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10-313

10-313 名前:前スレ748[] 投稿日:2005/09/12(月) 19:31:28 ID:NBBHzLrp0
楓の告白
ラブストーリではありません

1/2

それはとても暑い夏の日のことでござった
拙者が夏休みにお里に帰ったときのことでござる

拙者のお里では、お里に帰ったら普段の修行の成果を見せなければいけないのでござる
まぁ、お披露目会、というよりお祭りみたいであるからそんなに堅苦しいものではないのでござるが・・・

皆、一通り披露が終わり食事をしながらまったりとしていた時のこと
里一番の長老が、久しぶりに自分の技を披露すると言い出したのでござる
この長老、若いときの腕は超一流だったのでござるが、今ではすこし痴呆気味なのでござる
まぁ、それでも皆なかなかに盛り上がり、その技を見ることになったのである
拙者は一番前に陣取り、ワクワクしながら待っていたのでござる
最もそれがあんな悲劇になるとは思っていなかったでござるが・・・
10-314 名前:前スレ748[] 投稿日:2005/09/12(月) 19:37:08 ID:NBBHzLrp0
2/2

皆の前で印を組む長老
なにやら気合を入れ大声で叫ぶと、大きな爆発が起こり煙がもくもくと上がったでござる
すると大蛙が現れ、その背中に長老が乗っていたのでござる
皆からいっせいに歓声があがり、拍手が巻き起こったでござるよ

しかし長老同様、この大蛙もすこし痴呆気味になっていることに誰も気がついていなかったのでござる
いきなり大蛙は口を開くと、その長い舌で拙者を巻き取ったのである
あまりのことに皆呆然としていると、大蛙にそのまま拙者は食べられてしまったのでござる

生臭い息、ぬめぬめした口の中、粘りつく舌、今思い出しても気絶しそうでござる
しばらく大蛙にハムハムされた後、拙者はなんとか他のみんなに救助されたのでござる

あれ以来でござるよ、拙者は蛙が大の苦手になったのでござる
あんなおもい、もう嫌でござる・・・

そう言って楓は一粒の涙を流したのであった

10-325

10-325 名前:以下、名無しにかわりましてモナーを取り返します[] 投稿日:2005/09/12(月) 21:44:02 ID:up5ou+4QO
ある日の放課後
木乃香と刹那は街にいた、夕飯の買い出しと護衛いつもの二人である
「せっちゃんこの大根安いなあ」
「私はこちらの方がいいかと」
楽しげな二人の買い物は幼なじみの感じが見える、刹那が京都弁を使えば完璧だ
そんなうちに買い物も終わり帰路に着く二人、ふと木乃香が足を止める
刹那が木乃香の目線を追うと、ある中華料理店の店主を見ていた
フライパン
(´・ω・)
/  つ┫ニニフ
しωJ
と見せかけて剣
(´・ω・)     人
/  つ┫ニニブ(∵)
しωJ
「ぷっ…( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \」「わあ、このちゃん!」
いきなり笑い出した木乃香に刹那が思わず京都弁になる
「ほなかて玉葱相手に一人で…あかんツボや、ツッコミ入れてええ?アハハ」
「(´・ω・`)…」
店主が見ている、それどころか余りの笑いにみんなの注目の的だ
「失礼します!このちゃんいくで」
刹那は木乃香の手を掴んで慌てて逃げ出す、寮までノンストップだった
夜、刹那は心配になり木乃香の部屋を覗く
までもなかった、夕方の話しで一人笑う木乃香と呆れるルームメイト
(このちゃん…('A`))
うなだれる刹那だった

10-327

10-327 名前:前スレ748[] 投稿日:2005/09/12(月) 22:18:49 ID:NBBHzLrp0
保守がわりに投下、新田ものです。変態モノばかりではあんまりなので真面目に作ってみました
設定は勝手につけてあり、かなり無理があります。もう妄想です、でもこうでもしないと新田カワイソス

