今日 - | 昨日 - | 合計 - |
+ | 声優 |
其の参
男子生徒 ゆかりちゃん 女子生徒 yuka
特別編
男子生徒 夏野 女子生徒 とろろ |
+ | 大まかな内容 |
其の壱 『トイレの花子さん』
男子生徒が女子生徒に「トイレの花子さん」について聞く。女子生徒は知ってると答えたが、どうやら、今の「トイレの花子さん」は昔と少し違うらしい。放課後、女子生徒は実際に「トイレの花子さん」をやってみると、なぜかトイレの個室に閉じ込められていた。すると突然、首を吊った女が現れる。その後、女子生徒はトイレで倒れているところを発見された。病院に運ばれたが異常はなく家に帰された。次の日、女子生徒は首尾を吊った。床には、「ごめんなさい」と書かれたルーズリーフが散らばっていたという。
其の弍 『理科室の人体模型』
女子生徒が男子生徒に「理科室の人体模型」について聞く。男子生徒は知ってると答えたが、女子生徒の知っている話とは違うようだ。放課後、スマホを忘れた男子生徒が理科室に戻り、部活に行こうとすると、人体模型から声が聞こえた。男子生徒はそれを無視して部活に行き帰宅した。次の日、男子生徒はなぜか人体模型となったいた。見慣れない女子生徒が人体模型に近づき「ありがとう、代わってくれて」と言った。
其の参 『十三階段』
男子生徒が女子生徒に「十三階段」について教える。夕方、四時四十四分に登ると、いつもは十二段の階段が、十三段に変わるという内容であった。放課後、女子生徒が職員質にプリントなどを届けようと階段を下りようとすると、「十三階段」を思い出し階段の数を数えた。その時は十二段であったが、上ったときには噂通り十三段になっていた。そのとき、階段の上に人影が現れた。女子生徒は校門を通り家へ向かうも、影は追ってきており、そして、なぜか道には人や車が一つもなかった。不安に駆られ、多通りに向かうもやはり人はおらず、影はゆっくりと近づいてきていた。振り返ると、突然車の激しい光に照らされ、影が自分であることが分かった。「十三階段」にはまだ続きがあり、階段が十三段に増えると、死ぬときの自分の姿が見えるという内容であった。
其の肆 『口裂け女』
女子生徒が男子生徒に「口裂け女」が最近出るということを聞いた。放課後、男子生徒が家に帰る最中に「口裂け女」と思われる女とあった。女は男子生徒に何か話しかけようとしたが、男子生徒はそれを無視、焦った女が男子生徒を小走りに追いかけたが、それが原因で女はトラックに轢かれてしまう。翌日から「口が裂けきり、頭の上半分を無くした女」が現れるようになった。女は、昨日と同じように男子生徒の後ろを事故現場までついてきた。それから毎日、男子生徒の少し後ろを女が着いて来るようになった。
其の伍 『こっくりさん』
男子生徒が女子生徒に「こっくりさん」をやろうと誘う。女子生徒はこっくりさんに「恋人がいつできるか」と聞いた後「家族が仲良くなりますように」というお願いをした。そのとき、雷が落ちたような激しい音と衝撃が起こった。男子生徒と女子生徒が様子を見にいくもなにもなかった。そのときに十円玉から指を離していたが特に気にしなかった。女子生徒が帰宅すると家族全員が仲良くしていた。家族の顔に違和感があったが、女子生徒は特に気にしなかった。
其の陸 『丑の刻参り』
女子生徒が男子生徒に「裏庭の大木」について聞く。女子生徒によると「裏庭の大木」は樹齢百年を越す木で、昔、丑の刻参りに使われた木だという。その木を切ろうとしても、結局切れなかったらしい。昼休み、男子生徒と女子生徒は「裏庭の大木」に行くと釘らしきものが見え、男子生徒はそれをスマホで撮った。放課後、昼にはなかった藁人形と紙が打ち付けられていた。男子生徒はそれをスマホで撮り、紙に書いてることを確認しようとするがなかなかうまくいかない。日が暮れた始めた頃、もう一度木を見上げると、さっきまであった藁人形と紙がなくなっていた。写真を確認しようとすると、とっていないはずの動画があった。動画には大量の藁人形が映っており、そこには男子生徒の名前が書いてあった。それを見た男子生徒は突然笑い出し、車道へと走っていった。
其の漆 『踊り場の大鏡』
男子生徒が女子生徒に「踊り場の大鏡」の話をする。「踊り場の大鏡」は真夜中に見ると異世界に行けるという噂があるらしい。夜、男子生徒と女子生徒が裏門に集合して旧校舎の技術室から大鏡の前まで行く。女子生徒が大鏡に両手で触れてみると、鏡の中に入ったような感覚になる。もう一度男子生徒も一緒に力を入れて大鏡に両手で触れてみると、二人は鏡の中に入ってしまう。そのまま帰ろうと裏門まで出ると、校の外の街並みがいつものものと異なっていた。表門に行くと学校名が書かれている石柱や旧校舎が真新しくなっており、新校舎がなくなっていた。2人は過去に来ていたのだった。
新七不思議奇譚 特別編
「学校の七不思議」七つ、全部聞くと不幸になるという。男子生徒は女子生徒に自分が全部の話を聞いたことを話した。体躯の授業、男子生徒がグラウンドの端で時間をつぶしているとフェンスの向こうに子どもがうずくまっていた。男子生徒は子供に話かけるが、子どもは片足が折れ曲がり、顔の半分がつぶれていた。男子生徒は逃げ、女子生徒にそのことを話すも信用してもらえない。放課後、職員室に向かっていると、屋上に人影が見えた。影はすぐに飛び降り、男子生徒は影が落ちたであろう場所にいくも、そこには何もなかった。上を見上げるとさっきの影が見え、笑顔で飛び降りた。男子生徒は帰ろうと昇降口へ向かうも、門には数人の人影がみえ、「見えてる」「連れてけ」などといっていた。その後、一人の生徒が入院した。「…幽霊なんて、どこにでもいるんだよ…昼も夜も関係なく…外傷がなければ、生きてるのか死んでるのか見分けもつかない…」 |