①銚子で戦後最悪の被害が出た台風災害

昭和46年9月に襲来した台風25号 犠牲者は10名


1週間前にも台風が襲来し、その後降り続いた雨で銚子の大地はたっぷり水分を含んでいた。
犬吠沖を通過した台風25号は風速40メートル以上の猛烈な風と乗った激しい雨が北総台地の来た斜面にたたきつけられた。このため台町、春日台から諸持にいたるがけの斜面がいたるところで崩れその下にあった民家を襲い多くの犠牲者が出た。また西小川町周辺など市内の中小河川がいたるところで氾濫して民家が水没した。
氾濫したドンドン川(滑川)                   
自衛隊の救出活動

②銚子を襲った津波

1677年11月津波は君ケ浜から名洗に抜けた

房総半島東方150kmで発生したM8.0の地震により大津波が発生した。津波は君ヶ浜に押し寄せ小畑の池を飲み込み名洗に抜けていった。このとき川口神社の下に大池が出来た。地震の揺れによる被害も甚大でとくに外川、長崎地区では多くの民家が倒壊した。


最終更新:2008年01月26日 21:30