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37-308

37-308 名前: 落語 二十四孝[sage] 投稿日:2006/09/03(日) 20:59:20 ID:???
朝倉「お暑い日が続きますが皆様いかがお過ごしでしょうか?朝倉亭和美にございます。
   夏といえば色々と楽しいイベントがありますが、同時に楽しくないことがありますよねぇ~。
   例えば、お祭りで買い食いだぁと楽しんで帰ってさぁ寝よう!と、
   うとうとしたころに・・『ブ~ン・・・ブ~~ン』・・「ん?痒いぃ!」。
   そうですよ、蚊が出るんです。
   腹が立って叩き潰してやろうと起きて、パチィ!・・やったか?『プププ~ン』一筋縄じゃいかない。
   パチ!パチ!といろんな姿勢で叩いてるうちに、♪月がぁ~でたでぇ~たぁ~ なんて、
   だんだん盆踊りぽい動きになってねぇ。あ、そう言えば盆踊りやってなかったと
   思い出したりして、ここで済ませようなんてね。ま、熱くなるんですが、時間が経つにつれて
   あ~あ、なにやってんだろとさめてくるんですよね。
   さて、『孝行の したい時分に 親はなし』。孝行してやりたいと思ったときには
   親はもう居ないなんて事があるかもしれない、だから生きてるうちに親孝行してやりなさい
   という事ですだそうです。
   機会があるなら孝行したいなぁと思うんですが、出番が減って心配させている私は親不孝者ですな。
   でも、親は居るのでしょうが登場するシーンがない私どもには難しいネタですw
   心配させてゴメンよ、カーチャン・・・。
   えー、ある日のことでございます、とある長屋の大家の家に」
37-310 名前: 落語 二十四孝[sage] 投稿日:2006/09/03(日) 21:04:05 ID:???
エヴァ「大家さん!居るかい!?邪魔するよ!」
さよ「おや?アナタは美空さんところの旦那じゃ
   ・・・おや?どうしました、不機嫌な顔して」
エヴァ「大家さん、ウチの嫁との絶縁状を書いてくれ!」
さよ「どうしました?いきなり」
エヴァ「聞いてくれよ、ウチの嫁がな」
さよ「ふんふん・・・で、買ったばかりの活きの良いアジを猫に」
エヴァ「だからよぉ、こんなクソ暑い中で折角のアジを盗られて腹が立ったから
    女房をぶっ叩いたらよ、母ちゃんが嫁を叩くくらいなら私を叩けって言ったんだよ。
    言われたとおりに叩くんじゃ気に食わないからケツを蹴り上げてきたんだ。」

