EYE'S Anoter ep11 CP~ED

■CRIMAX PHASE

◆Crimax 01 Battle on stage!



 並み居る武士(もののふ)たちを次々と倒していくリーフたちの前に、ステージの上から降り立った聖都の歌姫が立ちはだかる。

ナミキ:お前か~!
リーフ:そうだ、この人のこと忘れてた(笑)
GM(ヒヨリシア):「ギルド『ドラ猫な~ん(仮)』一行!!あなたたちは、このゴヴァノン神の加護を受けた護り石とオレンジの真珠に誓って、ここで逃がすわけにはいきません!」
ドラドル:あれ!?こいつ本物の巫女だぞ!
シェンファン:ゴヴァノンの巫女か!こんなとこで出てくるとは…

七大神の巫女についてはこちらのリンク参照。

ドラドル:巫女でひよりの名を冠する者…こいつ最強か…?オレンジだし…(ガクブル)
GM(ヒヨリシア):「ゴヴァノン神の神託と、聖都の意向に従い、あなたたちを拘束させてもらいます!」
リーフ:「ったく…こっちはそれどころじゃないってのに…!」
GM(タダユキ):「お前たちに邪魔はさせない。愛する国のためにすべてを投げ打った仲間を救うために、ここでお前たちを…始末する!」
ドラドル:“愛する国のために”って…いや、お前アーシアンだろ?
シェンファン違うよ!シェンファンのことだよ!
GM違ぇよ!!(一同爆笑)
シェンファン:愛する者のためにすべてを投げ打った男、シェンファン…(遠い目)
リーフ:すべて捨て切れてないから板挟みになってんだろうが!(笑)
GM:ではでは、歌姫と戦闘いくよ!


◎Round 1

(名前の横の数字は行動順)
・エンゲージ1
④リーフ、⑥ナミキ
・エンゲージ2
③ヒヨリシア、⑤タダユキ
・エンゲージ3
①アサシンA、①アサシンB、

ナミキシーフより速いアコライトって何よ!しかもまたタダユキ出てきてるし…。もはやタダユキがバル○ドス・ゲーティアみたいになってきたな(笑)
GM:さて、ドラドルさんどーします?
ドラドル:え、フフちゃんどうなるの?
GMドラドルさんの説得次第ですかねぇ。
ドラドル:またか!えーっと…「フフ…、アイツらは正しいことをしてないと思うんだ。やりたいことは分かるんだが、やり方が間違っていると思う」
GM(フフ):「どういうことでごぜーますか?」
ドラドル:その…リーファねぇねってヤツ、フフが仕えてるくらいだから、きっと優しいやつだと思うんだ。そんな人が、誰かの犠牲の上で助けられるのは望んでないと思う。
GM(フフ):「でもこのままだとリーファねぇねは…」と暗い顔をしている
ドラドル:だからこそ、シェンファンがいろいろ模索していたんじゃないのか?フフもいろんなとこで頑張ってるんじゃないのか?
GM(フフ):「フフのお役目はリーファねぇねを守ることですよ。シェンファンにぃにも、他に方法が見つからなかったから今こうして戦っているでごぜーますよ!」
シェンファンシェンファンも…泣いているんでごぜーますよ…
ドラドル貴様は黙っとれ! 「きっと方法はあると、俺は思うぞ。」
シェンファン「それを探すのがこの旅でした…」(割り込み)
ドラドルこの期に及んでホワイトキャンペーンしようとするんじゃないよ!(一同爆笑)
シェンファン:シェンファンも悲しみを背負った戦士だったのです…
ナミキ:自分で言うんじゃないよ!

 なぜか、裏切ってからあさっての方角へテンションが高まっているシェンファンの横やりにも負けず、ドラドルの説得は続く。

GM(フフ):「フフは…フフはどうすればいいでごぜーますか?」
ドラドル:「世界は広い。いろんな方法を探すべきだと思う。」
GM(フフ):「でも、リーファねぇねに残された時間はないでごぜーますよ!」
ドラドル:……あれ、リーファねぇねって今どんなになってんだっけ?その辺まだ詳しく分かってないんだよね?
GM:まぁ、あんま詳しく出てきてないね。
ドラドル:ほら、語れシェンファン。今がチャンスだぞ、ほれ。
シェンファン…………彼女には、時間が無い!!(一同爆笑)
ドラドル:だからどういうことだってばよ!
シェンファン:まぁ、つーか重要な事実として、どれだけ私たちを懐柔して戦闘を回避しようとしても、君たちが犯罪ギルドであることは変わらないのだよ!(高笑)
リーフお前もその一員なのを忘れんなや!!

 結構いいシチュエーションのはずが、全員が何がしたいのかだんだん分からなくなってきていた。
 とりあえず戦闘に入るため、フフの説得に戻るドラドル

ドラドル:「俺たちもいろんな方法を探す手助けが出来るなら、協力する。」
リーフ:俺たちが“星の祭壇”探してるのもエイテルの記憶を戻すためだろ。森の女神であるエイテルなら何か方法知ってるかもだしな。
ドラドル:「そうだ。女神様なら、救う方法を何か知っているかもしれない。俺を信じてはくれないか?」
GM(フフ):「でも…フフは……フフは仲間たちと戦うことは出来ねーでごぜーますよ」
ドラドル:フフは、ここで俺たちの戦いを見ていて欲しい。正しいと思った方を選べばいいと思う。
GM(フフ):「……分かったでごぜーます。ドラドルたちの戦いを、武士として見届けるでごぜーます」
GM:よし、ではドラドルも参戦する感じで、改めて戦闘入るぞ!

◎Round 1

・エンゲージ1
③リーフ、⑥ナミキ、⑦ドラドル
・エンゲージ2
②ヒヨリシア、④タダユキ、⑤シェンファン
エンゲージ3
①アサシンA、①アサシンB

GM:アサシンのセットアップは無いが、ヒヨリシアのセットアップで≪天使の歌声≫!
ナミキ:何!?
GM:『このスキルを使用することで、タイミング:メジャー、呪歌判定のバードのスキルを3つ使用する。同じスキルを3回使用しても、別々のスキルを使用してもよい。スキルを使用するごとに対象を指定すること』…つーことで、≪ララバイ≫、≪ラウドボイス≫≪レクイエム≫を使用します!
シェンファン:バステばら撒きじゃねーか!
GM:3人のエンゲージね。<スタン>、<威圧>、<スリップ>だね。
ナミキ:最悪やな…
GM:はい、【呪歌】判定しまーす……(ころころ)21かな。
リーフ:【呪歌】判定ってリアクションは【精神】だよな。…ねーよそんなに!
ナミキ:避けた!21ピッタリ!
ドラドルマジムリ…
GM:えっと≪フォルテ≫が乗るので……15点のHPロス×3だね。
リーフ:げぇ…
GM:追加で<スタン>、<威圧>、<スリップ>をリーフとドラドルに。
リーフ:し、死ぬ…
ドラドルもう無理だよぉ!!(悲鳴)
GM:さて、次はリーフかな。
リーフ:セットアップは、≪陣形≫を…
シェンファン:<スリップ>入ってますよー。
リーフんなぁ!!

