特殊記号

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特殊記号 - (2016/12/21 (水) 14:25:59) の編集履歴(バックアップ)





前回の項目では空白文字について解説しました。
次は目に見える特殊記号について解説させていただきます。

特殊記号とは「環境依存文字」とも言い、
様々な環境で見え方が変わってきます。

コメントアートを影から支えているのが空白文字なら
特殊記号は言わば「コメントアートの顔」です。

バランスが崩壊してコメントアートが滅茶苦茶にならないためにも
ごく一部ですがコメントアートで使用できる特殊記号について解説させていただきます。

◎目次



①特殊記号とは

特殊記号と一言に言っても様々な種類の記号があります。

コメントアートの基本となるブロック文字を初め、斜線罫線丸記号など多種多様の文字が存在します。


②各特殊記号の解説

各文字ごとに表を纏めていますが全て幅はWin10、HTML5(β)プレイヤー、minchoコマンド利用時の幅です。

今後内容を拡充していきます。

②-①ブロック文字

ブロック文字とはその名の通りブロックの形をした文字のことをいいます。
Unicode番号ではU+2580からU+259Fまでを言いますがその中で頻繁に使用されるのはU+2581からU+258F、U+2594、U+2595です。
更にU+25E2からU+25E5の三角記号が例外的にブロック記号として扱われます。

以下がブロック文字を纏めた表になります。
ブロック
mincho mincho
Unicode 記号 利用 備考 Unicode 記号 利用 備考
U+2580 3/4 U+2590 3/4
U+2581 U+2591 3/4
U+2582 U+2592 3/4
U+2583 U+2593
U+2584 U+2594
U+2585 U+2595
U+2586 U+2596 ×
U+2587 U+2597 ×
U+2588 U+2598 ×
U+2589 U+2599 ×
U+258A U+259A ×
U+258B U+259B ×
U+258C U+259C ×
U+258D U+259D ×
U+258E U+259E ×
U+258F U+259F ×
U+25E2 U+25E4
U+25E3 U+25E5

U+2596からU+259FはWin10から追加された記号ですのでWin8.1以前のOSでは見ることが出来ません!


②-②斜線・罫線

斜線、罫線の記号は主に絵系CAの輪郭などに使われます。
Unicode表の中には様々な斜線・罫線がありますが、当然のように使える記号とそうでない記号があります。
斜線
mincho
Unicode 記号 使用 角度 備考
U+2571 45
U+2572 45
U+29F5 × 5/12 60 ブラウザ間非互換
U+29F8 × 60 縦幅突破環境あり
U+29F9 × 60 縦幅突破環境あり
U+3033 60
U+3035 60
U+FE68 60
U+002F / 1/2 60
U+141F - 1/2 60
U+1420 - 1/2 60
U+17F6 × 60
U+17F8 × 60
U+2215 45
U+2216 1/4 45
U+FF0F × 45 一部環境で60度に
U+FF3C × 45 一部環境で60度に

罫線
mincho mincho
Unicode 記号 使用 高さ 備考 Unicode 記号 使用 高さ 備考
U+002D - U+268A
U+00AF ¯ U+2796
U+2010 U+29FF ⧿
U+2011 U+2E0F
U+2013 U+2E3A × 文字化け環境あり
U+2014 U+2E3B × 3倍 文字化け環境あり
U+2015 U+2F00
U+2043 U+30FC
U+207B U+3161
U+208B U+3192
U+2212 U+31D0 × 中高 文字化け環境あり
U+23AF U+4E00
U+23E4 U+A7F7
U+2500 U+FE58
U+2501 U+FE63
U+2574 U+FF0D
U+2576 U+FF3F _
U+2578 U+FF70
U+257A U+FFDA
U+25AC U+FFE3


③まとめ

様々な特殊記号がありますがその中でもコメントアートで利用できる記号はほんの一握りです。

また、この項目で取り上げた記号もほんの一握りです。

この項目には記載されていない特殊記号をコメントアートに利用してみるのもいいでしょう。

ですが、その記号が自分で見ている以外の環境ではどう映っているのか?を必ず調べるようにしましょう。