朝倉「なんて話を聞かされました大家さん、顔を真っ赤にして」

さよ「なんだと、この親不孝者!お前みたいな奴はこの長屋に置いてられません、
   今すぐにでも荷物まとめて出て行って行きなさい!」
エヴァ「ちょ、ちょっと、それだけは勘弁してくれよ、そんなこと言われたら
    他に移れないじゃないか。困るよぉ」
さよ「何が困るよぉですか!私はね、お前が親不孝をするから出てけといったんです。
   お前が親孝行すればこんなことは言いません、逆に小遣いをあげたいくらいです。」
エヴァ「なに?孝行すれば小遣いくれるって?
    それじゃあ喜んで孝行するよ。」
さよ「まぁ、なんと現金な・・・。良いですか、そんな邪な心で孝行しようなんて考えちゃいけません。
   一つためになる話をしましょう。
   むかし、ある国に刹那ってのが居た。ある冬のこと、母親がどうしても鯉が食べたいと言った。
   刹那は承知しましたと捕りに行ったものの湖には分厚い氷が張っていて、鯉が取れない。
   これでは孝行ができない、何とかして氷を溶かそうと服を脱ぎ捨て氷の上に寝転がった。
   すると体温で氷が溶けて穴が開いて、中から鯉が一匹とび出してきた。
   そしてその鯉を持って帰って食べさせ、孝行をしたんだ。」
37-311 名前: 落語 二十四孝[sage] 投稿日:2006/09/03(日) 21:05:33 ID:???
エヴァ「そぉんな馬鹿な話があるか、氷が溶けたら自分が落ちるだろ。
    それが、落ちないし、中から鯉がでてきた?ウソだろぉ?」
さよ「それは孝行の徳によって、天が感ずるところなんでしょう。
   続けますよ、他のところに風香ってのが居た。風香のところには
   年老いた母親が居たんです。この親子は夏場の蚊に相当悩まされていて
   母親は寝不足になった。」
エヴァ「蚊に悩むんなら、蚊帳を吊ればいいじゃないか。」
さよ「話の途中なんです。良いですか?
   蚊帳を吊りたいが貧しいから買えないと困った風香は安酒を買ってきて服を脱ぎ捨て
   全身にそれを浴び、心有る蚊なら母上ではなく私を刺せ!と母親の隣に寝転んだ。」
エヴァ「おいおい、そんなことしたら蚊に刺されるじゃないか、蚊ってのは酒の匂いが好きなんだろ?
    ましてや素っ裸だろ?蚊じゃないのが、挿しに来ちまうよ。まぁ、あのロリっ子じゃ
    挿すものも十分にゲフンゲフン」
さよ「う~ん、図書館島の休日2日目のトークショーでお前の話題になった時の盛り上がりから言えば、
   ロリコンが多さをうかがい知れたから」
エヴァ「大家さん!大家さん!話が変な所に行ってるよ!
    しかもロリコンどうのこうのっ」

朝倉「ゴホン。少々お待ちください」

さよ「えっと、ああ、それでその日に限って蚊が一匹も出なかった」
エヴァ「へ~?何でだ?」
さよ「それは孝行の徳」
エヴァ「天が感ずるところか?お天道様なんて敏感なもんだ。」
さよ「お金じゃなく、無償の愛ってのが・・言ってて恥ずかしいわぁ。」

朝倉「で、それなら孝行してみようと家に帰りまして」
37-312 名前: 落語 二十四孝[sage] 投稿日:2006/09/03(日) 21:06:40 ID:???
エヴァ「おい、母上。お前に孝行してやる。」
夏美「なに、その、某ものまね芸人が○泉さんの物真似してるような話し方は?」
エヴァ「やかましい、四の五を言わず早く寝ろ。」
夏美「一体なんだい?早く寝ろなんて。
   でも、アンタが母上なんて言ってくれるだけでも十分親孝行だよ。」

朝倉「さて、母親を布団に入れまして」

エヴァ「寝たか?
    よ~し、それじゃこの酒を浴びて・・・あ、残った。呑むか。」

朝倉「しばらくしますと酒が回って寝ちまった。
   翌朝になりまして」

夏美「ほれ、起きなさい。」
エヴァ「ん?あ、ああ。
    おっ!昨日、素っ裸で寝たのに蚊に刺されてない。
    これも孝行の徳だな、ワッハッハ!」
夏美「フフフ、なに言ってるのよ。」

朝倉「『私が一晩中おきてうちわで扇いでたのよ。』

   二十四孝の一席でした。」

37-318

37-318 名前:夕映 麻帆良四方山話[sage] 投稿日:2006/09/03(日) 22:58:25 ID:???
夕映 麻帆良四方山話


夕映 「麻帆良の世界は不思議がいっぱいです。今日はその不思議の一つをお話しするです」

”うっかりさん”

これは麻帆良の各地に出没する、悪意のない悪魔のような人のことです

しずな 「あら?私こんなお酒買ったかしら?どうして鞄の中に?」
二ノ宮 「いいじゃないか、多分買ったんだろう。飲もうか」
しずな 「そうね・・・」

美砂 「わ、私のバランタイン17年がぁ!!!ど、どこぉ!!!」

しずな 「嫌だわ、私太ったのかしら?ブラがキツいわ。っていうよりまるでベルトみたい」
二ノ宮 「ん?しずな、そんな柄のブラなんて持ってたっけ?合わなさすぎるぞ?」
しずな 「そうね・・・あんっ!!ブラが切れちゃった・・・」

