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37-633

37-633 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/09/14(木) 01:35:08 ID:???
味噌個々

美空「ふふ~ん」
ココネ「美空…何しテル?」
美空「んー?教会の人たちのいい所とかを調べたノート書いてんの」
ココネ「暇人」
美空「いいじゃん、ココネもどこが可愛いとか感じやすい場所とか書いてるよ」
ココネ「…余計なお世話」
美空「あっ」
ポロッ
ココネ「!!」
ササッ
美空「はーい、残念でしたー。見たかったんでしょ」
ココネ「……取ってあげようと思ったダケ…」プルプル

37-638

37-638 名前:リクカプ劇場[sage:リクカプ募集中] 投稿日:2006/09/14(木) 22:14:06 ID:???
リクカプ劇場
龍宮×亜子編:和泉先生の恋愛お悩み相談室

パリッと利いた白衣に身を包み、恋のアドバイザーである和泉亜子は
今日も恋の迷いを抱える子羊を救うのである。

「いらっしゃい、悩みはなんやろか?」
本日の患者、麻帆良学園3-A 出席番号18番、龍宮真名
流石の真名も恋の悩みということで、いつものクールさはない。
「えーと、その、ポニーテールの髪型でちょっと無口だけど動物好きで照れる顔がとても、
 本当にすごくすごくすごく可愛いと思う同級生の娘なんだけど…」
「アキラやな」
速球で言い当てる亜子、流石は恋のアドバイザー。
「な、何故分かった!?」
「そんなん具体的すぎやわその人物像」
はっきりと答えられ少ししどろもどろの真名だが仕方なくそうですと答えた。
「それで、アキラがどなんした?」
少し黙ると真名は口を開いた。
「……可愛いんです」
「えゅ?」
「だから…すごく可愛いんです」
亜子は何か虚しさを通り越して呆れていた。
「すごく可愛いんです。笑っても怒っていても泣いても走っても歩いてもメシ食ってても私と一緒に居るときも
 部活をしているときも何もかもが可愛いんです…先生、どうすればいいんでしょうか!」

「知らんわボケ」
いとも簡単に部屋から締め出す亜子。真名は諦めきれずにドアを叩く。
「和泉ー聞いてくれー。本当に可愛くて困ってるんだー」
和泉先生の恋愛お悩み相談室。マトモな相談者募集中。

37-640

37-640 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/09/14(木) 23:07:22 ID:???
ここはバーボンハウス、いつも覆面をかぶっていて
顔を見せてくれないマスターがいる店。
今日は、あの雪広財閥のご令嬢、あやかさんが来店しました。
「やあ、今日は何にするかい?」
マスターの声は男とも、女とも似つかない中性的な美しい声で注文を取ります。
「そうですわね・・・アスナさんでお願いします。」
あやかさんは大人の雰囲気を醸し出していました。
酔っているようにも見えますが、ここはお酒を出すところではありません。
この真帆良学園生徒達の裏の顔を見ることができるお店なのです。
マスターは大げさに腕を広げると語りだしました。
「アスナさんは実は人一倍寂しがりやで、常に誰かの傍らに
いないとどこか不安になってしまうのです。
ネギ先生やあやかさんとよく喧嘩しますが、あれは一種の照れ隠し。
本当はずっといてもらいたいのです。誰も傍らにいないとき、
アスナさんはどうしても我慢できなくなって、ついには泣いてしまうのです。
とても純粋で、とても寂しがりやなのがアスナさんなのです。
アスナさんに寂しい思いをさせないことができるのはあやかさん、貴女なんですよ。」
マスターは語り終えるとやや強めにネックレスを握りしめました。
あやかさんはすっかりテンションが上がってしまいいつぞやの龍宮さんのように
札束をカウンターに放り投げて行ってしまいました。
ここは生徒の裏の顔が見れるバーボン・ハウス。貴方も一度ご来店になられ
たらどうですか?

