瑞穂帝国
瑞穂帝国(みずほ-ていこく)(英:Empire of Mizuho : EM)は、
西方大陸に存在した
国家。かつては
光輝連合帝国の構成国として
世界大戦を戦ったが、戦況悪化により離反して
連合陣営と単独講和を結ぶ。
戦後処理の過程で国家は解体され、現在は全土が連合軍の占領下にある。
概要
統合暦より遥か以前に、
光輝列島東部に建国された歴史ある国。
光輝連合帝国の建国に際しては、最大人口を有する大国として参加。
初代光輝帝に
瑞穂公を即位させるなど存在感があったが、劣勢となるや離脱。
それ故に『裏切り者』のレッテル貼りをされている。
歴史
(編集中)
政治
瑞穂公を国家元首とするが、それはあくまで象徴的なものであり、
実際には
内閣総理大臣(首相)が瑞穂公の委任を受ける形で、政務を執り行っている。
首相権限はそれほど強くはないが、形式的には国軍の最高司令官である。
議会は二院制であり、定数は両院で614名。改選は3年ごとに半数の議員が対象。
しかし実際に国政を動かしているのは首相や議員ではなく、官僚であった。
経済
市場原理に経済活動を委ねる、市場原理主義経済の形態をとる。
絶望的なまでに資源が不足しており、輸入に頼らなければならない。
国土も首都圏を除いては山がちな地形であり、人口に比して耕作適地も少ない。
食料自給率も低く、連合帝国時代には
敷島皇国からの輸入に頼っていた。
自動車や精密電子機器がお家芸であったが、新興国の台頭を前に斜陽の栄光であった。
その代替として金融や情報といった三次産業へとシフトし、高度経済成長を遂げる。
しかし経済の空洞化を招き、
世界恐慌により金融市場が崩壊。
未曾有の大恐慌に陥り、
大戦特需が起きるまで経済は壊滅状態だった。
文化
構成民族は、ほとんどが
光輝民族のみの単民族国家。
温暖かつ肥沃な土地柄から、世俗的な気風であり現代日本に近い。
かつては敷島皇国同様の厳格な気風だったが、豊かになるにつれて価値観が激変。
現代では拝金主義と個人主義が蔓延し、国家という共同体への帰属意識が薄弱。
大多数が大陸伝来の仏教徒だが、実際には無宗教がほとんどである。
軍事
陸海空の三軍で構成されているが、縄張り意識で連携がとれていない。
かつては実力が高く評価されていたが、国防予算の大幅削減で質が低下したこと、
何より連合軍相手に惨敗したことで、特に陸軍は二流という評価となってしまった。
最終更新:2010年09月19日 19:18