第7話 クイズ!巡査長
基本情報
登場人物
- 超条 巡
- 一本木 直
- ローボくん
- 犬養 由基
- 恵那院
- 尖里 リリ
- ホッさん
あらすじ
超巡の相棒の座を賭けて、犬養は一本木に勝負を挑みます。
犬養は、相棒の理解度をテーマに、超巡に関するクイズで勝負を挑みます。
超巡との付き合いが長い犬養が先取しますが、キモさを爆発させてマイナス点を増やしていきます。
不利な状況に、犬養は「超順は交番にいるような人材ではない」と心からの叫びを上げます。
それに対してホッさんは「じゃあなんで超巡は相棒を捨てて交番で働いているの?」という質問をクイズにします。
今までスラスラと回答を出していた犬養の手が止まります。
一本木は、超巡によってこの街に笑顔が増えたことに気が付き「先輩はきっと、見過ごされがちな小さな人助けがしたかった」と答えます。
犬養は「超巡は単なる気の迷いで去っていたと思っていた」と口に出し、超巡を信じきれなかったことを認めます。
犬養は「俺がトップに立ったときは、小さな人助けどころかどんな事案でも取りこぼすつもりはない」と宣言してその場を去っていきました。
メモ
- 一本木の答えはクイズの回答ではなくて大喜利になっています
- この回のパロディの絶妙なチョイスやキレッキレのワードセンスがSNSでも話題となり、掲載順を大きく上げる要因になったと推測されます
- ストーリーとギャグのバランスが良く、またそれぞれが上手に噛み合っていました
- 犬養の回想した「爆弾事件」が、超巡との相棒解消に繋がった原因の可能性があります
- 相棒を解消したシーン「だが頂点に立てさえすれば解決する問題だ」という犬養のセリフから、実力が及ばず未解決事件となった、不本意な犠牲者を生み出した、もしくは上層部との確執など、何らかの挫折があったのかもしれません
- 過去の超巡は白髪が今よりも少なく、第1話 超能力巡査長で開示された設定「超能力を酷使すると白髪が増える」から、何らかの理由で超能力を酷使せざるを得なかった出来事が発生したことを示唆しています
- ギャグで流されていますが、一本木が「超巡の白髪に対するやや不自然なボケ」で触れていることから、この設定が重要な伏線となるかもしれません
- 具体的には犬養との相棒時代の白髪の割合は 20〜30%、現在の超巡は 60% ほどの割合になっています
- 犬養との相棒を解消したときでも今よりは白髪が少ないため、相棒解消後に何らかの理由で超能力を酷使したと考えられます
- 相棒解消の直前で超能力を酷使しし、時間差で白髪が増えた可能性がありますが、この設定だとした場合には理由の説明が少し難しそうです
パロディ・元ネタ解説
- 超巡の初恋のアニメキャラが「NARUTOの多由也」というマニアックなチョイスに「わかる」との評判がいくつか見られました
- このときの「何で分かるんだよ。キッショ」は、呪術廻戦が元ネタです
- 「到底わかり得ない真相を見抜いた」ことに対する夏油傑(の身体を奪っていたある人物)の称賛と嫌悪感が入り混じったセリフとなります
- 「超巡の生まれたときの体重を当てる」というクイズは、僕とロボコの第176話のベストバディ選手権 (本誌2024年15号・単行本18巻) のクイズで親友度を測るためクイズが元ネタと推測されています
- 犬養が -5億点 になったときの一本木のイラッとするドヤ顔とポーズは「コロンビアポーズ」です
その他
項目 |
内容 |
柱コメント P2 |
「相棒」として過ごした確かな記憶─ |
柱コメント P6 |
今作も、打ち合わせのお供はガストのチゲ。沼駿先生の漫画が読めるのは少年ジャンプだけ!!応援よろしく!! |
柱コメント P8 |
揚げ物の料理を絶賛研究中の沼駿先生に応援のお便りを送ろう!! |
柱コメント P21 |
何度も見てきたこの風景─。それは珍宿の街が平和になった確かな証拠…!! |
次回予告 |
次回、超巡に女の影!!尾行で真相を明かせ!! |
巻末コメント |
未だ現実味のない喪失感に戸惑っています。謹んでお悔やみ申し上げます。 (※鳥山明先生の訃報があった週) |
ショートボイスコミック
最終更新:2025年07月20日 22:45