■PREPLAY
◆Preplay 01 丁寧な予告
kuro:はい、録音開始しましたよ…っと。
よしの(以下GM):では始めましょうか。
今回予告!
セーリア大帝国宰相、タダユキ・カモノによる急襲を受けたドラ猫な~ん(仮)一行。呪術によって倒れたエイテルを救うため、ミースの街を奔走した君たちは、呪術師メディアの協力を得ながら、どうにか彼の思惑を打ち砕くことに成功する。
次なる星の祭壇の在り処を探るべく、コンディートへと急ぐ君たちであったが、森の女神の祝福を呪術と呼んだメディアから詳しい情報を得るため、今一度彼女のもとを訪れるのだった。
アリアンロッド2E キャンペーン
EYE’S Another Story 第11話「運命の岐路」
キミたちはもう1つの歴史を体験する!
PL2:こ、これは…この予告、前回のおさらい付きだよ!さすがだよ!
せいろん:え!タダユキに吸収されちゃったの!?さすがkuroちゃん、バキューム(一人爆笑)
PL2:メディアにもう一度会うってことは、アレをもう一回言わなきゃいけないってことだよ?(チラッ)
kuro:べつに言わなくていいんじゃないかな…
かい:くるっと回ってにゃんにゃかにゃ~ん☆
kuro:普通に入ればいいじゃん、普通に(棒)
せいろん:これ前回何か聞き逃したってこと?
GM:別に聞き逃したわけじゃないから大丈夫よ。そしたら皆さんの成長報告を聞いていきましょうかね。
◆Preplay 02 報告せよ!称号クラス!
◎ドラドルの場合:「事務所所属なんで、そこんとこよろしく」
GM:ではPC①、ドラドルさんお願いしまーす。
せいろん(以下ドラドル):ドラドルは称号クラス『アイドル』になりました☆
GM&kuro:ねーよ。
かい:どこ所属ですか(笑)
ドラドル:どこプロなんだろうね、ドラドルは。
kuro:タツノコ(竜の子)プロでしょ。
ドラドル:それだ!!…タツノコプロ所属っ!ドラドルでっす!☆
※タツノコプロとは
日本のアニメ制作会社。代表作に「ハクション大魔王」「科学忍者隊ガッチャマン」「タイムボカンシリーズ」など他多数。ネタで使うなんておしおきだべぇ~。
ドラドル:えっと、『ドラグーン』になりまして、スキルは≪チェンジファング≫と≪ハイボルテージ≫取りました。あとは特に変わってませんよ。
GM:行動値は?
ドラドル:4でございます~。
◎シェンファンの場合:「祝福なんてなかったんだ、いいね?」
GM:続きまして、PC②のシェンファンさんお願いします。
PL2(以下シェンファン):はーい、シェンファンです。リビルドしました~。具体的に言うと、≪ハイエキスパート≫と≪ディスペル≫と、≪フォージチャージ≫が使えなくなった代わりに…
kuro:えっ、≪フォージチャージ≫使えないの!?
かい:大丈夫なの?(笑)
シェンファン:≪ブーストフォージ≫使えるからセーフ(笑) …で、代わりに≪シフトエナジー≫を5レベル上げて、≪セットオフガード≫1レベル取りました。つまりどうなったかと言うと、若シェンファンの性能にすごく近づけた!
ドラドル:あれぇ~おかしいね?昔の方が強いね?
シェンファン:そうね…(一同爆笑)
kuro:何があったんだろう、この10年(笑)
ドラドル:遊園地で若返りの薬でも飲まされたんでしょ。
シェンファン:身体が縮んでしまっていてね……と、冗談はさておき。日に日にインフレしていく火力に対抗するためにこういう防御スキルを取ったんだけども、防御スキルを取れば取るほど火力がインフレしていくという現実からは目を背けてる…(遠い目)
GM:ははっ。
シェンファン:ついでにMP消費が激しいことを鑑みて、もともと取ってた≪バイタリティ≫を≪インテンション≫に変えた。装備も変えるつもりないし、金が4万くらい余っとるのよね。ドラドルにも3万くらい貸してるしね。
ドラドル:………へぇ??(一同爆笑)
kuro:すっとぼけ(笑)
ドラドル:あれ、何のこと?(笑)
シェンファン:あんた借金して『ギロチンアックス』買ったでしょ!