1/4

麻帆良学園、私はここで教師をしている
最近は教室で教えるより、教室の外での生徒達の指導を中心としている
鬼の新田と呼ばれ、生徒達からは嫌われ、避けられることもある
しかしそれでいいのだ、私がいることで規律が守られるなら、私は十分にその職務を果たしている

几帳面、融通が利かない、すぐに怒鳴る、同僚や後輩の教師達からもそう言われることがある
そんな私の性格、勤務態度は父から受け継いだものだろう
父も麻帆良学園の教師だった
私以上に、かなり厳しく生徒を指導していたらしい
そんな父の生徒の中には、今では政治家や医者、いろいろな世界で活躍している者が多くいる
中でも父同様、教師になったものが数多くいる
私はこれが一番嬉しい、父のようにありたいと思う
父は私の誇りである

父が生前に語ってくれたことがある

私は、多くの生徒を指導しその人生をよい方向に導いてきたと思う
しかし、ただひとつだけ心残りなことがある
ある一人の生徒を救えなかったこと
彼女を救えなかったことを今でも後悔している
10-328 名前:前スレ748[] 投稿日:2005/09/12(月) 22:19:25 ID:NBBHzLrp0
2/4

それはおよそ60年前、第二次世界大戦の終わり頃のことであった
日本本土にも空襲が来るようになり、空襲の恐怖が日本国民を襲った
麻帆良学園もその例外ではなく、教師、生徒たちも皆、その恐怖におびえていた

その日、学園に空襲警報が鳴り響いた
教師は生徒達を急いで防空壕に避難させる
防空壕の扉が閉じらる、皆、体を小さくして爆撃から身を守ろうとする
そして教師達は全員が防空壕にいるかを確認している

防空壕には全員いるはずだった
だが一人いない者がいた

3−1の生徒、相坂さよである

数日前、脚に怪我を負った彼女はうまく移動することができなかった
本来なら周りにいるものが助けたのであろうが、空襲が始まったとき、不幸にも周りに誰もいなかったのである
防空壕の扉の隙間から外が見える
さよがいた
こちらに向かって脚を引きずりながら歩いてきている
校舎からここまでおよそ30m、彼女は精一杯こちらに向かっていた
10-329 名前:前スレ748[] 投稿日:2005/09/12(月) 22:20:23 ID:NBBHzLrp0
3/4

近くで大きな爆発音がした
いよいよ空襲が始まったのである
外は爆風で舞い上がった土煙で何も見えない
父は彼女の名を叫び、防空壕から出ようとした
だが、他の教師達がそれを止めた
今出て行けば父の命も危ない、それだけではなく防空壕にいる者たちの命を危険にさらすことになりかねない
父もそれをわかっていた、どうすることもできないことを
防空壕の中、扉の前で父は彼女の名を叫んだ。空襲が終わるまで叫びつづけた

やがて爆音は遠くに聞こえるようになる
その音が止み、父は防空壕の外に出る
無残な光景だった
木々は爆風でへし折れ、煙をあげている
校舎は半分近くが破壊され、グラウンドには机や椅子の破片が飛び散っていた
あたりには焼け焦げた匂いが立ち込め、黒い煙が視界をさえぎる

父が最後にさよを見たあたり、そこに彼女は倒れていた
10-330 名前:前スレ748[] 投稿日:2005/09/12(月) 22:28:08 ID:NBBHzLrp0
4/4

まるで生きているようだった
どこにも傷ひとつついていない
ただ倒れている、そう思えた
しかし彼女はその人生を終えていた
父は動かなくなった彼女を抱きしめ、肩を震わせて泣いた

