ミドルフェイズ1 汝案内人を疑うことなかれ
GM:キミたちがダンジョンに足を踏み入れると「フッ」という軽い浮遊感の後、大きな広間に飛ばされていることに気付く。
ひより◎:「ここは一体…」
GM:広間には左手、中央、右手にそれぞれ一つずつ扉が付いており、広間の中央には魔法陣のような模様が描かれている。その魔法陣の中央にはなにやら珍妙な木製の人形のようなものが立っている。
ひより◎:「これは罠ですわ!」
カイ:「あからさま過ぎる気もしますが…」
ヒロ:「でも危険なところの方が金になるものがあるかもしれないぜ」
ひより◎:「じゃああなた先に行きなさいよ」
カイ:「まずは罠をどうにかしないと…」
ひより◎:「わたくし女の子ですわよ!」
ヒロ:「こいつら俺任せ過ぎるだろ…」(一同笑)
ひより◎:「さっさとトラップ探知したらどうなの?」
カイ:「私達はそういうことは不慣れですから」
ヒロ:「わかったよ、やればいいんだろ…」でどうすればいいんだっけ?
GM:どこを探知するか言ってもらって判定のダイスを振ってください。ヒロは《ファインドトラップ》を持ってるから【感知】の値を足して3D+6かな。
ヒロ:それじゃその魔法陣を…出目が9だから達成値は15。
GM:OK、しかしキミの見る限りでは罠は無いようだ。
ヒロ:罠は無い『ようだ』…?
カイ:でも達成値15もあれば大丈夫じゃないですか?あの人形は怪しいけど…
ひより◎:どう見ても敵ですわ!
カイ:う~ん、怖いのでエネミー識別。これも3Dで判定できるんだっけ?
GM:そうだね、《モンスターロア》があるから3Dで判定できます。これは【知力】を使ってください。
カイ:わかりました、それでは…8に6を足して14!
GM:ならわかります。そいつはウッドゴーレムと呼ばれるエネミーだ。具体的にはこんな感じ(といってルールブックのイラストを見せる)
カイ:あ、やっぱり敵なんだ。レベルは2と。
ひより◎:ここから遠距離で破壊しましょう!(一同笑)
カイ:ちなみに距離はどのくらい?
開始早々殺意の高過ぎるパーティである。
GM:(ちょっと焦りながら)えーっと距離は15mほどだね。
カイ:じゃあ魔法の射程範囲内ですね。さっそく《サモン・ファーヴニル》を…
GM:ではキミたちがそのゴーレムを破壊しようとすると「ま、ま、ま、待って下さひ~!」とその人形が叫びだす。
ひより◎:無視しますわ(一同爆笑)
ヒロ:本当に容赦ないな…それでも聖職者なのか?(笑)
カイ:とりあえず話だけでも聞いてあげてみようよ、なんか言ってるみたいだし。
GM:「ありがとうございまひ。ワタクシこのダンジョンの案内役を務めさせていただいておりまひ、ウッドゴーレムのウッドくんでひ」
ヒロ:自分で『くん』っていってるよ(笑)
ひより◎:あざといですわ!
ヒロ:しかしこいつが罠じゃないとはいいきれないな…
ひより◎:トラップ探知したんでしょう?