ドラドル:だってMP回収できるもん!『ギロチンアックス』!!
シェンファン:何の話してんだ(笑) お金貸したでしょ!
ドラドル:……いつか返す!
GM:あれ、称号クラスにはなってない?
シェンファン:なってない!最初のシーンでメディアから祝福もらったシーンあったけど、あれ私のところには来てなかった。おわり!(一同爆笑)
◎ナミキの場合:「幸運のお金持ち」
GM:じゃあ続いて、PC③ナミキさんお願いしまーす。
かい(以下ナミキ):はーい。レベル15になりました。装備は変わらずで…でもリビルドしたんですよ!
シェンファン:おめでとう!
ナミキ:何が変わったかと言うと…≪デボディション≫が使えなくなって火力が落ちるかわりに、≪パトロナイズ≫を入手したのと、≪ホロウライト≫取って、『プロフェッサー』になって≪マジックハンド≫を取りました。あとは経験値余ってたので≪トレーニング:幸運≫と…
シェンファン&kuro:幸運?!
ナミキ:他に取るものなかったのよね~。
シェンファン:他に取るものなかったから≪トレーニング:幸運≫ってのもなかなか新しいな(笑)
ナミキ:あとは≪アイテムマスタリ―≫を取って、ジェムシリーズのコストが少し楽になりましたかね。あと、私もお金余ってるよ。17万とか。
シャンファン:なんで!?(笑)
ナミキ:私、装備ほとんど変わってないからねぇ。でもレベル上がったら『ミスティック』シリーズに行きたい!
GM:【行動値】は? あ、シェンファンさんもお願いします。
シェンファン:17です~!
ナミキ:わたしは8!
◎リーフの場合:「報告より導入までが長い(泣)」
GM:では始めようかね。
シェンファン:はーい。
kuro(以下リーフ):いいのかな~?
GM:始めちゃってもべつにかまわないよ。
リーフ:ホントにいいの?主人公不在になるよ?
ドラドル:主人公はドラドルだけど!?
リーフ:お前マスコットだろ。
シェンファン:主役はシェンファンだとかどこかで噂を聞いたよ?
リーフ:それデマだよ(断言)。まぁ…最近あんまり主人公してない気もするけどさ…
ドラドル:向こうのシナリオだと主人公目立ちすぎてるししょうがないね。
ナミキ:否定しきれないっ。
リーフ:いやいやいや…
ドラドル:あの虹の孔雀の方がさぁ…
リーフ:孔雀じゃねーから。
シェンファン:オウムだよ!
リーフ:違うから!
ドラドル:ピングーだよ!!
リーフ:ピン…って、白と黒じゃねーかあいつ!(一同爆笑)
GM:はぁ…じゃいいよ。リーフさん報告して(呆れ)。
リーフ:なんでそんな「許してやる」感じなのちくしょう…!えーっと、レベル15になりました。で、称号クラスは『バンガード』になるしかないのよね。
ドラドル:ヴァンがろう!!
リーフ:そうだね(冷)。装備は変わらず『ブリッツ』シリーズで、今回は≪マークスマン≫のレベル上げて、≪ハンドリング≫を一個とって命中を上げました。そんな感じかなぁ。【行動値】は26!
GM:OK~。それじゃみんな準備はよろしく…ねーよ!さっさとギルドスキル決めろや!
【今回持っていくギルドスキル】
≪蘇生≫、≪祝福≫、≪目利き≫、≪陣形≫、≪天啓≫、≪結束≫、≪修練:敏捷≫、≪最後の力≫、≪限界突破≫、≪緊急招集≫
■OPENING PHASE
◆Opening 01 書状
GM:まずシェンファンの個別シーンから入るよ。
リーフ:キターーーーー!
