!」
23-977 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/01/25(水) 21:10:17 ID:???
葉加瀬「まさか、もっと曲がるんですかぁ?!」
超「当然もっとまがるヨ。でも、曲げすぎるとハカセが取れないから加減してたヨ。」
葉加瀬(なっ、なんて人だ。 超、恐ろしい子・・。)
超「ハカセはもっと曲がるスライダーを取れる自信あるカ?」
葉加瀬「それは解りませんが、2アウト・ランナー1塁だし逸らしても・・・。」
超「ハカセは *【公認野球規則 六・〇九 (b)の(2)】を知らないのカ?」
葉加瀬「いえ、知りませんが。でも、それが何か・・?」
超「簡単に言うと、 *今の状況 でボールを逸らすと『振り逃げ』が成立するヨ。」

*【公認野球規則 六・〇九 次の場合、打者は走者になる
  (b)(2) 走者が一塁にいても二死のとき、捕手が第三ストライクと宣告された投球を捕らえなかった場合。】

葉加瀬「つまり、『絶対に逸らすな』という事ですね。」
超「そうヨ、絶対に逸らしちゃダメヨ。」
葉加瀬は気を引き締めてポジションに戻った。

朝倉「さあ、試合再開。9回オモテ2アウト、ランナーは1塁。ボールカウントはツー・ツーです!
   ピッチャー超、大河内に対して6球目になります。6球目を・・・投げた!」
アキラ(来たッ!スライダーだ、・・・!!)

ズバーン! 『ボール!ツー・スリー!』

朝倉「ボール!ツー・スリー!!
   しかし、今のスライダーは凄まじい変化をしました!」
さよ「外角いっぱいから内角いっぱいまで変化しましたね!
   いやぁ、結果はボールでしたがストライクを取られてもおかしくない球でしたよ。」
葉加瀬(とっ、取れたぁ。)

アキラ(なっ、なんて球だ。・・・。でも、私が次につなげないと!!打ってみせる!)
超(あややぁ、なんかヤバそうネ。危険なオーラが出まくりヨ。)
23-978 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/01/25(水) 21:11:04 ID:???
ハカセ(うわぁ、なんかヤバイですよぉ。適当に放って歩かせましょう超さん。)
超(そうするネ。)

朝倉「さあ、ツー・スリー!赤組もう後がありません!ここで終わってしまうのか?!
   それとも、大河内が打って後続につなぐことができるのか?
   超鈴音、セットに入る。セットから7球目、これが最後の投球になるのか?!
   今、7球目を・・投げた!」
アキラ(っ!!!)



カーン!

『ファウルボール!』

朝倉「外角低めの真っ直ぐを打って、ファウル!大河内、粘ります!」
さよ「完全なボール球でしたよ、見送ってフォアボールで歩いた方がよかったと思いますねぇ。」

アキラ「ボソボソ。」
ハカセ(??)
アキラ「超さんねぇ・・球技大会、球技大会言っても試合は試合です。
    もしも次の球が、今のような気の無い死んだ球だったらワタシが・・・
    レ フ ト ス タ ン ド に 葬 り 去 り ま す ! 」

朝倉「おおぉっと?!これはホームラン予告かぁ?!」
23-979 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/01/25(水) 21:11:55 ID:???
〜〜赤組ベンチ〜〜
このか ( ゚д゚)ポカーン
ハルナ (゚д゚)<ドコカデヨンダコトガアルキガ・・・。

?? そうだぁ!ブチかましてやれぇアキラっ!
?? そうだぁ!そうだぁ!生きた球でも放り込んだれぇ!
ベンチ内 『かっ飛ばせ!アキラ!』『アッキッラ!』『アッキッラ!』
〜〜〜〜
ベンチからアキラに向け、広島の前田智徳のテーマにあわせて大歓声が飛ぶ。

朝倉「ちょwwワケワカランww。いったい今日の球技大会は
   どうなっているのでしょうかぁ?!」

朝倉「さぁ、球場が異様な空気に包まれています。大河内は果たして
   打って次につなげられるのでしょうか?!それとも、宣言通りにレフトへ葬り去るのか?!
   2アウトでランナー1塁、カウントはツー・スリー!」
超(死んだ球を投げる気は無いけド、死なせる(アウトに取る)球は投げられるネ!)

朝倉「超鈴音、セット・・セットじゃない!振りかぶった!これを見て、1塁ランナーの神楽坂がスタート!
   超鈴音、ランナーに構わず投げました!」

ワアァァァァァァァァ!!!!!