史伽 「わ、私のお気に入りのブラがぁ!!!ちぎれてるですぅ!!!」

しずな 「メモメモ・・・あら?こんなところに丁度いい紙が」
二ノ宮 「ん?何か書いていないかその紙?」
しずな 「裏は白いから大丈夫よ。ちゃんといい大きさに切って・・・はい、メモの出来上がり」

ハルナ 「わ、私の原稿がぁ!!!肝心の部分が無いからつなぎ合わせれないぃ!!!」

それは悪意がないだけに、とても恐ろしいのです

37-321

37-321 名前:My name is...[sage] 投稿日:2006/09/04(月) 00:46:42 ID:???
ネギ「ちょうど良かった。この書類をシスターシャークティのところまで運んでもらえませんか?」

まただ。

しずな「あら、重そうな書類ね。若いっていいわぁ、がんばってくださいな」

また、私は名前を呼んでもらえない。

学園長「おや、君か。この間の仕事、なかなかのものだったよ」

あなたもですか、学園長。

私は、ここにいるんです。

誰か、私の名前を呼んでくれませんか?
誰か、私の名前を知りませんか?
誰か……

二ノ宮「無理だな。まぁ、私などは苗字だけでも分かっているだけマシなのかもしれないが」



たまらぬ指パッチン先生(仮名)であった。

37-327

37-327 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/09/04(月) 10:59:54 ID:???
レストラン
アキラ「何食べる?」
ゆーな「にゃー」
亜子「あかんてゆーな。キャッとフードはここでは売っとらんで」
まき絵「ねー、あやかは何食べたい?」
あやか「ローストビーフヨークシャープティング添え」
アキラ「何ソレ」
亜子「けったいな名前やなぁ」

あやか「あ、ごめんなさい。ついいつもの癖で。ではハンバーガーとかどうでしょう」
ゆーな「にゃー」
まき絵「随分普通に戻ったね」
あやか「ファーストフードと言う物を一度食べてみたくて」
亜子「あかん、このブルジョワ本気でなめとる」
ゆーな「にゃー」

37-330

37-330 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/09/04(月) 17:11:58 ID:???
テスト

前日、部活の自主練を張り切りすぎたせいでテスト当日を寝過ごしたまき絵。
まき絵「わーっ。遅刻ー!!」
あやか「遅すぎますわ、もう一日目のテストは全て終わりましたわよ。
    全く、どうして肝心なときに寝過ごしますの?」
まき絵「うわーん、どうしよう」
あやか「今から再テストを受けても、その様子ではテスト勉強もしてませんし…補習決定ですわね」
まき絵「いやーっ。お願いあやか、範囲教えて」
あやか「今から教えてちゃんと出来ますか?」
まき絵「うぅぅ~」

あやか「補習は来週の日曜日になってますわよ」
まき絵「えっ、それって私と一緒に遊園地にいく約束だったはずだよ」
あやか「そうですわね、自業自得ですわよ」
そのまままき絵を置いて教室を去るあやか。
まき絵「ぐすっ……?」
ふと自分の机を見ると何かのファイルがあった。
まき絵「これって」
そこには[ここが出やすい所]などと書かれた問題集を切り合わせた範囲だった。
そして最後の部分に[これで補習になったらもう知りませんよ あやか]と書かれてあった。
まき絵「あやか…」
急いで寮に戻るまき絵。二日目以降のテストと一日目を逃した再テストの分を勉強する。
あやか「ふふ、頑張りなさいまき絵」

後日、遊園地のバイトをしていた明日菜が、二人仲良く並んで歩いている二人を見つけたそうな。

37-335

37-335 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/09/04(月) 19:05:16 ID:???
ヘーイヘイヘイヘーイヘーイ♪
 (ヘーイヘイヘイヘーイヘーイ♪)


