桜場コハル作品エロパロスレ・新保管庫

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coharu

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「なんとか、かんとかターメリック~♪」
夏奈ちゃんが妙な歌を歌いながらシャワーを浴びている。タオルを巻いてる時も
きれいだったけどタオルを取っているほうが断然きれいだし……ちょっといやらしい感じもする。
「ふー。吉野、浴びていいぞ」
あ、今度は私の番だ。私は湯船から夏奈ちゃんと入れ替わりで出てシャワーへ。
「……じーーーーーー」
あれ? なんだか夏奈ちゃんが私のほうをじっと見てくる。恥ずかしいよ。でも、夏奈ちゃんだから許しちゃう。
これがもし内田とかだったらたぶん、冷たいシャワーをかけてるんじゃないかな。
「あのー、そんなにじろじろ見られたら浴びにくいんだけど……」
「いやー、ごめんごめん。お前の体がきれいだったからつい」
「あはは、もう夏奈ちゃんたら」
夏奈ちゃんが私の体を見てきれいだって言ってくれた。
実際のところ嬉しすぎてたまらなかったんだけどそこは私のキャラ的に表には出さずに心の中ででよろこんだ。
夏奈ちゃんより少し長いくらいシャワーを浴びて出ようとしたんだけど………。
「なぁ吉野。お前も一緒に入らないか?」
か、夏奈ちゃんと一緒にお風呂……考えただけでにやけてしまう。
私はすかさず入ると言って一緒に入ることに。あ……でも二人も入ったらお湯がもったいないおばけ……。

さすがに二人で入ると少々狭かった。でも、そのおかげで私は夏奈ちゃんと密着できたので苦ではなかった。
あぁ神様、すこしだけ時間を遅らせてください。
もう少しだけこの時間を楽しませてください。
「なぁ吉野って誰か好きなやつとかいるのか?」
「ええ……えーとね(夏奈ちゃんが好きだなんていえないよぉ)」
「なんだ、いないのか? まったく最近の娘は恋をしないのか」
最近のって……夏奈ちゃん何歳?
「いやね、いるんだけどその人はたぶん私のこと好きじゃないと思う。
 好きだとしてもそれは友達としてだと思うの」
「ふーん、お前も大変だなぁ」
「そういう、夏奈ちゃんは?」
「わたし? いないよ」
「へー、そうなんだ」
ま、ある程度は予想してたんだけど、やっぱいないかぁ。
でも、夏奈ちゃんはかわいいし、かっこいいから狙ってる男子は絶対いると思う。

そのあと特に何もないまま私たちはお風呂からあがりリビングへ。
「いやーいい湯じゃったな、よしのさん」(おじいさん風に)
「そうですね、おじいさん。また一緒に行きましょう」
「そうじゃな」
何気なくお風呂の約束を交わした。
「ねぇ、また明日も練習付き合ってくれる?」
「おう、まかせておけ吉野。私がお前を最強のボクサーにしてやろう」
「はははは、よろしくね」
しばらくリビングで談笑した後に私は帰ることに。
「またねー千秋、夏奈ちゃん、春香ちゃん」
「吉野さん、夕飯食べていったら」
「そうだな、吉野ついでに泊って行けよ。あした土曜日だからな」
「えーーーじゃ、お言葉に甘えさせてもらいます」

これは予想外だった。まさかお泊りまでできるなんて。
私は早速家に電話して家族に今日は泊ると伝えた。今夜が楽しみだなぁ。


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