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7-34

7-34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[選択肢を真似してみた] 投稿日:2005/08/13(土) 19:54:59 ID:VZAyPqXE0
チュンチュン……

「う…うーん」
朝……か。寝返りをして隣に目をやると、居るはずのアイツが居ない。
「あれ……どこ行った……?」
起き上がって姿を探す。
台所、居ない。
お風呂、居ない。
まさかベットの下?やはり居ない。ということは……
「散歩か?」
時々アイツは朝散歩に行く。予想としては妥当な線だろう。
とりあえず私は、

ニア朝食を作る
  HPのチャットに行く
  帰ってくるのを待つ
7-36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/08/13(土) 19:58:45 ID:bR/iJgX20
ニア朝食になる
7-176 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[遅くなったorz] 投稿日:2005/08/15(月) 10:50:47 ID:P0DZbRm00

36
朝食になるとか無理wwwwつーコトで朝食を作る

私は台所で朝食を作ることにした。
今日は簡単に目玉焼き。というか手の込んだ物なんて作れない。
卵を手に取って割ろうとしたその時、
ガシ!
誰かが私に後ろから抱きついてきた。その衝撃で卵が潰れる。
「……ただいま」
振り向くと嬉しそうな顔でザジが背中に抱きついている。
「……お帰り」
返事をして私は潰れた卵を見た。……炒り卵に変更だな。
「ほらほら、ご飯作ってるんだからあっち行ってなさい」
台所からザジを追いやる。悲しそうな顔をして出て行ったが、私は悪くないハズだ。うん。

「朝食出来たぞー」
ザジが居るであろう居間に持って行くと、ザジは不機嫌そうな様子で座っていた。
料理をテーブルに置いても食べない。
……まさか拗ねてるのか?
「……機嫌直せよ。私が悪かったからさ」
「……て」
「あ?」
「……食べさせて」
「げ!」
なんて注文してくるんだコイツは!
全力で拒否したいが、ここで断ったら今度はどうなるか……。

ニア……仕方が無いか
  恥ずかしくて出来るか!

7-177 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/08/15(月) 10:52:27 ID:xXE3rKmgO
ニア 口移し
7-179 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/08/15(月) 10:55:01 ID:6Ythe4hm0
ニア 女体盛り
7-298 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/08/16(火) 11:20:52 ID:rofMvZ4y0

176 続き投下します。
口移し表現が大変だった……まったく俺みたいな純情少年に無理させやがって。
選択肢は「仕方が無いか」を選んだ方向で。展開上口移しはザジから。
あと、今回選択肢無いけどまだ続きます。

……仕方が無い、ザジの機嫌が直るなら食べさせる位些細な事だ。
「あ、あーん……」
「……♪」
震える私の箸から炒り卵を食べるザジ。どことなく嬉しそうだ。
ほっと一息ついて自分の食事を再開しようとすると、ザジが箸を突き出してきた。
その箸は炒り卵を摘まんで、私の口の周りを彷徨う。……まさか。
「た、食べろって言うのか?」
「……」
ザジは首を縦に振った。じょ、冗談じゃない!そんなの恥ずかしすぎる!
「それだけはダメだ!」
全力で拒否し、私はザジと睨み合った。
断ったらザジの機嫌が悪くなるのは分かってる。あぁ分かってるともさ。
だけど、譲れない事だってあるんだ。分かってくれザジ!
数分後、私の意志が通じたのか、ザジは箸を下げてくれた。