彼女が倒れていた場所
今、そこには噴水がある
父は毎月、彼女の命日にあたる日になるとそこに花を供えていた
父が亡くなった今は私が引き継ぎ、少女の冥福を祈っている


また3−A騒がしい、今度は何をしているのだろうか?
いつもながら懲りない連中だと思う
彼女が亡くなったときと同じ年頃の生徒たち
今、彼女がもしあのクラスにいたらどんな風な生徒なのだろうか?
彼女達と一緒に騒いで私にしかられているのだろうか
そんなことを思いながら、私は3−Aに向かう
いつものように扉を開け、彼女達を叱り付けた

「コラ!お前達!また何を騒いでいる!」

10-341

10-341 名前:以下、名無しにかわりましてモナーを取り返します[] 投稿日:2005/09/13(火) 00:30:34 ID:xddwWtvA0
千雨「はぁー腹減ったな。ザジ?」
ザジ「何?」
千雨「何食う?」
ザジ「・・・そうめん」
千雨「微妙なとこだな。まぁ手軽と言えば手軽か」
ザジ「手伝う?」
千雨「いや、いいよ茹でるだけだし」
ザジ「分った」
〜〜数分後〜〜
千雨「よしできた、食うか」
ザジ「この麺つゆ・・・」
千雨「あぁ、ストレートだから水はうすめなくていいはずだよ」
ザジ「酢は?」
千雨「ああちょっとまってろ・・・・あー悪いきれてるわ」
ザジ「じゃぁいいよ」
千雨「今度買っとくよ」
ザジ「覚えてたらでいいよ」
〜〜黙々と食べ進める〜〜
千雨「ふぅ結構美味かったな」
ザジ「片付ける」
千雨「ん、そうか。悪いな」

10-361

10-361 名前:前スレ748[] 投稿日:2005/09/13(火) 15:56:23 ID:HrwdXALk0
1/3

?? 「ほほう・・」
麻帆良祭初日、図書館島にて行われたゲリライベント「麻帆良祭(秘)コスプレコンテスト」
そのイベントを見つけたのは偶然だった
彼女は舞台に立つ優勝者の少女を見つめる
?? 「千雨ちゃんがねぇ・・」

麻帆良祭二日目
美砂 「千雨ちゃん♪ちょっといい?」
普段会話もしないような少女、柿崎美砂が話し掛けてきた
千雨 「何?私は忙しいんだけど・・」
美砂 「そんな冷たいこと言わないでよ、千雨ちゃん。ううん、ちうちゃん♪」
千雨 「!!!」
一瞬で千雨の顔色が変わる
千雨 「て、てめえ、なんでそのことを!!誰に聞いた!!」
慌てて美砂に詰め寄る
美砂 「あら、昨日のイベント出てたじゃない。かわいかったわよ〜♪」
千雨 「み、見てたのか!」
にっこり笑って美砂が頷く
美砂 「もちろん!まさか千雨ちゃんがあのちうだったなんて・・くすっ」
千雨を横目で見て、美砂は意味のある笑いをこぼす
千雨 「ぐっ!で、私に何の用だ!まさかてめぇ・・」
美砂 「あのねぇ、ちょっと手伝って欲しいことがあるんだけど・・」
10-362 名前:前スレ748[] 投稿日:2005/09/13(火) 15:57:47 ID:HrwdXALk0
2/3
千雨 「コスプレをプロデュースして欲しいだと!?」
美砂 「そうなの、ホラーハウス最終日に向けて何かインパクトのあるキャラが欲しかったの、どう?」
千雨は少し考える
千雨 「わ、私がコスプレして出る、ということなのか?」
美砂 「それでもいいんだけど・・今回はネギ君♪」
あごに手を当てて千雨は考え込む
ネギにコスプレさせるのか・・なんで私がそんなことを・・いや、ここで普段の恨みを・・
しばしの沈黙、やがて千雨は口を開く
千雨 「わかった、私の言うとおりにやってくれるなら引き受けてもいい」
美砂は笑顔で千雨の手を取り嬉しそうに言う
美砂 「ホントに、よかった〜!もちろん千雨ちゃんの言うとうりにするよ!」

