EYE'S ep9 PP~OP

■PREPLAY

◆Preplay 01 前回のおさらい


kuro:えっと…録音の準備は出来たよ。
PL2(以下GM):じゃあ、先に今回予告だけ読んじゃうよ?
一同:どうぞ~。

そう言いつつ、数人はシートに書き込みを続けている。

GM:え、いいのか?…いいのか?!(圧)
かい:大丈夫だよ。始まったら各自揃えてくるから(笑)


今回予告!

 アースランの地で女神グローヴィスの祝福により、聖剣カリブルヌスの力を継承したシドとアイノス一行。喜んだのもつかの間、邪神セルノーグの誇る死の軍勢が手薄になっていたエルカラドルに迫る!
 未だ神が相争うこの地で、今後の世界の命運を左右する一戦が開かれたようとしていた――。

アリアンロッド2Eキャンペーン
EYE'S 第9話 「神争う地の腐敗の邪神」

冒険の舞台が君を待つ!


せいろん:そんなんだったっけ?
GM:よくある「思い出しフェイズ」だから。それに安心して!今回のオープニング①も前回のエンディングのおさらいだから!
kuro:優しい…!
かい:エルカラドル…?
GM:グローヴィス側の首都ね。前回、君たちが最初に漂着した…というか、まぁ、そこ。
せいろん:で、腐敗ですって。
kuro:腐ってやがる、あいつ腐ってやがる!
せいろん:お仲間かな?
GM:誰の?どこの?
せいろん:誰とは言わないよ。腐ってる人なんかたくさんいるから(遠い目)
かい:反応したら負けってやつね。
GM:あ、あと勘のいい読者だったら、前回のシナリオ名と被せてあるってのもお気づきかなっ。
せいろん:前回のシナリオ名忘れてしまった~。
GM:これですよ!!
kuro:「神争う地の剣(けん)の女神」だっけ?
GM:……そうね。剣(つるぎ)って呼んでほしかったけどね(哀)。


◆Preplay2 成長報告


◎シド――サロゲートってサーヴァn(ry


GM:そんじゃ成長報告、PC①のシドさんからお願いしゃーす。
kuro(以下シド):レベル13になりました。あと、何か知らないけどすごく安価な兜を被っていたので、ようやく新調しました(笑) たぶん、グローヴィスからもらったんだろう、[剣神の兜]を手に入れました。召喚具装備しているときはさらに防御力が上がりますよ。
GM:ほほう、堅いな。
シド:スキルは、順当に≪ハイボルテージ≫ 上げて…。あとね、サロゲートとしてやることと言ったら、もう馬(スレイプニル)を召喚するか…
せいろんえ、木馬?(一同爆笑)
シドそれお前のだろ!俺のゲートオブバビロンにそんなもん入ってねェよ!(笑)…だからその、馬を召喚するか、ゲートオブバビロンで場面攻撃するかしかないんだよ。
GM:ゲートオブバビロンやっちゃおうぜ!
シド:サロゲートになったからにはやりたいんですよ!…というわけでその第1段階として≪ディバインシュート≫で範囲に射撃攻撃できるようになりました。
GM:≪ディバインシュート≫って使ったら武器ぶっ壊れるんだっけ?
シド:そう、壊れる。だから≪ディバインコール≫のレベルも1コ上げました。投げるんだったらやっぱ必要!
かい:なるほど~。
GM:遠距離攻撃できるようになったのは悪いことではないと思うよ。
シド:とはいえ、まだシーンに2回しか武器呼び出し出来ないから、撃ちこめるのは1戦闘で1回だけだね。もうサロゲートで出来ることはやり尽くすぞ!
GM:(メモしながら)了解でーす。他に報告しとくことある?
シド:あと、ちゃんと[カリブルヌス]は持ってますよ。効果もメモしてあるし。
GM:まぁ効果としては魔族や邪神に貫通とダメージUPくらいだけどね。こういうのは持ってることに意味がある。
シド:そういうこと。イベントシーン用だから。