カイ:「罠は無いみたいだしとりあえず聞いてあげようよ」と話を聞きます。
GM:「あなたはこのパーティの良心でひね!感動でひ!」
ひより◎:「ろくなこと言わなかったら潰すわよ」
ヒロ:「俺たちをだましたら…そこの巨大な女がお前を潰すぞ」(一同笑)
GM:「ひ~!それだけは勘弁してくださひ~!」
カイ:その気になれば我々の火力なら一瞬ですよ。
GM:実際一瞬で黒こげに出来ますよ。ではウッドくんは降参とばかりに両手を上に挙げながら話を続けます。「ワタクシはみなさんにこのダンジョンの説明をするためにここにいるんでひ」
ひより◎:「簡潔にお願いしますわ。」
GM:「これからみなさんには3つの試練を受けていただきまひ。ひとつ、みなさんの技術を試す技の試練。ふたつ、みなさんの知性を試す知の試練。そしてみっつ、みなさんの武力を試す力の試練。この3つを受けていただきまひ」
カイ:明らかに最後のは戦闘がありそうだね…
GM:「みごと3つの試練を攻略したあかつきには勇者の証を贈呈しまひ。それから攻略する順番は自由で構わないでひ」
ヒロ:「う~ん、どうする?」
ひより◎:「信じる者は救われると言いますわ」
ヒロ:「ようやく聖職者らしい事を言ったぞ」(一同笑)
カイ:「それで…どこから行きましょうか」
ひより◎:「知恵!」
ヒロ:「知恵なら学者のカイの出番だな」
カイ:「正確には学者じゃないんですが…まぁいっか」
GM:「それでは御案内しまひ。」そう言うとキミたちの右手にある扉が「ゴゴゴ…」と重い音を立てて開いていく。というわけで知の試練のシーンに行きましょう。
ミドルフェイズ2 神は言っている…寝ていろと…
ヒロ:「おい、さっきからなんで俺が先頭なんだよ」
ひより◎:「かよわい女の子を前に立たせる気?」(一同笑)
カイ:「実際罠とかあるかもしれないですからシーフが先頭にいないと色々困るんですよね」と言いながら心の中ではクリアできるのか心配してます。
GM:えー、では部屋を見渡しますと奥の方に機械仕掛けの柱のようなものが一つたってまして、その手前にはなにやらかわいらしいぷにぷにした生物が3匹1グループで合計3グループいる。
ヒロ:「…どこが知恵なんだ?」
GM:すぐにわかります。「ようこそ知の試練へ!」と機械仕掛けの柱がしゃべります。
カイ:「おぉ、しゃべった!」
GM:「さっそくだが貴様らには我の試練を受けてもらおう。まずは問題を出す」
ひより◎:「なぞなぞは得意ですわ!」
GM:「問題は一度しか読み上げないのでよく聞いておくんだぞ」
カイ:「一回しか言わないんですか…」(メモの準備をしている)
GM:「用意はできたかね?では問題だ」
あるところによれよれの冒険者がいた。彼は煙草が大好きだがろくに金がないため買うことが出来ない。
そこで彼は道に落ちているシケモクを分解し、いくつか集めることによって一本煙草を作ってそれを吸っている。
彼はシケモクを5つ集めるごとに1本の煙草を作ることが出来る。
ある日彼はいつものようにシケモクを集めに出かけた。ある所で4つ、ある所で5つ、ある所で3つ、ある所で7つ、ある所で5つシケモクを集めることが出来た。
さて彼はいくつの煙草を吸うことができただろうか
ひより◎:「よれよれだから吸えませんわ」(一同爆笑)
GM:そういう問題じゃねぇから!(笑)と、今ので問題文は終わりです。
カイ:終わっちゃった!「…ひっかけ問題じゃないとすると単純に合計で25本で5で割って5本吸えるってことになるけど…こんなに単純でいいのかしら?」
GM:「では解答に移ってもらおう。いまから貴様らが出した答えの分だけここにいるポメロを倒してもらおう」そういうとぷにぷにした生物…ポメロが「ぽめーぽめー」と鳴く。
カイ:なるほど、つまり5体倒せばいいわけですか。
GM:「しかしながら単純に答えの分だけ倒せばいいわけではない。以下に従って倒してもらおう」
1.自分達が出した答えの分ポメロを倒したと思ったら終了を宣言すること。その時点で戦闘は終了する。
2.終了を宣言した段階で倒した数がオーバーした場合、あるいは足りなかった場合はその数に応じてビーム(HPダメージ)を受ける。これは回避やスキルによる軽減はできない。
3.ラウンド終了時、解答が終了していなかった場合一人にビームが飛ぶ。
4.終了した段階で知の試練はクリアとなる。
カイ:うわー、これHPが低い人が受けたら危ないじゃない。
GM:一応当たる人はランダムで決めるけどね。
カイ:でもダメージ受けて強引にクリアって言うのもできるのか。とりあえず戦闘開始と行きますかー。
Round1
エンゲージ1:[[ひより◎]](4)、カイ(6)、ヒロ(8)
エンゲージ2:ポメロA、B、C(0)
エンゲージ3:ポメロD、E、F(0)
エンゲージ4:ポメロG、H、I(0)
GM:ではまずセットアッププロセスだね、ここでは各種準備のスキルが使えますが…何かやることある人は?
ヒロ:スキルあるけどここで使う意味ないからパス。
GM:OK、じゃあイニシアチブプロセスにいこう。ここではタイミングがイニシアチブプロセスのスキルを使うことが出来ます。もし使うキャラクターがいない場合、行動値が一番高いキャラクターがイニシアチブキャラクターとなりそのキャラクターのメインプロセスに移行します。今回行動値が一番高いのは…8のヒロかな。というわけでヒロのメインプロセスです。
カイ:その前に答えはさっきの5でいいの?
