みどりの家といきものキャラバン:ワークショップ

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ワークショップの目的

地域型のアートワークに於いて、ワークショップを実施する事で、私たちは地域住民とのふれあいや交流を行う場を確保し、現地調査による情報収集が可能となります。また、参加する側にとっては、クリエイティブな場に触れる事でプロジェクトへの興味や関心を持つきっかけとなり、地域から発信する地域活性化を伴った私たちとの共同制作を実施する事ができます。
「みどりの家といきものキャラバン」では、地域の住民や小学生、介護施設の団体、そして、中学校や大学でもワークショップを行い、また海を越えて韓国の小学校、大学で行ってきました。さまざまな地域(海外を含む)の利害関係者に対するワークショップを行ない、地域参加型作業のプロセスを経て、地域および国際交流の活性化につなげていきます。今回のプロジェクトにおいては、ワークショップに参加した約400人の作品をすべて実施サイトである広島駅の新幹線口の二葉通り沿いの仮囲いで紹介します。

ワークショップの概要

今回のプロジェクトでは、小学生対象とした「いきものとみどりの家」と、一般を対象とした「いきものキャラバン」の2つのワークショップを実施致します。前者では、小学校の授業(図工)の一環として、「いきもの」の気持ちになって何があれば住みやすい家になるのかを考えてもらい、葉っぱの形をしたシールに自然や家を描き込んでもらいます。現実的なサイズや条件の問題は考えず、子ども達にとって、想像で生み出した物や環境をいきものに与える事を重視して制作してもらいます。また後者では、美術作家である福永敦が制作した「いきものシール」を使い、様々な生物の進化した姿や異種混同した新しいいきものを思案し、既存の生物から新しいイメージを創造します。新しいイメージとは、今後進化、成長していくいきものの将来の姿を自身の想像力で具現化し、それを公共の場で自身の表現として公開します。

ワークショップの記録

小学生対象のワークショップ「いきものとみどりの家」

小学生を対象としたワークショップ。「いきものとみどりの家」をテーマに、それぞれ選択したいきもののための住みやすい家作りや、緑豊かな自然環境を色マーカーを使って制作しました。



一般対象のワークショップ&現地制作「いきものキャラバン」

現地の住民、福祉施設、中・大学生を対象としたワークショップ。
いきものシールをそれぞれの自由な発想で装飾や色塗りを行う。WS後、この地域に集ういきもののキャラバンとして「いきものとみどりの家」の仮囲いに追加していきます。


地域調査による町のさまざまなかたちづくり

地域を中心とした町で見かける公共物や建築物、日用品などを記録に撮り、データ編集を経て、幹や枝として、仮囲いの作品一部として使用します。
プロジェクトチームの学生とともに、地域調査を行いました。

幹や枝に使ったすべての町のかたち 画像をクリック!!
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