特殊召喚はVer.1.3から存在するキーワード処理である。
「特殊召喚する」とは、対象となったユニットカードをフィールド以外の領域から直接フィールドに移動させることを意味する。
なお、その際のユニットが持つコストは消費されず、ユニットがフィールドに出た時の効果は発動しない。
また、「ユニットがフィールドに出た」と定義しない。
相手のターンでも発動できたり、コストを踏み倒して直接フィールドに出せる反面、ユニットの持つ
CIP能力は発動しない。
また、
何でも屋の陳列台等のトリガーは誘発せず、インターセプトの類も起動できない。
【
不屈】や【
貫通】、【
加護】などの付与効果を持つユニットも効果が無視されるため、
それらの効果を重視した選択だった場合、
アドバンテージを得ることができなくなる。
【
スピードムーブ】も同様で、ルールによる行動制限の影響を受ける。
しかし、それと同時にデメリット効果を持つCIPを無視することができるので、
サイクロプスが行動権を持って出てきたり、ライフが4以上であっても
モロクをフィールドに残すこともできる。
CIPとして付与されるキーワード能力は上記のとおりだが、
フィールド効果など後から付与される能力の場合は問題なく機能する。
例えば、
クリムゾンナースが場にいる状態で天使を特殊召喚した際、スピードムーブを
フィールド効果として付与するので問題なく速攻が可能になる。
今後、ユニットを呼び出す対象となる領域の拡大や任意選択型の登場によって、より応用力の高い効果になると思われる。
VER1.4EX2よりデッキからの召喚ができるようになったのもその一つ、
- ユニットを捨札から直接フィールドに出すことや、それを用いた戦略をリアニメイトと呼ぶ。
- 手札にはあるがCPが足りない、行動権を復活させたい、というとき、呼びだす対象が捨て札であるなら意図的にそこに放り込むことで、これらの条件を満たすことができる。そのためセルフハンデスの効果と相性が良い。
最終更新:2016年12月06日 20:32