(藤岡×チアキ)
「藤岡、こっち」
「うん。じゃあお邪魔して――」
ハァ……やっぱり藤岡の足の間は落ち着くな。
この足が私の腕置きに丁度よくて、藤岡の身体は私の背もたれだ。
そして何よりこうしてる間は藤岡を独り占めできるから……
でも待てよ、良く考えてみると藤岡はどんな気分で私のイスになってるんだ?
もしかして迷惑とか思われてたりして――
「うん。じゃあお邪魔して――」
ハァ……やっぱり藤岡の足の間は落ち着くな。
この足が私の腕置きに丁度よくて、藤岡の身体は私の背もたれだ。
そして何よりこうしてる間は藤岡を独り占めできるから……
でも待てよ、良く考えてみると藤岡はどんな気分で私のイスになってるんだ?
もしかして迷惑とか思われてたりして――
「なぁ藤岡」
「ん? どうしたのチアキちゃん?」
「藤岡は私にいつもこうされて嫌だったりしないのか?」
私の質問に少し首をかしげて不思議そうな顔をする藤岡。
ちょっといきなりすぎたのか……いや、それともまさか本当に迷惑だったのか!?
私は思わず息をのんで藤岡の答えを待っていた。
「ん? どうしたのチアキちゃん?」
「藤岡は私にいつもこうされて嫌だったりしないのか?」
私の質問に少し首をかしげて不思議そうな顔をする藤岡。
ちょっといきなりすぎたのか……いや、それともまさか本当に迷惑だったのか!?
私は思わず息をのんで藤岡の答えを待っていた。
「あははっ、どうしたの急に? 全然嫌なんかじゃないよ」
「ほ、本当か?」
「もちろん。むしろこんな可愛い子とこうしていられて幸せだよ♪」
藤岡はそう言って、笑いながら私の頭をなで始めた。
まったく、藤岡め……なんだかんだで私にメロメロじゃないか。
よし、しかたない。炭酸でも入れてきてやるとするか。
「ほ、本当か?」
「もちろん。むしろこんな可愛い子とこうしていられて幸せだよ♪」
藤岡はそう言って、笑いながら私の頭をなで始めた。
まったく、藤岡め……なんだかんだで私にメロメロじゃないか。
よし、しかたない。炭酸でも入れてきてやるとするか。
「藤岡、私の炭酸を分けてやるからちょっと待ってろ」
私はそう言ってリビングを後にしたのだった。
私はそう言ってリビングを後にしたのだった。
(藤岡×トウマ)
おっ! チアキのやつ、やっと藤岡の前からいなくなったな!
「なぁ藤岡、昨日のサッカーの試合なんだけどさ!」
「うわっ! こらトウマ、いきなりもたれかかるなって言ってるだろ?」
「平気平気! 藤岡は毎日朝練で鍛えてんだろ?」
って言うか、さっさとこの場所取っちゃわないとチアキに取られちゃうし。
それにしても藤岡の体ってかたいなぁ。オレだって男だったらこれくらい――
でもまぁ女だから……なんていうか、チャンスもある訳だし……
「なぁ藤岡、昨日のサッカーの試合なんだけどさ!」
「うわっ! こらトウマ、いきなりもたれかかるなって言ってるだろ?」
「平気平気! 藤岡は毎日朝練で鍛えてんだろ?」
って言うか、さっさとこの場所取っちゃわないとチアキに取られちゃうし。
それにしても藤岡の体ってかたいなぁ。オレだって男だったらこれくらい――
でもまぁ女だから……なんていうか、チャンスもある訳だし……
「そう言えば朝練で思い出したけど、今度メニューを増やそうと思ってるんだよ」
「は、はあぁ!? 今でもこんなにキツイのにか!?」
「そうやって弱音ばかりはいてるから筋肉がつかないんだぞ?」
いや、それは単純に男女の差と思うけど。でもそんなこと言えないし……
まいったなぁ。今でも付いて行くのが精いっぱいなのに。
「は、はあぁ!? 今でもこんなにキツイのにか!?」
「そうやって弱音ばかりはいてるから筋肉がつかないんだぞ?」
いや、それは単純に男女の差と思うけど。でもそんなこと言えないし……
まいったなぁ。今でも付いて行くのが精いっぱいなのに。
「ほら見ろ。まだ全然胸の脂肪が減ってないじゃないか!」
「へ? って、うわぁっ! バカ、手を離せってば!!」
「ん? トウマ、むしろ脂肪が増えてないか? ちゃんと練習してるのか?」
脂肪が増えてるって、そりゃ……最近はちょっと大きくなったみたいだけど……
でも、それはほんの少しで、だからちょっとやそっとじゃ分からなくて、でもでもそれが藤岡に分かったって事は、藤岡はそんな細かい事が分かるくらいに、藤岡は、オレの胸を、細かい事が分かるくらい、揉んで、胸を――――
そうだ、もう結婚しよう! 藤岡と! それしかない!!
……って、藤岡はオレの事男と思ってるんだった!