桜子「わぁ、なっつかしー」
千鶴「あら、懐かしい」





桜子「しんごママだ!」
千鶴「フィンガー5ね」








夕映「これがジェネレーションギャップってやつです」

37-352

37-352 名前:ネギ色の花[sage] 投稿日:2006/09/04(月) 22:51:15 ID:???
私がネギを握ると、皆の顔が驚愕に染まる。

このか「や、やめてぇな、まだ早まらんといて!」

私が包丁を握ると、皆の顔が絶望に染まる。

ネギ「あ、あのっ――ボク、職員室に忘れ物してきちゃったみたいで、その、皆さんはごゆっくり……」

誰も私を相応に見てくれない。
花も恥らう15歳だというのに。

ハルナ「いやぁ、やっぱりいつ見ても素晴らしいわ。お風呂に入ったらこれを見なきゃね。眼福眼福~」
朝倉「今度の身体検査、いつだったっけ? 二人も他人事じゃないよね」
風香「ぼ、ボクらは成長期が遅いだけだいっ!」
史伽「そうです、身長だって髪だってまだまだ伸びるんですっ!」

身を焦がした恋も今は昔。羨ましくもルームメイトは背徳の君に夢中。
星月夜、一人寂しく寝る夜は、自然と歌が口ずさまれる。

止まった時計の針を回そう。
新たな恋が実るように、沈む心が浮かぶように。
凍った時計の針を溶かそう。
一度は焦がれたあの炎に、再び惹かれないように。

「だから言っているじゃありませんか、あなたのお料理は食べられたものじゃありませんわ! 貸してごらんなさい」
「もうっ、せっかくいい感じで切ってるんだから邪魔しないでよ。それと……胸を押し付けるの、やめてくれない?」
「当ててますのよ。ほら、手を添えてあげますから続けなさいな」


たまらぬアスナであった。

37-359

37-359 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/09/05(火) 09:49:52 ID:???
難題

チャオ「う~ん。分からないネ」
ハルナ「やっほーちゃおりーん!」
チャオ「キャー!いきなり抱きつくのはやめてヨ」
ハルナ「う~ん。このぷにぷにほっぺた最高~」
チャオ「頬ずりもやめてヨ…」

ハルナ「ごめんごめん。で、何してるの?」
チャオ「小学校の問題が分からないネ」
ハルナ「えー!クラス一の天才のチャオが小学校の問題が分からない!?」
チャオ「ためしにやってみるカ?たぶん無理ヨ」
ハルナ「何言ってんの。たかが小学校の問題でしょ」

『過疎化における小学校の問題。相次ぐ廃校、どうなる今後の教育』

チャオ「一緒に考えてネ」
ハルナ「…」

37-370

37-370 名前:真名ちゃんもっこり日記103[sage] 投稿日:2006/09/05(火) 21:02:31 ID:???
真名ちゃんもっこり日記103

今日は3-Aの面々と一緒に南の島にいる。
何故かって?アニメ、春のオープニング撮影だ。
エヴァンジェリンも5秒に1回のアレをされているので意気揚々としている。
さて、撮影は空中からみんなでスカイダイビングをしながら撮影をするという極めて無茶な設定だ。
先に下りるカメラさんには本当に頭が下がる。
まずは飛行機で上空に上がってから降下だ、特撮一切ナシ!

当然だが飛行機はいいんちょがチャーターしたものだ、優に100人は乗れる自家用の飛行機らしい。
「それでは後5分ほどで離陸しますのでシートベルトを着用してください」
いいんちょにそう言われたためベルトをした。隣のアキラは不安そうな顔をしている。
「飛行機は初めてか?」
「うん」
安心しろ、私がついている。ちゃっかりとアキラの手を握っておく、アキラの手の温もりが…ハァハァ。
「夕映…怖いよー」
「安心するです。私が居ます」
反対側の席にいる怖がりの宮崎も綾瀬がいるから大丈夫だろう。
「それでは離陸ですわ」
おっ、離陸か。
…?綾瀬どうした。顔色が悪いぞ。
「ハァ…ハァ…!…お、おじい様~~~~~~…私はまだ死にたくないですー」
えぇぇーーー!宮崎より怖がってるー!?

