Shadowbanについて
Twitterには一部のアカウントのツイートをツイート検索結果に掲載しないシステムが存在する。
これは一時的なものであり、発症してもしばらくすれば解除される。しかし条件は謎である。
ツイートを検索して集計するタイプのRankerについてこれは致命的であり、Shadowban状態になると多くの競技で人権を喪失する。
こちらのサイトで状態を簡単に確認することができる。
重複投稿の制限
Twitterには、短時間の間に同じアカウントから同じ文面のツイートが複数回投稿されるのを防ぐシステムが存在する。この「短時間」の具体的な長さを筆者は分かっていないが、少なくとも半日以上(かつ1日未満)であることは確かである。このため、気を付けないと競技時報本番においてツイートの送信に失敗することがある。起こりうる例としては「正午に
ひるほーではなく
しゃろほーと誤送信してしまい、その夜のしゃろほーの参加に失敗する」、「
2434の練習として0:33:40に
334と打ってツイートをしてしまい、その日の334の参加に失敗する」、「おは4時の新作文面を予めツイートしてしまい、その夜の本番に同じ文面で参加しようとして失敗する」などが挙げられる。
これを防ぐには、まずは時報本番以外で本番の文面となりうるツイートをしないようにすれば良いが、もし間違ってしてしまった場合は忘れずに本番までにツイ消ししておこう。ちなみに、アンケートツイートの選択肢以外の部分についてもこの制限は一部適用されるので、「334 選択肢:やれ、やるな」のようなアンケツイは避けよう(「334を 選択肢:やれ、やるな」なら問題ない)。
尚、これは微妙に別の話だが、334_Rankerは3:32から即時集計を行なっているため、間違えて3:33に334とツイートしてしまうとそのタイムがその日の記録という扱いになってしまい、3:34までにツイ消しして再投稿しても記録に反映されない。誤送信には気をつけよう。
ツイート送信時のラグ
「ツイートの文面が多いとラグが大きい」と噂されることがあるが、原理的にはこれは迷信の域であると考えられる。ただし厳密な実験が行われたことは無いので、暇な人は決着を付けてほしい。
画像などのメディアを付加した際はまず間違いなく巨大なラグを被るため、ほぼ戦いにならない。画像付きツイートで参戦したい場合は事前にその画像をツイートしておき、そのURLをツイートに付加するとよい。
ちなみにこれも適切な実験が行われた訳ではないが、多くのクライアントではアプリの起動や画面の更新などのリフレッシュが走った後の最初のツイートは若干(数十ms)ラグが大きい。と思う。
ジャストは出にくい?
999msや1msや2msに比べて、0msは明らかに出現率が低いように窺える。
この疑問に決着を付けるため、2020年9月にSyaroho Rating管理者の
@yryrrrrryryrとおはよう!朝4時に何してるんだい?Ranker管理者の
@_phocomによって本格的な調査が行われた。
まず、競技時報のようにジャスト周辺が狙われている場合の様相について。おはよう!朝4時に何してるんだい?Rankerの全記録を集計した際の-3ms~3msの出現回数は以下のようになっていた。
.997 62回
.998 46回
.999 49回
.000 15回
.001 48回
.002 56回
.003 61回
有意にジャストが出にくいことが分かる。それでは、特に投稿者がミリ秒を意識していない(常識的に考えれば一様に分布するであろう)場合はどうなっているか。
本田と勝負祭1日目(N=151471)のデータの集計結果が以下である。
.997 163回
.998 143回
.999 165回
.000 57回
.001 118回
.002 99回
.003 151回
ジャストが少ないのは同じだが、1msや2msについても他より少ないことが分かる。
更に興味深いのは、その約15ms後に出現回数が有意に増えている点であった。
.015 183回
.016 223回
.017 218回
以上の調査から、ツイートを受理するサーバにおいて「0ms周辺に何かしらの処理が走っており、それとバッティングすることで15ms程度後ろにずれ込むケースが多い」のではないかと考察付けられた。
最終更新:2022年02月03日 02:47