■MIDDLE PHASE
◆Middle 01 ~いざ、戦場へ~
一行の必死の展開により、セルノーグの軍勢がエルカラドルに辿り着く前に何とか陣を張ることに成功した。
「とりあえず間に合ったか…」
そうつぶやいたシドが平原の向こうに目をやると、敵の軍勢もこちらとの戦いに向けて陣を展開しているのが見える。
このピリピリした空気――。シドは以前にも感じたことがあるような気がした。記憶を辿ろうと目を閉じる。
「懐かしいな、この感じ…」
シャオレイ:そんなシドの様子を儚げに見つめるシャオレイ…。
GM:ぶっこんできやがった!(笑)
シド:儚げな少女、ぶっこんできたよ!!(笑)
メルヴィナ:早く!負傷者はこちらに!
GM:こっちは何か「出来るサポート女」みたいなのをぶっこんできやがった(笑)
リン:目を閉じるシドの背中をポンと叩いて、「戦場で目を瞑るなんていい度胸ね。死ぬわよ。」(一同爆笑)
GM:いいわね、好きよそういうの(笑)
シド:ん。いや、ちょっとな。何だか変な感じだよ。記憶にない感情が湧き上がってくるみたいな…。
リン:まぁ感傷に浸るのもいいでしょう。ただ、それはこの軍勢を切り抜けてからにするのね。
シド:あぁ、言われなくてもな。
リン:さて、どう来るか…。
GM:そうすると、敵の一団の中から敵の将軍と思われる…何て言うのかな。死者の中でもわりと肉を残してる感があるというか…
シド:もうちょっとマシな説明ないの!?(笑)
GM:いやほら、肉付きのいいゾンビってゾンビじゃん?肉付きの良くないゾンビってたぶんスケルトンじゃん?
リン:まぁ、そうね。
GM:肉付きがよさげ?血色のよさげな?死んでから日が経ってない感じの?
修飾語が迷走を続けた結果、着地点は―
GM:わりとさっぱりしたゾンビが前に出てきます。(一同爆笑)
シド:もういいよ…わりとゾンビの表現嫌いじゃない(笑)
GM(敵将軍):「今こそ女神の軍勢を死によって蹂躙する時!!」
GM(敵兵士たち):「ウオオオオオ!!」「ワー!ワー!」「ゾンビ―!」ゾンビ―!」
メルヴィナ:いいぞー!やれやれー!あの女神殺せぇーー!!(一同爆笑)
GM:違う!何か別の意思が混じってる!!
シド:なんでお前も一緒に盛り上がってんだ…
メルヴィナ:まぁ、あの女神の事は嫌いだし。(ツーン)
シャオレイ:はっきり言っちゃった…(笑)
シド:そーいやこっちに将軍みたいなのはいないのか?
GM:君たちが将軍みたいなもんだね!ま、あとで大規模戦闘のルールは説明するから。とりあえず戦闘前の「やーやー我こそは」を聞いてあげて。
シド:はいよ。
GM(敵将軍):「行くぞ!もはや死をも克服せし者共よ!!何も恐るるに足らず!!進めェ!!!」そう言って突撃を始めてきましたよ!
メルヴィナ:え、じゃあこっちも名乗り上げた方がいいの?
GM:うん!何か迎え撃って!
シド:………はっ!俺か!(笑)
リン:あんただよ(笑)
敵の雄叫びが平原に轟く。
目を閉じたシドは一度深呼吸すると、後ろに並ぶグローヴィス軍に向き直り、剣を天に突き上げた。
「皆の者!!女神の加護はこちらにある!!闇に住まう者共を蹴散らし!この世に平和をもたらすのだ!!」
一同(自軍兵士):ワーー!!ワーー!!
GM:名乗りたいことあるなら君たちも名乗っていいよ。
シャオレイ:じゃあ…メルヴィナさんどうぞ。見本をください(笑)
メルヴィナ:じゃあ…こほん…。
雄叫びを上げる死者の軍勢が一歩一歩と近づいてくる。あの中に一人としてまともな生き物などいない。
怯む兵士たちの間から三k…木馬にまたがる女性が躍り出た。鞭を一度打ち鳴らし、口を開く。
「聞くがいいわ!!私こそ美と愛を司る神である!!我が寵愛を受けたければ戦果を残すがいいわ!!行くのよ!我が愛の奴隷(ラヴァーズスレイヴ)!!」
シド:お前、何しに戦場出てきたの?!(笑)
シャオレイ:ひどい…(笑)
GM(兵士たち):「何かすげぇ綺麗な女がいるぞ!?続け!!」「ウオオオオオオ!!」と付いてくやつがいてもおかしくないでしょう(笑)
メルヴィナ:ドレスブックからちゃんと衣装チェンジしてるから!
GM:どんな衣装になってんの?ボンテージ?
メルヴィナ:軍服!軍服!
GM:あー、ちょっとSっぽい感じのね。鞭とか持っててね。
シド:それだけ聞いてるとかなり様になってるな!
メルヴィナ:「撤退する者には成敗を!」
GM(兵士):「あれ、撤退した方がいいんじゃないか?お仕置きしてもらえるぞ?!(錯乱)」
もうダメだな、この軍隊。
GM:他はいいの?いいの?
リン:あれ、これ(名乗りを)しないといけない雰囲気?(焦)
シド:あれだよ、軍隊並ぶと横に長いじゃん?シドの辺りがまず出ていって、次にメルヴィナの近くの兵士たちが進んで…って感じだよ。
リン:なるほど…。行けば?シャオレイちゃん。(ブン投げ)
シャオレイ:え、じゃあちょっとやろうかな。
メルヴィナ:次はロリコン勢だ!
シド:でもシャオレイ、声張るの苦手そうだよな。
シャオレイ:そうだな……。
セルノーグ軍が進軍し始めて間もなく、敵の弓兵の一部が早々と矢を放ってきた!
「やつら、もう撃ってきたぞ!!」
「身を護れ!!」
「ダメだ!!間に合わない!!」
降り注いでくる矢の雨に混乱するグローヴィス軍だったが、突如凄まじい突風が吹き荒れ、敵の矢を弾き返した――!
「あれ…矢が降ってこない?」
「なんだ、今の風は…」
シャオレイ:そして空から舞い降りるシャオレイ。(一同爆笑)
GM:お前が降りてくんのかいっ!!(笑)
メルヴィナ:親方―!空からシャオレイがー!!(笑)
「皆さん!風の加護はこちらにあります!どうか、恐れずに立ち向かってください!」
「神がもう一人舞い降りたぞ!!」
「風の神はこちらにあるッ!!」
メルヴィナ:ロリの神だーーっ!