とか言ってるうちに離陸だ。
「メインブースター起動!!」
「よし今だ!飛べ!飛べーーーーー!」
今度は鳴滝姉妹か!叫ばんでも勝手に飛ぶし…
「とんでもないGが掛かってるです艦長ー!」
37-371 名前:真名ちゃんもっこり日記103[sage] 投稿日:2006/09/05(火) 21:03:05 ID:???
「ちょこざいな。これくらいなんとでもなるぞー!」
この飛行機は大気圏まで行かないっつーの、何ごっこのつもりだ?

「~~~~~~~」
…今度は楓か。何をうなっているんだ?
「飛~飛~飛~飛~飛~飛~飛~飛~飛~飛んでよし!」
念じなくたって飛ぶものは飛ぶんだYO!
何なんだこいつら、そんなに飛行機が嫌いなのか!?

37-377

37-377 名前:むか~し、むかし お殿様と家来[sage] 投稿日:2006/09/06(水) 00:34:10 ID:???
むか~し、むかし お殿様と家来


むか~し、むかし。あるところにお殿様と家来が居ました

それは冬の寒いある日の時、庭に咲いている椿が綺麗だったので庭に出てみようと思いました
しかし庭に出ようとしましたが、いつも置いてあるはずの草履がありません
アキラ 「草履はどこ?」
きょろきょろと辺りを見回すお殿様、すると家来がすっとやってきて服の胸のあたりを開くとそこから草履を出したのです
円 「アキラさん。はい、草履。暖かいから」
アキラ 「そ、そこまでしなくても・・・」
円 「足が冷たくなったら・・・私悲しいから・・・」

それは突然の雨が降ったときでした。急な雨だったので、傘の持ち合わせがなかったのです
アキラ 「傘・・・ないのかな?」
すると家来が自分の服を脱いで、お殿様にかぶせました
円 「これをかぶってて」
アキラ 「そんなことしたら円さんが濡れちゃうよ」
円 「濡れてもいいの。ううん、アキラさんの為に濡れたいの。それにもうこんなに濡れてるから」

それはある寒い夜のことでした。お殿様は少し震えながら寝所に入ります
アキラ 「お布団・・・寒いのかな」
すると、お布団の中には家来が入っていてこう言ったのです
円 「お布団温めておいたよ。寒くないからさ」
アキラ 「あの・・・あの・・・」
円 「眠るまで一緒にいてあげる。さあ、来て・・・」
アキラ 「やぁん、そんな・・・ダメぇ・・」