ひより◎:信じる者は救われますわ!(笑)
ここでおもむろに寝てた彼がしゃべりだす。
寝:集めたシケモクで作った5本のたばこでもう1本吸えるんじゃないの?
ひより◎:あ。
カイ:なるほど…それは思いつかなかった。
GM:(下を向いて複雑な表情をしている)
ひより◎:なんか申し訳ない感じではあるね。
GM:いいよ、好きなようにやってくれ…
ヒロ:戦闘のルールがよくわかってないんだが…
GM:あー、じゃあメインプロセスを簡単に説明しておきますか。
1.ムーブアクション:主に移動を行う。マイナーアクションを放棄して全力移動も出来る。
2.マイナーアクション:判定が必要でない準備のスキルやバッドステータスの解除を行う。
3.メジャーアクション:判定が必要な行動、攻撃や罠の解除などを行う。
GM:この3つの順に行動します。ヒロは射撃武器を使うから今回はムーブアクションは何もしなくてもいいんじゃないかな。
ヒロ:それじゃあマイナーアクションで《シュアショット》、メジャーアクションで《ワイドアタック》で右のエンゲージを攻撃します。…あ、6が二つある。
GM:いきなりクリティカルか!持ってるねぇ…
カイ:えーっと達成値は?
GM:クリティカルの場合達成値は求めずにそのまま絶対成功として扱います。対決の場合クリティカルに勝てるのはクリティカルのみ、ということでポメロ'sの回避は…全匹失敗!
ヒロ:ダメージはどうすればいい?
GM:普段はダメージは2Dに武器の攻撃力を足したものが基本なんだけど、今回はクリティカルしているのでその時は6の目が出た分だけ数だけダメージが増えるよ。今回は2個だったので+2Dだね。
ヒロ:ならダメージは…21点。
GM:ではヒロの放った矢の雨を受けてかわいらしいポメロ達が「ぽめ~」と断末魔をあげながら破裂して消えます。
ひより◎:「ざまぁですわ!」
ヒロ:「お前何もしてないだろ!」(一同笑)
カイ:「まぁよくやったということで…次次!」
ひより◎:「竜の力とやらを見せなさい!」
カイ:では私はムーブアクション、マイナーアクション共に何もせずに、メジャーアクションで《サモン・ファーヴニル》!…14で命中!
GM:「頑張って避けるぽめ~」…残念、避けれなかった。ダメージどうぞ。
カイ:ダメージは…23点!
GM:ではおなじく愛くるしいポメロ達が竜の王の力により「ぽめ~」と叫びをあげて爆散しました。
ひより◎:あとは終了でいいのかな?
ヒロ:多分大丈夫だろ。
ひより◎:では終了で~。
GM:「それでは発表する…貴様らの答えは…(某ミリオネア風に焦らして)正解!」
一同:よし!
GM:「よくこの答えが6だとわかったな」
ひより◎:「神の声が聞こえましたの」(一同爆笑)
GM:「凡俗な人間ならそのまま25割る5で5本と答えるところなのだがな。その5本で更にもう1本作れるという点に気付かれた時には余計な事言うんじゃない、そのまま寝てろ!と思ったよ」(一同爆笑)
カイ:なにかGMの心の叫びみたいなのが聞こえた(笑)
GM:「下を向きながら笑いをこらえるのが必死だったわ!(一同爆笑)というわけで無事この試練を突破した貴様らにはこの知の宝玉を授けよう」そういうと機械の柱から青い光に包まれた宝石のようなものがゆっくりと飛んできます。
カイ:「よかった、まずはひとつクリアですね」
その後、神の声はまた深い眠りについたという…
ミドルフェイズ3 不発弾
ひより◎:次は技の部屋に行きますわ!
GM:了解です。では先ほどと同じようにウッドくんの案内で左の部屋に行きますと、その部屋の中央には機械でできた巨大な人形のようなものが鎮座している(と言ってマップを見せる)
カイ:なんかボ○バーマンみたいなのがいる…
GM:「よく来たな若人たちよ!」
ヒロ:やっぱりしゃべったか!
