36
朝食になるとか無理wwwwつーコトで朝食を作る
私は台所で朝食を作ることにした。
今日は簡単に目玉焼き。というか手の込んだ物なんて作れない。
卵を手に取って割ろうとしたその時、
ガシ!
誰かが私に後ろから抱きついてきた。その衝撃で卵が潰れる。
「……ただいま」
振り向くと嬉しそうな顔でザジが背中に抱きついている。
「……お帰り」
返事をして私は潰れた卵を見た。……炒り卵に変更だな。
「ほらほら、ご飯作ってるんだからあっち行ってなさい」
台所からザジを追いやる。悲しそうな顔をして出て行ったが、私は悪くないハズだ。うん。
「朝食出来たぞー」
ザジが居るであろう居間に持って行くと、ザジは不機嫌そうな様子で座っていた。
料理をテーブルに置いても食べない。
……まさか拗ねてるのか?
「……機嫌直せよ。私が悪かったからさ」
「……て」
「あ?」
「……食べさせて」
「げ!」
なんて注文してくるんだコイツは!
全力で拒否したいが、ここで断ったら今度はどうなるか……。
ニア……仕方が無いか
恥ずかしくて出来るか!
176 続き投下します。
口移し表現が大変だった……まったく俺みたいな純情少年に無理させやがって。
選択肢は「仕方が無いか」を選んだ方向で。展開上口移しはザジから。
あと、今回選択肢無いけどまだ続きます。
……仕方が無い、ザジの機嫌が直るなら食べさせる位些細な事だ。
「あ、あーん……」
「……♪」
震える私の箸から炒り卵を食べるザジ。どことなく嬉しそうだ。
ほっと一息ついて自分の食事を再開しようとすると、ザジが箸を突き出してきた。
その箸は炒り卵を摘まんで、私の口の周りを彷徨う。……まさか。
「た、食べろって言うのか?」
「……」
ザジは首を縦に振った。じょ、冗談じゃない!そんなの恥ずかしすぎる!
「それだけはダメだ!」
全力で拒否し、私はザジと睨み合った。
断ったらザジの機嫌が悪くなるのは分かってる。あぁ分かってるともさ。
だけど、譲れない事だってあるんだ。分かってくれザジ!
数分後、私の意志が通じたのか、ザジは箸を下げてくれた。
388 続き
ちなみに俺の朝倉は「口を滑らす→ギャー」がデフォ。
何事もなく昼休みに入る。
教室で買ってきた弁当を食べようとすると、朝倉とザジが近寄って来た。
……あれ?さよが居ないような。
「もー、見捨てる事ないじゃない」
「何の事だ?」
「朝の事よ」
言いながら近くの机に弁当を広げる朝倉。ザジもそれにならう。
どうやら一緒に食う事は決定済みらしい。
……まぁ悪い気はしない。
「友達なんだから少しは説得してくれてもいいじゃない」
なおも愚痴る朝倉。その様子だとさよにだいぶ説教されたようだ。
……ってちょっと待て。今の台詞聞き捨てならない。
「人の部屋に勝手に忍び込んで盗撮していくのが友達か?あぁ?」
「うーん、言われてみればそうね。じゃあもっと親密な仲に」
バキ!
朝倉が言い終わる前に、ザジが持っていた割り箸をへし折った。
「……冗談だよ?」
朝倉が引きつった笑いを浮かべて言う。ザジは折れた箸を使って器用に食事を再開した。
……今日分かった事。
ザジは怒るとけっこう怖い。
朝倉は地雷を踏むのに躊躇しない。
495
にァ美空を素通りして図書館島へ
495 続き
>>496 が俺のハートにデットボールだったのでこれにしました。
>>498 もやりたかったけどね
私は保健室に行ってみる事にした。
扉をノックからして入る。
「失礼します」
「どうぞー」
返事をしたのは朝倉だった。寝転びながら呑気に手を振ってくる。
「何、お見舞い?心配してくれたの?」
「まぁ確かに生きてるか心配だったけど」
「あはは、大丈夫だって。さよちゃん手加減してくれたし」
手加減とかそういう問題だろうか。
私はベットの近くの椅子に座り、
「で、そのさよは何処だ?」
「さぁ、起きた時にはもう居なかったよ」
「ふーん……丁度いい、聞きたい事があるんだけど」
「何、スリーサイズとか?」
「何で一々さよを怒らせるんだ?」
朝倉の言葉を無視して言う。
「そりゃ……可愛いからよ」
返ってきたのはそんな返事。
可愛いから怒らせるって……小学生かよ。