シャオレイ:18歳だぞ!(笑)
GM:見た目ロリなイメージあったわ~。さ、じゃあ次、ホントのロリが最後ですね。
リン:え、ホントにやるの?キャラ的に絶対やらないでしょ!
メルヴィナ:リンちゃんは「いくわよ」とか言って勝手に行っちゃうタイプだよね。
リン:何て言うかな……まぁ、じゃあ行きますね。
平原に轟く3万のセルノーグ軍の雄叫び。圧倒的な兵力の差に気圧されているグローヴィス軍の兵士たちの中に不安、恐怖が生まれ始めていた。
そんな兵士たちの前にスッと出ていく小柄な少女。少女は冷めた口調で告げる。
「戦いが始まればそこに善悪はないわ。正しい者が生き残るんじゃなくて、生き残った者が正しい。死にたくなければせいぜい頑張るのね。」
言い終わると何の迷いもなく、敵の軍勢の中に飛び込んでいった――。
リン:そんな感じでさっさと飛び込んでいきますよ。
GM:いいね!
メルヴィナ:「あの姉御に続け!!」「ワアアアァァァァァァ!!!」
シド:「続け!!」「生き残るんだ!!!」
リン:…という感じでしょうか(笑)
シド:いいな。リプレイにすればかっこよくなりそうだね!
リン:前回もみんなやればよかったね(笑)
シド:いいんだよ、反省を活かしてどんどんよくなる。そしてクライマックスが一番盛り上がる。そんなTRPG。
GM:良いと思います!では、皆様がかっこよく啖呵切ってくれたところで、すげー久しぶりにやる“大規模戦闘”のルールについて説明しましょうか!アルディオンレボリューションガイド持ってる人は開こうか!
リン:持ってないね。
メルヴィナ:持ってねーわ。
シド:持ってないわ。
GM:僕とよしのしか持ってねーのか!(笑) まぁいいや…。じゃあ簡単に説明しましょう。
◆Middle 1.5 ~ルールを知らねば戦はできぬ~
どとんとふのフィールド画面に図を書き込みながら、GMが説明を始める。
◎大規模戦闘ルール!
<エリア説明>
エリア全体を2分割し、片方を『味方陣営』、もう一方は『敵陣営』となります。
- それぞれ、相手の陣営に近い方から『前線』、『中衛』、『本陣』という3つのエリアに分かれます。『前線』は敵味方が直接衝突している場所なので、両陣営で共有しているようなエリアです。
- 誰も配置されていないエリアは存在しないことになります。再び誰かが配置されれば復活します。
- ムーブアクションのタイミングで隣のエリアへ『突出』(移動)ができます。ただし『突出』は『全力移動』と同様にマイナーアクションも消費します。
<キャラ配置について>
- 毎ラウンドのセットアッププロセスに、そのシーンに登場しているキャラの処理が終わった直後にフィールドへの配置が行われます。
- 倒した分のエネミーもこのタイミングで補充されます。
<射程について>
- 武器、もしくは魔法の射程が「至近」~「10m」未満の場合⇒同一エリアにいる相手のみ攻撃可能。
- 武器、もしくは魔法の射程が「10m」~「20m」未満の場合⇒ひとつ隣のエリアへ攻撃可能。(ex:『中衛』から『前衛』を攻撃可)
- 武器、もしくは魔法の射程が「場面」、「視界」の場合⇒敵の『本陣』以外のエリアに攻撃可。
*通常通り、射撃攻撃は同一エリア内の相手を対象にすることは出来ない。
<特殊ルール>
- 『本陣』にいるキャラクターのスキルの射程が「20m」以上あれば、味方への支援に限り『本陣』から『前線』へ飛ばすことが可能。(攻撃は不可)
<戦力について>
- 両軍の戦力差に応じて、あらゆる判定に修正がかかる。もちろんFS判定の成功値にも。(成功した場合0にはならないが、失敗した場合にはどんどんマイナスされます)
- 戦力は両軍とも毎ラウンドのクリンナッププロセスに1割ずつ減少。
- 戦闘により敵軍のキャラを倒すと、倒した敵のレベルに応じた戦力が減少。
- もちろんPCが戦闘不能になったら、同様に自軍の戦力が減少する。
☆今回の戦力
- セルノーグ軍:126(約3万人相当)
- グローヴィス軍:54+PC1人につき5点=74(約1万人相当)
☆勝利条件(今回の制限時間は5ラウンド)
①敵の戦力を「0」にする。
②戦闘と同時に発生するFS判定に成功する。
※1ラウンドに判定できるのは2人まで。
GM:ざっと説明するとこんな感じかな。
メルヴィナ:これ、前にやったね。
GM:これ…あれだね。ミッショネン平野で、やったね…(遠い目)
シャオレイ:そうそう、リーネが無双したときのやつ。
リン:平原を火の海にしてたやつね。
GM:あんなの嘘だよ。(真顔)
ここまで有名な
リーネの「活躍」が見たい方は、
リプレイ『ガードナー戦記』をご覧ください。
GM:さて、『戦力差』についてだけど、よーするには敵の戦力が大きければ大きいほどマイナス修正がかかり、自分たちの戦力が大きければプラス修正がかかるのだ!この『戦力差』がどれくらいの影響を及ぼすかというと……(ガイド確認)、現状の『戦力差』が50以上ありますので、ありとあらゆる判定に-4の修正がかかります。
リン:うわー。
シド:重たっ!!
GM:それだけ圧倒的に不利な状況だと思っていただければ。で、FS判定なんだけど、『本陣』にいるPCしか判定できません。かといって『前線』をがら空きにしてると、『本陣』を叩かれまくるのでよく考えてね☆
シド:FS判定ってなると誰がいいんだ…?
GM:まぁ何の能力かによるよね。……ま、最初はどうやら【器用】らしいです。
リン:わたしか…。
シド:俺か。…つーか、前線に出ていくやつだな。
シャオレイ:あのー、どちらか『前線』に出ていただかないと持ちこたえられないんですけど…
一同:ですよねー。
その後しばらく配置に関する話し合いが行われると同時に、ルールブックを持っている
シャオレイが“大規模戦闘”専用のギルドサポートスキル『戦場サポート』を選択。
その結果が以下の通りである。
◎配置
- 『前線』:リン 『中衛』:シャオレイ、メルヴィナ 『本陣』:シド
◎選択した『戦場サポート』
- ≪一騎当千≫:パッシブ。あなたの戦団のキャラが一人で『前線』エリアに配置されている時のみ効果あり。そのキャラが複数の敵を対象にした場合、その攻撃のDRに+3D。
- ≪天衣無縫≫:セットアップ。あなたの戦団のキャラすべては『戦力差』による行為判定の修正は受けない。この効果はラウンド終了まで持続する。
シャオレイ:「最初っから飛ばしてこうぜっ☆」ってやつだね!
