豊葦原共和国
豊葦原共和国(とよあしはら-きょうわこく)(英:Republic of Toyoashihara : TY)は、
西方大陸に存在した
国家。かつては
光輝連合帝国の構成国として
世界大戦を戦ったが、
瑞穂帝国に続いて離反して
連合陣営と単独講和を結ぶ。
戦後処理の過程で国家は解体され、現在は全土が連合軍の占領下にある。
概要
統合暦89年に、
光輝列島西部に成立した国家。
光輝連合帝国の建国に際しては、多額の資金を拠出するなどして経済的に貢献。
しかし
世界大戦で戦況が悪化すると、瑞穂帝国と共に離脱。
それ故に『裏切り者』のレッテル貼りをされている。
歴史
(編集中)
政治
首席と呼ばれる国家元首を中心としているが、地方分権が進んでいる。
地方政府には多額の予算と権限が与えられており、中央政府の権限は弱い。
議会は二院政であり、定数は両院で426名。改選は4年ごとに半数の議員が対象。
経済
市場原理に経済活動を委ねる、市場原理主義経済の形態をとる。
温暖湿潤な気候で農業が盛んであり、食料自給率は高く輸出も行っている。
エネルギー資源が不足しているが、商才に恵まれた国民性を活かし商社が発展。
しかし
世界恐慌により、商社の多くが破産に追い込まれる。
未曾有の大恐慌に陥るが、豊葦原商人は不死鳥のごとく立ち上がり、
世界に先駆けて経済復興を成し遂げた。
文化
主要構成民族は、
光輝民族、
秦民族、
華民族である。
温暖かつ肥沃な土地柄から、世俗的な気風であり現代日本に近い。
独特の方言から、任侠のような印象を受けることが多い。
昔から商魂逞しい国民性として知られており、実際、商才に恵まれている。
倹約しつつ楽しむという生活だが、行きすぎると『守銭奴』と見られてしまう。
大多数が大陸伝来の仏教徒だが、実際には無宗教がほとんどである。
軍事
陸海空の三軍で構成されているが、その規模は大きくない。
伝統的に陸軍が重視されてきたのだが、世界恐慌で兵力は大幅に削減された。
世界大戦ではそれほど活躍しなかったが、戦費調達や兵站支援などで貢献。
見落とされがちではあるが、その果たした役割は大きかった。
象徴的な存在として『豊葦原級戦艦』が艦隊旗艦として就役していた。
最終更新:2010年09月19日 19:13