7-299 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/08/16(火) 11:21:24 ID:rofMvZ4y0
「ふぅ……」
何だか疲れた。朝食を続ける気がしなくなったので、ザジの方を眺める。
ザジは箸を置くと何事かを考えて、コップの牛乳を口に含み、そのまま席を立った。
「……うん?」
そして隣に立って私の頭を両手で固定し、そのまま唇を……!?
「むぐぅー!?」
ザジはいきなりキスをしてきた!必死で暴れるがビクともしない。
それどころか口に含んだ牛乳を私の方に流し込んでくる!
こ、これはまさか口移しってヤツか?でも何か舌まで入ってきてるような……。
舌が絡んできて、ダメだ、頭がぼぉっと……私、もう……。
「ぷはぁ!」
瞬間、ザジが唇を離してくれた。あ、危なかった……あとちょっとで堕ちるとこだった。
「ザジ、いくらなんでもこれは――」
ザジに文句を言いかけて、固まった。
そう、私は見てしまった。ザジが今度は味噌汁を口に含むのを。
「あ、あはははは……」
この様子では生卵にも挑戦するかもしれない。というか朝食全てこれで食べさせられるかも。
私は乾いた笑いをしながら、……ちょっとだけ楽しんでいた。
7-387 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[今回も選択肢無し] 投稿日:2005/08/17(水) 12:15:43 ID:V3HTkbFD0
学生の朝は忙しい。
ということは、朝っぱらからあんな事していると、
「遅刻ギリギリで学校行くことになる訳だ……」
憂鬱な顔の私と対照的に、ザジはあくまでいつも通りだった。
むしろ、いつもより肌がツヤツヤしてるような?
……気のせいだよな、うん。

走って登校した甲斐あって、無事教室に辿り着いた。

「おはよーお二人さん。今日は随分と遅いね」
朝倉が目聡く見つけて近づいて来る。
「元気ないねー、何かあったの?」
「別に」
「ふーん?でもザジちゃんの方は元気だよね。精気でも吸われたの?」
「なワケないだろ」
実はありそうだと思ったが、あえて言わないでおく。
7-388 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/08/17(水) 12:16:10 ID:V3HTkbFD0
「大体精気云々ってのはそっちの方が専門じゃないか?」
「まぁそれは私も同意するけど」
「酷いですよぅ、朝倉さん……」
噂の専門家の声がする。周りを見回すと、さよは朝倉の隣に居た。
うーん、気がつかないモンなんだな。
「私精気を吸い取るなんて変な真似しませんよ」
「ゴメンゴメン、悪かったって」
ペコペコと謝る朝倉。さよが見えない奴らにはさぞかし滑稽に見えるだろう。
「そんな適当な言葉じゃ許しません!」
「まいったなぁ……。ちうちゃんも何か言ってよ」
「……そろそろHRだな。ザジ、席着くぞ」
「無視!?」
痴話喧嘩になんぞ付き合ってられるか。たまには説教も良い薬だろうし。
「皆さん、おはようございます!」
子供教師が入ってくる。さて、今日も退屈な授業の始まりだ。
7-493 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[>>390 無 理] 投稿日:2005/08/18(木) 18:29:47 ID:wcHp7Suv0

388 続き
ちなみに俺の朝倉は「口を滑らす→ギャー」がデフォ。

何事もなく昼休みに入る。
教室で買ってきた弁当を食べようとすると、朝倉とザジが近寄って来た。
……あれ?さよが居ないような。
「もー、見捨てる事ないじゃない」
「何の事だ?」
「朝の事よ」
言いながら近くの机に弁当を広げる朝倉。ザジもそれにならう。
どうやら一緒に食う事は決定済みらしい。
……まぁ悪い気はしない。
「友達なんだから少しは説得してくれてもいいじゃない」
なおも愚痴る朝倉。その様子だとさよにだいぶ説教されたようだ。
……ってちょっと待て。今の台詞聞き捨てならない。
「人の部屋に勝手に忍び込んで盗撮していくのが友達か?あぁ?」
「うーん、言われてみればそうね。じゃあもっと親密な仲に」
バキ!
朝倉が言い終わる前に、ザジが持っていた割り箸をへし折った。
「……冗談だよ?」
朝倉が引きつった笑いを浮かべて言う。ザジは折れた箸を使って器用に食事を再開した。
……今日分かった事。
ザジは怒るとけっこう怖い。
朝倉は地雷を踏むのに躊躇しない。