美空「ステルスで大もうけなんだけどさ、私個人そのものが消滅して
バーボン・ハウスのマスターという存在にしかなってないような気がするんだけど・・・
まぁいいか、お金さえあれば。」

37-643

37-643 名前:『コスプレさよ』(7)[sage] 投稿日:2006/09/15(金) 00:22:19 ID:???
朝倉「さて、ちうちゃんに閉め出された訳ですが……」
さよ「単純に朝倉さんが悪いと思いますけど」
超「とにかく、新しい衣装を用意するネ」
朝倉「……(私の服は?)」
さよ「そ……そうですね。折角の機械ですし」
朝倉「……(ダジャレ?)」

超「というわけで、着物を用意してみたネ。大人っぽく化粧もするヨ」
さよ「うわー! 髪飾りまで」
朝倉「(それ、私の着物なんだけどなぁ)……パシャ(シャッター音)」

超「そして、&quotでこぴんロケットのステージ衣装レプリカ&quotヨ!」
朝倉「(それ、私の変装用なんだけどなぁ)……パシャ」

超「そろそろ服がなくなってきたネ」
朝倉「……(私の衣装棚も空っぽだぁ)」
超「次は髪型を変える作戦ネ」
さよ「はい!」
朝倉「(あれ? さよちゃんって髪型が変わると誰だか分からなくね?)……パシャ」

【つづく】

37-646

37-646 名前:五月 くいもん屋[sage] 投稿日:2006/09/15(金) 04:13:25 ID:???
五月 くいもん屋


疲れたとき、癒しを求めるのは当然のこと
私は、そんな人たちを癒してあげたくてここに立ちます
私は五月、人を癒す、くいもん屋のおかみさん


五月 どうしたんですか?龍宮さん
何処か影のある私のクラスメイト、龍宮さん。いつもはそんな影の中にも何処か強さが見え隠れしていたのですが・・・
真名 「ちょっと・・・な」
五月 アキラさんのことですね
真名 「な、何故それを!?」
五月 ちょっと前にアキラさんが来て愚痴ってましたよ。また真名が他の子に手を出したって
真名 「はは・・・実はそのお詫びにとお弁当を作って渡してみたんだ。そして”この後は私も食べてみないか?”って言ってみたんだ」
五月 どうでした?
真名 「”いらない”って言われた。もう・・・それが悲しくて」
五月 ふふっ
真名 「そうだよな、私は笑われるのがお似合いだな」
五月 ご免なさい。でもアキラさん、ここに来て何をしていたと思います?お弁当を作っていたんですよ
真名 「な、なに!?」

私は一息置くと、龍宮さんの前に小さなお弁当を置きました。ピンクの包みの可愛いお弁当です
真名 「あ、アキラがこれを?」
五月 そうです。龍宮さんにって
真名 「うはぁ!!!アキラすまな・・・」
龍宮さんは喜んでそのお弁当を開けました。すると中には・・・
五月 エビのオクラ和え・・・ですね

真名 「うわぁぁぁぁん!!!!」

37-649

37-649 名前:或る漢の生き様[sage] 投稿日:2006/09/15(金) 08:17:18 ID:???
 学園全体イベント。今ここに、一人の英雄が誕生した―――

 瞬時に装備・衣服を消滅させる、恐怖の光線。
 だが、彼は怯む事無く走った。
 身を挺し、生徒の窮地を救った。
 幾度も光線に身を灼かれながら―――

 それでも、
 それでも彼は笑っていた。光の中で、眩しいばかりの笑顔で―――

 皆、その意気に答え、奮闘した。
 彼の後に続き、傀儡の群れに立ち向かっていった。

 そして―――
 いつの間にか敵の姿は見えなくなっていた。
 そう、守り抜いたのだ―――!

 生徒達の歓喜の声に包まれ、彼は満足そうに息を吐いた。
 きらり、と白い歯が零れる。やり遂げた男の笑顔であった。
 残された衣服は、ネクタイと赤フンのみ。
 ふわり、と誇らしげに揺れている。
 誰かが彼の手を取った。殊勲の英雄を胴上げで称えるのだ。
 うむ、と小さく頷き、彼は空に舞った。
 今日一番の、最高の笑顔で―――



 たまらぬ新田であった。

(おしまい)

37-653

37-653 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/09/15(金) 11:45:00 ID:???
金持ちvsケチケチ精神