GM:「我が名はテクニカルゴーレム!ちなみにキミたちがさっき見た柱はインテリジェントゴーレムという」
ヒロ:ネーミングセンスが…(笑)
ひより◎:「壊しますわ~」(一同笑)
カイ:「どうどう」と言ってひより◎を静めます(笑)
GM:「まぁまぁそう急くでない。折角だから我の試練を受けていくがよい。我は三段の仕掛けによって構成されておる。その仕掛けを全て解除し、我を止めて見せよ!」
ひより◎:…またビームですわね。
カイ:そんな気がしてきた。
GM:今回はビームではなく…
カイ:あら、よかった…?
GM:爆弾だ。
カイ:もっと厳しいじゃないですか!
ひより◎:やっぱりボ○バーマンだったんだ(笑)
GM:「それでは今回の試練の説明をするぞ」
1.PCはテクニカルゴーレムとエンゲージすることで判定を行うことが出来、それに成功することで次の判定に進むことが出来る。この判定はメジャーアクションを使用する。
2.クリンナッププロセス時に解除が終わっていない場合、爆弾が飛んでくる。
3.エンゲージしたPCがメジャーアクションを放棄した場合、次に判定を行うPCの達成値を+2することが出来る。
GM:「ちなみに最初の判定は【筋力】で行うぞ」
ひより◎:筋力ということはわたくしが一番に行くべきですわね。
ヒロ:俺たちはどうすればいいんだ?
カイ:遠くで待ってるのがベストじゃない?
GM:ちなみに一人に判定をやらせるとバンバン爆弾が飛んでくるよ(笑)全員が一回ずつ判定に成功すれば1ラウンドで解除できなくはない。
ひより◎:とりあえずわたくしが最初に判定して残りの二人には待機していてもらいますわ!
カイ:それで行きましょうか。
Round1
ひより◎:ムーブアクションで移動、マイナー捨ててメジャーで筋力判定します。
GM:では判定をどうぞ。目標値は15です。
ひより◎:なんだ、余裕じゃないですか。【筋力】は12ありますわ。
GM:そんなバカな!?…ってそれは筋力基本値じゃないですかー!(一同笑)
ひより◎:あ、失礼こっちでしたか…なら5ですわ。
ヒロ:かなり厳しくないか?
GM:ここでフェイトについて解説しよう!君たちが持っている5点のフェイトはダイスロールの際に消費することで消費した分だけそのダイス数を増やすことができるのだ。
カイ:ここはフェイトを使った方がいいんじゃない?
ひより◎:使いますよ~、どうせ他で使う気しないし。じゃあ2点使います。「いきますわー!」…はい余裕。
GM:出目14で【筋力】足して19か…ではギギギとゴーレムを覆っていた鉄板が外れ、中からパズルのようなものが出てくる。
カイ:パズルということは【知力】かな?私の出番かしら。
GM:ご名答!
カイ:ちょうどよかった。待機していた私の番ですね。ムーブアクションで移動してメジャーアクションで知力判定!これも目標値は15?
GM:そうですよ。
カイ:私の【知力】は6だから9出せばいいのか…
ヒロ:フェイト1点だけでいいんじゃない?
カイ:ですね。それではフェイト1点使用して…げ。(一同笑)
ひより◎:あちゃー、フェイトで振り直しですわ!
GM:ひより◎が言ってくれたけど、判定の直後にフェイトを1点使用することで1回だけ判定を振り直すことが出来るよ。
カイ:振り直します!…今度こそ成功です。
GM:すると中から鍵のかかった箱のようなものが出てくる。
ひより◎:これは…敏捷?
GM:「器用だぞ。ちなみに目標値は18だ」
カイ:高い!一回爆弾喰らって、次のターン私とひより◎がメジャー放棄してヒロ君にやってもらうのがいいのかな?
ヒロ:…そんなリスク冒す必要あるか?普通にフェイト使って成功すればいいんじゃないかと思うんだが。
カイ:たしかにね。
ヒロ:というわけでゴーレムとエンゲージ。フェイトを2つ使って判定…あ、クリティカル。
GM:さっきから出目良過ぎるだろう!?また1点もダメージ与えられなかった…
カイ:1点でもダメージ貰うと死にそうなので(笑)
GM:では…「パキン」という小気味のいい音と共に鍵が外れ、中から黄色い宝石…技の宝珠が出てくる。
ひより◎:案外もろかったですわね。
カイ:でも名前的に次の部屋はがっつり戦闘だろうから…
GM:次の部屋こそダメージを受けてもらうぞ!!