◎メルヴィナ――メインヒロインの座は渡さない


GM:続いてメルヴィナちゃんどうぞ。
せいろん(以下メルヴィナ)はーい!メインヒロインのメルヴィナです♡
シド:譲らないなぁ…(笑)
メルヴィナえー、そしてこの度シーフになりました(一同爆笑)
かい:華麗な転身を(笑)
メルヴィナ:≪バタフライダンス≫と≪アームズマスタリ―:鞭≫を取りました。これで4Dで命中振れるようになりました。
GM:回避は?
メルヴィナ:回避は…まぁ3Dかな。あ、≪修練:敏捷≫あるから4Dだね。回避はこれから伸びていきます、固定値が。テイマーにもなるしね。
かい:≪ドッジムーブ≫も取るだろうしね。
メルヴィナ:そして装備も新調しまして…。ドルイドじゃなくなったので、ドルイドセットが使えなくなったのですよ。全部捨てて……元祖ひより◎に…(笑)
GM:まさか…
メルヴィナ:[セレスチャル]装備に(笑)
よしの:原点回帰だ(笑)
GM:だから言ったでしょー。[セレスチャル]便利だって~。
メルヴィナ:それしかなかったんです…
GM:あんなに嫌だって言ってたのに…
メルヴィナ:それしかなかったのっ!それによって防御力が結構上がりました。
GM:あと、一般スキルとか何か面白いもの取ってたら。
メルヴィナ:面白くないから割愛します。とりあえず[セレスチャル]のために【筋力】上げました!
GM:うむうむ、良いことだ。
メルヴィナ:あと言っとくことといえば………軽くかわいいです☆(キラッ)
GM:(無視)えーっと…【行動値】は…15ね。


◎シャオレイ――にこやかに割って入る系ヒロイン


GM:ではシャオレイちゃん、おなしゃーす。
よしの(以下シャオレイ):はーい!えっと……メインヒロインのシャオレイです☆(一同爆笑)
シド:割り込んでいくな!(笑)
かい:負けてないなぁ(笑)
シド:意外とグイグイ来るよな、この子…(苦笑)
GM:うっ…こっちもセラちゃん(遠見の水晶球のアバタ―少女)が最近影が薄いからちょっと頑張らなアカン…!
シド:前回はグローヴィスがグイグイ来てたからな。
GM:グローヴィスはね、思ったより動かしやすくて楽しかった(笑)
メルヴィナ:あの尻軽女め…
GM:楽しい…やっぱラブコメって楽しい…(恍惚) あ、ごめんなさい。続けてください。
シャオレイ:レベルが13になりまして、【知力】【感知】【精神】をいつも通り上げたので【行動値】が1上がりました。【行動値】は10です。装備は特に変えてないです。
かい:スキルは?
シャオレイ:スキルはね~、≪マスターマジック≫と≪ミッドナイトサン≫を1レベルずつ上げて、≪シャドウスフィア≫を覚えました!
GM:おっ!ついに新しい魔法が!
シャオレイ:すごいんだよ!≪シャドウスフィア≫を覚えたらね、≪エアリアルスラッシュ≫よりすでに固定値が高いっていうね(笑)
GM:≪ミッドナイトサン≫が係数5とかで上がってくからね。
シャオレイ:それにしたってさー、≪エアリアルセイバー≫とか乗らないわけだからさ、同じくらいかなって思ったんだけど…。10くらい違ったよね(笑)
GM:そのうえ範囲攻撃だし、バステも乗るしな。強いよね。その分MP消費と命中は犠牲になるけども。
シャオレイ:そこはご愛嬌で。
GM:≪テンペスト≫取れば?
シャオレイ:≪テンペスト≫はおいおい取るよ。つーか≪マスターマジック≫と≪ミッドナイトサン≫をコツコツ上げてると毎レベル1枠しか余んないの!
メルヴィナ:メイジは取りたいのいっぱいあるんだよね~。
GM:他に伝えておきたいことある?
シャオレイ:うーん、特にないかなぁ。メインヒロインなので頑張ります☆
メルヴィナ:負けない…ッ!(ギリリ)