ゆーな「にゃー」
アキラ「どうしたのゆーな」
亜子「アキラっていつも化粧薄いなーって言うとんや」
アキラ「私は水泳部だからね、いつでも薄化粧なんだよ」
まき絵「やっぱり女の子なんだから身だしなみはしないとね」
あやか「そこは私にお任せください」

アキラ「…何か恥ずかしいね」
まき絵「そんなことないよ。アキラ綺麗」
ゆーな「にゃー」
亜子「そうやな、唇とかプルンプルンやん」
あやか「そうやって魅せる口紅ですから、一本3000円ですが」
亜子「口紅一本3000円!」
ゆーな「にゃー」
まき絵「すごいねー」

亜子「さっちゃん!頼みがあるわ」
五月 なんでしょうか?

亜子「いいんちょ!」
あやか「はい…あら、亜子さんあなたも唇がプルンプルンに見えますよ」
亜子「一本3000円も出す必要なんかない」
アキラ「…心なしか唇が少し大きくなってない?」
亜子「そりゃそうや、そんなんより一本180円のラー油で十分や(泣)」
ゆーな「にゃー」
まき絵「唇どんどんたらこに腫れてきてるよ亜子…」
いいんちょ「そこまでやる精神は流石ですわ…」

おしまひ

37-657

37-657 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/09/15(金) 17:19:57 ID:???
コスプレイ

千雨「ふぅ…いい湯だった。従業員が女将一人の古びた旅館だけど悪くないな」
スッ
ザジ「失礼します。このようなものしか用意できてませんが」
千雨「よし!」
ガバッ
勢いよくザジを押し倒す千雨。
ザジ「あぁ!いけません」
千雨「何を今更、布団を二つも用意したのは女将さん、あんただろ」
ザジ「でも…」
千雨「悪ぃな。もう我慢できねぇ」
徐々に浴衣を脱がしていく千雨。
ザジ「…あっ……」
千雨「女将さんなかなかいい体してるな、私好みだ」
千雨も浴衣を脱いでいつでもOKという姿勢に入った。
ザジ「あ…あーっ!」


ザジ「ねぇ千雨、次何にする?」
千雨「んー?女将に先生と生徒、医者に社長と秘書もやったしな」
ザジ「じゃあこれ」
千雨「よし、明日は雪山ロッジという設定だ」
ザジ「その時は私が暖める役だからね」
千雨「勘弁してくれよ、お前がそのポジションだと私の腰がもたねぇよ」

37-666

37-666 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/09/15(金) 22:34:50 ID:???
宿題頑張れ

はいどーも、春日美空でっす。
もう9月に入って二学期が始まった学生さんたちも多いでしょうが、みんな宿題は終わったかなー?
え、私?
やだなーもう、何言ってんのさー!
・・・終わってるわけないじゃないですか。

「も~~~駄目・・・・・・もうギブ、勘弁して~・・・・・・」

「ダメ、終わるまで頑張る」

「そんなぁ~・・・・・・」

もう何度目か数えるのもやめたやり取りをまた繰り返す。
だってもうかれこれ5時間くらい机に向かいっぱなしなんだもん・・・ホントキツイ。

「ねーココネー、私もう大分頑張ったよ? そろそろ休ませてくれてもいいんじゃない?」

「・・・シスターシャークティが、『全部終わるまで絶対に休ませるな』って」

「うぐぅ・・・・・・・」

鬼だ・・・・・・あの人はシスターの皮をかぶった鬼ですよ・・・・・・
くそう、こうなればココネを買収するしか!
ふふふ、所詮は子供、お菓子やお小遣いをちらつかせればチョロイもんよ・・・・・・(まねしてはいけません)