千雨は少しばかり血が騒いだ

千雨 「で、何か条件みたいなものはあるのか?」
美砂 「ネギ君のかわいらしさをどどーんとアピールできるやつで、あ、ミニスカ風狐娘はもうやっちゃったからね!」
千雨 「ふむ・・」
美砂 「できれば万人受けするやつがいいと思う、でも、お客さんは比較的女の人が多いからそれにあわせてもいいかも・・」
万人受けならキャラ物はあんまりよくない、着ぐるみとかならそれもアリだろうが・・
やはりここはアレで行くか・・
千雨の目が怪しく光る
千雨 「わかった、一時間ほど待ってろ。衣装を用意してやるから」
美砂 「うん、期待してるよ!」
10-363 名前:前スレ748[] 投稿日:2005/09/13(火) 15:58:21 ID:HrwdXALk0
3/3
一時間後
美砂 「・・・マジですか・・」
千雨 「マジだ、ふふ、前はこれで隠れているし、後ろからは尻尾でそう簡単には見えない」
美砂の眼は点になっている
千雨 「あのくらいの年なら見た感じ、男か女かはわかりづらい、それにこの目隠しがあればさらに見分けにくい」
まだ美砂は手に取った衣装を見ながら悩んでいる
千雨 「どうだ、私の言うことは聞くんだろう・・」
美砂 「ほとんど賭けね・・・わかったわ!これでいきましょう!」

麻帆良祭三日目、ホラーハウスは大盛況であった
ホラーハウス前は黒山の人だかりが集まっている、そのほとんどは女性客だ
お立ち台の上に哀れないけにえが立っていた、千雨のコスプレをさせられたネギである
となりの立て札にはこうかかれていた

  妖怪 ネコ耳裸エプロンさん、しっぽと目隠しもあるよ

そばの廊下にはいいんちょが鼻血を出して倒れている。誰も助けない、放置プレイというやつであろうか

やがてこの騒ぎは新田の耳に入ることとなり、ホラーハウスは営業停止処分を受けた

美砂 「うーん、やっぱり間違ったかな・・」
千雨 「何を言っている、お客は集まったし、キャラにはインパクトがあった、完璧なプロデュースじゃないか!」
千雨はニヤニヤ笑っている、ネギへの仕打ちがうまくいき満足なのだろう
美砂は千雨に頼んだことを少しばかり後悔した

10-371

10-371 名前:以下、名無しにかわりましてモナーを取り返します[] 投稿日:2005/09/13(火) 18:03:31 ID:FW8Alkg20
日替わりキャラ×千雨、今回は13番木乃香。設定が設定だから違和感は無視してくれ。

木乃香「うーん、どないしたかな……」
千雨 「……ん?誰だ?」
木乃香「あ、ちうちゃん!」
千雨 「ちうは止めろ!って……何だお前か。変な格好してるから誰かと思ったぞ」
木乃香「白無垢ってゆーて結婚衣装なんよ」
千雨 「……結婚?」
木乃香「あ、心配しとるん?」
千雨 「そ、そんなんじゃねぇ!」
木乃香「心配せんでもウチはそんな気ないえ。おじいちゃんが見合い趣味で無理矢理な」
千雨 「そ、そうか」
木乃香「……そや、ちうちゃんも着てみーへん?」
千雨 「は?それをか?」
木乃香「もちろん。ウチは紋付き着るから」
千雨 「何でだよ。……うわよせ、脱がすな!分かった着る、着るから!」

木乃香「わー、似合っとる♪」
千雨 「何でこんな……」
木乃香「よーし、ほな行こっか」
千雨 「何処にだよ。つーかこの服装で?」
木乃香「その服装やないとダメなんよ」
千雨 「結婚衣装じゃないと?……っておいまさか」
木乃香「大丈夫やよ、おじいちゃんだって祝福してくれるえ」
千雨 「おい引っ張るな!やめろ、まだ心の準備がー!」