リン:確かに最初から飛ばさないと、エンジン吹かしきれずに終わる可能あるからなぁ。
GM:さーて、敵を配置していっくよ~。
◆Middle 02 ~エルカラドル防衛戦~
●第1ラウンド
【戦力差】
グローヴィス軍:74‐126:セルノーグ軍
【戦場配置】
- 『前線』:リン、ナイトA、ナイトB
- 『味方中衛』:シャオレイ、メルヴィナ ・
- 『味方本陣』:シド
- 『敵中衛』:スナイパーA
- 『敵本陣』:ジェネラルA
GM:ではセットアップからどうぞ~。
リン:では≪トランス:ビースト≫発動っ!EP1点消費して、【行動値】と【移動力】増加!
GM:【行動値】がおかしなことになってるねー。さ、次はスナイパーとメルヴィナさんが同値だから、メルヴィナさんだね。
メルヴィナ:何かすることあるかなー。
シャオレイ:メルヴィナさん、≪天衣無縫≫を宣言してもらえませんか?
シド:確かに!セットアップやることないなら頼む!
メルヴィナ:≪天衣無縫≫っ!……って言えばいいの?
GM:そうだな…じゃあ…
圧倒的な戦力差の前に兵士たちは怯えきっている。そんな兵士たちに向けてメルヴィナが告げた――。
メルヴィナ:え、≪天衣無縫≫よ(棒)。(一同爆笑)
GM:いいけどさぁ…。いいけどさァ!
シャオレイ:『戦力差』の修正値を受けなくなるんだよ。だから、兵士を鼓舞する一言を言えばいいんだよ。
メルヴィナ:「退くことは許さないわ!進みなさいッ!!」(一同爆笑)
リン:そ、そういうことなの…?(笑)
シド:まぁいいだろう…
シャオレイ:脅しとる…(笑)
GM(兵士):「あの痴女さんに続けえええ!!!」「うわああああ!!」
一同:痴女さん…(笑)
シド:戦争やってんだぞ、戦争。(呆)
GM:一時的に恐怖を忘れているようだ…っと言ったところでこのラウンド中、修正を受けないよ。スナイパーはやることないので、ジェネラルだね。じゃあ≪セイントブレッシング≫をナイトBにかな。…(ころころ)判定成功。ナイトBの全判定に+1Dだーよ。
リン:あら、範囲はないのね。
GM:そもそも持ってないのよね。まあナイトは≪グランディア≫とか持ってんだろ…(確認)あれ、持ってねえな(笑) まぁ≪騎士の宣誓≫を使いまーす。ナイトの攻撃に+9。シーン持続!どうぞ!
シャオレイ:私かな。セットアップに≪ガーデン:溶岩≫に≪キープガーデン≫でリンさんのところにグツグツやろうかな。錬金術判定を…(ころころ)成功しました。
シド:最後は俺だな。まぁまずやることと言ったら武器出すしかないけどなっ!≪ディバインコール≫でいつも通り[フラガラッハ]だね。
GM:では早速いってみましょう!リンさんどうぞー。
リン:はーい。マイナーアクション≪ピアッシングミアズマ≫、メジャーアクション≪ワイドアターック≫!
シド:蹴散らせー!数減らせー!
リン:当たるかなぁ。21といって命中。ブレス乗ってる子がいるのよね。
GM:あ、≪骨の身体≫もあるね。回避はないけどクリティカルはあるよ!…(ころころ)Bは避けました。
リン:ぐっ…!では早速≪デスブレイド≫!!…(ころころ)123点貫通かな。
GM:さすがに消し飛ぶな!(笑)
リン:「ちっ」と舌打ちしときましょう。
GM:まずこれでセルノーグ側の戦力が5点減少します。つーわけで戦力が121点かな。
リン:遠いなぁ。
メルヴィナ:次は私ね。とはいえ、私何すればいいかしらね…。
リン:場面攻撃するなら今じゃない?
シャオレイ:やっちゃう?
リン:ボスより今の方がいいし、今なら修正にマイナスかかってないし…
メルヴィナ:たしかに、ボスに使うよりはいいか。したらば、≪ホーリーストーム≫使うか。同時に≪イビルベナム≫、≪イビルハント≫かな。
GM:わりと火力高いからな。
メルヴィナ:べつに高くないよ!ただの範囲毒攻撃よ!
GM:それが怖いのよ…
メルヴィナ:そしてダイスロール!…(ころころ)これはひどいね…(笑)フェイトを使おう。…(ころころ)うーん微妙。27なら当たるかな。
GM:固定値高いな!えーっと…(ころころ)全員当たった!どうぞ!
リン:ジェネラルには届かないけど、他落とせばかなり戦力減るよ!
メルヴィナ:まぁダメージは大したことないさ。…(ころころ)54点貫通、<毒(2)>。
GM:はいよー。
シド:つーか、いつの間にか立ち絵が設定されてる!(笑)それにアイコン(眼鏡お姉さん)と立ち絵(軍服少女)が全然合ってねーぞ!
メルヴィナ:それはあれだね。ドレスブック効果だね。(一同爆笑)
GM:次はこっち(スナイパー)だな。しかしリンさんしか狙えねーか。仕方ない、リンさん狙おう。
リン:いらっしゃいませ!
GM:この大規模戦闘ルールの良いところは、敵キャラは死んだらすぐ補充されるってとこですよ。回数制限あるスキルを惜しむ必要ないんですよ!≪ホーミングヒット≫使います。リアクション不可で!
リン:おっと!当てに来よった!
シド:≪カバーリング≫入れるか?
GM:DR直前に≪ダイレクトヒット≫入れて、カバー不可にします。
シド:おお!?
GM:ダメージ行くわよ~。クリティカルしてたら防御無視だったんだが…。96点物理だな。
リン:痛いな…
メルヴィナ:≪プロテクション≫!
シャオレイ:≪シールドガーデン≫!
GM:13点と29点だから42点引いて~。
リン:てことは…35点ダメージか。残りHP87。
GM:全っ然通らねェ!!思ったよりキツイな…。
リン:はい、ジェネラルさーん。
GM:≪エンチャントウェポン:闇≫をナイトAにかけますぞ。…(ころころ)はい!無駄クリティカル~!MP消費しなかったねやったね!!(泣)
リン:次はナイトだね。
GM:あれ?こいつレベルのわりにめっちゃ弱いぞ(笑)ダメージ通るかなぁ。29といって命中だ!回避-1Dでどうぞ。
リン:≪ドッジムーブ≫!…(ころころ)はい、避けました~。
GM:くっ…。ほんとはもっとガスガス当たってるはずなんだよ!≪天衣無縫≫とかいうクソスキルめ!