「ねぇねぇココネ、ちょっとお菓子でも買ってきてくんないかなぁ? 何でも自分の好きなの買ってきていいからさぁ~」

「・・・その手には乗らない」

ぬぐ、生意気な。
37-667 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/09/15(金) 22:36:40 ID:???
「・・・な~んのことかなぁ~? それよりほら、頼むよ~お小遣いもあげるからさぁ」
「シスターシャークティから『買収されなければミソラが言った額よりたくさんお小遣いをあげましょう』って言われてるから」
なんて用意周到なんですかシスターシャークティ。
私はそこまで信用がないんですか?
・・・・・・ないんだろうなぁ。
「・・・私に変なちょっかいかける余裕があるなら、集中して宿題終わらせればいいのに」
うっわ、何その正論!
正論だけで世の中が回ってるわけじゃないんだよ!?
だからそれを知ってる私はココネより大人! イェーイ!
・・・くだらなすぎる、自分でも。
「わかりましたよ~宿題終わらせればいいんでしょ終わらせれば~」
「・・・それでいい」
と、口では言いつつも机の上にあごを乗せてちと休憩。
ココネはそれを特に注意したりもしてこない。
多分言っても無駄なのがわかってるんだろうね。
・・・あれー、それってむしろダメじゃない?
まぁいっか。
とかなんとか考えながらだらけていると、急にココネが席を立って部屋を出て行こうとした。
「あれ? ココネどこ行くの?」
あんまり突然だったので、私がその不自然さに気付いてココネに声をかけたときには、ココネはドアに手をかけていた。
私に呼ばれて立ち止まりはしたものの、別段気に留める様子もなく、
「・・・ちょっと、お台所借りるだけ」
といって、さっさと出てってしまった。
台所って・・・何するのかなぁ、飲み物でも取ってきてくれないかなー、無理か。
まぁココネがいなくなった今ならいくらでもサボり放題なんだけど。
でもそんな余裕ぶっこいてると突然戻ってきたりするのがココネクォリティだから油断はできない。
「・・・しゃーない、やりますか、宿題」
まぁ、ぶっちゃけやらないと私の単位がヤバイことになるわけだしね、うん。
逃げててもどうにもなんないってことはわかってたよ、ええ。
・・・・わかってたよ!? イヤホントホント!
まぁそんな感じのひとりボケ突っ込みを脳内で繰り広げつつ、私は宿題に(今度こそ真面目に)取り掛かった。
37-668 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/09/15(金) 22:39:00 ID:???
のだが。
「・・・ダメだぁぁぁぁ・・・・・終わらない・・・・・・お願い助けて神様ーっ・・・・・・」
ハイ、普段真面目に授業聞いてない罰が今おもっきり当たってます。
やる気あっても解けなきゃ進まないのよね宿題って。
そして宿題が解けないのは私が普段の授業を大体いいお昼寝タイムにさせてもらってるからで。
・・・いやだって、ちゃんと睡眠とらないとお肌に悪いんだよ!?
私だって華の女子中学生――――来年には高校生だ、多分――――ですからね、美容にだってちゃーんと気を配ってるわけですよ!
・・・美容の前に成績に気を配るべきでした、猛省します。
「ううう・・・ホント誰か助けて、手伝って・・・ああていうかおなか空いた・・・ご飯ご飯ご飯・・・・・・・」
そーおーだー、私そういえばかれこれ6時間くらい飲食してないんじゃない?
たしかお昼ごはん食べてすぐこれに引っ張られたからー、あーもっと長いこと何もおなかに入れてないやーアハハ。
自分でもなんか怖い感じになってきましたよセンセー。
でも正直ホント空腹で意識飛びそう・・・アレ飛んだら宿題できなかった言い訳できる? わーいそりゃいいやー・・・
なんて、正真正銘の末期思考に入りかけた、そのとき。
ことん。
「・・・・ほへ?」
私の目の前に、突然。
形の不ぞろいなおにぎりが載った皿が置かれた。
普段あんまり料理しない私が言うのもなんだけど・・・努力のあとがよーくわかりますね、コレは。
大きさがバラバラだったり形が丸だったり三角だったりごちゃごちゃなのは当然として、具がはみ出てたりのりが変なくっつきかたしてたり。
でも、頑張ったって気持ちだけはしっかり伝わってくる、そんな出来。
そして、今この場でそんな頑張りを見せてくれるような人間といえば。
「・・・・・・・」
この、私の目の前でむすっとしてる、ココネ嬢しかいないわけでして。
・・・ってか、もしかしてこの部屋出てからずっとおにぎりと格闘してた?
「・・・・・・別に」
37-669 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/09/15(金) 22:40:37 ID:???
してたのね。
しかもよくよく見るとなんか手ボロボロだし。
「――――ほら、手見せて」
「あっ・・・・・」
机の上に乗っかっていた手をひょいと引っ張り、てのひらを見る。
こりゃ酷い、小さい手のあちこちがなんか腫れてるような感じだ。
多分熱いご飯をそのままてのひらにのっけて握ったんだろうなぁ・・・熱かったでしょうに。
とりあえず流水で冷やしたりはしたみたいだけど、多分もうちょっとちゃんと冷やしたほうがいい。
「ちょっと待ってて、氷取ってくるから」
私がそういって立ち上がっても、文句は言わない。
なんか調子狂うなぁ・・・・・・ていうかどういう風の吹き回しだったんだろ、おにぎり。
そんなことを考えながら冷蔵庫から氷を取り出し、水を入れたビニール袋2つに突っ込んで、部屋に戻る。
ドアを開け、何気なく中を覗き――――ドアを閉める。
アレ、ナンカオカシイデスヨ?
えーっと気を取り直して、ドアを開けて、ちょっと中を覗いて・・・やっぱ閉める。