◎リン――こういう「ヒロイン争いに興味ありません」系が一番アブない


GM:さーて、最後はリンさんで…(どどんとふ確認して)ちょっと待て!【行動値】こんなに高かったっけ?!≪トランス:ビースト≫入れてる?
かい(以下リン):いや、入れてないけど。
GM:マジかよ!≪デスブレイド≫で50点くらい乗っかってくるってことだろ?恐ろしいわ…。気を取り直して、報告よろしくです。
リンはい、アウトロー枠のヒロインにならざるを得ないリンさんです。
GM:「メインヒロインです」って言いなさいよ、そこは!(笑)
リン:レベルが13になりまして、【器用】【敏捷】【感知】が上がって、ここで【行動値】がすでに2上がるのね。
GM:うん、まぁわかる。そこは想定内だよ。
リン:そんで装備をね、[フィルボルトラベルジャケット]から上位互換の[ストライダークローク]に着替えたんですよ。これで【行動値】+3上がったわけですね。
GM:(本見ながら)おお、全体的に強いなこれ。
リン:スキルは、何の変りもなく≪デスブレイド≫、≪ボーパルアーツ≫、≪クイックムーブ≫上げました。≪クイックムーブ≫でさらに【行動値】が2点上がります。結果的に前回の【行動値】が34だったのが39になったと。
GM:前回もう34だったか!そんな早かったか…。あれー?なんでリーネ(『ガードナー戦記』時の使用キャラ)はあんなに【行動値】低かったんだろう…
リン:たぶん私、装備が【行動値】特化だからね。装備だけで+7してるし。
GM:そうか。リーネは範囲攻撃に特化させてたからな。
メルヴィナえ、リーネはネタキャラじゃないの?
GM…ネタキャラではないよ。わりと正統な短剣型シーフだった気がする。
シドそうだよ!ネタなのはキャラクターだけ!性能は正統派だった!
GM:うん、待って。待って。
メルヴィナ:そうだね。そうだったね。
GM:待って。待って。……待って!!
リン:なんでしょう、GM?(笑)
GM:うん、あのね。歴史の認識を改めた方がいいかな(一同爆笑)
シャオレイ:それはもうどうしようもないかも(笑)
メルヴィナ:じゃあちょっとレイシフトしておいで。(※霊子転移【レイシフト】:霊子化した魔術師を過去へタイムトラベルさせるシステムのこと。 <Fate/Grand Orderより>)
GM:あの日の戦場に!?ミッショネン平野の聖戦のあの日にレイシフトしてくりゃいいの?!
リン:GMが一生懸命修正しようとしてるのに、残りの4人がGMのときに必ずそれを捻じ曲げに来るから(笑)
GM:いけない…修正しなきゃ…

閑話休題。

GM:そんなわけで火力もだいぶ上がったね。特に前回そうなんだけど、リンさんを過少評価してたのでそれを改めざるを得ないな…(笑)
リン:回避はそうでもないけどね(笑)


◎アイノス(ギルドLv.8)

  • 所有スキル:≪蘇生≫、≪祝福≫、≪陣形≫、≪最後の力≫、≪修練≫、≪再行動≫、≪ギルドシンボル≫、≪手探り≫、≪目利き≫(←NEW!)

  • 今回の使用スキル:≪蘇生≫、≪祝福≫、≪陣形≫、≪最後の力≫、≪修練≫、≪ギルドシンボル≫、≪目利き≫


GM:さーて、成長報告も終わったし、シナリオ出来てないけど途中で書き書きしつつ進めていきましょう!
シド:マジで?すげえな(笑)
GM:いつもそんなもんだよ?完璧にシナリオ完成させてたことなんかないし。(ドヤ顔)前も言ったけど、台詞書いたってその通りになんか話せないんだよ!(笑)伝えなきゃいけないことだけ書いといて、あとはプレイヤーと会話すりゃいいんだよ。
リン:経験値のなせる技ね。
GM:もちろんやり方は人によるけどね。僕はカッチリ詰めると疲れちゃうのでやりませんっ。


■OPENING PHASE


◆Opening 01 侵攻


「報告しますッ!!セルノーグの軍勢が我が軍の最終防衛線を突破!!エルカラドルに侵攻しています!!!」
グローヴィスの天幕にてカリブルヌスの継承を果たした君たちの元に、グローヴィス軍の伝令役が飛び込んできた。
「規模は!?」
「およそ……3万!!」
「バカな!!今こちらが出せるのは5千がせいぜいだぞ!」