シャオレイ:さーて、私が攻撃に入ろうかな。
シド:もう1体くらいは落としといてくれー!
シャオレイ:メジャーアクション≪シャドウスフィア≫を『前線』に撃ちますよ。
メルヴィナ:闇の何かが落ちてくる!
シャオレイ:当たるのか?って感じだけど…(ころころ)18といって命中!(笑)
GM:回避ギリ失敗だよ。どうぞ。
シャオレイ:74点の<闇>属性魔法ダメージ!
GM:ぐ…、さすがに落ちるわ。これで戦力がさらに5点減りますぞ。これでセルノーグ側は116点になったかな。そんで『中衛』が消えて、スナイパーが『前線』に引きずり出されるって感じかな。そんで戦力差が40点になったから修正値が-3になったね。
シド:よっし。じゃあFS判定いくぜ!
GM:難易度15の【器用】判定でお願いしまーす。
シド:大丈夫!11あるから!しかし問題は修正に引きずられないくらい成功しないといけないわけだから、フェイト3点使っとくか!…(ころころ)いやァ、中途半端~!(笑)
GM:24だから+4成功になるのかな。マイナス修正入れて+1点上昇だね。クリティカルしないと正直キツイね。
シド:ウソだろ!
GM:クリンナップに入りますよ。まずは両軍とも戦力が減りますよ。グローヴィス軍が68、セルノーグ軍は104になります。ただいまの戦力差36!
戦力差によるマイナス修正に、想定以上の苦戦を強いられるアイノス一行。
話し合いの末、先ほどと同じくシドを除く3人で戦力を減らして修正値を軽減することにした。
●第2ラウンド
【戦力差】
グローヴィス軍:68‐104:セルノーグ軍
【戦場配置】(ナイトC,Dはセットアップ終了後に配置)
- 『前線』:リン、メルヴィナ、ナイトC、ナイトD
- 『味方中衛』:シャオレイ
- 『味方本陣』:シド
- 『敵中衛』:スナイパーA
- 『敵本陣』:ジェネラルA
セットアップでは、GMが再び≪セイントブレッシング≫でクリティカルを出して(無駄に)MP消費を軽減する中、シャオレイは『中衛』にガーデンを配置する。
GM:ではリンさんからどうぞ。
リン:さっきと同じ感じでいきますよ。≪ピアッシングミアズマ≫+≪ワイドアタック≫!…(ころころ)23といって命中!
GM:それは無理!
リン:DRの直前に懲りずに≪デスブレイド≫!
GM:懲りて(震)
リン:懲りないっ。範囲攻撃111点貫通!
GM:……。(無言でどどんとふ上のコマを消す)
シド:よっし!これさらに戦力が10下がるぞ!
怒号と武器がぶつかる金属音が響く戦場を無表情で駆け巡るリンの瞬速の一撃で、周囲のゾンビたちが見事に解体されていく!
GM:『戦力差』はマイナス30以下になったので-2ですね。
シド:順調、順調♪
GM:わりとバッサバサやられるな…。結構きつい(笑)
メルヴィナ:私ね。スナイパーに攻撃かな。一応≪ミラージュステップ≫使って命中+2、マイナーで[ハイMPポーション]飲んで…。≪イビルハント≫!…(ころころ)命中は28かな。
GM:修正込みで26か。回避高くねーからなぁ。…(ころころ)クリティカル回避!
リン:あらー、またクリティカル…。
GM:うん、今日はね、わりとノッてる気がする!(笑顔)
シド:次はスナイパーさんだよ。
GM:ではケタケタと笑いながら、「貴様ら、狙撃手を囲んだからっていい気になるなよ」と。マイナーで≪クローズショット≫、メジャーで≪ワイドアタック≫か。≪ホーミングショット≫切っちゃったのもったいないなー。
メルヴィナ:≪ワイドアタック≫か。やめなさいよ!(一同笑)
GM:クリティカルはなし!うーん、残念っ!39と言って命中かな。そちらは回避に-2だよ。
メルヴィナ:避けられなかった~。
リン:≪ドッジムーブ≫と……あー避けられない!
GM:すかさず≪ダイレクトヒット≫よ!
シャオレイ:あ、カバーできないぞ。まぁどうせ私が頑張るのよ。
GM:95の物理攻撃でございます!
シャオレイ:≪シールドガーデン≫+≪プロテクトガーデン≫!38点軽減!
メルヴィナ:≪プロテクション≫はリンさんに使おうか?私、24点しか食らわないし。
GM:硬ってェな!!もっと火力の高い敵を配置しとくんだった…
リン:いや、このあとの≪ヒール≫の効率考えると、私が食らっておいた方がよくない?
メルヴィナ:あー、そういうことね。じゃあ自分に≪プロテクション≫しようかな。
シャオレイ:そして自愛が素晴らしいというねー。
メルヴィナ:自愛ね、自愛(笑)……(ころころ)あ、止まった(一同爆笑)
シャオレイ:ホントに素晴らしかった(笑)
メルヴィナ:かましてしまったわ(笑)
リン:私は31点ダメージなので、残りHPは51点と。
GM:ホントに自愛に満ちているよ…
シド:お前、本来「自愛」の字が違うはずだろう!アコライト!(笑)
GM:ジェネラルだな。では『前線』のエンゲージに≪シャドウスフィア≫だなー。
メルヴィナ:は?(威圧)
シャオレイ:ほんと私が過労死するよ…(笑)
GM:クリティカ…らない!42点で命中!
リン:そんなん絶対当たるじゃん!
GM:クリティカルすればいいのよ、クリティカル。
メルヴィナ:避けれなーい。
リン:≪ドッジムーブ≫宣言するけど…(ころころ)あ、ぴったり避けた!
GM:やるな!なら仕方ない、メルヴィナだけでも落とさせてもらおう。≪カバームーブ≫いいの?
シド:え、するのは構わないけど…意味あるのかな。
メルヴィナ:あなた魔法防御いくつよ!
シド:えっと…18。
メルヴィナ:あたし27よ!!(一同爆笑)
シド:あ、すいません!何でもありませんッ!!(笑)
GM:ダメージは117点<闇>魔法!…どうだ?
シャオレイ:今回頑張ったんじゃない?44点軽減!