7-494 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/08/18(木) 18:30:16 ID:wcHp7Suv0
「と、ところで。さよはどうしたんだ?居ないみたいだけど」
「んー、3時間目の途中で『もう知りません!』って言って出てった」
「3時間も説教されてたのか?」
「そうなのよ。地獄だったわ」
「自業自得だろ。我慢しろよ」
「いやでも、さよちゃんの説教って凄いのよ。何時間も続くし内容は古臭いしそれに――」
愚痴は聞き飽きたので視線を朝倉の後ろへとやり、私は固まった。
「なんか内容が似たり寄ったりだし、つまんないにも程があるって言うか」
「へぇ……そんな風に思ってたんですか」
声を聞いて朝倉も固まる。声の主――さよは笑いながら言った。
「どうも一度話し合う必要があるみたいですねー」
「い、いや……そんな必要もないんじゃないかな」
「遠慮しないで下さい、お互いを理解するために話し合いは大切ですよ?」
朝倉は冷や汗を流しながら視線をこっちに向ける。
――お願い助けて!
そんな声が聞こえそうだ。それに私は、胸の前で十字を切って答えた。
「う……うわぁぁぁ!」
耐え切れなくなったのか、朝倉は叫びながら逃げ出した。
「待ちなさーい!」
それを追うさよ。それを見送って、私はもう一度胸の前で十字を切った。

その後朝倉は、午後の授業の時間を保健室で過ごした。
7-495 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/08/18(木) 18:30:44 ID:wcHp7Suv0
さて、放課後。ザジは部活に行き、朝倉は未だ保健室。さよも一緒だろう。
私は……
ニア曲芸手品部へ見学に行く
  保健室へ様子を見に行く
  寮へ帰る
7-496 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/08/18(木) 18:43:11 ID:Ompd62iJ0
>>495
じゃあおれは朝倉に浮気シナリオで
7-498 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/08/18(木) 18:55:17 ID:1MPHVk8HO

495
にァ美空を素通りして図書館島へ

7-707 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[また遅くなったorz] 投稿日:2005/08/21(日) 18:14:30 ID:ucj1MQKo0

495 続き
>>496 が俺のハートにデットボールだったのでこれにしました。
>>498 もやりたかったけどね

私は保健室に行ってみる事にした。
扉をノックからして入る。
「失礼します」
「どうぞー」
返事をしたのは朝倉だった。寝転びながら呑気に手を振ってくる。
「何、お見舞い?心配してくれたの?」
「まぁ確かに生きてるか心配だったけど」
「あはは、大丈夫だって。さよちゃん手加減してくれたし」
手加減とかそういう問題だろうか。
私はベットの近くの椅子に座り、
「で、そのさよは何処だ?」
「さぁ、起きた時にはもう居なかったよ」
「ふーん……丁度いい、聞きたい事があるんだけど」
「何、スリーサイズとか?」
「何で一々さよを怒らせるんだ?」
朝倉の言葉を無視して言う。
「そりゃ……可愛いからよ」
返ってきたのはそんな返事。
可愛いから怒らせるって……小学生かよ。

7-708 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[後一回で終わりかな] 投稿日:2005/08/21(日) 18:14:56 ID:ucj1MQKo0
「あ、もちろんちうちゃんも可愛いよ」
「取って付けたようなお世辞言われても嬉しくないっての」
「いやいや、お世辞じゃないよ。だって私は最初ちうちゃん狙ってたんだから」
「は?」
「残念ながらザジちゃんに取られちゃったけどね」
朝倉が少し寂しそうな顔で言った。
私が何を言った物かと考えてると、朝倉は体を起こして続けた。
「でも私ね、まだ諦めたわけじゃないんだよ?」
朝倉はそう言って私の服を掴むと、そのままベットに引きずり込んだ!
「な、いきなり何すんだ!」
「イイコトよ♪」
マウントポジションを取ると朝倉は私の服を脱がし始めた。
「や、止めろ!大体お前にはさよが居るだろ!」
「まぁそれとこれは別よ」
「何がだ!?それに私にはザジが……!」
叫ぶと朝倉は少し止まったが、
「バレなきゃ大丈夫だって」
「んな訳あるか!ちょ、おま、やめ……!あ、そこは、だ、あぁぁぁぁぁ!」

保健室の花瓶から、花が一輪ぽとりと落ちた。
7-826 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/08/22(月) 20:05:57 ID:snIKS4ZN0
「はぁ……」
夕暮れの屋上で、私は深く溜め息をついた。
幸せって何だろう。少なくとも保健室で押し倒されるような事ではない筈だ。
あの後、朝倉は『良かったよー』なんて言いながら保健室を出て行った。
そして私は今、一人屋上で夕日を見ながら幸せを考えている。
「……帰るか」
なんだかザジが恋しくなったので、寮に帰る事にした。
今日の事は犬に噛まれたとでも思って忘れよう。