こうしてお殿様は暖かく暮らすことが出来たのです

37-381

37-381 名前:Dr.アコー診療所3rd・8[sage] 投稿日:2006/09/06(水) 06:51:25 ID:???
Dr.アコー診療所3rd・8

1/4

 麻帆良学園中等部の保健室。そこにはちょっと性癖に難のあるドクターがいました。
 次第に秋の足音が近付いて来ましたね。作者も含めて夏バテ気味だった方々もいよいよ復活です。
「あれっ、誰か来とったん?」
 保健室に戻った亜子先生。二ノ宮先生のデスクにあった二つのカップに視線を注ぎます。
「ん、まあな。さっきまでちょっとすました子猫が居たんだ」
 ごく普通に、二ノ宮先生はさらりと言い放ちました。亜子先生も特に追及はしません。何故なら……、
「―――でさあ、美空なんてずっとクラウンドだから日焼け止めが大変だったらしいよ」
「私もゆーなも室内競技だから日焼けの心配もないもんね~♪ アキラのトコも室内プールだし」
「……うん」
 裕奈さんにまき絵さん、そしてアキラさんが楽しくおしゃべりしながら保健室にぞろぞろやって来ました。
今日は久しぶりに仲良し四人組が保健室に顔を揃えたのです。すぐさま亜子先生も話の輪に加わります。
「けど、夏休みもあっちゅー間に終わってもーたなあ……。みんなは夏の思い出とかあるん?」
「結局なーんも無かったなあ。部活して、いつも通り亜子にツッコミ入れてただけ。
やってる事は普段とあんま代わり無かった気がするなあ」
 亜子先生の問いに、裕奈さんは苦笑交じりに答えます。
「私たち運動部は休みの間でも忙しかったからねー」
「ま、その分上達しただろう。みっちりしごいてやったからな」
 まき絵さんが同意すると、二ノ宮先生はにやりと笑いながら横槍を入れます。
「アキラは自己ベスト更新したんやったな?」
「うん……。部活の方も成果が出たし、真名ともいっぱいデート出来た……」
 亜子先生に話を振られたアキラさん。胸に手を当て、しみじみと思い出に浸っています。しかし、
「そーいや、今日たつみーは?」
 裕奈さんの問いに、アキラさんはちょっぴり拗ねたような表情を覗かせます。
それだけで皆さん何があったのか理解してしまいました。
「大方、ひと夏の経験の後始末といったところか。しょうがないな龍宮は……」
 二ノ宮先生はあさっての方を向きながら呟くのでした。
37-382 名前:Dr.アコー診療所3rd・8[sage] 投稿日:2006/09/06(水) 06:52:04 ID:???
2/4

「結局、ウチらはなーんも変わってへんなあ。いつも通りまったり過ごしてただけやね」
 にこにこと亜子先生が言うと、アキラさんもようやく表情を緩ませ、微かに笑うのでした。
つられてみんなも笑います。
「しかし明石、お前は少し変わったのではないか?」
「へっ?」
 唐突な二ノ宮先生の指摘に、思わず裕奈さんは素っ頓狂な声を上げます。
「しらばっくれても無駄だ。変わったのだろう? サイズが、な」
「な、何のことかにゃー?」
 にやにやと不敵な笑みを湛えた二ノ宮先生が尋ねると、ようやく意図を理解した裕奈さんは
やや赤くなりながらとぼけるばかりです。二ノ宮先生の視線に合わせるように、
まき絵さんとアキラさんも裕奈さんのある一点を観察しました。そして、
「えへへ。まき絵には悪いんやけど、ゆーなのたゆんはウチの手でおっきくしといたで!」
「わああっ!? バラさなくていいって!!」
 亜子先生に暴露され、裕奈さんは真っ赤になってしまいました。これにはまき絵さんもアキラさんも
苦笑しています。どうして裕奈さんの胸が成長したのか。答えは言わずもがなですから。
「まき絵ももっともっと超さんにたゆたゆしてもらうんやで。こないな風に……」
「調子に乗らないっ!」
 すぱーん!
 そのまま裕奈さんにたゆんたゆんしようとした亜子先生でしたが、例によってスリッパの一撃を
まともに被弾してしまうのでした。
「ううっ、私もゆーなみたく成長したいのにぃ……」
 やはりというか何といいますか、まき絵さんは自分のひんぬーに手を当てずーんと落ち込みます。
「え、えっとその……、胸が大きくても邪魔なだけだから。まき絵はそのままでもカワイイよ……?」
 アキラさんはおろおろしながらまき絵さんを慰めます。いまいちフォローになってない気もしますが……。
「そーいや、あたしだけじゃなくていいんちょもおっきくなったよね?」
 ぽつり、と裕奈さんが呟きました。
「お、ええトコに目え付けたやん。いいんちょは成乳期真っ盛りやもんなあ」
 たわわに実ったあやかさんの胸を思い返しながら、亜子先生もうんうん頷いています。が、しかし……、
37-383 名前:Dr.アコー診療所3rd・8[sage] 投稿日:2006/09/06(水) 06:52:42 ID:???
3/4