メルヴィナ:35点ダメージかな。
GM:かってぇ!!(笑)全然入らん!次、シャオレイちゃん。
シャオレイ:まずマイナーで[ハイMPポーション]飲むよ。リンク効果で7D分回復できるのよ☆
GM:そんな効果もあったか!
シャオレイ:アイテムにも乗るんだよねー。で、メジャーで≪シャドウスフィア≫を放ちましょう。…(ころころ)あれ、これ避けられる気がするなぁ。13!(笑)
メルヴィナ:それはマズイんじゃないですかねぇ(笑)
シャオレイ:フェイト使いまーす。わたし命中は期待薄なのよねー…(ころころ)あ、上がった!よかった~。21といって命中!
GM:…(ころころ)クリティカル!ごめん今日キレキレなんだ♪
リン:なんなの今日この人~
メルヴィナ:束の間の幸運を噛みしめるがいいわ!
シド:つーかあのスナイパーだけやたら強くね?(笑)
GM:こいつ一人で戦場回してる気がしてきた(笑)さてシドさんだよ。
シド:じゃあFS判定ですか?もうフェイトありったけ使っていい?
メルヴィナ:ゴンさん的な?
シド:「もうこれで最後でいいから…ありったけを…!」
リン:死ぬ気なのかしら(笑)
メルヴィナ:主人公が死んで平和なストーリーになるね☆
シド:いますごいこと言ったな…
GM:いろいろ対象がいなくなるからな(笑)
シド:とにかく4Dでいくぞ!…(ころころ)低いぃ~!20だな。
GM:えーっと…修正入れて+1成功かな。これ、君たちを倒すことは叶わないけど、時間切れで勝てる気がする(笑)
リン:まったく…先の聖戦の影もないわね。
GM:うん、あの時はいったい何が起きたんだ!何が悪かったんだ!
メルヴィナ:≪アドバイス≫だね!
一同:それだ!!(爆笑)
マイナス修正がかかったままでのFS判定は厳しいと判断した一行は、シドを『前線』に配置して敵の戦力を削る作戦に出る。
すでにフェイトが空になったシドの希望もあり、ギルドスキル≪最後の力≫の使用も念頭におきつつ、3ラウンド目に突入する!
●第3ラウンド
【戦力差】
グローヴィス軍:61‐84:セルノーグ軍
【戦場配置】(ナイトE,Fはセットアップ終了後に配置)
- 『前線』:リン、メルヴィナ、シド、ナイトE、ナイトF
- 『味方本陣』:シャオレイ
- 『敵中衛』:スナイパーA
- 『敵本陣』:ジェネラルA
セルノーグ軍の奇跡のスナイパーにもさすがに限界が迫る中、それを落としにいくメルヴィナに、シャオレイが≪エンチャントウェポン:闇≫を付与。本日キレキレのGMクリティカルを奇跡の芽ごと摘み取りにいく。
その後、リンの攻撃により『前線』のナイトを殲滅。『戦力差』による修正値を-1まで軽減し、スナイパーを再び『前線』に引きずり出す――。
GM(スナイパー):「フッ…貴様らはまだオレとの戦いを望むようだな!」(一同爆笑)
シド:こいつホントにボスじゃないの?!(笑)
メルヴィナ:いくわよ~!フェイト使って命中振りまーす。…(ころころ)わ、今日はほんとに出目が悪いなぁ。でも可能性というものを摘んでるから大丈夫(ニッコリ)。(一同爆笑)
GM:くっ…振れさえすれば出目はいいんだよっ!
メルヴィナ:すっごぉ~い!☆ …(ころころ)あ、ひどい(笑)36点貫通。
シド:今日どうしたんだよホントに!(笑)
GM:36点だと全然生きてるよ?かなりガタは来てるけど。「フハハハ!その程度か!」
メルヴィナ:その程度よ…私なんてその程度…(ズーン)
GM:次スナイパーだな。いや、そろそろ倒してほしいんだけど(笑)とりあえず『前線』に≪クローズショット≫+≪ワイドアタック≫!…(ころころ)ちょっと厳しいか。29といって命中。
リン:避けました~。
シド:避けられん!
メルヴィナ:≪ストレイトドッジ≫+≪リフレクターショット≫使って…(ころころ)避けた!さあ、自分で自分のダメージを出すがよい!
GM:くっ、そういうことか!死ぬ気がするな…(ころころ)101点物理で、自分は死ぬっ!(笑)
リン:さようならスナイパー。君のことは忘れないよ。
GM(スナイパー):「自らの銃弾に撃たれて命を落とすとは…。これも運命、か……(バタッ)」
シド:メルヴィナ!≪プロテクション≫を!
メルヴィナ:しょうがないわねぇ。17点軽減よ。
シド:ありがとう!47点ダメージの、残りHP97かな。シャオレイの盾もらわずにこれだからかなりイケそうだな。
GM:……もぅヤダ。(泣)そして敵の戦力が69点まで下がるので、修正値が0になります。
シド:やっとここまで来た…!
GM:どんだけ減ったか具体的に言うと、最初のおよそ3分の1くらいまで減った(笑)
シド:やべえな!早く撤退しろよ!(笑)
GM:で、次はジェネラルなんだけど、まぁ『前線』に≪シャドウスフィア≫撃つよね。
リン:もう一回避けて見せるわよ。
GM:避けられるもんなら避けてみろ!38といって命中!
リン:クリティカル!
シド・メルヴィナ:私たち避けられないフレンズなんだねー。
GM:120点の<闇>属性魔法ダメージ!
シド:このまま食らうと死ぬな。盾を…
シャオレイ:さよーならー。
シド:待って待って!!
リン:そう、戦力が落ちるからダメ!
シド:そうなんだけどちょっと違う!!
シドとメルヴィナも攻撃に耐えるが、ダメージが入るため<威圧>は残る。これで2人のメジャーアクションが封じられてしまった。
続くシャオレイの回復のおかげで何とか窮地は脱し、とうとうあの男が動く。
シド:やっっっっと『前線』だぜェ!!!
GM:だいぶ鬱憤が溜まってたんだね(笑)
シド:2ラウンドも変なマイナス修正にイライラさせられ、ダイスを振るだけの時間だけ募ってたからなっ!ムーブで≪ファストセット≫+≪トゥルースマイト≫、マイナーで<威圧>解除!メジャーで≪ストラグルクラッシュ≫!
GM:さぁ来い!
シド:クリティカルはならずか…24といって命中。
GM:むり!
シド:いくぜ1発目!!…(ころころ)87点物理!
リン:はい!すぐさま切り返し!