いや何やってんだって、雰囲気が。
おそらくはココネが発信源であろうおどろおどろしい雰囲気が満ち満ちてるのよ!
えーっと私なんかまずいことしたっけ?
あ、宿題の進行以外で、あの子それはいつものことってわかってるから。
・・・だからそれじゃダメなんだって私。
とか言ってる場合じゃない、なんかドア越しにまで謎のオーラが。
こ、これはもう覚悟を決めるしか・・・南無三!
あ、私一応キリスト教徒なのに・・・・・・まぁいっかこの際。
そんでもってドアを開けた私が見たもの、それは。
「・・・・ひぐっ・・・・うっ・・・えぐ・・・・うぅ・・・・・・」
あの、ココネが、泣いてる現場。
ちょ、ちょちょちょ、ちょい待ちちょい待ち!
なんで? なんでまたあの子が泣いちゃったりなんかしちゃってるの?
普段からほとんど泣くどころか喜怒哀楽どれかに偏ることなんてほとんどないココネが!
さ、さすがにコレは私も慌てるって・・・一体何事よ!?
37-670 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/09/15(金) 22:43:24 ID:???
「ちょ、ココネどうしたの!? 手痛いの? それともどっか別んとこ?!」
すぐさまココネの隣に駆け寄って色々聞いてみるものの、返事はない。
ココネはただひたすら泣いてるだけ。
それでも根気よくどこか痛むのかと尋ね続けていると――――
「・・・・・・り」
「り?」
り、りで終わる身体部位ってどこよ。
えー、り、りぃ? ちょっと浮かばないなぁ・・・・どこ?
「・・・えっと、どこが痛いって?」
おずおずと私が尋ねると、ココネは首をふるふると振って――――
「・・・どこも、痛くない」
じゃあなんで泣いてんの。
「・・・・・・おにぎり」
「へっ?」
「おにぎり、食べて、くれ、ない、から・・・・・・」
えーっと?
それでなんでいきなり泣いちゃったのかな、ココネちゃん?
いつもはこんな言い方したら絶対突っ込まれるんだけど、それすらないまま、
「だって・・・ぜんぜん、うまくできてなくて、おいしく、なさそうだから、食べたく、ない、んでしょ?」
・・・・・・あー、まぁ多少わからないでもないかも。
多分、すごくすごーく頑張っておにぎりを作ってくれたんだろう、ココネは。
でも上手くいかなくて、それがどうしても気になってて、それでも私のために持ってきてくれて。
なのに私がココネの怪我(火傷というべきかな)ばっか気にしておにぎりに手つけなかったから、自分でも出来があんまよろしくないと思ってたのと相まって、私が・・・まぁぶっちゃけちゃうとマズそうと思ったと勘違いしちゃったわけですねこの子は。
あーあーもう、なんてゆーかなーこれは。
まぁとりあえず、フォローしてあげないとかわいそうだよね、まだぐずってるし。
「・・・んーなわけないでしょー? ただ、あんたの手が酷かったから先に手当てしとかなきゃと思っただけで、おいしくなさそうなんてこれっぽっちも思ってないんだから」
と、まぁあんまり気を遣わせないように配慮しつつ慰める。
私だってこれくらいの気遣いはできるんですよ・・・ホントだよ?!
37-671 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/09/15(金) 22:44:26 ID:???
「・・・ホント?」
「ホントホント」
私が気配りできるのが、ではないですよもちろん。
おにぎりがおいしくなさそうなんて思ってないのが、です。
いやわかってくれてるよね?
ならいいんだ、大丈夫。
と、そんな場合ではなく。
私がうなずいてみせてやっても、まだココネはなんだかぐずぐずぐずぐず。
やっぱこういうのは論より証拠かな。
その結論に達した私は、皿の上に載せられたおにぎりのうち、一番小さくて具もはみ出していてさらにのりもなんか変な張り付き方をしている――――つまるところ、多分一番失敗の度合いが酷かろうおにぎりを手に取り、一気にほおばる。
「あ・・・・・・」
ずっとうつむいていたココネがぱっと私のほうを見上げて、固唾を呑む――――私だってこんくらいの文学的表現は知っているのだよ。
私はそのおにぎりをもぐもぐと咀嚼してみせ――――具はシャケだった――――ごっくん、と飲み込んで、
「――――うん、おいしいっ!」
ぐっ!と、親指を突き立てる。
いやぶっちゃけマジおいしいんですけど。
塩加減とかご飯のまとまり具合とか、これは正直改心の出来栄えだよココネ、見た目はまぁ・・・アレだけど。
「・・・・・・・ホント? ホントに、おいしい?」
まだ疑いますかこの子はっ!
素直じゃないんだから、たくもう。
「ホントにおいしいってば、ほら食べてみ?」
そういいつつ、残ったおにぎりの中で一番小さい奴をココネの口に放り込んでやる。
「むぐっ」
いきなり口の中にものを放り込まれたココネは、一瞬こっちを睨んだものの、口の中のものを吐き出したりはせず――――そりゃ自分で作ったもんだし――――もごもごと咀嚼して、飲み込んで。
「・・・・・・おいしい」
「わかればよろしい」
にやっと笑いながら、もう一度親指をぐっ!と突き上げる。
なんと珍しいことに、ココネも私の真似して親指を以下省略。
そして私達が残ったおにぎりを仲良く食べ終えたころ、部屋のドアが開いて――――
「――――どうですか美空、宿題は終わりましたか?」
シスターシャークティのその一言を聞いた瞬間。
「「・・・・・・・あ」」
37-672 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/09/15(金) 22:45:16 ID:???
私とココネは、おにぎりの載っていた皿の隣に広がった白い課題を思い出し、一気に青ざめたのだった。
めでたしめでたし。