「亜子……。あたしの知らない内にいいんちょまで毒牙に掛けたんじゃないでしょうね?」
 裕奈さん以下、皆さんの視線が亜子先生に注がれます。
「べ、別にウチのせいやあらへんよっ! ウチはほんの4、5回しかたゆたゆしてへんし……」
「正直でよろしい」
 すぱーん!
 今度はお仕置きのスリッパが炸裂しました。
「ま、その程度じゃ大きくならない、か。やっぱ人によって違うんだよね……」
「ゆーな、その、今は……」
 裕奈さんの独り言に、慌ててアキラさんは注意を促しました。見れば、まき絵さんは今にもにょろーんと
言い出しかねないくらいに落ち込んでいます。裕奈さんは頬を掻きながらまき絵さんの肩に手を掛けました。
「大丈夫だって。ちゃおりんがその内なんとかしてくれるって!」
「せやせや。たゆリストをなめたらアカンよー?」
「そう、だよね……!」
 まき絵さんはようやく顔を上げました。そして、
「私、ちゃおりんのトコへ行って来るっ!!」
 と、元気一杯に保健室を飛び出したのです。この、気持ちの切り替えの早さがまき絵さんのいい所ですね。
やれやれ、とばかりに一同は一安心するのでした。
「―――さて、今日はもう患者は来ないだろう。私が残っててやるから、亜子先生は上がっていいよ」
 時刻は午後五時を過ぎたばかりです。二ノ宮先生は書類を纏めながら超えを掛けました。
「ええのん? せやったらお言葉に甘えさせてもらうわ!」
「ああ。それじゃお疲れさん」
 そう言って二ノ宮先生はデスクワークを再開します。こうして亜子先生と二人のナースは
一足先に上がる事にしました。珍しく今日は平和な一日でしたね。
37-384 名前:Dr.アコー診療所3rd・8[sage] 投稿日:2006/09/06(水) 06:53:23 ID:???
4/4

「けどさ、珍しいね。二ノ宮先生が居残りなんて……」
「案外、誰かと待ち合わせしてたりして」
 廊下を歩きながらアキラさんと裕奈さんはそんな事を言っています。と、そこへあやかさんがやって来ました。
「いいんちょ、保健室に用なん?」
「え、ええ。ちょっと……」
 亜子先生に声を掛けられたあやかさん。言葉を濁しつつ一同とすれ違うと、そのまま保健室に入って行きました。
思わず三人は顔を見合わせます。

「なんでいいんちょがにのみーのトコに?」
「そーいやセンセ、さっきすました子猫がどうとかゆーとったよーな……」
「まさか……」

 ある結論に辿り付き、三人は同時に息を飲み、保健室を見つめたまま硬直してしまいました。
 ひと夏の体験。それが続くケースも決して珍しくないのです―――

(めがっさ更新遅れてごめんなさい、と土下座しながらつづく)

37-390

37-390 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/09/06(水) 16:25:44 ID:???
「うぅ、夏が終わった矢先に風邪をひいてしまうとは…」
「マスター、何か栄養のあるものをお作り致しましょうか」
「頼む…っくしぇい!!」
「了解しました(ニヤリ)」


─数十分後

「お待たせしましたマスター」
「っくちぇい!!ああご苦労…………何だこれは?」
「見ての通りサバの味噌煮ですが」
「風邪をひいているのにこんなクドい物が食えるか!しかも何故ネギやニンニクがてんこ盛りなんだ!!」
「サバには栄養が沢山含まれていますし、それに風邪にはネギが一番です。ゴチャゴチャ言わないで黙って食いやがってください」
「うぅ…ナギぃ…早く迎えに来てくれぇ……」



ゴメン、吊ってくるorz

37-391

37-391 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/09/06(水) 17:24:08 ID:???
雪が積もった坂にいる鶴

この日、明日菜があやかの部屋に遊びに来ていた。

千鶴「明日菜さん、あまりあやかを困らせないでくださいね」
明日菜「あ、いえ、そんなに困らせてなんて…逆にこっちが困って…ムグッ
あやか「おほほほほほほ」
千鶴「?」