 ヒヨリシアの不思議な歌声で上手く身体が動かせないリーフとドラドル。しかし全員で固まっていては一網打尽にされてしまうため、≪陣形≫でナミキだけをエンゲージの外へ出す。続くタダユキからリーフに向けて≪ミラージュバインド≫が放たれるが、こちらは回避に成功。
 シェンファンも敵となった今、一行はどう戦うのか…

GM:ではアサシンいきましょう!アサシンAはリーフとドラドルのエンゲージに移動して…えっとコイツ何が出来るんだっけな…
ドラドル:何も出来なくていいよ。ただ速いだけの存在で。
GM:マイナーで≪ディスアピア≫、メジャーで≪連続攻撃≫!クリティカルするといろいろ付与されるっぽいよ。つーわけでドラドルへ攻撃!
ドラドル:すでにこっちは-1Dじゃないかよ!…(ころころ)ダメですよ!
GM:ダメージは……(ころころ)89点の物理ダメージ!
ナミキ:≪プロテクション≫で43点軽減!
ドラドル:≪ウェポンガード≫も含めて……結局7点ダメージか。思ったより大丈夫だったな。しかし久しぶりに≪ウェポンガード≫使った気がする。
シェンファン:物理攻撃とか最近見ないもんねぇ(笑)

ダメージの出目が走ったものの、2撃目もかすり傷程度に抑えることに成功したドラドルだったが、続くアサシンBの攻撃がナミキにクリティカルヒットしてしまう…!

ナミキ:あれ、これ死ぬんじゃないの?(笑)
ドラドル:≪カバームーブ≫するよ。でも俺も死ぬぞこれ。
シェンファン:≪アフェクション≫あるし…
GM:ダメージが…105点物理ダメージかな。あ、クリティカルしてるので防御無視で☆
ナミキ:くぅ…!≪プロテクション≫と≪ウェポンガード≫で…どうなる?
ドラドル:37点ダメージかな。あれ?全然いけるな?

 余裕が見えたせいか、アサシンBの2撃目はナミキがクリティカルで華麗に回避!

GM:華麗に避けられたな…
ナミキふぅ…(滝汗)
GM:続いてヒヨリシアだね。メジャーアクションで≪エチュード≫をアサシンAに。ダメージに10点乗りますよ。
リーフ:次は俺か。まず敵の数減らさないとどこから手つけていいか分からんし、目の前のアサシンAはパワーアップしてるし、さっさと落とすか。まずムーブで<スリップ>解除して……あれ、マイナーで≪放心≫解除しないといけないのか!そんでメジャーで≪ダブルショット≫かな。……(ころころ)一発目は35で!
GM:(ころころ)…避けれず!
リーフ:≪ワンコインショット≫+≪バレットマーク≫も追加して…ダメージは73点!
ナミキ:よしよし、2発目いってらっしゃい!
リーフ:2発目は…クリティカル3つ!
ドラドル:やりますねぇ!
リーフ:ダメージ増えるぜ!ちょうど90点かな。
GM:≪バレットマーク≫とかもあるから…結構痛いんだよね…。さて、お次はタダユキさんだ。ナミキさんに向かって≪ホーリーライト≫撃ちますか。
ドラドル:おお、光魔法対決か!

 タダユキが放つ光の槍がナミキに迫るが、ナミキも≪パトロナイズ≫で応戦。両者の攻撃が衝突し、すさまじい閃光が周囲に弾けた!

ナミキ:「悪いですが、こちらもあまりなりふり構っていられませんので…!」と言いつつ、かなりゼィゼィ言ってるよ(笑)
GM:続いてシェンファンさんかな。
シェンファンえっ!順番回ってきた!(笑)
GM:全員に回復してもいいのよ?
シェンファン:あー回復ね。食らってるの、アサシンだけ?要る?
リーフふざけんなよお前ェ!(笑)
シェンファン:しょうがないなぁ。ムーブで≪ファストドロウ≫、マイナーで≪エキスパート≫、メジャーで≪ダブルキャスト≫かな。えっと、≪レインボーカラー≫と≪ウォータースピア≫を…
リーフ:させっか!!≪インタラプト≫で≪ダブルキャスト≫消すわ!

「我が声に応え、我が元に現れよ、玄武よ。今こそ汝が敵を滅ぼさん…」
シェンファンが詠唱を始めると、シェンファンの周囲に術式が展開される。
「させるか!」
リーフの気弾がシェンファンの術式を破壊する。
「お前の手の内は分かってんだ!黙って見てろ!!」
「…抜け目がないのは良いことですよ、リーフ」

リーフつーかお前、玄武呼べるの?!
シェンファン:ほらタダユキとか幹部連中は四神使えるっぽいし(笑)
ナミキ:さて、どうしますかねぇ。高みの見物してる3人に攻撃してもヒヨリシアとタダユキの壁が飛んでくるだろうし…。
シェンファン:≪プロテクション≫使ってなくない?
ドラドル:きっとGMの慈悲よ!

 アサシンの攻撃が大きく脅威にならないと判断したナミキは、ステージ上の3人へ攻撃する!

ナミキ:ムーブアクション≪マジックブラスト≫、マイナーで[EXHPポーション]飲むよ。メジャーで≪ホーリーライト≫!…(ころころ)27といって命中!
シェンファン:34で回避!
ナミキ:シェンファンさんにはクリティカルしないと当たりそうにないな…
GM:ヒヨリシアは27といって回避、タダユキは12といって回避失敗かな。
ナミキ:全然当たらなかった…。とりあえずタダユキに攻撃!98点貫通!
GM:タダユキの≪プロテクション≫!…軽減して、69点ダメージかな。
シェンファン:うーん、≪セットオフガード≫使うか。14点止めね。
ドラドルこいつ…!!
GM:「有難い、シェンファン」とタダユキが声をかけましょう。
シェンファン:こんなところで倒れられては困りますよ。
GM:ではお待たせしました、ドラドルさんですよ。
ドラドル:そしたら≪ファストセット≫使って、マイナー2回分でバステ解除してさらに…
シェンファン:あ、それ無理よ。
ドラドルなんで?(半ギレ)
シェンファン:≪ファストセット≫の効果が『マイナーアクションのスキルを使用する』だからさ、バステの解除とかは出来ないの。だからポーションとかも飲めないんすよ。
ドラドル………うるせぇ!
シェンファン:だからそんなに強くないんじゃないかって。≪ランニングセット≫とかも同じ理由で…
ドラドルうるせぇ!
シェンファン:教えてあげただけ…(笑)
ドラドル:目の前のアサシンAに攻撃するよ!(ヤケクソ) ムーブとマイナー使ってバステ解除!ただの≪ストラグルクラッシュ≫!…(ころころ)悪くないんじゃない?27といって命中!
GM:それはクリティカルじゃないと避けられんな…(ころころ)あー無理だわ。
ドラドル:何も攻撃力に上乗せできないこの空しさよ。ダメージが……92点水属性魔法ダメージ!

ヒヨリシアの歌声で思うように動けないドラドルだったが、強力な2連撃がアサシンを吹き飛ばす!

GMドラドルの攻撃を受けて、アサシンAは落ちますね。
リーフ:よぉし!


◎ROUND 2

  • エンゲージ1
③リーフ、⑦ドラドル
  • エンゲージ2
②ヒヨリシア、④タダユキ、⑤シェンファン
  • エンゲージ3
①アサシンB、⑥ナミキ

 セットアッププロセスで再度ヒヨリシアの≪天使の歌声≫が響き渡る。食らうと何も出来なくなるため、ドラドルはフェイト使用して全力で回避する。リーフは動けなくなりつつ、最後の≪陣形≫を使い、ステージ上の3人の元へドラドルを送り出し、このタイミングで≪限界突破≫を発動する!