超は渾身の力を込め、内角低めにスライダーを投げ込んだ。
しかし白球は、青空の中へ吸い込まれていった。

朝倉「入った!入った!ホームラン!ホームランです!赤組、最終回で1点勝ち越しィ!
   貴重な1点を大河内の逆転2ランで取りました!」
 ウワアァァァアァァァ!
23-980 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/01/25(水) 21:13:06 ID:???
朝倉「ビニール傘が乱れ咲くスタンドから、『東京音頭』の大合唱が聞こえてきます!」

葉加瀬「残念でしたね、超さん。」
超「あれを打たれちゃしょうがないほど完璧な球だたヨ、
  大河内サンの方が、一枚も二枚も上手だたネ。
  彼女はワタシを本気にさせた・・・次は負けないネ。」

朝倉「大河内、今ホームイン!ナインがホームベースまで出迎え、
   手荒な祝福でヒーローを迎えます!」


前田 智徳(まえだと ものり)
『孤高の侍』
プロ入り2年目の開幕戦に1番打者として出場、『初回先頭打者ホームラン』で『プロ入り初ホームラン』を記録。
しかし1995年、『アキレス腱断裂』の大怪我に見舞われ、その後遺症との付き合いが始まる。
落合博満(現・中日監督)、イチロー(現・マリナーズ)達が『天才』と称するが打撃のタイトルを一度も取っていない。
『ホームラン』を『当たりそこね』、『打撃は好きだけど、野球は嫌い』
『ど真ん中が嫌い、難しい球を投げてもらうためにど真ん中を打つ』と打撃に拘りを持っている選手。
ホームランを打っても「ニコリ」ともしない(当たりに満足していないらしい)寡黙な選手。(だが、意外と明るい性格らしい)

*東京音頭
スワローズの名物応援の一つ、得点が入った時や7回ウラ開始前に『ビニール傘』を広げて歌う。
スワローズが使う以前は『東京オリオンズ(現・マリーンズ)』が使っていたことはあまり知られてない。

*「ビニール傘〜」
元・スワローズ応援団の、故・岡田団長が考案した応援方法。「どこの家庭にもあるもの」として採用した。
スタンドでフライパンを叩きながら応援、『ヤクルトおじさん』と親しまれた。
東京音頭を応援歌にし、定着させたのも岡田団長である。「がんばれ!タブチくん!」にも登場・出演したことがある。

応援歌ネタ解説の歌詞
前田智徳 (アキラ)
狙いしぼって振り抜け 速く鋭い打球を 飛ばせ明日へ未来へ 輝け前田
23-990 名前:《 `仝´)<お前に言われ(ry》[sage] 投稿日:2006/01/25(水) 22:00:30 ID:???
ホームベースと明石を中心に、ホームベース上でアキラを囲うように出迎えた。
明石「やったじゃん!アキラ!」
まき絵「すごい!すご〜い!」
アキラ「うん、ありがとう。」
明日菜「?どうしたの?顔しかめて?」
アキラ「うん、ちょっと、手首が・・・。」
明日菜「うわっ、手首が真っ赤じゃん!!」
亜子「あ〜!これは、怪我しとるなぁ・・・。」
まき絵「まさか、怪我を隠しながらプレーしてたのぉ?!」
アキラ「いやっ、さっき超さんの投げた球を打ったときに・・・。
    多分、超さんの高速スライダーが原因かも・・・。球威に押されたし・・・。」
古「アイヤー、超の高速スライダーの球威は『津田恒実』の速球並みアルヨ。」
明日菜「これじゃあ、9回の守備に付けないねぇ。」
亜子「じゃぁ、ウチが9回からライトに入るわ。
   アキラは今すぐ医務室に行って治療せなアカンで。」
アキラ「解った。みんな、最後まで頑張って。」
明日菜「OK!任せといて!」


津田 恒実(つだ つねみ)
通称『炎のストッパー』。『弱気は最大の敵』が座右の銘。
得意球種はストレートで、原辰徳(現・巨人監督)が津田の球をファウルした際に手首を骨折した。
原はこのときの骨折でスイングが満足にできなくなるが、「後悔はしていない」と語っている。
当時、無敵の打者ランディ・バースに対して『すべてストレート勝負』を挑み『3球三振』に切って取り
「津田はクレイジーだ!」と言わしめる。(当時、バース相手にまともに勝負を挑む投手はいなかった。)
 しかし、脳腫瘍という病魔に侵されて引退。一時、回復を見せたが1993年7月20日の『オールスターゲーム』
開始前に32歳という若さで他界。試合途中に津田の死が知らされ、広島の放送局のアナウンサーが号泣しニュースを伝えた。
広島市民球場には「直球勝負、笑顔と勇気を忘れない」と彼の功績を称えるプレートがある。
現・NHK解説者の大野豊氏は、このプレートに触れてからマウンドに向かっていた。

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最終更新:2007年07月29日 02:33