ニコニコオールスター

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ニコニコオールスター - (2020/09/02 (水) 22:11:40) の編集履歴(バックアップ)


ニコニコオールスターとはニコニコ動画でネタにされるキャラクター等の総称である。

概要

ニコニコ動画で人気のある独自のネタの総称であり、クッキー☆もニコニコオールスターの一部であると言える。
実際、ニコニコオールスターを題材とした動画にクッキー☆が見られることも少なくない。
また、ニコニコユーザーに人気のあるネタである為、クッキー☆の動画にも様々なニコニコオールスターのメンバーが登場している。

元々は2007年4月28日に投稿されたニコニコオールスタームービー「レッツゴー!陰陽師」に使用されていた動画を巡回する為にユーザーが本動画及び元となった動画に「ニコニコオールスター」タグを付けていった事が発端となっている。
その後こうしたオールスター動画の登場によってやがて冒頭の定義としての「ニコニコオールスター」という言葉が定着していった。
そして、ニコニコオールスターを題材とした動画も多く投稿されるようになった。

ニコニコオールスターはニコニコの発展と共にそのメンバーを増やしていき盛り上がりを見せていったが、2011年以降になってくると、急速にその勢いを落としてしまった。
こうした衰退の原因には以下のようなものが考えられる。
  • メンバーが増えすぎてしまい、新規のキャラや古いキャラを把握する事が困難になっていった。ただしこれは新たなニコニコオールスターの登場が難しくなるだけで、ニコニコオールスターという文化そのものの衰退には直接的な要因とは考えにくい。
  • ニコニコ動画のユーザーが増え、ニコニコ動画の中心がMADではなくなるなど文化が多様化し、更に各々の文化の住み分けが進んだことでユーザーがニコニコ動画内であっても、自身が見ているジャンル以外を把握できなくなっていった。結果、ニコニコユーザーであれば誰もが知るネタというものが無くなってしまった。
  • 人気作品、覇権アニメといったニコニコ動画に限らないその時期の流行に強く影響されるようになり、単なる人気作品のファンアートに留まるような動画が増えた事で、ニコニコ独自のネタとして特徴を見出すことが難しくなっていった。
  • ニコニコオールスターという文化が発展した事で、ニコニコオールスターを一種の名誉と捉えられるようになり、上記の理由もあり、ニコニコオールスターとして認めるか否かの対立が大きくなった。
  • そうした争いを避けるように「私的オールスター」のような予防線を張るようになっていった。
上記のようにニコニコオールスター文化の衰退は、それだけニコニコユーザーが共有できるようなネタが減っていった事の表れと言える。
実際初期のニコニコオールスターは再生数や投稿数というよりも「盗んでしまいましたシリーズ」のMADが作られたか否かが事実上重視されていた。
そういう点においては、淫夢語録という共通のネタで多種多様なジャンルを結び付けていった真夏の夜の淫夢は、そうしたかつてニコニコオールスターが持っていた風潮を受け継いだ結果と見る事もできる。
また、近年は対象を例のアレカテゴリーに限定した「例のアレオールスター」という言葉も見られるようになったが、例のアレ自体は単なるカテゴリーランキング荒らしの隔離カテゴリーとしての存在であり、
これはむしろMAD=ニコニコ文化と言えなくなった今において単なるファンアートに留まらないMAD文化が多く投稿されていた例のアレカテゴリーに限定する事で
ニコニコオールスターらしいオールスターを分類しようとした現在の実質的なニコニコオールスターと言える。

主な登場キャラ

レッツゴー!陰陽師

格闘ゲーム「豪血寺一族」のPVである「新・豪血寺一族 -煩悩解放 - レッツゴー!陰陽師」の事。
特徴はsm9という動画ナンバーの小ささであり、ニコニコ動画最古の動画とされる。
ニコニコオールスターの代表的なネタとして知られており、ニコニコオールスター動画では高い出演率を誇る一方、ネタにされた時期が古すぎてネタとしては動画へのコメントが主で、MAD文化もそれほど盛り上がっていない頃であり、単体のMADはそれ程多くはない。
矢部野彦麿