ドラドル:あれ、≪限界突破≫ってシェンファンにも適用されるじゃん。
シェンファン:わーい☆
ナミキ:そうなると≪蘇生≫や≪祝福≫もだね。
ドラドル:……あいつ最後にしようぜ。それまで無視な!(一同爆笑)
GM:さて、ではアサシンBからかな。
リーフ:いや待て!ここで≪カリキュレイト≫だろ!
ナミキ:そうだねぇ。落ちるか分からんけど…
リーフ:しかしここで後手に回る理由もない。行こう!ムーブ、マイナーで<スリップ>と<威圧>を解除、メジャーで≪ダブルショット≫!
ナミキ:≪限界突破≫忘れずにね。
リーフ:おおよ!

 意気込んだものの、リーフの攻撃を受けてもアサシンは倒れない…

ドラドル大体、何で物理ダメージなんだよ…(溜息)
リーフ:マイナー潰されたから≪マジックバレット≫使えないんだよ!
GM:そう言ってる間にアサシンBの反撃じゃ!≪ディスアピア≫+≪連続攻撃≫でナミキさんをぶっ叩きますよ。
ナミキ:そうよね。いらっしゃい!
GM:命中は35!
ナミキ:…避けられん!
ドラドル:生きる?
ナミキ:1回は生きれると思うけど…
リーフ:1発は狙撃で落とすよ!
GM:ダメージは98点物理かな。
ナミキ:≪プロテクション≫も含めて…49点ダメージだから、残りHP36点か。

続く2撃目はドラドルがカバーで防ぎ、リソースの温存を図る。
さらにタダユキの順番の前にリーフが≪アデンダム≫で割り込み、アサシンBを落としに行く!

リーフ:2撃目はクリティカル3つも乗せたんだ…!どうだ…?
GM:うーん……27点オーバーでアサシンB倒れますね。
リーフ:よぉし!仕事した!(笑)
ドラドル:ここから本番だけどね。
ナミキ:そうなのよ!
GM:タダユキか………何が出来るの、この人。
ドラドル何もできないんで飛ばしてくださーい!
GM:≪ホーリーライト≫をドラドルに撃ちましょうか。
ドラドル:やめてくださーーーい!鱗剥がれちゃう!
GM:24と言って命中。
ドラドル:出目はいいんですけどね、何ぶん元がね…回避できず~。
GM:ダメージは57点の貫通!
ナミキ:≪プロテクション≫込みで……ドラドルさん残りHP12点で生きてますね。
リーフ:まだ≪蘇生≫は要らねぇ!
ドラドル:もう身体中血まみれですけどね!

 ここでヒヨリシアの行動順を飛ばしていることに気づいたので、ヒヨリシアの行動が入る。

GM:≪エチュード≫をシェンファンにかけましょうかね。
シェンファン:あ、エンゲージ出てもらっていいすかね?
GM:あ、そうですね。はいはい。ムーブで動きましょう。
ナミキ:ちっ…
ドラドル:余計なこと吹き込みおって…
シェンファン:≪エチュード≫はありがたいけど、シェンファンの火力を上げる意味はあるのだろうか、いや!無い!!(笑) タダユキの方がドラドル落としやすかったりするのかな。
ドラドルおい、お前ぇ…!

 すさまじい速さで広がっていくシェンファンとの溝。今後、関係を修復できる機会はあるのだろうか…。

シェンファン:さて私の番だ。マイナーで≪エキスパート≫、メジャーで≪ダブルキャスト≫だな。まず≪レインボーカラー≫を……ドラドルに撃つか。
ドラドル:はい。
ナミキ:えー……どうします、リーフ?
リーフ:うーん、撃ち落とすなら≪ウォータースピア≫かなと思うけど。
ナミキ:シェンファンさんのすごい火力の攻撃がまだ2発くらいあるんだよね?
リーフ:でも≪レインボーカラー≫の効果も結局シェンファンの攻撃にしか効果ないからなぁ。
ナミキ:それもそうか。それにドラドルさんが避けてくれれば、あるいは!
ドラドル:その「あるいは」を起こしてみせよう…!
シェンファン:≪限界突破≫もあるから、ドラドル}回避は4Dあるのか…。まずはこっちがクリティカル出すぜ。いけっ!……(ころころ)出た!!
ナミキ:oh…
シェンファン:さあ火属性にしよね。さらに≪ウォータースピア≫にフェイト1点乗せて、≪スペシャリスト≫で全体化するぜ!
ナミキおお!?
リーフ撃ち落とさねば!(使命感)

 シェンファンが呪文を詠唱すると、ドラドルに炎が巻き付き、そのまま身体の中へ吸い込まれていく。間髪入れずシェンファンが術式を展開すると、周囲に無数の水の槍が形成されていく。

シェンファン:ああっ、クリティカル出ない!命中は40かな。
リーフ:≪インターフィアレンス≫!まだフェイトは4点あるからな。2点つぎ込んで8Dだ!…(ころころ)うわ出目低っ!……あ、でも超えたね。41で成功!
シェンファン:マジか!命中高っけ!!

シェンファンが水の槍を放とうとした瞬間、水の槍が弾け飛んだ。シェンファンが目をやった先には魔導銃を向けるリーフの鋭い眼光があった。
「動くなっつってんだろ。次はマジで当てるぞ。」
「本当に抜け目のない…成長しましたね」

ナミキ:わたくしか……攻撃よね?
リーフ:当たり前じゃないスか!他に何があると?!
ドラドル:どうぞ叩いていただいて…
ナミキ:まずはヒヨリシアかタダユキかな。シェンファンさん回避高いから分が悪いのよね…。先にヒヨリシアかな。マイナーで[ハイMPポーション]を飲みながら、≪ホーリーライト≫!魔術判定の直前にMP消費で上げてくぞぉ!…(ころころ)クリティカル!
リーフ:しかも3つ!
GM:むりでーす!
ナミキ:……(ころころ)出目は49、ってまた微妙だねぇ…。1が無いのはいいが6もない。
ドラドル:やはり起きる「カイ現象」(笑)
ナミキ:118点貫通だ!
GM:むむ。ではタダユキの≪アフェクション≫!
ナミキ&ドラドル:≪アフェクション≫!?
リーフ:ここしか使いどころなかったのかな?
ナミキ:まだドラドルの≪ボルテクス≫もあるのに?
ドラドル:考えててもしゃーない。≪ファストセット≫使わせていただきまーす!
リーフ:どーぞ!
ドラドル:≪バーサーク≫+≪スキップジャック≫でクリティカル狙いで行こう。これで≪限界突破≫入れて7Dで振れるのか?そんで≪ストラグルクラッシュ≫+≪ボルテクスアタック≫いくよ!……(ころころ)出ましたクリティカル!
GM:…(ころころ)当たりました。
ドラドル:……ダメージ振る必要あります?
ナミキ:え、なんで?
ドラドル:なんかガードしてくるかなって。
GM:はは、そうだね。じゃあ≪信仰の盾≫でガードしようか。
シェンファン:パワーか!
ドラドル:命中はしてるから2発目いくよ!…(ころころ)またきたクリティカル!
GM:避けれませーん!
リーフ:叩き斬れ!!
ドラドル:よいしょー!…(ころころ)あーなんて微妙な…(笑) 諸々合わせて129点水属性魔法ダメージ!