10-398

10-398 名前:前スレ748[] 投稿日:2005/09/14(水) 01:56:49 ID:kxWBCbEF0
それは不思議な光景だった

早朝、麻帆良学園の一角にある公園
その広場に一人の少女がいた

広場には柔らかな光が降り注ぎ、あたりは清清しい空気に包まれている
朝露でぬれた芝生がきらきらと朝日で輝いていた

少女がゆっくりと天に向かって手を伸ばす
すると、どこからだろうか小鳥達が飛んできて少女の手にとまった
少女はそのまま顔の高さまで手を下ろし、手にとまった小鳥を見つめる
小鳥が囀りだす、それに答えるように少女がにこやかに微笑む、まるでおはようと言っているようだ
他の小鳥も囀りだした。皆、少女に挨拶している
広場には小鳥の囀りだけが響いていた

しばらくすると広場に近づいてくる足音が聞こえてきた
足音の主が広場に入り、先客の少女に声をかける

アキラ 「おはようザジさん。みんな、いる?」
ザジは頷いて答える
アキラ 「よかった。おはようみんな、今日も元気?」
そう言ってアキラは小鳥達に挨拶する。小鳥達もそれに答え、アキラに近づいてくる
二人のその姿は深い森の中、動物と戯れる妖精のようであった

朝の公園の広場、それは彼女達だけの世界

10-405

10-405 名前:以下、名無しにかわりましてモナーを取り返します[小ネタ] 投稿日:2005/09/14(水) 08:27:13 ID:CuTFmO1UO
夏美達の部屋
夏美「はぁ…」
あやか「どうしましたの?」
夏美「二人共スタイルいいよね、胸とか」
あやか「当然ですわ幼少よりミルクは沢山頂いてますもの、ああネギ先生のミ(略…」
夏美(|ω・`)このショタめ…)
夏美「ちづ姉は?」
千鶴「うーん、私もミルクと言うか牛乳かな背は伸びるし胸も、困ったものよね」
夏美(牛乳の無駄遣い…)

あやか、ちづ姉ファンスマソ

もとねたhttp://www1.gyunyu.com/mb/index.jsp;jsessionid=aU16CLVkhm

10-416

10-416 名前:以下、名無しにかわりましてモナーを取り返します[保守] 投稿日:2005/09/14(水) 14:37:21 ID:CuTFmO1UO
このか「せっちゃん」
せつな「このちゃん」
このか大好きやえ」
せつな「うちもー」
ちゅー


刹那「お嬢様、教室で恥ずかしい人形劇は…」
木乃香「ええやんうちとせっちゃんそのままやん(抱きっ)」
刹那「こ、このちゃん!」
みんな「( ゚д゚)ポカーン」

10-419

10-419 名前:以下、名無しにかわりましてモナーを取り返します[保守] 投稿日:2005/09/14(水) 15:53:08 ID:CuTFmO1UO
ネギ「こんな時言うのもなんだが」
ザジ「何ですか…、先生」
ネギ「ちうと居る時君は少し喋りすぎだとおもうんだが」
ザジ「Σ( ̄□ ̄)!」
ちう「(`・ω・´)」
ザジ「なんで先生までチェックしてるんだー!(どたばた)」
ちう「うちのサイトのチャットだよ」

10-433

10-433 名前:前スレ748[] 投稿日:2005/09/14(水) 18:08:25 ID:kxWBCbEF0
クイーン -修羅の道-

今日も一人、また勇敢な挑戦者が彼女に戦いを挑む
彼女は戦いの支配者、皆からは畏敬の念をこめ、女王(クイーン)と呼ばれている
彼女は負けたことはない、どんな相手にも

彼女もはじめは挑戦者だった
いつのころだったかはわからない、気が付けば無敗のチャンピオンになっていた
三対一、いや五対一という不利な戦いもあった
しかし彼女はそんな不利をいとも簡単に跳ね返し、勝利を掴む
まるで勝利するのがあたりまえのように