東方project

古くから多くの楽曲がMADの題材として人気があった。特に「魔理沙は大変なものを盗んでしまいました」は多くのMAD楽曲として使用され、
この楽曲でMADを作られたネタが、ニコニコ独自のMAD文化として認識されるほどMAD文化を盛り上げる大きな要因となった。
詳しくは該当記事参照。

涼宮ハルヒの憂鬱

当時のオタクにとって絶大な人気を誇っていた作品。
当然ニコニコ動画でも瞬く間に人気を獲得していったが、谷口といった脇役に注目が集まるなど、動画を素材にするというMAD動画らしい独自の発展も見せていった。
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らき☆すた

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遊戯王

カードゲームアニメの金字塔とも言える作品なだけあって、ツッコミどころ満載の動画から瞬く間に多くのMADが生まれていった。
MAD文化が定着した頃に流行り出し、長い間MADのネタとして高い人気を得ているが、やがて単なるカードゲームとしての動画も増えていき、更に2011年に大きな削除祭にも見舞われた事で急速にその存在感を失っていった。
ある意味非常にニコニコオールスターらしい経緯を辿っていったニコニコオールスターの指標のような作品と言える。
武藤遊戯
海馬瀬人

くそみそテクニック

2chの頃から人気のあったホモミーム。ニコニコ動画では特に朗読動画が投稿されたことで音声素材として活用されるようになった。
また歌い手いさじによる「バラライカ PV いさじ with 阿部ダンサーズ」が大きな流行を呼び、こちらもMADの題材として組み込まれていった。
現在こそMAD文化と歌い手文化には大きな隔たりのあるニコニコ動画内の文化と認識されているが、この頃はそうした境界線が曖昧だった事の表れと言える。
阿部高和

スパイダーマッ

スパイダーマッ

ひぐらしのなく頃に

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ドナルド

通称:オワコンピエロ、オワピ
マクドナルド社のマスコットキャラクターであり、正式名称は「ドナルド・マクドナルド」。
ドナルドが登場したCMは高い中毒性を誇っており、ニコニコや2chなどでMADが作られ、人気を博していた。

ニコニコ上ではMADが多数制作され、その中でも音MADは高い人気を博した。ブーム終息後の現在も時々合作が行われている。
ブームの最中に生まれた音MAD「M.C.ドナルドはダンスに夢中なのか?最終鬼畜道化師ドナルド・M」はその洗脳力からとてつもない人気を博した。同時に、「U.Nオーエンは彼女なのか」「最終鬼畜妹フランドール・S」の二曲を有名にし、ネット初心者が東方Project及びフランドール・スカーレット、そして音MADを知るきっかけともなっている。
一方で2010年頃からは裏御三家に押されるように勢いが落ち着いていき、特にニコニコオールスターの文化そのものが衰退していった2011年以降はかつての面影は見られなくなってしまった。
そうした盛衰の移り変わりから、淫夢を中心に「オワコンピエロ」と呼ばれるようになった。
一見蔑称のようでもあるが、こう呼ぶ人もまたドナルドネタを好きな人が多く、逆に言えばそれだけ全盛期の勢いが凄まじかった事の証明でもある。
実際、衰退したと言っても現在でも一定の存在感は放っており、小ブームを起こす事もある。
ドナルド・マクドナルド
カーネル・サンダース
ハンバーグラー
バーディ
グリマス

フタエノキワミ

キワミ
ケンちゃん
CCO
ガトチュ
AOC

VOCALOID

詳しくは該当記事参照

ヴェルタースオリジナル

森永製菓から販売されているキャンディ「ヴェルタースオリジナル」のCMを元にしたMADジャンル。
このCMはニコニコ動画でネタにされる以前から2ちゃんねる等のコピペとしてネタされており、その影響も受けていると思われる。
因みにこの元ネタのCMをニコニコ動画転載した人物はルナルナ兄貴である。
魔王
ヴェルタースオリジナルのCMに登場するおじいさん。シンメトリー画像のインパクトから「魔王」と呼ばれる。

ねるねるねるね

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真夏の夜の淫夢

詳しくは該当記事参照

ブロリー

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レスリングシリーズ

通称:レ
詳しくは該当記事参照

エア本

通称:エ
詳しくは該当記事参照

チャージマン研!

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コマンドー

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