 ドラドルの渾身の一撃は、思わずヒヨリシアが自身の最高の守りの力を発動させるのに充分な圧力だった。2人の間を隔てた光の盾にドラドルの斧が接触した瞬間、まばゆい閃光とともに弾けるような破裂音が飛び散った。
思わず目を細めるヒヨリシア。しかしその隙をドラドルは見逃さなかった――!

GM:痛いなぁ…。でも意外と、意外だったな。
ナミキ:どういう意味!?
シェンファンあ、≪セットオフガード≫使うの忘れてた。
一同引っ込んでろーー!!

 クリンナップでドラドルは≪バイオレントヒット≫で再度≪ボルテクスアタック≫を再装填する。残りの敵はヒヨリシア、タダユキ、そして――


◎ROUND 3

・エンゲージ1
②リーフ
・エンゲージ2
①ヒヨリシア、③タダユキ、④シェンファン、⑥ドラドル
・エンゲージ3
⑤ナミキ

 ラウンド開始早々、ヒヨリシアは≪マズルカ≫を使用し、≪天使の歌声≫を全体に響かせる。ドラドルのみ回避に成功するが、ここで≪蘇生≫を使用し耐えきる。さらに一行は≪最後の力≫でフェイトも回復し、体制を整える。

シェンファンわーい!フェイト3点回復~!☆
リーフ:この裏切り者めが!除名じゃ!除名!!
GM:ではヒヨリシアが動くよ。≪マドリガーレ≫をシェンファンへ使います。
シェンファン:なんだそれ?
GM:『メジャーアクションで行う判定の達成値に+10する』と。シーン終了までね。
リーフ:え、強っ!!
シェンファンなんでもっと早い段階でくれなかったかなぁ!(一同爆笑)
リーフ:あいつら息合ってないぞ(笑)
ドラドル:裏切り者だし、信用得るまでに時間かかるんだよきっと。
リーフ:そうか。そんな奴に力分け与えて、どっちに放ってくるか分かったもんじゃないしな。
GM本当だよ。
ナミキ:ひどい言われ様だよ(笑)
リーフ:よし、ヒヨリシアに攻撃だ。ムーブで<スリップ>解除、マイナーで<威圧>解除、メジャーで≪ダブルショット≫!…(ころころ)38点で命中。
GM:避ければいいナリ!…(ころころ)当たったナリ…
リーフ:よし!≪ワンコインショット≫+≪バレットマーク≫追加して、ダメージは…(ころころ)71点ダメージ!
GM:防御30点マイナスだっけ?
リーフ:いや、俺まだ≪バレットマーク≫パトリシアに入れてな…
GMパトリシアって誰!?(笑)
ドラドルちょっとそれどこの女よ!!(一同爆笑)
リーフ:素で間違えた(笑)
GM:さて、ではタダユキの≪プロテクション≫入ります。…(ころころ)ダメージは通ったよ。
リーフ:2撃目!…(ころころ)38点命中!
GM:避けれん!
リーフ:忘れず≪ワンコインショット≫!…(ころころ)ダメージは80点物理!
シェンファン:≪セットオフガード≫要る?
GM:うーん、ヒヨリシアの≪プロテクション≫あれば大してダメージ通らないから大丈夫。
リーフ:ぐぬぬ…

 続くタダユキの攻撃では、ヒヨリシアの≪ディスコード≫で強化された光の槍がドラドルの体力をジワジワと削っていく。
 そしてシェンファンドラドルへ≪リゼントメント≫を放とうとしていた―!

ドラドル:ちょっとおかしいでしょ!
シェンファン:別におかしかないよ!ナミキ先生とも迷ったけど、やや回避が弱いドラドルの方が安心かなって。≪レインボーカラー≫入ってるし。
ドラドル:そうやってタカくくってるとね、やられるんだよ!
シェンファン:命中は…(ころころ)33と言って命中。撃ち落とされるかな?
GM:ヒヨリシアのサポートあるから判定に10点追加だよ。
シェンファン:そしたら43点か。
リーフ:≪カウンターショット≫!事故防止でフェイト1点乗せて…(ころころ)わ、低い!これは振り直しだ…(ころころ)よし超えた!撃ち落とし!
GM:やるねぇ!

 両の手に魔力を集中していたシェンファンの耳に銃声が聞こえ、咄嗟に身を捻ると、右手があった場所に銃弾が掠めていった。しかし怯むことなく、残った魔力をドラドルへ放つ!

シェンファン:2撃目はフェイト2点乗せる…(ころころ)クリティカル!
リーフ:すまん!もう撃ち落とせない!
ドラドル:避けまーす!…(ころころ)あ、惜しい。
シェンファン:≪マジックフォージ≫!…(ころころ)175点水魔法ダメージ!
ドラドル:痛ぇ!!
ナミキ≪アフェクション≫!!

 ドラドルに迫った巨大な水の槍だったが、ナミキが放った光の盾に阻まれる!しかし援護のため一瞬タイミングが遅れ、ナミキのヒヨリシアへの攻撃は回避されてしまう…

GM:では続いてドラドルさんですよ。
ドラドル:ではタダユキに。
ナミキ:かっ飛ばせ~♪
リーフ:ドームの外まで吹っ飛ばせ!
ドラドル:…いいの?中の人的には自キャラでしょ?
リーフそんなおじさんキャラ作った記憶はございません(一同爆笑)
ドラドル:では遠慮なく。≪ファストセット≫で≪スキップジャック≫+≪イートザミート≫かな。まず25点回復ね。んで≪ストラグルラッシュ≫!…28点か。当たるかな?
GM:…(ころころ)当たりました。
ドラドル:お覚悟!……あ、≪ボルテクスアタック≫忘れてた…
ナミキ:仕方ない、2発目に入れよう。
ドラドル:よし、まずはダメージ…(ころころ)126点水魔法ダメージかな。
GM:≪プロテクション≫!
シェンファン:≪セットオフガード≫も使っとこうね。16点止めとこうね。
ドラドルうっせぇ!…これは軽減不可スキル取得すべきか…
GM:けっこう軽減できたな…。では次どうぞ!
ドラドル:次は振り切ってやるからな!≪ボルテクスアタック≫!……本当はシェンファンに叩きこみたいとこだけどね!!(一同爆笑)
リーフ:関係修復が絶望的になるから抑えて!(笑)
ナミキ:たぶんシェンファンさん、≪ストラグル≫で逝くから。
シェンファン:まぁ1発目で死ねるね(笑)
ドラドル:命中は…31だよ。微妙だなぁ。
GM:クリティカル以外無理だね…(ころころ)当たりました。
ドラドル:ダメージは……
GM:ヒヨリシアの≪アフェクション≫で!
ナミキ:あ、消された!!

 ドラドルの攻撃で体勢を崩すタダユキ。その頭上から渾身の一撃が振り下ろされるが、ヒヨリシアの光の盾に阻まれる!