「ただいまー」
玄関で靴を脱ごうとして、既に二足あるのに気付いた。
一つはザジだとして、もう一つは……?
「ザジー、誰か客でも来てるのかー?」
上がって見ると、部屋にはザジの他に朝倉とさよが居た。何故か朝倉は正座だ。
「……朝倉か、一体何の用だ」
「えっとね、実は……バレちゃった♪」
「バレた?バレたって――」
何がだ、と言いかけて、即気が付く。
何がって……アレしかないじゃないか。
7-827 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/08/22(月) 20:06:24 ID:snIKS4ZN0
「いやー、つい口を滑らせて」
朝倉が呑気に笑って言うので、私はとうとうキレた。
「てめぇ朝倉ぁぁ!何がついだ!このアホ!」
「アホはないでしょ!?私だって頑張ったんだから!」
「何をどう頑張ったって言うんだ!このウスラトンカチが!」
「二人とも、怒鳴りあうのは結構ですけどね」
さよが間に入って言った。
「いい加減覚悟は出来ましたか?」
その言葉と同時に周りの家具が浮かび上がった。
ポルターガイストか、当たったら痛いじゃ済まなそうだ。
「に、逃げるぞ!」
慌てて玄関に向かうと、ザジが扉を背にして立ち塞がっていた。
「ザジ、そこ退いてくれ!」
しかしザジは退かない。……まさか。
「ザジ……もしかして怒ってる?」
返ってきたのは営業スマイル。ただし目は笑ってない。
「さーて、覚悟はいいですか?」
後ろからさよの声がする。私は諦めて振り返り、言った。
「話せば分かる」
「問答無用です♪」
さよの放った家具が見事私たちに激突した。
7-943 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/08/23(火) 18:45:36 ID:V6iTb+MG0
翌日、学校の屋上にて。
「お前な、口滑らせばどうなるか位分かるだろ」
「何よ、全部私が悪いみたいじゃない」
「事実その通りだろ」
さよの攻撃を奇跡的に乗り切った私たちは、責任の押し付け合いをしていた。
「だいたいちうちゃんが可愛いのがいけないのよ」
「どんな責任転嫁だそりゃ」
「それに誘ってるのかって位隙だらけだし」
「隙だらけって何だよそれ」
「それは、こういう事よ」
言って朝倉は私の頭を抱え寄せ、唇を合わせ、さらに舌まで入れてくる。
さ、最近このパターン多いような……。
「むー!ん、んん……」
私の諦めも早くなった。もう抵抗はしていない。
朝倉はそのままキスを続け、数十秒後にやっと解放した。
「どう、分かった?」
「あ、あぁ……。でも、お前も隙だらけだと思うぞ。例えば後ろとか」
「へ?」
朝倉は後ろを振り返り、石のように固まる。
しかしこうして見ると凄いな、さよの隠密性は。
7-945 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/08/23(火) 18:46:03 ID:V6iTb+MG0
「朝倉さん……、全然反省してませんね」
さよはメデューサを思わせる形相で朝倉を睨みつけた。
「これはアレですか?死ななきゃ治らないとかそういう事ですか?」
「い、いや、死んだら治るも何もないんじゃ……」
「大丈夫ですよ、死んでも私が傍に居ますから」
「……い、いやぁぁぁぁぁぁ!」
あ、逃げた。
「逃がしませーん!」
さよも追っていく。私は屋上に一人取り残され、
「…………」
「うお!……ザジも居たのか」
気付くと隣にザジが居た。不機嫌な表情を隠そうともしない。
「見てたのか?」
「……」
頷くザジ。
まいったな……。仕方が無い、恥ずかしいけど最終手段といこう。
「ザジ」
「……?」
「好きだよ」
そう言ってキスをする。ザジは目を白黒させ、
「……♪」
すぐに抱きついてきた。
頭を撫でて私は思う。
昨日は大変だったけど、こんな終わりなら悪くないかな。

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最終更新:2007年07月29日 02:33