ドラドル:暗躍パート!!(一同爆笑)
タダユキとの戦いを終えた君たちは、エイテルの安否を確かめるべく、一度宿屋へ戻ってきていた。エイテルの容体が安定したことを確認した君たちは、度重なる戦闘による疲労を少しでも回復すべく、自室にて休養を取ることにした。
そして自室にて一人になった
シェンファンは、一通の書状を懐より取り出した。
シェンファン:これは、いつぞやのやつかな?
GM:前回タダユキと戦った時に、懐に仕込まれた書状だね。
シェンファン:あーそれか! 完全にもっと前にもらった『待機せよ』のやつかと…何で今さら『待機せよ』とか見つめるんだろうとか思ってしまったわ(笑)
GM:ではシェンファンさんに秘密トークをするので…ちょっと待っててね。
シェンファン:私に秘密トークって珍しいよね。
GMより個別チャットにて、
シェンファンに書状の内容が伝えられる。
シェンファン:……あー、そういう話か!なるほどね。了解!
GM:いいですかね。じゃあ、適当に演出してこのシーンを切ってください☆
ドラドル:ざっくばらん~(笑)
シェンファンは懐より取り出した書状を広げ、月明かりの中、その内容に目を落とす。
「もう後は無い、ということですか……」
そう呟くと彼は視線をあげ、何かを伝えようとするかのように、月が浮かぶ空を見つめるのだった。
ナミキ:前もこんなこと言ってなかったっけ、この人(笑)
シェンファン:シェンファンっていつもこんな人だし!…いやしかし、どうしようなぁ~!
リーフ:国に翻弄されてるな…
ドラドル:がんばれ~
GM:では次のシーンへ行きますよ~。
◆Opening 02 神魔の刻印
メディアと話をするべく、砂漠のウサギ亭を訪れた一行。クリーガーによって奥の部屋へ通される。君たちが部屋に入ると、メディアが出迎えてくれた。
GM(メディア):「どうやら無事にやり遂げたようね。街の中に漂っていた妙な気配も消えたわ。」
一同:………。
ナミキ:え、誰も何も言わないの!?(一同爆笑)
シェンファン:いや、どうやって入ろうかなーと(笑)
リーフ:じゃあ喋ろうかな。「あんたのおかげでエイテルも助かった。」
GM(メディア):「そう、よかったわね。それで?またここに訪ねてきたのはなぜかしら。お礼にでも来てくれたの?」
リーフ:「言っただろう。コイツの秘密について…お前が知ってることを全部話してもらう」と、手の甲のアザを見せよう。
GM(メディア):「あなたたちも欲深いわね。女に対してまだ何か要求してくるなんて。……また私に権力を振りかざすのかしら?」
リーフ:そのやり方はあまり好きじゃないが……、このアザの秘密はこちらにとっても死活問題になりかねないからな。
GM(メディア):「はぁ…仕方ないわね。……あなたたち、“神魔の刻印”について知っているかしら?」
ナミキ:“神魔の刻印”?
リーフ:なんだそれ。
シェンファン:私たちの“女神の祝福”の刻印とはまた違った刻印でしょうか。
GM(メディア):「“神魔の刻印”は、人が魔に堕ちないよう、神々から与えられた魔術的な刻印のこと。この刻印を受けた人間は、瘴気を自在に操り、邪神や魔族と戦うための大きな力を得たとされているわ。」
リーフ:それが、なんだってんだ?
GM(メディア):「単刀直入に言うと、あなたたちに刻まれた、その“森の女神の祝福”という呪術は“神魔の刻印”とかなり似通った性質のもののようね。そんな術、それこそ女神でもなければかけることは出来ないでしょう。」
リーフ:はぁ…。まぁでも結局いいもんってことじゃないのか?瘴気から身を守ってくれるんだろ?
GM(メディア):「そうね…その刻印が瘴気から守ってくれるわけではないけれど…。でもあなたたちも、ある意味彼女とは出会うべくして出会ったと言わざるを得ない。自覚があるかどうかは知らないけど、あなたたち4人は元来ひどく歪な存在よ。」
シェンファン:そうね(即答)
GM(メディア):「それも神々の理を侵しかねないほどに…。それが呪術として安定し、あなたたちが本来持つ力を無理なく引き出されている。」
リーフ:ん~、話が難しくてよく分からないんだけど…
GM:誰か噛み砕いて教えてあげなよ(笑)
リーフ:大人組が全然喋らないんですけど!