「へ? って、うわぁっ! バカ、手を離せってば!!」
「ん? トウマ、むしろ脂肪が増えてないか? ちゃんと練習してるのか?」
脂肪が増えてるって、そりゃ……最近はちょっと大きくなったみたいだけど……
でも、それはほんの少しで、だからちょっとやそっとじゃ分からなくて、でもでもそれが藤岡に分かったって事は、藤岡はそんな細かい事が分かるくらいに、藤岡は、オレの胸を、細かい事が分かるくらい、揉んで、胸を――――
そうだ、もう結婚しよう! 藤岡と! それしかない!!
……って、藤岡はオレの事男と思ってるんだった!
「う、うわあぁぁぁ!! これじゃオレお嫁にいけないよー!!」
「ト、トウマ!? 男なら婿だろ?」
オレはそのままリビングを飛び出したのでした。
「ト、トウマ!? 男なら婿だろ?」
オレはそのままリビングを飛び出したのでした。
(藤岡×マキ)
むむっ、ようやくチビちゃん達二人がいなくなったわね!
「ちょっとちょっと、えーっと……藤岡くんだっけ?」
「ハァ……と言うかいい加減名前覚えてください」
「まぁまぁ、細かい事は気にしなさんなって!」
「ちょっとちょっと、えーっと……藤岡くんだっけ?」
「ハァ……と言うかいい加減名前覚えてください」
「まぁまぁ、細かい事は気にしなさんなって!」
それにしても改めて見ると可愛い顔してるわねぇ♪
でも多分カナちゃんが好きなんだよねぇ……
いやいや、でも一人の女として私にも十分チャンスはあるはず!
私、どっちかと言うとカナちゃんサイドの人間だし!!
「ねぇ! キミはまだカナちゃんの事が好きなのかい?」
「ハッ、はい!? な、ななな、何を急に良ん出すんですか!!」
でも多分カナちゃんが好きなんだよねぇ……
いやいや、でも一人の女として私にも十分チャンスはあるはず!
私、どっちかと言うとカナちゃんサイドの人間だし!!
「ねぇ! キミはまだカナちゃんの事が好きなのかい?」
「ハッ、はい!? な、ななな、何を急に良ん出すんですか!!」
おうおう、慌てちゃって。まったくかわいいなぁ。
そう言う顔されると私だってもっといじわるしたくなっちゃうじゃない♪
「これからチアキちゃんがジュース持ってきてくれるのよね?」
「そうですけど……?」
「それってやっぱりカナちゃんも使ってるのかなぁ? もしそうなら間接キスかしら?」
「!!」
そう言う顔されると私だってもっといじわるしたくなっちゃうじゃない♪
「これからチアキちゃんがジュース持ってきてくれるのよね?」
「そうですけど……?」
「それってやっぱりカナちゃんも使ってるのかなぁ? もしそうなら間接キスかしら?」
「!!」
いやいや、洗ってるんだから間接キスも何も無いんだけどね。
ハァ……やっぱり良い表情するわねぇ♪ 顔真っ赤にしちゃって……
でもこれってカナちゃん限定なのかしら? もし他の女の子だったらどうなるのかな?
……よし!
「あー、藤岡くん。なんなら私の飲みさしジュースを飲むかい?」
「え、ええぇぇ!? 飲みさしってそれ、ペットボトルじゃないですか……」
「うん。間接キスだね」
「だ、だだ、ダメです!! ぜったいそんなのダメです!!」
ハァ……やっぱり良い表情するわねぇ♪ 顔真っ赤にしちゃって……
でもこれってカナちゃん限定なのかしら? もし他の女の子だったらどうなるのかな?
……よし!
「あー、藤岡くん。なんなら私の飲みさしジュースを飲むかい?」
「え、ええぇぇ!? 飲みさしってそれ、ペットボトルじゃないですか……」
「うん。間接キスだね」
「だ、だだ、ダメです!! ぜったいそんなのダメです!!」
およ? なんだかカナちゃんの時より慌ててない?
……ハッ! そうか、私はカナちゃんと同じサイドの人間。
そしてそれにプラス大人の魅力があったんだった! つまりカナちゃん+α!!
どうしよう、まだいたいけな少年を知らず知らずのうちに誘惑していたなんて!
じゃあ藤岡くんが好きな人ってまさか私!? だからカナちゃんが好きか聞かれて困ってたの!?
「あ、あの、どうしたんですか? 顔が真っ赤ですよ?」
「へ!? ご、ごめん! あっ、私、よ、よよ、用事を思い出したから!」
私はそのままリビングを飛び出したのでした。
……ハッ! そうか、私はカナちゃんと同じサイドの人間。
そしてそれにプラス大人の魅力があったんだった! つまりカナちゃん+α!!
どうしよう、まだいたいけな少年を知らず知らずのうちに誘惑していたなんて!
じゃあ藤岡くんが好きな人ってまさか私!? だからカナちゃんが好きか聞かれて困ってたの!?