鬱憤のこもったシドの2発目もヒットするが、ジェネラルを倒すまでには至らなかった。
しかし、一行の獅子奮迅の活躍もあり、セルノーグ軍を半壊させるまでに追い込んでいた。だがそれは同時に自軍にも同じことが言える…。
残り2ラウンドとリミットが迫る中、FS判定の成功に全力を注ぐことにした一行は『前線』をリンに任せ、残る3人で判定に挑む!
●第4ラウンド
【戦力差】
グローヴィス軍:54‐62:セルノーグ軍
【戦場配置】(ナイトG,H、スナイパーBはセットアップ終了後に配置)
- 『前線』:リン、ナイトG、ナイトH
- 『味方本陣』:シャオレイ、メルヴィナ、シド
- 『敵中衛』:スナイパーB
- 『敵本陣』:ジェネラルA
最後の≪デスブレイド≫を乗せたリンの攻撃で、三度ナイトを粉砕!ついに『戦力差』をひっくり返すことに成功する!
新たなるスナイパーの全力攻撃が『本陣』の3人を襲うも、メルヴィナの≪ワイドプロテクション≫で何とかしのぎ切る。
そして続くジェネラルの攻撃は『前線』のリンへ!本日何度目かのGMクリティカルが発動して直撃したダメージは…?
GM:66点ダメージ…?半分…だと…!?
リン:お二人ありがとうございまーす☆
GM:クソがぁあああああああああ
シド:相変わらずすげーな、この防御力。
シャオレイ:お次の私は待機して…
シド:俺だな。もうこの不毛な【器用】判定を終わらせよう…!フェイト2点使ってFS判定振ります!…(ころころ)27かな。
GM:+4点だから、進行度が6になるね。イベントが一気に発生するぞ!
第一波は凌げたようだ―!
次の攻勢が始まる前に敵軍を混乱させて攻撃を緩めさせるのだ!
GM:「第一波」って…
シド:すでに死屍累々ですけども!?(一同爆笑)
GM:つーわけで判定が【感知】になるよ。
シャオレイ:やったー!2人共いけるよ!
メルヴィナ:私、遠距離攻撃できないから判定やるよ。
シャオレイ:じゃあ私が先動くよ。『前線』のスナイパーに向けて攻撃しますかね。≪シャドウスフィア≫!
GM:避けれん!
シャオレイ:…(ころころ)うおお、これは…
メルヴィナ:俗に言う「カイ現象」だネッ!(笑)
シャオレイ:91点の<闇>魔法ダメージかな。
GM:死にはせんが…半分以上持ってかれる…
シャオレイ:食らったら<威圧>ね。
メルヴィナ:は?(威圧)
GM:威圧された…(笑)
リン:はい、じゃ最後はメルヴィナさんかな。
メルヴィナ:じゃあフェイト使いましょうかねー。フェイト使って4Dで振るわよ…(ころころ)あ。
一同:あ。
ダイス目→(1,1,1,2)
メルヴィナ:ふ、振り直しねっ!
シド:まれにみる大事故になるところだった…
GM:すでに事故レベルだったけどな(笑)
メルヴィナ:FS判定は25ですっ!
GM:+4成功だから一気に進行度10までいくよ!
敵軍は混乱している!この隙に敵の中心を叩く!速度が重要だ!
シド:速度かぁ~!
メルヴィナ:【敏捷】?
GM:【敏捷】ですね!
シド:リンさーーーーん!!
●第5ラウンド
【戦力差】
グローヴィス軍:48‐46:セルノーグ軍
【戦場配置】(ナイトI,Jはセットアップ終了後に配置)
- 『前線』:リン、シャオレイ、メルヴィナ、シド、ナイトI、ナイトJ
- 『敵中衛』:スナイパーB
- 『敵本陣』:ジェネラルA
メルヴィナの活躍により、セルノーグ軍の一手を事前に潰し、勢いを削ぐことに成功した。しかし、最後のあがきと言わんばかりの猛攻を受け、グローヴィス軍は一気に押し込まれてしまう…。
お互い余力もない状況の中、アイノス一行は決死の覚悟で一点攻勢に出ることにした!
果たしてこの戦争の行方は――?
GM:……って感じかな。
リン:じゃあ早速、フェイト3点使って、残り1点。…(ころころ)+4成功かな?
GM:そうね。+4成功だね。進行度は14になるよ。
リン:あー、進行度足りない気がするな~!
シド:まぁ微妙なとこではあるけどね。
リン:~~っ!仕方ない!シナリオ2回限定の≪トランス:イビルアイ≫使いましょう!
GM:言っとくけど、君たちまだミドルフェイズだよ?(笑)
リン:ミドルが上手くいかないと、クライマックスなんてないんですよっ!頼む!…(ころころ)クリティカルはない!
GM:でも出目は上がったね。同じく+4上昇だからイベント発生するよ。
メルヴィナ:お、イベント発生するって!
一時混乱したように見えた敵陣であったが、一気に攻勢を強めてくる…!
GM:…というわけで、敵のあらゆる達成値に+2されるよ。そんで次の判定は【筋力】ね。
シド:しまった~~!セットアップで武器入れ替えておけばよかった~~っ!!
GM:何かあったっけ?
シド:【筋力】+10する召喚具があるの。
GM:おお!?そんなのがあるのか…。さてどうする?
【筋力】が一番あるがフェイトのないシドにFS判定を任せるか、フェイトはあるが【筋力】でやや劣るメルヴィナに任せるかで迷う一行だったが、極限まで事故を防止するため、リンとシドの支援判定を上乗せし、フェイトを使えるメルヴィナにFS判定を任せることに。
しかしその判定の前に敵の総攻撃が迫る。スナイパーの範囲攻撃を鉄壁の2重防壁でしのぐも、『本陣』にいたジェネラルが『突出』して襲い掛かってきた!
GM:死ぬがいいわ!!…(ころころ)低い!30と言って命中!こ、このマスターの優しさを食らうがいい…!
リン:クリティカルで回避!
シド:3人は食らうから、確実に死人は出るぞ!≪蘇生≫は切るからな!
GM:119点<闇>属性魔法、どぉーーーん!!
ジェネラルの渾身の闇魔法がアイノス一行を飲み込んだ!2重の防御障壁と≪蘇生≫を使い、何とか死人を出さずに防ぎきる。
続くナイトの攻撃もシドの防御力と≪プロテクション≫の前に、致命傷には至らず。
そしてとうとうこの戦争の運命の時が迫る…。
シド:≪プロテクション≫14点とか!いつものやる気だせや!!(笑)
メルヴィナ:自愛~~!♡(一同爆笑)
GM:ちょっと!ナイトの攻撃を雑に扱うの辞めてもらっていいかな!そんなこと言ってる間に、君たちの運命の瞬間が迫ってるのよ?支援判定成功しないといろいろマズイでしょ!