GM:……というのが、前回の終わりらへんでしたね。若干歴史に修正はかかったけど、こんな感じでしたよ。
シャオレイ:修正入ってたんだ(笑)
GM:伝令がもうちょっとコソコソしてたね、前の歴史では(笑) で、シドあたりが反応してくれてた気がするよ。(チラッ)
シド:あ、そうだっけ(笑)じゃあ…「おい、何事だ?」
GM(グローヴィス):「邪神セルノーグの軍勢がこちらに攻め込んできたらしい…。砦に残された捕虜たちを助けるのに完全に気を取られてしまったか…!」
メルヴィナ:あらあらまぁまぁ。
シド:で?戦況はどうにかなりそうなのか?
GM(グローヴィス):「なんとか…。いや、なんとかしてみせよう!ここまで付き合ってもらって悪かったな。」
シド:いやいやいや。カリブルヌスも何とかしてもらったしなァ…タイミングもタイミングだ。手伝ってやろうと思うんだが…みんなどう?
GMお前、前回帰ろうとしてただろう!(笑)
リン:はぁ…お人好しね。
メルヴィナ:ほんっと!お人好しなんだから!
シャオレイ:さて…どうしましょうね…。
シド:「とりえず反対はいないみたいなんでお手伝いしたいのですが…女神様、いかがでしょう?」グローヴィスに目を向けてニヤッとしよう。
一同そんなキャラだったっけ?!
GM:最近ちょっと色男になってきたな(笑)
メルヴィナ:いやらしい…。鼻の下伸びてるわよ!
シャオレイ:……足を踏む。
シド痛ってえ!!
GM(グローヴィス):「本気で言っているのか!?」と言いつつ、ぐっと歯を食いしばり、「…正直言って、相当勝ち目の薄い戦になる。お前たちを巻き込んだら、命の保証が出来るとは言い切れない。」
シド:何にせよそんな軍勢が押し寄せてきてんだったら、この地を脱出するのにも手間だろう。片付けた方が脱出もラクだ。
GM(グローヴィス):ではそんなシドの力強い言葉に、グローヴィスの瞳は心なしか潤んでいる。「シド…」
メルヴィナトゥンク…(一同爆笑)
リン:お取込み中悪いけど、そんなにボヤボヤしてる状況かしらね?
GM(グローヴィス):ハッとして、「まずはこの軍勢を反転させて首都の防衛に回ろう。追いつくかは五分といったところだが…。」
シド:追いついたら俺たちはどうすればいい?
GM(グローヴィス):「今の戦力差は相当にあると言っていい。ざっと見たところ一般的に言う3倍差のさらに倍をいく戦力を向こうは有しているだろう。」
リン:純粋に敵の殲滅を目標にするのは無理そうね。
シド:「殲滅」って数じゃねえよな。どうにか相手の勢いを止める方法はないのか?
GM(グローヴィス):「タイミングを窺い、敵の将軍を落とすのが最善だが…。しかし、この軍勢だ。一点突破は難しいだろう。まずは耐えて敵に隙を作らせなければならない。」
シド:うーん…。なんにせよ、これ以上防衛ラインを下げるわけにはいかない。
GM(グローヴィス):「とっくに我が領内に侵攻されている。一時の猶予もないぞ。」
シド:「考えてても仕方ねぇ。とにかく前線にいくぞ。」…と言いつつ、後ろの3人のほうに目を向けるよ。
GM:今、完全にシドとグローヴィス2人の世界になっちゃってたからな(笑)いいのか、ヒロイン共?何か話せ!シド取っちゃうぞ!(見下し)
シド:GMがかなりドヤ顔でしゃべってるぞ(笑)
メルヴィナせいぜい束の間のヒロインごっこを楽しむといいわ!(一同爆笑)
GM:何だコイツ!何をぶっこんできやがった!(笑)
シド話聞いてた?!「何か話せ」ってその話じゃねえよ!(笑)
シャオレイ:そもそもこの地を護るのは何のためなんですか?
GM(グローヴィス):「それはもちろん、ここに住まう神の子らを護るためだ。ここに唯一残った神だからこそ、私にはここの民を導く責任がある。」
シャオレイ:「導く責任がある」…、ね。
シド:啖呵を切ったグローヴィスの姿を見て……
メルヴィナトゥンク……
シド違うよ!(笑)グローヴィスの姿を見て、目の前のグローヴィスに重なるように脳裏にノイズの混じった映像がみえる。「うっ…なんだ…?」
GM:何かを思い出したんだな?じゃあそうだな…そのノイズの混じった映像を見て「そういえば、あの日も確か彼女はそう言って戦に出て行ったっけ」って感じかな。
シド:うん、そんなモノローグ。「な、なんだ…今のは…?」みたいな。
GM便利ねー。
シド記憶喪失ってすっごく便利。
リン:お話の世界だとこういう戦力差がある戦には、少数派が勝つってのがセオリーだけど、ミッショネン平野の聖戦じゃあるまいし…。はてさてどうなることかしら…。
シャオレイそうですね…。“炎の悪魔”と呼ばれた、かの英雄の活躍あってこそのあの聖戦でしたからね(笑いをこらえながら)
メルヴィナ“鮮血王女”のお話ですね!私も聞いたことがありますぅ!(笑いをこr以下略)
シドあのおてんば王女が暴れてただけだろ?それ以上の大暴れをしてやればいいってだけの話だ(笑いを以下略)
GM:お前ら覚えてろよ…(震)

 結局、グローヴィスの話した通り、まずは首都に急ぎ駆けつけ、敵の勢いを殺すことで話がまとまった。
 急いで準備を整え、エルカラドルに向かおうとしていた一行だったが…