・・・・どこがっ?!




これで終わりです
長くてスイマセン><;

37-680

37-680 名前:真名ちゃんもっこり日記108[sage] 投稿日:2006/09/16(土) 17:42:41 ID:???
真名ちゃんもっこり日記108

和泉亜子という人物を知っている。
私の同級生であり、私がアキラを愛しているように明石裕奈を恋人としている人物だ。
人物像としては少し自分に自身のない感じで、保険委員のくせに血を見ると失神する。
さらに何が原因か知らないが背中の傷を隠しているそうだ。

まぁそんなのは人それぞれだから問い詰めたりはしない。
要するに和泉は必要以上に大騒ぎをするような人物ではないということだ。
関西弁で喋っている点を除けば……つまり

「うがあああああああああああああああああああああああああああ!!!!何がノーヒットノーランやーーーー!!打線のボケーーーーーーーーーーーーー!!!!!氏ね!!!!!!!!!!!!」

「ゆーな!落ち着いてーーー!!」
「にゃおおおおおん!!」
「真名も見てないで亜子を止めるの手伝って!!」
運動部の面々が必死になって机を担いでテレビの前で大暴れしている和泉を止めている。
あの大人しい和泉がそんなことなんて信じられないが、実際目の前で起こっているのが現状だ…
下手に刺激すると何を仕出かすか分からんしな、阪神ファソは…