リーフ:あっちゃ~…
ドラドル:まぁ仕方ない。一撃入れたし。


◎ROUND 4

・エンゲージ1
②リーフ
・エンゲージ2
①ヒヨリシア、③タダユキ、④シェンファン、⑥ドラドル
・エンゲージ3
⑤ナミキ

GM:さてセットアップ移りまして、ヒヨリシアの≪天使の歌声≫をドラドルに。
ナミキ:全体化はもう出来ないけど、バカにならないなこれ。
GM:24で【精神】勝負だ!
ドラドル:……(ころころ)うわぁい。
GM:では<スタン>、<威圧>、<スリップ>、HPロス45点入りまーす☆
ドラドル:くっ…絶対タダユキ落としてやっかんな!
シェンファン無理だよ。エンゲージ抜けるもん。完封だわ。
ドラドル……うっせぇ!!(一同爆笑)
リーフ:ドラドルが機能しなくなる前に、ナミキさんとヒヨリシアを落とさないと!
GM:セットアップ、他の方はやることあります?
一同ない!
GM:ではヒヨリシアから。今度はシェンファンに≪バラード≫を歌います。
ドラドル:タダユキ、見限られたな…(笑)
GM:魔法防御に+10だね。
リーフ:じゃあ俺だな。あの歌姫何とかするぞ!≪インパクトショット≫+≪マジックバレット≫+≪ダブルショット≫!…(ころころ)低い…29命中!
GM:…(ころころ)回避!!
シェンファン:さすがだな…回避の神に愛された男め…
リーフ:くっそ~!!
GM:続いてタダユキね。ムーブでエンゲージを離脱します。
ドラドル:いいよ、しなくて!!
GM:じゃあそんなドラドルに≪ホーリーライト≫お見舞いしようかな。…(ころころ)あ、これヤバいかな。19で命中。
ドラドルこちとら回避1Dだわ!!
GM:ではダメージ…(ころころ)70点貫通!
ナミキ:≪プロテクション≫!…もろもろで残りHPが76点かな。
ドラドル:まだやれますな。
ナミキ:まだやれるけど、シェンファンさんの行動の前に≪クイックヒール≫かなぁ。
ドラドル:大丈夫!まだ≪パーフェクトボディ≫ありますんで!
ナミキ:あ、そうか!じゃあもう少し頑張って!(笑)

 敵の攻撃に耐えつつもジリジリと削られていく。そんな中、シェンファンの火力ブーストが底を尽き、とうとう回復役へ回る…

GMえ、124点HPとMP回復…?(困惑)
ナミキ:うわ、タダユキとヒヨリシア両方回復させやがった…
リーフ:あいつ先に落とさないとダメか。
シェンファン:このままだと持久戦にもつれ込むわけだけど…キリないから説得に持ち込んでくれない?(笑)
リーフ&ナミキ&ドラドルお前を倒せばいいんだよ!!
シェンファン君たちそれでも仲間かい?!
リーフ&ナミキ&ドラドルうるせぇえええええ!!

 シェンファンの回復をどうにかしないと戦いは終わらない。そう悟った一行は情を捨て、シェンファンへ攻撃を集中させる!しかしナミキの攻撃は回避され、ドラドルもHP回復に専念する。
 戦いは佳境に突入する!


◎ROUND 5

・エンゲージ1
②リーフ
・エンゲージ2
①ヒヨリシア、③タダユキ、④シェンファン、⑥ドラドル
  • エンゲージ3
⑤ナミキ

 ドラドルがヒヨリシアの≪天使の歌声≫を回避することが出来なければ、シェンファンを攻撃することが出来ない…。しかし後半になるにつれ出目が走るGMに負けじとフェイトをつぎ込んでクリティカル回避に成功し望みをつなぐ!ナミキも【行動値】をアップさせ、臨戦態勢に入る。

GM:ヒヨリシアはシェンファンに≪カプリチオ≫。【行動値】に10プラス!
シェンファン:やったぁ!
ナミキ:マジかよこれぇ!ヒヨリシアむかつくな…
GM:シーン終了までシェンファンの行動値が増加しますよ。
シェンファン:やったね!シェンファンが先に動くよ☆………何をしろと言うのかっ!(一同爆笑)
ドラドル:回復すればいいんじゃない?敵も味方も傷ついているわよ!
シェンファン:うーん、じゃあドラドルに≪ウォーアースピア≫かな。
ドラドル:おかしいな……こいつ、おかしいな…
シェンファン:いや待て!待機だろ!待機します!
ナミキ:ちっ、気づいたか。攻撃してくれれば、回復できなかったのに…
ドラドル:このターンでシェンファン倒せば問題ないよ。
シェンファン:そうそう。シェンファンの1ターンですまきに出来れば…
ドラドルすまきで済むと思ってんのか…?(威圧)

 意気込むが、リーフとナミキの攻撃はことごとくかわされてしまう。ヘイトが溜まり続ける一方で、タダユキの攻撃がドラドルのHPを着実に削っていく。

シェンファン:わはは。リーフの中の人とのダイス運の相性は悪くないのだ。
リーフ:くそが!
ナミキ:ドラドルさん!お願いします!
ドラドルはーい!殺りにいきまぁーす☆
GM:普通、迷いながら戦ってもいいシーンなんだけどなぁ(笑)
シェンファン:殺意がすごいわ…
ドラドル:≪スキップジャック≫乗せて……クリティカル!
シェンファン:うーん、当たったな。

「お前の料理だけは認めてやる…。でも、お前のその生き方は認めないっ!!」
ドラドルの攻撃がシェンファンを捉え、後方の壁まで吹き飛ばした!

「リーファ……ごめ……ん……」

攻撃する刹那、ドラドルはそんな声を聞いたような気がした…。


◎ROUND 6

・エンゲージ1
②リーフ
・エンゲージ2
①ヒヨリシア、③タダユキ、⑤ドラドル
・エンゲージ3
④ナミキ


 ナミキのフェイトを使用し、ドラドルはヒヨリシアの≪天使の歌声≫を回避することに成功。そんな中、リーフはブリッツ装備の効果で【行動値】を上げ、速攻に出る!

リーフ:≪マジックバレット≫+≪ダブルショット≫!いい加減落とすぞ!…(ころころ)38点命中!
GM:無理!
リーフ:71点魔法ダメージ!
GM:ダメージは通ったよ。
リーフ:2発目!…(ころころ)クリティカったぞおりゃあ!
GM:…(ころころ)うお、ファンブル!(笑)
リーフ:いくぞ!…(ころころ)89点魔法ダメージ!

 リーフの攻撃にもひるまず、ヒヨリシアはタダユキへ≪マドリガーレ≫を歌う。続くタダユキの攻撃はナミキを襲う!

ナミキ:くぅ…残りHPは44点か。私はヒヨリシアに攻撃します!…(ころころ)クリティカル!
シェンファン:ニ、ニゲ、ニゲ……
リーフ:うるさいな(笑)
ナミキ:ダメージは106点貫通!
GM:結構デカイな…≪プロテクション≫かけとこ。
ナミキ:あ。やべ。私、次のターンのヒヨリシアの≪天使の歌声≫でやられる…
リーフ:早く落としてドラドル!
ドラドル:≪イートザミート≫で回復。≪ストラグルクラッシュ≫!
GM:避けれず!
ドラドル:115点の水魔法ダメージ!もう一発行きます!…(ころころ)さっきより上がったな。32で命中!
GM:それは無理だな…
ドラドル:130点水魔法ダメージじゃ!
GM:……うん、ダメージは通ってるよ。
リーフ:まだ落ちないか…!

 ヒヨリシアの攻撃に備え、ナミキは自身を≪クイックヒール≫で回復。
 ヒヨリシアの傷も浅くはないが、一行の体力も着実に限界に近づきつつあった。


◎ROUND 7

・エンゲージ1
②リーフ
・エンゲージ2
①ヒヨリシア、③タダユキ、⑤ドラドル
・エンゲージ3
④ナミキ


 ヒヨリシアは≪天使の歌声≫でドラドルの動きを封じ、≪エチュード≫でタダユキをサポートする。リソースも底を尽きはじめた両陣営。持久戦を制するはどちらだ…!