「あ、あの、どうしたんですか? 顔が真っ赤ですよ?」
「へ!? ご、ごめん! あっ、私、よ、よよ、用事を思い出したから!」
私はそのままリビングを飛び出したのでした。
(藤岡×アツコ)
「あれ? マキ何処へ行っちゃったのかな?」
トイレから私が戻ると、そこにはマキの姿がなくて、顔を赤くした藤岡くんと、なんだかちょっぴり変な空気が……
「あ、あの、えっと……藤岡くん、マキ何処へ行ったかしらないかな?」
「なんだか変な空気を残して、たった今部屋を飛び出しちゃいましたけど……」
ああ、やっぱりマキが変な空気にしちゃったんだ。もう、マキったら仕方ないなぁ。
トイレから私が戻ると、そこにはマキの姿がなくて、顔を赤くした藤岡くんと、なんだかちょっぴり変な空気が……
「あ、あの、えっと……藤岡くん、マキ何処へ行ったかしらないかな?」
「なんだか変な空気を残して、たった今部屋を飛び出しちゃいましたけど……」
ああ、やっぱりマキが変な空気にしちゃったんだ。もう、マキったら仕方ないなぁ。
「ごめんね。マキが変な事しなかったかな……?」
「いえ、まぁ……変な事はされたと言えばされましたけど……未遂って言うか……」
へ? 変な事された? 未遂?
って事は、藤岡くんはマキに変な事されそうになったのかな?
変な事ってなんなのかな。ちょっと気になっちゃうな……
部屋のおかしな空気。
そして顔を赤くした藤岡くん。
変な事をされそうに――
……あッ!!
「もしかして、部屋で恥ずかしくなるような事をされそうになったとか……」
「!!」
そ、そうなんだ。すごく驚いてたみたいだし……
えっと、マキは藤岡くんを誘惑して、でもそれは未遂で……
私が部屋に戻る直前にマキは部屋を飛び出して――――
「いえ、まぁ……変な事はされたと言えばされましたけど……未遂って言うか……」
へ? 変な事された? 未遂?
って事は、藤岡くんはマキに変な事されそうになったのかな?
変な事ってなんなのかな。ちょっと気になっちゃうな……
部屋のおかしな空気。
そして顔を赤くした藤岡くん。
変な事をされそうに――
……あッ!!
「もしかして、部屋で恥ずかしくなるような事をされそうになったとか……」
「!!」
そ、そうなんだ。すごく驚いてたみたいだし……
えっと、マキは藤岡くんを誘惑して、でもそれは未遂で……
私が部屋に戻る直前にマキは部屋を飛び出して――――
つまり、マキは藤岡くんにおかしな事をしようとしたけど、私が戻ってきたから慌てて逃げたのかな?
でも藤岡くんって確かカナちゃんが好きなんじゃ……? 違ったの?
「あの、変な事聞くけど……藤岡くんはマキの事好きなのかな?」
「ええ!? いえ、嫌いではないですけど……好きとかそう言う恋愛感情は特に……」
じゃ、じゃあ特別好きじゃないのにマキとおかしな事をしようとしたの?
誰でも良いってことなのかな?
こんなに真面目そうなのに……でも思春期の男の子ってそんな感じなのかな……?
でも藤岡くんって確かカナちゃんが好きなんじゃ……? 違ったの?
「あの、変な事聞くけど……藤岡くんはマキの事好きなのかな?」
「ええ!? いえ、嫌いではないですけど……好きとかそう言う恋愛感情は特に……」
じゃ、じゃあ特別好きじゃないのにマキとおかしな事をしようとしたの?
誰でも良いってことなのかな?
こんなに真面目そうなのに……でも思春期の男の子ってそんな感じなのかな……?
「あの……、先輩?」
ど、どうしよう。マキがいなくなって、次は私とおかしな事をするつもりだったら……
藤岡くんは可愛いし……実は好きだったりするけど……
でも、でも、ここはハルカの家だし! それに私、まだ心の準備が――
「ご、ごめんなさい! 少し考えさせてくれるかな……!」
「え、ええ!?」
私はそう言い残して部屋を飛び出したのでした。
ど、どうしよう。マキがいなくなって、次は私とおかしな事をするつもりだったら……
藤岡くんは可愛いし……実は好きだったりするけど……
でも、でも、ここはハルカの家だし! それに私、まだ心の準備が――
「ご、ごめんなさい! 少し考えさせてくれるかな……!」
「え、ええ!?」
私はそう言い残して部屋を飛び出したのでした。
「ただいまぁー。……あら? 藤岡くんだけ?」
「はい、なんだか皆様子が変で……」
「あっ、でももうすぐカナやチアキのお友達と、速水先輩や後輩のヒトミも来るから賑やかになるわよ♪」
「はい、なんだか皆様子が変で……」
「あっ、でももうすぐカナやチアキのお友達と、速水先輩や後輩のヒトミも来るから賑やかになるわよ♪」
以下、速水先輩とか吉野とか内田とかケイコとかリコとかヒトミとか色々ループ
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