落ち着かせるために適当にYAHOOニュースでも見せるか…あ
「ぎゃあああああああああああああああああああああああああ!!目が腐るーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!」
誰かこの阪神ファソを止めてくれ。

37-701

37-701 名前:へべれけさん・21[sage] 投稿日:2006/09/18(月) 07:35:56 ID:???
へべれけさん・21

1/3

 麻帆良学園中等部女子寮。そこには夜な夜な徘徊する酔っ払い女が棲むという……。

「―――これがその酒だ」
 女子寮のロビーにて。二ノ宮先生が持ち込んだ一升瓶を前に、明石さん早乙女さん、そして柿崎さんは
ごくり、と息を呑みました。お値段はそれほど高くない、されど知る人ぞ知る隠れた逸品です。
「いいんですね? マジで飲んじゃっていいんですねっ!!」
 柿崎さん、早くも理性の限界な様子です。
「まあ焦るな。今日はちょっとした趣向を考えてある」
 こほん、と一つ咳払いして、二ノ宮先生は宣言しました。

「季節は秋―――。いわゆる食欲の秋だ。そこで、日本酒に合うおつまみを並べて、皆が納得するような
回答を出した者から一杯振る舞うことにする」

「大喜利方式、ってワケね」
 きらり、と早乙女さんのメガネが光りました。
「既に山田くん役も用意してある」
 二ノ宮先生がパチン、と指を鳴らすと、ぱたぱたとまき絵さんが四人分のグラスを持って来ました。
「てコトは、にのみーが円楽師匠なワケか。どう見てもまき絵はこん平役だけどね」
「うるさいよ、そこ!」
 明石さんのツッコミにまき絵さんはぷくーっ、と頬を膨らませます。
「んなコトどーでもいーから、サッサと始めるよっ!!」
 柿崎さんに促され、こうしてゲームは始まったのです。
37-702 名前:へべれけさん・21[sage] 投稿日:2006/09/18(月) 07:36:35 ID:???
2/3

「はいはーい! 日本酒といえば秋刀魚でしょ! たっぷり脂の乗った身にお醤油垂らして、こう……」
 早乙女さんはジェスチャーを交えて語ります。皆さん、その味を想像し、ごくりと唾を飲みました。
「のっけから王道で来たな。まき絵、一杯やってくれ」
 とくとくとく……、と酒が注がれ、早乙女さんは神妙な面持ちで口に運びました。
「うわ、こりゃ反則だわ。ただでさえ美味い酒が格別に美味しく感じちゃうって!!」
 早乙女さんが目を細めながら感想を告げると、二ノ宮先生はしたり顔で頷きます。
「ま、そういうお遊びだからな。人間の想像力とは大したものだ」
「ああもう! 目の前でそんなに美味しそうに飲まれちゃたまんないって! じゃあさ、
ホタテの干し貝柱なんてどーよ? アレをお猪口に入れといて、熱燗を注いでしばらく待って……」
 柿崎さん、必死になって応戦します。他の皆さんもおおーっ、と歎息を漏らしました。
「むう、流石は柿崎だな。最早、中学生の飲み方ではないが、まあ一杯飲ってくれ」
「キタキタキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!! この一杯の為に生きてきたのよねっ!!」
 歓喜のあまり、ぷるぷると手を震わせながら、柿崎さんは一気に日本酒を喉に滑らせました。そして、
「ぷはあぁぁぁっ!! コレよコレ! 私の求めていたものはコレなのよっ!!」
 豪快に口元を手で拭い、威勢良く語る様はおっさんです。完全におっさんと化してます。
「燗、といえばおでんもいいな。たっぷり出汁を含んだがんもと一緒にくいっ、と……」
 すかさず二ノ宮先生も攻め立てます。皆がうんうん頷いたのを確認し、まき絵さんは一杯差し出しました。
「―――で、明石は飲まないのか?」
 グラスを手にしながら二ノ宮先生が尋ねると、明石さんはこくりと頷きました。
「もーちょいガマンしようかと思ってたけどもう限界! 蟹がやっぱり最強じゃね?
香ばしく焼き上げた足で飲むも良し、蟹味噌で一杯飲った日にはもう……!」
「ああ、その通りだ。悔しいくらいに正解だ。存分に飲んでくれ」
 満を持して放った明石さんの一撃に、二ノ宮先生は無条件降伏の構えです。程無くまき絵さんがお酌をし、
「くう~っ! 待った甲斐があるにゃ~」
 明石さんもまた、たまらぬ様子で表情を緩ませるのでした。
37-703 名前:へべれけさん・21[sage] 投稿日:2006/09/18(月) 07:37:14 ID:???
3/3