リーフ:ヒヨリシア終わったから俺だな。いつも通り≪マジックバレット≫+≪ダブルショット≫!命中は40!
GM:当たりますよ。お前は命中高すぎんだよ!(笑)
リーフ:ダメージは振るわない…67点魔法ダメージ!
GM:≪プロテクション≫!…(ころころ)うん、かすり傷入りましたよ。
リーフ:うぜえ!(笑) 2発目だ!…(ころころ)クリティカル!
GM:…当たりました。
リーフ:ダメージは……82点魔法ダメージ。そろそろ落ちてくれ…
GM:ダメージは入りましたね。では、タダユキさんは…どうしようかな。ドラドルに≪ホーリーライト≫かな。
ドラドル:そりゃそうか。一番死にかけてるもんね。
GMあ、クリティカル。
ドラドルやーめーろーよー!
GM:絶対避けれないんだったな(笑) じゃ≪ディスコード≫乗せて…(ころころ)91点貫通!
ドラドル:うぉ…41点は減らさないと死ぬでこれ…
ナミキ:≪プロテクション≫!

 度重なる攻撃を身に受け、ヒヨリシアの歌声で動きを封じられたドラドルへタダユキの容赦ない攻撃が降り注ぐ!
 ナミキがドラドルへ光の盾を放つが――!?

ナミキ:……(ころころ)46点軽減するよ!
一同おおおおおおおおおおおお!!
GM惜しかったーーーー!
シェンファン:もう少しだったねぇ!
ドラドル外野は黙っとれぃ!!(一同爆笑)
シェンファン:何かみんなひどくない…?

 ナミキの援護でかろうじて踏みとどまったドラドル。即座にナミキによる≪ヒール≫が飛ぶが、あくまで応急処置程度。
 そんな中、あの男から提案が…

シェンファン今ならHP、MP一気に100点は回復できる人がいるんですけど、≪レイズ≫で回復する気ない??
リーフ&ナミキ&ドラドルそこで寝てろ!!!
シェンファン:ヒドイ…(泣)
ドラドル:さて…歌姫に攻撃したいが、いろいろバステかかってるからな。ただ≪ストラグル≫かますか。男は黙って≪ストラグル≫!命中も5Dあるし……(ころころ)いや14は怖いなぁ!(笑) 振りなおそ。≪バトコン≫!
GM:いいよ振り直さなくてぇ~
ドラドル:うん、微妙…28で命中。
GM:いけんじゃね?……(ころころ)あ、だめだわ。
ナミキ:よしいける!
ドラドル:ダメージは……(ころころ)素殴りだと意外といかないな…83点水魔法ダメージ!
GM:≪プロテクション≫入れると……うん、OKです。次どうぞ!
ドラドル:クリティカル出すぞー!…(ころころ)出ました!宣言通り!
GM:マジかよ!…いやでも私もクリティカル出すよ?
ドラドル:出させない!
シェンファン:ニゲ、ニゲ、ニゲ…
リーフ:ちょっとそこ黙って!(笑)
GM:出なかった…ダメージどうぞ!
ドラドル:17Dパンチ!…(ころころ)この1のオンパレードよ…しかしクリティカルだと乗っかるものもある!118点水属性魔法ダメージ!
GM:くっ…残りHP38点で75点食らうので倒れます…
リーフ&ナミキ:よっし!!
ドラドル:さらば、わたしじゃないひより……

 仲間たちを歌声で鼓舞しながら、光の盾でドラドルの攻撃を寄せ付けなかったヒヨリシアだったが、その攻撃は確実にヒヨリシアの精神力と集中力を奪っていた。
 そしてヒヨリシアの歌声の呪縛を解いたドラドルの連撃が、とうとうヒヨリシアの盾を打ち砕いた!ドラドルの攻撃の勢いは止まらず、そのままヒヨリシアの華奢な身体に直撃すると、衝撃で吹き飛ばされた歌姫は意識を失った――。


◎ROUND 8

・エンゲージ1
①リーフ
・エンゲージ2
②タダユキ、④ドラドル
・エンゲージ3
③ナミキ

 歌姫も撃破し、残るはタダユキただ一人。3人は最後の力を振り絞る!

GM:ではセットアップは誰もやること無さそうなので、リーフさんから。
ナミキ:【行動値】下げてもらえると助かる!
リーフ:はいよ!≪インパクトショット≫+≪マジックバレット≫+≪ダブルショット≫!…(ころころ)クリティカル!
GM:自キャラいじめるなよ~……(ころころ)回避失敗!
ナミキ:出目が5と6のあたり怖いよこのGM…(笑)
リーフ:≪ワンコインショット≫!…(ころころ)出目が酷い…74点魔法ダメージ!
GM:≪プロテクション≫!…(ころころ)ふむふむ…では次の攻撃どうぞ。
リーフ:いきます!…(ころころ)クリティカル出ない!しかし命中42!
GM:回避失敗!
リーフ:ダメージは……75点魔法ダメージ!
GM:≪プロテクション≫で削って……では次の方~
ナミキ:【行動値】落ちたから、私ですね。メジャーで≪ホーリーライト≫、判定の前にMP消費して固定値を上げます!…(ころころ)命中は32。
GM:…(ころころ)まぁ当たるよね…
ナミキ:ダメージロールの前に同じくMP消費してダメージアップ!…(ころころ)105点貫通!
GM:うーん……はい、ダメージ入りました。
リーフ:まだ落ちないか…
ナミキ:しょうがないよ、さっきフルマークまで回復されてるし。
GM:ではタダユキはドラドルへ≪ホーリーライト≫!…(ころころ)37で命中。
ドラドル:うわぁ…むり……
GM:ダメージは73点貫通!
ナミキ:≪プロテクション≫で41点軽減!
ドラドル:残りHPは53点…まだいける!……では、これで終わりにしようぞ、武士(もののふ)よ…!
リーフ:終わりにしろー!
ドラドル:≪スキップジャック≫で攻撃だ!……(ころころ)32命中!
GM:15で回避できず!
ドラドル:余裕だぜ!…(ころころ)お、良い出目。122点水魔法ダメージ!
GM:重い……おし、次どうぞ。
ドラドル:2発目~!…(ころころ)クリティカルでお願いしまぁーす!☆
GM:マジかよ……当たるよ!
リーフ:とどめ刺しにいったな(笑)
ドラドル:ダメージは141点水魔法ダメージ!
リーフ&ナミキいけええええええええええ!!!

 タダユキの光の槍は何度も命中しているはずだった。ナミキの光の盾があったとはいえ、ドラドルの命を削っているはずだった。
 しかし目の前の竜人の眼から光が失われることはなかった。敵がゆっくりと武器を振りかぶったと思った刹那、すさまじい衝撃がタダユキの身体を貫いた――!

GM:129点のダメージを受け、残りHP75点なので倒れました~~!
リーフ:ふぅぅ……(脱力)
ナミキ:しんどかった…
シェンファン:これで居場所が無くなっちまったよ…。GMから『最初から最後まで裏切ってくれ』って言われたんだもんさ!(笑)
GM:「好きにやってくれ」とは言ったけど、「裏切って」とは言ってないんだよなぁ…(一同爆笑)
ドラドル:言い訳無用ぉ!!
GM:ではエンディングに入ろう!