勝負を決する時がきた。女王と挑戦者、お互いの手札を見せ合う
やがて審判がその勝敗を告げる

和美 「挑戦者3カード!女王(クイーン)ストレートフラッシュ!よって勝者は・・・」
審判の手が女王に向けられる
和美 「勝者!女王(クイーン)椎名桜子!!!」
桜子 「イエーィ!食券ゲット!!今日も楽勝だったね!」
今日も食券は彼女のものとなった、彼女が今までに得た食券の数はゆうに万を超えるといわれている


また、今日も挑戦者の屍がまた桜子の前に積み上げられた
桜子は振り返ることなくその屍の道を行く、修羅の道を

10-440

10-440 名前:以下、名無しにかわりましてモナーを取り返します[] 投稿日:2005/09/14(水) 18:38:37 ID:0BP6URaA0
今日の日替わりは早乙女ハルナ。うはwww呼称がワカラナスwwww orz

ハルナ「ねーちょっと長谷川!頼みがあるんだけど」
千雨「頼み?面倒な事じゃねぇだろうな」
ハルナ「そんな大した事ないんだけど、実は締め切りが」
千雨「断る」
ハルナ「まだ全部言ってないじゃない!」
千雨「どうせまたアシやれって言うんだろ。やってられっか」
ハルナ「違うって、今回はモデルを頼みたいの」
千雨「モデル?」
ハルナ「そう、キャラと同じポーズ取って欲しいの」
千雨「……まぁそれくらいなら」

千雨「ちょっと待てー!」
ハルナ「あ、動かないで」
千雨「動こうにもこんな椅子に縛り付けられた状態で動けるか!」
ハルナ「それならよかった」
千雨「よかねぇ!どんなシーンだこれ!」
ハルナ「主人公が敵に捕まって嬲られるシーン」
千雨「中学生が何描いてんだ!」
ハルナ「えーと、じゃあ服を無理矢理脱がすトコやるから悲鳴上げてね」
千雨「おいよせ、やめ……キャァァァァァ!?」
ハルナ「おぉ、いいよその悲鳴!演技派だね長谷川!」
千雨「演技じゃねぇ!」
ハルナ「よーし、次は胸を責められ嫌だけどちょっと……ってシーンを!」
千雨「だ、誰か助けてくれー!」

10-463

10-463 名前:前スレ748[] 投稿日:2005/09/14(水) 21:48:12 ID:kxWBCbEF0
  ザジの宝物

テレビの前で一人の少女が座っている、ザジ・レイニィディだ
いつもの無表情で画面を見つめている、その手にはリモコンが持たれていた
ザジはいつものように再生ボタンを押す

彼女が画面を見つめてから約30分、画面にはエンディングが流れていた
彼女の頬には一粒の涙が流れている
いつものペイントではない、彼女が流した本物の涙だ
やがてエンディングが終わり、次回予告が始まる
「魔法少女ビブリオン!次回、奪われたステッキ!お楽しみに!」
魔法少女ビブリオン、それは 千雨 が毎週楽しみにしているアニメだ


ザジは震える手でビデオテープを取り出した
そしてゆっくりとラベルを見る、そこにはこう書かれてある

   大サーカス紀行 ロシア公演編 奇跡の空中ブランコ

それはザジの宝物だった
10-486 名前:前スレ748[] 投稿日:2005/09/14(水) 23:46:10 ID:kxWBCbEF0
ドアを開ける、部屋の中は真っ暗だった
たしかザジがいるはずなんだけど・・・
千雨は不審に思いながらも部屋の中へと入る