一同:そうだった!!
シャオレイ:では【知力】判定で…。難易度15だよね。2Dで5出すのか…
メルヴィナ:なかなか怖いね。
GM:事故れぇ~!
シャオレイ:最悪≪スティグマ≫使って、達成値に+1Dするから!…(ころころ)
うん、成功した。(笑)
GM:つまらん!!(笑)わりかし普通に成功しやがって!
シド:おれは【筋力】だな…(ころころ)よし、成功。
GM:さ、これで固定値が11になったところで、メルヴィナさん?
メルヴィナ:いくわよ!…(ころころ)+4点成功かな。
リン:どうだ…?
GM:これで進行度が15を超えたので、FS判定成功でございます!!
一同:やったーーー!!あぶねえ!!(笑)
リン:どんだけリソース使ったことか…
GM:図らずも想定以上にいいバランスになって個人的には満足です(笑)そいじゃあ、メルヴィナが決めたし、メルヴィナさん何をどうして敵を粉砕したのかな?
リン:これ描写間違えたら大変なことになるやつだよね!(笑)
GM:あのー、後に語られるから気を付けた方がいいよ。たぶん、ボンテージ姿の痴女が豚どもをけしかけて死霊の群れを薙ぎ倒したって感じ?
メルヴィナ:軍服だって言ってんでしょ!
GM:「炎の舞」も「リンボーダンス」に変わっちゃうしへーきへーき(白目)
メルヴィナ:じゃあ…
セルノーグ軍の中心をアイノス一行がこじ開けた瞬間、メルヴィナの鋭い鞭の音と力強い号令が響く。
「さあ!ご褒美が欲しい豚共よ!全軍進撃ッ!!」
敵軍の一瞬の混乱の隙に、メルヴィナの号令に導かれた兵たちが一気にセルノーグ軍を押し返していく!
「あなたたちの後ろは私が守るわ!」
GM:結局同じようなもんじゃねーかっ!(笑)
リン:え、でも最後かっこいい(笑)
GM:なんだかんだいい感じでまとめやがって…。では「こうしてアイノス一行は、セルノーグ軍の軍勢から辛くもエルカラドルを守りきることに成功したのだった!」…というところで一旦シーンを切りましょう。
◆Middle 03 ~邪神、迫る~
迫りくるセルノーグの軍勢を何とか押し返したアイノス一行。今、グローヴィス軍は歓喜の渦に包まれていた。
シド:へっ。やりゃあ出来るもんだな。
シャオレイ:みんなボロボロですけどね…。
リン:その通りね。この次が来たらさすがにマズイわよ。
シド:さすがにこれだけやりゃあ、向こうもすぐに次の手は打ってこないだろ。
GM:では「シドぉ~~~!!」と君の元に駆けてくる人が…
メルヴィナ:はっ!この気配は…!
GM(グローヴィス):「よかった!無事だったんだな~!!」と強烈にダイブしてくるよ。
メルヴィナ:≪アフェクション≫!!(一同爆笑)
リン:本気!!(笑)
シド:え、これは妨害した感じでリアクションすればいいの?
シャオレイ:これはねぇ?抱きつかれた後のシドの様子を探ろうよ(ゲス顔)
シド:試してくるのやめろし!
GM:では強烈なハグをかましてきますよ。「生きててよかった~~!」
シド:いででででで!!き、傷!傷ッ!!
GM(グローヴィス):「え、キス?さ、さすがにまだ早いんじゃないか…?///」
メルヴィナ:じ~~~っ。(ジト目)
シド:「お前っ…人が死ぬ気で戦ってきたのに、どうなってんだお前の脳内はっ!」と引きはがそう(笑)
GM(グローヴィス):「ごほん…。冗談はさておき…、まさかあの絶望的な戦況をひっくり返すとはな。さすが私の認めた“愛”の将だ!」
シド:おかしいな…まともな会話をしてるハズなんだけどな…
シャオレイ:じと~~~。(ジト目その2)
リン:ジト目が増えてるよ(笑)
シド:なんか殺気を感じる…(笑)「まぁ成せばなるってやつだ。とはいえこっちの被害もかなり大きい。向こうも何してくるか分からんから、警戒は怠らないようにな」
GM(グローヴィス):「ああ。まずは街に戻ってしっかり休息を…」といったところで…
一同:んん?
GM(伝令):「報告しますッ!!北方より新たな敵の軍勢!!」
GM(グローヴィス):「何っ!?先ほどの3万がやつらのほぼ全戦力のはず…!新たに兵を出す余力がどこにあると…?」
シド:待て待て!その軍勢ってのはどのくらいだ?
GM(伝令):「ま、また3万ほど…!」
シド:何ぃ!?
リン:さて…さっきは何とか凌いだけど、次は本当に何か策を考えないと本当にマズイわよ。
シド:またあの量の軍とまともにやり合う余力はこっちにゃもうねーぞ!
メルヴィナ:じゃあ…次回シナリオに持ち越しましょうか。(一同爆笑)
シド:真顔で世界設定ぶち壊すようなこと言うな!(笑)
GM:グローヴィスが考え込む様子からハッと顔を上げ、「そうか…!来ているというのか、セルノーグ!!」そうして戦場の向こうにカメラがびゅーんと。
リン:ああ、よくあるやつね(笑)
GM:うまい具合に敵の軍勢が開けまして、その奥にとてつもなく禍々しい瘴気の塊のようなものがグローヴィス陣営からでも視認できる。
シド:おい、まさか…セルノーグ自身が出張ってきたってのか?
GM:普段戦場になんて滅多に姿を見せないやつが出てきたということで、かなりの異常事態だと理解してもらえれば。
シド:でもこれは逆に、向こうも切羽詰ってるってわけか。
GM(グローヴィス):「この機会に確実に我々を落としておきたい…そう判断したということだろう。」
メルヴィナ:まったく大人げないったらありゃしない。
リン:で、どうするのかしら?
シャオレイ:場合によっては撤退も考えた方が良いのでは?
GM(グローヴィス):「取るべき選択肢は2つしかない…。ひとつはここで素直に撤退する。二つ目は…セルノーグを倒すしかない…!」
リン:まぁ撤退して敗北を認めたところで、その先は変わらないでしょうね。
シド:降伏して謝ったら仲直りしてくれるやつでもなさそうだ。
シャオレイ:少なくともグローヴィスさんは生きてはいられないでしょうね…
GM:あれ、なんかちょっと嬉しそう?(笑)
シャオレイ:いやいやいや(笑)
メルヴィナ:それもまた一興なんじゃない?