ミドルフェイズ04 GM怒りの鉄拳
GM:では最後の部屋、力の部屋だ。部屋の奥には安心と信頼のゴーレム…今度は拳の形をしているものと、それとは別に3体左から順にチビ、デブ、ノッポなゴーレムがいる。
ひより◎:デブゴーレムは魔法が効きそうですわね。
カイ:エネミー識別とかした方がいいのかな?
GM:それではキミたちがそんな事を話していると奥の拳が「ふははははよく来たな小童ども!ここでは貴様らの武力、単純な戦闘での力を試させてもらうぞ!」
カイ:「何も深く考えずに単純に戦闘ということ?」
GM:「そういうことだ。これも前二つと同じようになるべく早いターンで倒すことを目的としている。以下が今回の試練だ」
1.クリンナッププロセス時にゴーレムが残っていた場合、ランダムでゴーレムの拳がとぶ。これは回避が可能であり、ダメージ軽減スキルも有効。
2.ゴーレムを1体倒すたびに拳の威力が下がる。
カイ:やはりエネミー識別するべきでしょうかね。
GM:エネミー識別にはメジャーアクションを使うから素早く倒すのには不向きかも。
カイ:う~ん、とりあえず攻めてみるかな。
Round1
エンゲージ1:ひより◎(4)、カイ(6)、ヒロ(8)
エンゲージ2:チビ(9)
エンゲージ3:デブ(3)
エンゲージ4:ノッポ(6)
ヒロ:不味いな、9とか誰も勝ってないじゃん。
ひより◎:デブにギリギリ勝ちましたわ!(笑)
カイ:ノッポと同速だけど…この場合はどうなるの?
GM:行動値が同じ場合はPC優先だよ。
カイ:なるほど、わかりました。
GM:ではチビの攻撃、攻撃先はランダムで決めて…ヒロだね。ムーブアクションで移動してメジャーでぱーんち!…14と言って命中!
ヒロ:回避は…余裕で回避。
GM:「ギギギ…やるな!」とチビが憎らしげにつぶやきます。
ヒロ:次は俺の行動か…
カイ:エンゲージ離脱した方がよくないです?
ヒロ:別にこいつを攻撃しないといけないわけじゃないから…それに回避できるしな。
カイ:クリティカルが来たら終わりよ(笑)
ひより◎:デブは物理防御高そうなんでノッポを攻撃しておけばいいんじゃない?
ヒロ:じゃあノッポを《シュアショット》だけ使って通常攻撃…20。
GM:どうしてこんなに出目がいいんだよ…出目3(笑)
ヒロ:ダメージは…9?
ひより◎:ひっく!(笑)
GM:流石に落ちませんな。
カイ:じゃあ次はわたしですね。ノッポを集中攻撃したいところだけどデブが魔法効きそうなのでデブに《サモン・ファーヴニル》!…出目12で達成値18!
GM:さっきから避けれる気がしない…無理でした。
カイ:ダメージは21!
GM:「どかーん!」とデブが吹っ飛んだかにみえたが、なんとか満身創痍といった感じでかろうじて立っている。
カイ:残念、倒せなかったか…
GM:次はノッポの攻撃だ。ではギラリと光る瞳からビームを打ってくるぞ、「ゴーレムビーム!」対象はランダムで…カイさん!…14と言って命中!
カイ:流石に避けられないなぁ。
GM:ダメージは15点の魔法ダメージ!
カイ:魔法防御は6点なので9点ダメージか。
ひより◎:プロテクション!…8点防ぎましたわ!
カイ:ってことはダメージは1点だけか。
GM:では…ひより◎の放った障壁によりゴーレムのビームは阻まれる。かすかにすりぬけてきた熱線がキミの頬を焼く。
カイ:ぴしっ、つーって感じですかね(笑)1点でもHPが低いから侮れない…
ひより◎:ではわたくしの行動ですわね!ムーブアクションでノッポのエンゲージへ。メジャーアクションで《バッシュ》!命中低いんだよね…9って(笑)
GM:なめてるのか!…平目で避けました。
ヒロ:「やくにたたねーな」
ひより◎:「ひどいですわ!」
GM:次はデブの行動、さっきの仕返しでカイにミサイル撃つよ!命中は…12と言って命中!
カイ:避けれる気がしない…出目が9で回避が3だから避けた!
GM:おぉ!キミは華麗に爆風をかわした!