■ENDING PHASE

◆Ending 01 終幕


 意識が戻り、シェンファンは膝をついて立ち上がろうとする。しかし頭に魔導銃が突きつけられる。
「……俺たちの、勝ちだな。エイテルは渡さない。たとえお前が、何を背負っていようともな…!」
「そう、ですか…」
何も言い返さない姿にリーフはやりきれない思いをぶつける。
「お前……!守りたい人を守る方法は他にないのかよ!!」
「……では聞きますが、あなたは知っているのですか?神をその身に宿しつつ、自らの魂を維持する方法を!」

ドラドル:適当に他の器を見つけるんじゃダメなの?
GM:神を身に宿した状態では、常人なら数日で身体が朽ちるという感じだな。『ガードナー戦記』の終盤でそんな話したような気がする。
シェンファン:うん、聞いた気がするね。
ドラドル:リーファさんが耐えられてるのは?
リーフ:器としての素質があったからじゃないかな。
GM:そういうこと。ただ所詮は人の身…というわけだ。
シェンファン:「例え他の器を見つけたとしても、わずかな間の時間稼ぎにしかならない。彼女から完全に引きはがすことは出来ないんですよ!だからこそ、“森の女神”であるエイテルさんが必要なのです!」
ナミキ:「やはりエイテルさんが……。まさかとは思いましたが…」
ドラドル:「なぜお前がそれを知っている?」
シェンファン:「ここまでの状況で、気づかない方がおかしいでしょう。あれだけの祝福の力を持っていて、ただのお嬢さんだと思ったのですか?」
リーフ:「……もし……もしエイテルが本当に“森の女神”だったとしたらエイテルの記憶と力を取り戻せば、何か方法が見つかるかもしれないじゃないか!」
シェンファン:「先ほどから何度も言っていますが、彼女に残された時間はもう少ないのです…!」
リーフ:「じゃあ、お前はこれからどうすんだよ」
シェンファン:「決まっているでしょう。私が死ぬまで、何度もエイテルを狙うまでです…」
リーフ:「お前っ…!」
ナミキ:これ、エイテルで儀式しても成功するか分からなくないですか?
シェンファン:いや、これエイテルなら確実に成功するんですよ困ったことに。さてどうするかな…せっかく裏切ったからにはカッコよく締めたい…(笑)
GM:ヒヨリシアから始めようと思ったんだが、思ったより話が進むもんでどう入ろうか困ってたよ(笑) 悩んでるならこっちから進めてよい?
シェンファン:どうぞどうぞ!
GM:では……ヒヨリシアもまた、傷ついた身体をかばいながら、リーフたちの方へ近寄ってくる。
ナミキ:「その身体で、まだ私たちと戦うつもりですか?」
GM(ヒヨリシア):「私は…、悪に負けるわけには、いかないのです…!」息も荒いがナミキの問いかけに毅然と答える。
ナミキ:「信仰に生きる方にこんな質問するのも気が引けますが、あなたの仰る“悪”とは一体なんですか?それは本当にあなた自身が見定めたものなのですか?」
GM(ヒヨリシア):「私にとっての“正義”は…、ゴヴァノン神の神命に従うこと…。あなたたちは神の理を捻じ曲げているのです…!」
ナミキ:「そんな大それた力なんて、私たち持っていませんよ?」
GM(ヒヨリシア):「あなたたちは、私が気づかないとでも思っているのですか?」
リーフ:「……何の話だ?」
GM(ヒヨリシア):「ご自分の胸に手を当てて、よく考えてみることです」
ナミキ:「買い被りですよ…」
GM(ヒヨリシア):「それに、この世界を救うのに必要なことであれば、如何なる犠牲であろうとも、より多くの人たちを救うために……」
ドラドルそんなに救いたきゃ、もう(ひよりーズの)同窓会やればいいんじゃないですかね(一同爆笑)
シェンファン:それね、世界が救われるんじゃないの!滅ぶの!!(笑)
ナミキ:「このままでは話が平行線ですね」
リーフ:そもそも『神の理を捻じ曲げる』って何のこと?
シェンファン:胸に手を当てて考えてみろって。こういう時こそあれを使おう!
ナミキ:何を?
シェンファン≪天啓≫!!
リーフ:シナリオの根幹に関わるからGMも言ってないんでしょ!(笑)
シェンファン:俺らが単に忘れてるだけならきっと教えてくれるよ。
ナミキ:忘れてるのか…?
GM:えーっとね、『神々の理を侵している』ということについては、リーフ以外の皆さんは自分たちが作った伏線の中に含まれてるよ。
リーフお前らが原因じゃねーか!!(一同爆笑)
シェンファン:私の場合は、あれだから!神が悪いから!
GM:いやぁ…シェンファンの場合は、そのシステムというか、状況作ったのが罪じゃないかな(笑)
シェンファン:あ、そういうことか(笑)
ドラドル:俺は何も悪いことしてないよ?
GM:あなたは、ある意味一番悪いことしてるよ(笑)
リーフ:お前らだけで話進めんなよぉ!
GM:その辺で一旦話し戻してもいい?
一同:どうぞ!(笑)
GM:えー、一方、タダユキもまた、傷ついた身体を奮い立たせ、一行の前に立ちふさがった。「俺たちがここで負けるわけには…!」
シェンファン:「どうします、タダユキ?」
GM(タダユキ):「何としてでも…あの女神を連れて帰る!例えこの命を失おうとも…!!」
リーフ:「そりゃこっちの台詞だっての!」
GM(エイテル):「これ以上の戦いは無益です!あなたたちも無駄に命を失ってしまう!」
シェンファンいや!シーン変わったからシェンファン回復できるはず!
リーフおいこら(笑)
GM:その時、ドームの天井から見える月が紅く染まり、世界を紅く塗り替え始めた。
シェンファン:「こ、この光は…!」
GM:その異変に気付いたシェンファンとタダユキは、驚愕の表情を浮かべ、息をのむ。
ナミキ:「……?」
リーフ:「なんだ?何が起きてる…!?」
GM:深紅に染まった月光を受けて、君たちの前に姿を現したのは、セーリア大帝国の皇帝となったリーファであった――。
ナミキ:「この人は…?」
シェンファン:思わずひざまずいておこうかな。
GM(??):「我が名は、カグツチ……七柱の神の一角を担う者。汝らの守護する邪神の身柄を譲り受けに来た。」
ナミキ:「カグツチ…!?こちらの呼び名だとゴヴァノンと呼ばれる七大神…!」
リーフ:「ゴヴァノン?こいつが…?それに、俺たちが邪神を守ってるってどういう意味だ!」
GM:そんな君たちを無視してエイテルへ視線を向けよう。「エイテル……いや、“邪神ブレーグ”よ。貴様の存在を、我は看過せぬ。共に来てもらおうか。」
リーフ:「なっ…」
ドラドル:「なんだって…?エイテルが、邪神…?」
GM:君たちが困惑した表情をエイテルに向けていると、「私が……“邪神ブレーグ”?」唖然とした表情を浮かべるエイテルに、カグツチが召喚した鎖が巻き付く。
リーフ:「エイテル!!…何してんだお前ぇ!!」と魔導銃をカグツチへ向けよう。
シェンファン:「止めなさい!リーフ!あなたが敵う相手じゃない!!」
リーフ:無視して発砲する!
GMシェンファンに撃ったの?(一同爆笑)
リーフ違ぇよ!!カグツチに!!(笑)
GM:ああ、ごめんごめん(笑) では、カグツチに向けて放たれた銃弾は、突如現れた次元の歪みに吸い込まれていった。
