言葉を一から学ぶときは意気込んでいますが、そのうちつまらなくなって「才能がない」とか、「努力が足りない」とか、自分を追い詰めてしまいがちです。
しかし、初級の教科書は基本の学習なので内容が面白くありません。
中級以上の教科書ですと、場面が豊富で、中国人の考え方や文化なども色濃く反映されています。また、初級だと、自分の心の表現などはほとんどないですが、中級から感情表現や場面でよく使う決まり文句、慰め、喜び、自己紹介、など広がりがあって退屈しません。
もし、学習暦3年以上でしたら、是非中級以上の教科書をお勧めします。ただし、日本人同士では学べないので、中国人を探して欲しいと思います。もっと欲を言えば、プロの先生に出会えるといいですね。
なぜなら、中国語を中国語で説明するというプロセスが欲しいからです。日本語で説明されればそれは直訳、翻訳の程度で終わってしまいますが、中国語で学習すれば「語感が育つ」のです。