シェンファン:いまいち頭に入ってきてないんだよ(笑)
ナミキ:リーフにはその心当たりはないんですか?
リーフ:心当たりって?
ナミキ:『歪な存在』ということについてです。
リーフ:そう言われても……
ドラドル:お前、変なのか。
リーフ:生まれとかは普通だけど…
GM(メディア):「まぁいいわ。ただ、そんな力がノーリスクであるはずがない…。貴方たちの心持ち次第で毒にも薬にもなるということを忘れないことね。」
ドラドル:忘れるな、我々はUN★RISKだ!(一同爆笑)
シェンファン:そうね(笑)
リーフ:もしこいつが暴走したら、どうなるんだ?
GM(メディア):「さぁ、それは私にも分からないわ。あなたたちはその刻印のことで、今まで変わったことは無かったのかしら?」
リーフ:変わったこと…?
シェンファン:ひとつ言えば、この前、呪いから私を守ってくれたことくらいでしょうか。
GM(メディア):「ふぅん…。まぁこの先もいろんな形で力が現れるかもしれないわ。警戒しといて損はないと思うわよ。」
リーフ:“神魔の刻印”……か。
GM(メディア):「さて、私から話せそうなことはこれくらいかしら。あなたたち、コンディートへ向かうのでしょう?」
リーフ:ああ、そうだ。
GM(メディア):「それなら、十分に気を付けることね。先日、国家の代表たちを集めた大規模な国際会議が行われたわ。もちろんそこにはキルドも出席したわけだけど、議題はあなたたちのことまで及んだようね。今後、西方世界のすべての国家が名目上、あなたたちの敵になる。」
リーフ:ははっ。第一級のお尋ね者、ってわけか。
GM(メディア):「そして、その会議を受けて、聖都ディアスロンドは犯罪防止に向けたキャンペーン活動を始めたそうよ」(一同爆笑)
リーフ:なんかずいぶんゆるーい感じの…
ナミキ:キャンペーン?
シェンファン:春の交通安全週間みたいなやつか?(笑)
GM(メディア):「聖都を代表する歌姫が近々コンディートを訪ねてくるとか。世界的にも有名なアーティストらしいから、今頃コンディートは大賑わいでしょうね。」
リーフ:人でごった返してるなら姿も隠しやすい。好都合だ。
ドラドル:歌姫……。ひより◎かな?
シェンファン:歌ってなかったよね?
リーフ:歌ってないね。
GM(メディア):「せいぜい頑張ってちょうだい。」
シェンファン:歌姫というのが、少々気にはなりますが…(ブツブツ)
リーフ:分かった。世話になったな。
GM(メディア):「ええ。キルドにもよろしく言っておいてちょうだい。」
リーフ:次に会った時に伝えとくよ。
GM:そう言って君たちはメディアの部屋を出ていく…という所で、次のシーンへいきましょうか。
◆Opening 03 契約書はちゃんと目を通して
君たちはコンディートを目指すべく、東正門広場にある東方通商連合本部を訪れていた。東方通商連合とは、東方と西方をつなぐ交易路や東方交易路の開拓と維持を担っており、輸送手段であるラクダの飼養も行っている。
GM(ウルリカ):「いらっしゃい!ドラ猫な~ん(仮)の皆さん!私は東方通商連合、通商安全課のウルリカと申します。キルド首長からお話は伺っていますよ。コンディートまでの移動手段として、ラクダを確保してあります。」
ドラドル:ラクダを売るリカ?(一同失笑)
GM(ウルリカ):すぐに人数分ご用意しますので、この書類に受取のサインをお願いします。
ドラドル:このサイン危ないぞっ!
リーフ:契約書はちゃんと読まないとな。
シェンファン:サインしてしまうと呪術にかかってしまうぞ。でも呪いは全部エイテルの方にかかるからあーんしんっ♪
リーフ:鬼か、お前…
ナミキ:じゃあ私がサインしますよ。……ホントにしていいの?