GM:とりあえずこのまま何もなければミドルにいきます。ミドルにいったらそのまま“大規模戦闘”が始まります。
リン:出た!
シャオレイ:まぁ、そうだと思ったけど。
GM:なので、ミドルに入ると何もできなくなるので、何か個別で話したいとかあればどうぞ。
シド:うーん…
メルヴィナむしろ私たちは選ばれる側よね?
一同そうだそうだー!
シド:え、待って待って…
GM:そうね、そうしよう。
シド:どうしていつもミドルの前にこういうのが挟まるんだよ!…というか、お前ら話聞いてた?一刻の猶予もないって言ってんだよ?!
メルヴィナ:そんな状況だからこそよ!
GM:移動しながらいろいろ話すんでしょ?無い時間を使ってさぁ!無い時間を使ってまで会いに来てくれるんだよね?!(圧)
シド:えぇ~……

 そんなわけで、シドのいろんな意味での苦渋の決断の末、普段グイグイ来るため選択肢なシチュエーションで選ばれないという理由からメルヴィナが選ばれた。

メルヴィナ:どうせさ、「あっちから来るからいいでしょ」的な甘えがあるでしょ!
シド:否定はできない…(笑)それにこの地にいる限り、グローヴィスの方がガンガン来るから最近メルヴィナとの絡み少なくなるのよね。
シャオレイ:そうだね(笑) じゃあ、メルヴィナの木馬に一緒に乗りながら…
シド違う違うっ!!


◆Opening 02 はい、いつものはじまるよー(投げやり)


(※記載はありませんが、終始登場してない人たちの笑いをこらえる声が響いています)

メルヴィナあんたから来るなんて珍しいじゃない。(一同爆笑)
シド:こいつむかつく…!(笑)…ごほん。「お前、戦争なんか初めて参加するだろ?ビビッてないかと思ってさ。」
メルヴィナ:きーーっ!余計なお世話よ!戦争のひとつやふたつ、アコライトなら誰しも経験があるのよ。
一同そうなの!?(一同爆笑)
シド:「それは初耳だな…(笑)ならいいんだけどよ。 なんかさ、俺はこの地に来てから懐かしい感じがしててな。身体が疼くというか何というか…」
メルヴィナ変態ね。
シドお前と一緒にするな。
メルヴィナ:この地に来てからと言えば…あの、頭の中色欲でいっぱいの、グローヴィスとかいう女の元に行かなくていいの?
シド:酷い言われようだな…。今は非常事態だからな。グローヴィスも暇じゃない。…というか、お前やけにグローヴィスに突っかかるな。
メルヴィナ:まぁ…昔ちょっとね。
シド:またテキトーなこと言いやがって…。
メルヴィナ:あなたこそ、以前ここに来たことがあるんじゃなくって?
シド:まぁ、そうらしいんだが…。ほら十三神将の「愛」の将だったとか。
メルヴィナ:まぁ、思い出せないのはあなたの本心が当時の記憶を必要としてないからじゃないかしら。別に無理に思い出そうとしなくてもいいのよ。あなたは絶対に思い出したら……
シド:まぁそう言ってもらえるのはありがたいけどな。だが、このままってわけにはいかない気がするんだよ。何か…とても大事なことを忘れているような気がして…
メルヴィナ:本当に思い出さなくてもいいってことも…
シド:大丈夫だよ!記憶を取り戻したって、俺が別の何かに変わるわけでもあるまいし。
メルヴィナ:そうだといいけど…。まぁあなたはあなたよね?
シド:そうだな。お前がお前であるみたいにな。
メルヴィナ:あら、言うようになったじゃない。
シド:フッ…。お前がいつも通りで安心したよ。
メルヴィナ:私はいつでも私だからね。
シド:戦場に出てもその調子で頼むぞ?
メルヴィナ:そうね。いざとなったら助けてあげないこともないわ。
シド:ハハッ。期待してるよ。

シドねぇもういい?!耐えられなくなってきたんだけど!!(笑)
GM:いいよー。じゃあ、そんな感じで好感度上げたいならお互いで勝手に上げといて。
シド雑なんだよ!その好感度メーターよォ!!(一同爆笑)
GM:だって管理してないんだもんっ。
シド:こういうのやらせるんだったら、ちゃんと管理しといてくれよ!

修羅の地、アースランの空にシドの心の叫びが空しく響き、消えていった――。

○戦果:メルヴィナのトゥンクゲージがちょっと上がった。

EYE'S ep9 MPへ続く…
最終更新:2017年04月24日 22:27