ピンポーン
「那波千鶴さん宛てに宅配便でーす」
千鶴「あら、私?えーと印鑑は…」
明日菜「ここですよね」
千鶴「…正解だけど」
あやか「明日菜さん、私のカップ取っていただけます?」
明日菜「はいはい、えーとカップは食器棚の3段目…」
千鶴「…」
(どうして私よりも私たちの部屋のことを知っているの…?)
千鶴「それじゃあ私、天文部の部活に行って来るわね」
あやか「いってらっしゃい千鶴さん」
明日菜「遅くまでいていいよー」
千鶴「!…明日菜さん、ちょっと」
明日菜「?」
千鶴「一応聞いておきますけど、あやかとはどこまで進んでいるのかしら?」
明日菜「えーと……Ωくらいまで…ガバッ
あやか「おほほほほほほほほ」

千鶴の疑惑は募るばかりであった。

37-392

37-392 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/09/06(水) 18:30:48 ID:???
――雨が好き 彼女の傘に入れてもらえるから。

――雨が好き 雨に濡れた私を彼女が優しく拭いてくれるから。

――雨が好き 一日中彼女と部屋に居れるから。

――雨が好き 彼女の名前も“雨”だから。

「なに書いてんだ、ザジ?」
「…なんでもないよ。」ニコッ

―千雨が好き だから私は本当の笑みを見せる。心からの笑みを…。

おわり

37-396

37-396 名前:夕映 麻帆良四方山話[sage] 投稿日:2006/09/06(水) 21:08:29 ID:???
夕映 麻帆良四方山話


夕映 「麻帆良の世界は不思議がいっぱいです。今日はその不思議の一つをお話しするです」

”トイレの悪夢”

これは麻帆良のトイレで起こる悪夢のような出来事です

史伽 「ふぅ~おトイレの後は手を洗うです」
こうしてトレイの洗面台で手を洗う少女、ハンカチで手を拭いて髪の乱れが無いか鏡を見ていたときのことでした
史伽 「ふぇっ!?えええっ!?」
なんとトイレの鏡に写る自分の姿に変化が現れたのです
鏡に写る少女がなんと自分に向かってあっかんべーをしているではありませんか
史伽 「きゃぁぁぁぁぁ!!!」
少女はそう叫ぶと、逃げるようにトイレを出て行ったのです
やがて鏡に映った少女は、きしし、と笑うと消えてしまうのでした

葉加瀬 「あれ?誰かここに置いておいた映った対象が動き出すモンタージュ鏡知らないですか?」
古 「スマナイアル。トイレの鏡を割ってしまったので代わりに置いてしまったアル・・・」
葉加瀬 「まあ、別にいいですけれどね~」
古 「高いものだたアルか?」
葉加瀬 「気にしなくてもいいですよ。そうだ、このアロエ入りのトイレットペーパーを試してみませんか?」
古 「アロエ入り?お肌つやつやアルか?」
葉加瀬 「またトイレにでも置いておいてください。みんなに使って貰って感想が聞きたいですね」

葉加瀬 「あれ?アロエ入りのペーパーがここにあってわさび入りのペーパーがないって事は・・・」

そして今日もトイレから誰かの悲鳴が聞こえてくるです
ハルナ 「あ、熱いぃ!!!も、燃えるぅ~!!!ら、らめぇ!!!」

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37-398 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/09/06(水) 22:19:05 ID:???
ニュアンスだけで判断してみよう。


亜子「そんなん言われても困るわ」
ゆーな「(こっちも困った顔で)にゃー」
亜子「そんなにされてもこっちにも都合があるで」
ゆーな「(悲しそうに)にゃー」
亜子「せやから…ゆーながやると困るやろ」
ゆーな「(何とか訴える顔で)にゃー」
亜子「そ、そんなの反則や」
ゆーな「(本当に頼み込むように)にゃー」
亜子「…仕方ないわ、それじゃあ今週の日曜な」
ゆーな「(嬉しそうに)にゃー」
亜子「はー、キャットフードにかつおぶしか。ほんまにゆーなは食費がかさむな」
ゆーな「にゃー」

アキラ「・・・ねぇまき絵、分かる?」
まき絵「・・・全然」

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最終更新:2007年08月02日 00:51