ドラドル:これ必要なサインなの?どうなの?
何をそんな疑心暗鬼になっているんだ、君たちは。
リーフ:いや、ラクダ借りるだけだから…(笑)
ドラドル:だって今までサイン求められることなんて無かったからっ!
GM(ウルリカ):はい!ありがとうございます!では、厩の方にご案内しますのでご同行お願いいたします。
シェンファン:どうでもいいけど、ラクダの場合は、厩でいいのか…?(笑)
馬や牛を飼育する小屋を厩と呼ぶので、正しくはラクダ小屋かもしれないが、たぶん馬とか牛もいるんだ。きっと。
一行がウルリカに連れられて移動すると、ちょうど5頭のラクダが飼育員によって小屋から出されているところだった。
GM(エイテル):「私、ラクダに乗るのは初めてなのですが、ちゃんと言う事を聞いてくれるでしょうか…」と少々不安そうに口にする。
ドラドル:心優しい者にはちゃんと礼節を持って接してくれるぞ。
GM(エイテル):「そうなんですね。でも私、心優しいか自信が…」
ドラドル:ここにいる誰よりも心優しいんじゃないか?ま、俺の次にな。
リーフ:「エイテルがダメなら、ほとんどのやつらはダメだろうなー」とラクダの背中をポンポンと叩こうか。
GM:リーフは蹴り飛ばされた(一同爆笑)
リーフ:ぐほおぉっ!!!
GM(エイテル):リーフさん!!大丈夫ですか!?
リーフ:こんの、くそラクダめ…
シェンファン:「ラクダというのは誇り高い生き物です。あまり無下に扱うと、このように痛いしっぺ返しを食らいますよ」と、ラクダに餌をあげながら撫でておこう。
GM:ラクダがシェンファンに頬を寄せてくるよ。
シェンファン:おー、よしよし。東方から来たからラクダの扱いに慣れてますよーっていうアレだよ(笑)
ドラドル:シルクロード歩んできたのか!
GM(ウルリカ):「大丈夫ですよ。この子たちは人に慣れておりますので」と、リーフをチラチラ見ながら。
リーフ:まだラクダとケンカしています(笑)
GM(ウルリカ):それを無視して、「日除けのマントなど、砂漠を越えるのに必要な物資もすでに積んであります。ご自由にお使いください。」
シェンファン:それはありがたい!慣れない者にはラクダの旅はキツイですからね。
ドラドル:一回行き倒れそうになったしな。
リーフ:大体、砂漠を徒歩で渡ろうってのが無理あったんだよ…
ドラドル:お前が言いだしたんだぞ!
リーフ:し、仕方ないだろ…!それしか方法無かったんだから!
GM(ウルリカ):「そういえば皆さん。コンディートへの方角はご存知ですか?」
リーフ&ドラドル:あっち。(2人とも違う方向を指差す)
シェンファン:確か、本当に砂漠の真ん中あたり、ミースの街からみて東の方角だったかと…
ナミキ:あの、砂漠の真ん中でどうやって方角を知るんですか?
GM(ウルリカ):荷物の中にコンパスが入ってるので、それを頼りに東北の方角に進むと着きます。コンディートには“砂竜の狩場”もございますので、道を迷われることのないよう、お気を付け下さい。
シェンファン:来た!フラグや!
ナミキ:サンドワームですかね…
リーフ:皆の会話をよそに、ラクダに頭を噛まれているリーフ。
シェンファン:何やってるんですか…(笑)
ナミキ:さて、行きましょうか。
GM(ウルリカ):「それではみなさん、道中お気をつけて」
リーフ:「ふぅ…よし行こうか」と、やっとラクダに乗れました。
シェンファン:まだ振り落とそうとしてるので格闘してると……どんだけ嫌われてんだ!(笑)
街を出る一行の背中を見送りながら、ウルリカはつぶやいた。
「えぇ、本当に…道中お気をつけて…」
その顔に先ほどまでの笑顔は無かった。
最終更新:2019年04月14日 00:21