GM:ほらいたよ、嬉しそうなやつ。
シド:魔王がいるぞ。
GM(グローヴィス):「もしここを撤退するというのであれば、我々が殿となろう。お前たちの退路くらいは確保できるはずだ」
シャオレイ:…どうします?シドさん。
シド:またそこで脳裏をよぎる謎の記憶――
GM:またぶっこんできやがった…。「シド、お前を巻き込むわけにはいかない。だから、お前だけでも……」そんな言葉が脳裏によぎる。
シド:ま、また逃げるのか…?俺は…
リン:わりととんでもないキャラだな…
GM:誰が?
リン:シドが。わりととんでもない女ったらしなキャラだなと。
GM:そうね。最近思うんだけど、このシドの女ったらしは設定としてすげえ使える(笑)では、そうしているとシドの持つカリブルヌスが…
メルヴィナ:どこのカリブルヌス!?(一同爆笑)
GM:呑み込んで俺のカリブルヌス。
シド:ちょっと黙ってなさいよ。…じゃあれだな。ゲートオブバビロンからカリブルヌスが勝手に出てくるって感じで…
メルヴィナ:どこのゲートオブバビロン!?(一同爆笑)
GM:ゲートオブバビロン(直球)?!
メルヴィナ:宝物庫の鍵を開けてやろう…
GM:ド直球じゃねえか(笑)
シド:だから黙ってなさいよあんたら!!…じゃあ、「な…!カリブルヌス…?」
GM:「お前、俺に逃げろって言ってるのか…!」
シド:違うだろォォォ!!!
シャオレイ:シドさん、逃げることは決して悪いことではありませんよ…(震)
GM・メルヴィナ:「逃げるは恥だが、役に立つ」!!(笑)
シド:頭の中で、どこかで逃げた記憶があるんだよ。でも逃げたけどいい結果にならなかったんだよ、きっと。よく覚えていないけど(適当)。
GM:設定としてもらっときまーす(メモメモ)
シド:「ダメだ…!もうこれ以上逃げるわけにはいかない!」と、輝くカリブルヌスを手に取って、「戦うぞ…俺は!セルノーグをぶった斬るッ!!」
GM:おお、かっこいい。
メルヴィナ:俺のカリブルヌスを…フフッ!(一同爆笑)
シド:いいシーンなんだよっ!黙っとけ痴女!
メルヴィナ:ま、この人がこう言ったら止まらないしね。
シャオレイ:こうなってしまっては仕方ありませんね…。私も最後までお付き合いします。
リン:で、どうやってセルノーグをぶった斬るのかしら?
シド:みんな…恩に着る!
GM(グローヴィス):「し、しかし!人の身で邪神に挑むなど…!」
シド:そう言いかけるグローヴィスをキッと見つめて、「俺は十三神将の一人だ。剣の女神の刃となって邪神を討つのが俺の役目だ。」
リン:ここまで来てまともな一般人なんて誰ひとりいないんだから、気にしなくていいわよ?
シャオレイ:そうですね。ここまで来てしまったら、逃げるにしても大変ですし。
メルヴィナ:ここでグローヴィスに貸しを作っとくのも悪くないわね。
GM(グローヴィス):「すまない…!私が無力なばかりに…!」
メルヴィナ:ほんとよ。
一同:おいっ。
リン:なんにせよ急がないとね。もう時間はないわよ。
シド:セルノーグを倒せば、この軍勢も止まるんだろ?
GM(グローヴィス):「向こうの兵のほとんどはやつの魔力で動いているからな…」
メルヴィナ:私たちに倒せるの…?セルロース。(一同爆笑)
リン:どうかしら、手ごわいわよセルロース。
GM:倒さなきゃ…(確信)
シド:OLの会話かっ!「相手が神だろうがなんだろうとが倒さなきゃいけないだろ?」
メルヴィナ:私たちの美と健康のためにぃ~!(笑)
※OLのランチタイムが終わるまで、少々お待ちください。
シド:この軍勢をまともに相手にするのは無理だ。俺たちだけでもセルノーグに突っ込んでいかないと。一点突破だ。
リン:それしかないけど…その間に周りの軍勢が黙って見てると思う?
GM(グローヴィス):「しばらく私が動けなくはなるが…神の力を開放すればやつの軍勢を吹き飛ばすことも出来なくはない…。しかし万が一、お前たちがセルノーグを討てなかったら…」
リン:ま、ジ・エンドよね。
シド:何にしたって結果は一緒だ。俺らが勝つしか生き残る方法はない。
メルヴィナ:負けたときのことを考えるなんて、あなたらしくないじゃない。
GM:何を知ったようなことを(笑)
シド:グローヴィス。あんたは俺たちの勝利の女神なんだ。後ろで笑って見ててくれりゃあいい。
メルヴィナ:俺たち?あなたのでしょ?(冷)
リン:間違いない(冷)
GM:周囲の兵士たちも「やってください!!」「何かあっても必ずグローヴィス様は俺たちが守りますよ!!」と盛り上がる。「今こそセルロースを…」
リン:うわ、素で間違えたよこの人(笑)
GM:しまった…OLの空気に飲まれてしまった…(笑)「今こそセルノーグを倒す時です!!」
GM(グローヴィス):「お前たち…。……分かった」シドをキッとみつめ、「我々の命運、託してもいいんだな?」
シド:「仰せのままに。女神様」と武器を担ぎ直そう。
メルヴィナ:あーあ。ちゃらちゃらした男に付き合う方も大変なんだから。
シャオレイ:まぁでも、そういうシドさんだって分かってて付いてきてますからね。
メルヴィナ:はぁ…私の男を見る目も落ちたものね…。
リン:いい男を探しに行くためにも、ここは生きて帰らないとね。
シド:お前ら、ホントに何しにここ来てんの…?
GM:OLの観光だよ。
リン:打倒セルロースよ!(一同爆笑)
覚悟を決めたアイノス一行とグローヴィス軍。
セルノーグ率いる死霊の軍勢が向かってきている平原に向き直り、シドが告げる。
「さぁて、神様倒しに行きますか!」
GM:あれ!かっけえ!!今日シドかっこいいね!どうしたの?(笑)
シド:…どうしたんだろう?(笑)
リン:今回何かを迫られるシーンが多いからだよ(笑)
GM:シドは窮地とか二者択一みたいなのに迫られ続ければいいんだね。これから先。
シャオレイ:かっこよくしたいならね。
シド:かっこよくはしたいけどね!周りとの温度差も広がっていくんだよねっ!(笑)
GM:よーし、それじゃあカッコもついたところで、クライマックスにいきますか!
最終更新:2017年05月01日 19:11