カイ:「ごほごほ…日ごろの運動不足がたたったかな…」
GM:というところに奥の拳が語りかけてくる。「1ラウンド目は誰も倒せなかったようだな。約束通り、MAXパワーのゲンコツだ!」というわけでランダムで…ひより◎!命中は18だ。
ひより◎:とりあえず判定…流石に無理ですわ。
GM:さーてと…(机のダイスをかき集める)
カイ:ちょっと待って、ダイス多すぎない!?
GM:…あ、ダメージ出し過ぎた。31点の物理ダメージ。
ひより◎:物理防御で減らして25ですわ、ここからプロテクションで…7だから18点ダメージですわ。って半分持ってかれた!
GM:予想以上に出目がよかったもんだからかなりの被害を与えたなぁ。
ひより◎:「かすり傷ですわ!」(一同爆笑)
ヒロ:「血がどくどく出てるぞ」(笑)
ひより◎:「私の翼は折れてませんわ!」
Round2
エンゲージ1:ヒロ(8)、チビ(9)
エンゲージ2:ひより◎(4)、ノッポ(6)
エンゲージ3:カイ(6)
エンゲージ4:デブ(3)
GM:では先頭に戻ってチビの攻撃…ファンブル!?
カイ:これで攻撃おしまいなの?
GM:自動失敗だからね…優しいGMだと思っていただきたい!
ヒロ:じゃあ俺の攻撃か。またノッポ攻撃した方がいいかな?
カイ:この攻撃で絶対落として!マジで!
ひより◎:さっさと落として下さる?
ヒロ:じゃあとりあえず《シュアショット》使っておきますね。で命中…16か。
GM:避けられない!
ヒロ:ダメージは…10か。
GM:ふむふむ、ではあまりダメージを受けてないように見えるぞ。
ヒロ:こいつHP高いんじゃないか?
カイ:魔法で落とした方がいいかな?でももし魔法効かないとかあったら…
ひより◎:あぁ、ありそう…
カイ:ではおデブちゃんに《サモン・ファーヴニル》…13!危ないかな…
GM:うーん、ギリギリ避けられない!
カイ:ダメージは…
GM:(出目見ずに)どかーん!(一同爆笑)
ヒロ:まぁボロボロだったしね。(笑)
カイ:う~ん、でもどんなにボロボロでも常に最大火力じゃないといけないのが辛い…
ひより◎:次はわたくしですか。自分にヒールした方がいいかな?いや、でも倒しておきたい…やっぱりノッポに《バッシュ》!…11。
GM:避けれるかな…無理だな。
ひより◎:フェイトも1点使ってダメージは…28点!
GM:うひょー!「すぱーん」とゴーレムは一刀両断だ。
このあと気付いたのだがノッポの行動値は6でひより◎より高い。しかし既にひより◎が倒してしまっていたので、巻き戻しをしてはいけないというゴールデンルールに従いプレイを続行した。
GM:ではクリンナッププロセスのお楽しみ鉄拳制裁!今回のターゲットはカイさんだ!命中判定は…クリティカル!
カイ:クリティカルじゃないと避けれないんですよね…無理です~。
GM:ならばダメージは…あまり良くないな、18点の物理ダメージ!
カイ:物理防御3点減らして15点ですか。
ひより◎:《プロテクション》!…7点軽減。
カイ:それで8点ダメージですか、痛いなぁ。
GM:これでこのラウンドは終わりですね。
Round3
エンゲージ1:ヒロ(8)、チビ(9)
エンゲージ2:ひより◎(4)
エンゲージ3:カイ(6)
GM:2体倒されたとはいえまだチビは無傷!くらえ!…って10!?
ヒロ:…余裕だ。
GM:ほぼ平目じゃんよ…
ヒロ:俺はエンゲージ離脱して終了。
カイ:じゃあ私ですね。回避が高そうだから命中にフェイト1点使って…クリティカル!
GM:くそう、やばい!…避けれない!
カイ:ダメージはベースの4Dにクリティカルで2D足して…30点
GM:30来ましたか…「どかーん!」一撃ですわ…うそーん。
カイ:「まっ、こんなもんか…」
GM:「貴様らよくやっ…」
ひより◎:ドロップ♪ドロップ♪ドロップ♪
GM:「えぇいうるさい!しゃべらせろ!(一同爆笑)まぁいい、先にドロップ判定してからでいいからちゃんと話を聞くんだぞ!」
その後ドロップを回収した後、無事に力の宝玉を入手したのであった。
最終更新:2016年12月25日 20:39