リーフこいつも烏○三蔵法師かっ!!
GM:そして、その歪みから現れたいくつもの神具がリーフを襲う!
リーフゲートオブ○ビロンも使えるのこいつ!?
シェンファン:反撃を読んでいたってことで、リーフを突き飛ばして避けよう!「陛下、お止め下さい!この者はまだ世の道理が分からぬ若輩者なだけです!」
ドラドルこの者は卑猥の神、触れたら穢れますよ…
リーフちょっと黙っててもらっていいかな!(一同爆笑)
GM(カグツチ):「我に楯突く者は、如何なる者であろうとも許さぬ。」
リーフ:「な、なんなんだ、コイツ…」
GM(カグツチ):「シェンファン、そしてタダユキよ…。汝らは失敗したようだな。」
シェンファン:「……面目、ありません。」
GM(カグツチ):「別に構わぬ。こうして紅い月の夜を迎えた今となっては、我が直接赴くことが出来たからな。」
ナミキ:「紅い月の夜……時間が無いと言っていたのはそういうことですか…」
GM(カグツチ):「この場で邪神の身柄は引き取らせてもらおう」そう言うと、鎖につながれたエイテルが次元の割れ目に吸い込まれていく。
リーフ:「ま、待て!!」とエイテルへ走っていこう。
GM:では、先ほどよりも多くの神具がリーフへ降り注ぐ!
リーフ:「ぐああああああ!!」
GM:土煙が晴れると、そこには何本か神具に身体を貫かれ、身動きが取れない状態のリーフが倒れている。
リーフ:「ぐっ…」
ナミキ:「なんて力…!」
GM(カグツチ):「その場から動かぬことだ。我は“火と鍛冶の神”…。いくらでも神具を生み出すことが出来る」
リーフ:「この…やろう……エイテルを、返せ…」
GM(エイテル):「リーフさん!もう、私に構わないでください!!」
リーフ:「うるせえ…!お前を守るのが、俺の仕事だ!!」
ナミキ:シェンファンさんたちはリーファさんを救うためですけど、ゴヴァノンにはそのつもりはなさそうですよね?なので一応、「その方をどうするつもりですか!あなたはその方を連れて行って何を成そうというのです?!」と聞いておこう。
GM(カグツチ):「我は強固な“器”を探していたのだ。邪神の魂を宿すに足りる、この女の身体を我はずっと追い求めていた…。もうこの器も限界が近づいておるからな。」
ナミキ:「七大神の一柱ともあろう者が、自らをこの世に顕現するために人間をさらっていくなんて…」
GM(カグツチ):「人間なぞ、所詮我らが創りだしたものに過ぎない。どう使おうが、とやかく言われる筋はない」
ナミキ:「あなた、本当にカグツチなのですか…?」
リーフ:「やってることは、どっちが邪神かわかんねーな…」
ドラドル:「お前こそ邪神だ!嘘つきめ!」
GM(カグツチ):「さて…こうして紅い月の夜を迎えてしまった今、我は次の紅い月を待たねばならぬ…。それまでこの器が保つかどうかは、甚だ疑問だがな。……まぁよかろう。我も暇ではない。早々に城へと帰るとするか。」そう言い、エイテルを縛る鎖をぐっと引っ張っていこう。
リーフ:「くそっ…!待て…!!」
GM(エイテル):「皆さん…!今まで本当にありがとうございました…!私のせいで、皆さんの運命を歪めてしまってこと、許されることではありませんが、本当にごめんなさい…。どうか生きて!!」エイテルは悲しげな表情と共に、次元の切れ間へと吸い込まれていき、完全にこの場所から姿を消した。
リーフ:なんかここで両手の紋章が光って抵抗出来たりしない?!
ナミキ:いやさすがに無理なんじゃ…
GM:あー、リーフはちょっとそういう感じになってもいいよ。
シェンファン:何かあるんだ!?
リーフ:じゃあ、無理やり身体を起こしてカグツチに魔導銃を向けた瞬間、手の甲の紋章が光って魔導銃も包み込む!
GM:光を纏ったリーフの弾丸に対し、カグツチは神具をもって迎撃しようとする。しかし、弾丸は神具を打ち砕き、カグツチの頬に傷をつける!
シェンファンリーフの顔面マジ殴りします!!(一同爆笑)
リーフええええええええ!!?
シェンファン:「リーファの顔に傷つけやがってええ!」……って、いや冗談だけど!!(笑) 「これ以上、神を挑発するような真似は…!」とリーフを止めよう!
リーフ:「神だろうが何だろうが関係ねぇ!!」と再度銃を構えます。
シェンファン:「止めなさい!これ以上は…!」と、リーフに向かって魔法を放とうとしよう。
GM(カグツチ):「ほお…我に傷をつけるか…。ならば、我が直々に、汝らの処分を下してやろう。なに、心配するな。我は今、機嫌が良いのだ。苦しまぬように地獄へ送ってやる。」カグツチが空に手をかざすと、月光がより一層強い輝きを放ち始める…!
GM(タダユキ):「いけません!カグツチ様!そのようなお力を使っては、“器”が保ちません!!」タダユキが必死にカグツチへ語りかける。
ナミキ:え、どうすればいいの?逃げたいんだけど!
シェンファン:そうね、何かアクションを!
ナミキ:じゃあ、とりあえずドラドルに目配せを…!
ドラドルウインク返すよ(バッチーン)☆
リーフこの状況で何してんだてめえらぁぁああああああ!!(一同爆笑)
ナミキ:別にいいんだけど…(笑) では溜息一つついて「はぁ…仕方ありません。リーフ!ドラドル!目を閉じて!!」と、まばゆい光の矢をカグツチの足元に放とうかな。
シェンファン:俺とタダユキはそれにカバーに入る感じだな。
ナミキ:「≪ホーリーライト!!≫」
GM:では、傷ついたタダユキが光の矢を振り払う!
ナミキ:「今です!ドラドル、逃げますよ!」
ドラドル:リーフを抱えてすたこらさっさー!
リーフ:「放せドラドル!まだエイテルが…!」
ナミキ:「今はそんなこと言っている場合ではありません!もうエイテルはこの場にはいない。ここにいては殺されるだけです!退却しましょう!」……ってこれで逃げられるんだろうか?
シェンファン:ナミキの意図を汲み取って動こうかな。「陛下!もうよいでしょう!すでに目的は達し、奴らは世界中から狙われ、討伐されるのも時間の問題!放っておいてもすぐに野垂れ死にます!」
GM(カグツチ):「いや…奴らは邪神の祝福を受けている。理を侵している以上、生かしておくわけにはいかぬ。」
シェンファン:「陛下自ら手を下される必要もありません!先ほどは遅れを取りましたが、今度こそ私の手で…!」
GM(カグツチ):「その言葉、信じてもよいのだな…?」
シェンファン:「……はい」そう言って跪こう。
GM(カグツチ):「ならばシェンファンよ……あ奴らのことは任せよう。我は先に城に戻る。タダユキ、お前もついてくるがよい。」
GM(タダユキ):「はっ」…そうしてカグツチが再び次元に裂け目を作り出すと、タダユキと共にその場から姿を消した。

 静寂に包まれた劇場の上、シェンファンだけが立っていた。
 急に膝から崩れ落ちたシェンファンは両手の拳をステージに叩きつけた。
「くそっ……くそおおおおおおおおおおおお!!」

 その叫び声が劇場に反響し、いつの間にか見慣れた色に戻った月夜に吸い込まれていった――。


To Be Continued…
最終更新:2019年05月26日 22:42