 その後も戦いは続きます。焼牡蠣に秋鮭、蛤といった海鮮系に、舞茸、里芋なども飛び交い、
座は多いに盛り上がる一方です。これには酒飲みではないまき絵さんも、
「うう~、さっき食べたばかりなのに、お腹空いちゃったよ~」
 と、呟くのでした。そして、彼女が発した次の一言。これがまさかの一撃になったのです。
「この時間ならさっちゃんトコで何か御馳走してもらおっかな……」

 ぴしっ。

 それまで上機嫌で飲んでいたへべれけさん達の手が止まりました。
「何ということだ……」
 二ノ宮先生、思わず天を仰ぎます。
「最強のおつまみを出すなんて……。まき絵、アンタが今日のMVPよ―――!」
「へっ?」
 まき絵さんが首を傾げる間に、がっしりと両脇を早乙女さんと明石さんに固められてしまいました。
そして、柿崎さんは一杯差し出します。
「こーなったらアンタも飲みなさいっ! そんで、ここから先は皆でさっちゃんのお店に突撃よ!!!」
「えええええっっっ!!!!!」
 そして、悲鳴を上げるまき絵さんのお口に、無理矢理お酒が注がれました―――
「よーし皆の衆! 最強のおつまみと戦いに行くわよっ!!」
「ゆこう」
「ゆこう」
「ゆこう」
「ゆこう」
「きゅうぅぅ……」
 こうして一同はすっかり酔ったまき絵さんを引きずりながらくいもん屋に繰り出していったそうです。
まき絵さんの迂闊な一言から、そういうことになったのでした―――

(おしまい)

37-707

37-707 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/09/18(月) 10:26:54 ID:???
パル「はい、これプレゼント!」
千鶴「あら、ありがとう。でもどうして…?」
パル「やだなぁ!今日は敬老の日だよ?」


ぶすっ!

37-719

37-719 名前:リクカプ劇場[sage] 投稿日:2006/09/18(月) 17:37:58 ID:???
リクカプ劇場
あこゆな編:ぬこゆーな出現コマンド

「亜子にゃー」
「ゆーな」
笑いながら手を繋いで帰る二人。
和泉亜子は思った、恋人の裕奈はかわいい。毎日一緒に行動し愛を交し合っている。
だからこそ不思議に思っていることがある。

・いつもにぼしを持参していること
 別にカルシウム不足というわけでもないがいつも持っていて「にゃにゃにゃー」とか言って食べている。
・朝食はキャットフードの牛乳和え
 コーンフレークのつもりらしいがキャットフードはそんなにおいしいのかは本人に聞かないと分からない。
・時々だが「にゃー」以外の言葉を話さなくなる。
 亜子自身は分かっているらしいが他の人は分からないそうだ。
・影を見るとあるはずのない猫耳がある
 たぶん目の錯覚と思う。
・拇印が肉球
 上記と同じ。
・こいつ→(ttp://am.sega.jp/utop/closeup/meltyblood/sel_neko.jpg)と知り合い。
 ノーコメント
・変なメモ書きを持っている。
 内容は『裕奈にカーソルを合わせて↑↓↑↓→←R1とL2を押しながら○』全く持って意味不明。

「にゃーん」
まるで本当の猫見たいにじゃれる裕奈。
「…そうやったな、余計なことを考えんでええもんな」
裕奈は亜子を愛してくれている。無邪気に笑って亜子の腕を掴んで笑っている。
だから亜子はそれに応えよう、愛はどんな障害も跳ね除けるから……たぶん。

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最終更新:2007年08月02日 00:54