何か声が聞こえる・・聞きなれた声だ
奥の部屋、真っ暗な中でザジはテレビの前で座っている
先ほど聞こえてきた声はそのテレビから流れてきたものだった

千雨 「お、ビブリオン見てるのか!そうか、お前もビブリオンの良さがわかったんだな!」
そう言って、千雨は笑顔でザジに近寄る
ザジは何も言わずリモコンの停止ボタンを押す、そして巻き戻しボタンを押しテープを巻き戻し始めた
千雨 「ん?そうか最初から見るのか、じゃあ一緒に見よう!ちょっと待ってろ!」
千雨は部屋の電気をつけ、着替え始める
やがてテープが巻き戻されると、ザジは再生ボタンを押した

千雨 「セーフ、間に合った!」
着替えが終わった千雨はザジの横の座布団に座る

オープニングが始まり15分ぐらいした頃のことである
突然、ザジが涙をながし始めた
千雨はそれに気づき、声をかける
千雨 「おいおい、そんな泣くほどの話じゃないだろう。変なやつだな?」
ザジの涙は止まらない。あふれる涙を拭おうともせず、ただ画面を見つめていた
千雨 「そんなに感動する話か、コレ?」
不思議やつだなと思いながらも、千雨の視線はビブリオンに戻された
10-487 名前:前スレ748[] 投稿日:2005/09/14(水) 23:47:02 ID:kxWBCbEF0
千雨 「うん!やっぱりビブリオンはイイな、お前もそう思うだろう?」
ビブリオンのエンディングが終わり、次回予告へと進む。ザジはまだ画面を見つめている
千雨 「お〜次も見たいのか!はまったなお前!」
千雨は嬉しそうだ、同志が増えたと思っているのだろう
ザジは何も言わず、画面を見つめている
千雨 「おいおい、次回は来週だ。また録画しておいてやるからさ!」
次回予告も終わり、CMが流れ始めた。ビブリオンが終わったのである、それでもザジはテレビを見るのを止めない
千雨 「だからもうにも録画されていないんだってば!どうしたんだ、いったい?」
CMが途中で切れ、画面には砂嵐が現れる。録画が終わったということを告げているのだ
千雨 「ほら、もういいかげんにしろ。もうなにも・・」
そこまで千雨が行ったとき、テレビから割れんばかりの歓声が聞こえてきた
画面には、ど派手な衣装を身に纏った美しい女性が映っている
その女性は観客の声援にこたえるように手を振っていた
しばらくしてナレーションが入る
声「1995年、ボリショイの鳥人マリア・ゴルバチョフの空中ブランコでした」

千雨は自分が何をしたか悟った
ザジの涙は止まらない
やがて  大サーカス紀行 ロシア公演編 奇跡の空中ブランコ  のエンディングが流れ始める
10-488 名前:前スレ748[] 投稿日:2005/09/14(水) 23:51:50 ID:kxWBCbEF0
それからは地獄だった
朝食はパン一切れに水、ザジがにらんでいる、無表情だが千雨にはわかる
弁当はコロッケが1個、ザジがにらんでいる、無表情だが千雨にはわかる
夕食はゆで卵がひとつ、ザジがにらんでいる、無表情だが千雨にはわかる

洗濯は自分の分だけやっている
一緒にお風呂に入らなくなった
布団の中では背中を向けられた

キスをしてごまかそうとした、そっぽ向かれた
優しく頭を撫でてみようとした、噛み付かれた
ビブリオンをあるだけ見せてみた、泣き始めた

くじけそうになっていた千雨であったが、なんとか解決策を考える
ネットオークション、コレが無ければどうしようもなかっただろう
マリア・ゴルバチョフ 〜そのすべて〜 というのを落札してみた
それをザジに渡してみる

ザジはまた泣き始めた、相変わらず無表情のままであるが・・
ザジの涙、それは悲しみの涙ではなかった、嬉しさであふれ出る涙であった
千雨に抱きつくザジ、頬にキスをする、やっと許しが出たのであろう

なんとかザジの機嫌は直ったが、しばらくはビブリオンが見れなくなった
アレを見ると、ザジは泣く癖がついてしまったのである

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最終更新:2007年08月23日 15:37