タイルデータ(.pxm)

概要

マップのタイルの配置が記録されています。タイルとは、マリオとかで言うところのいわゆるブロックです。

ファイル構造

ヘッダ 8byte
 ファイルタイプ 4byte
 マップの縦幅 2byte
 マップの横幅 2byte
本データ
 タイル 1 × 縦幅 × 横幅byte

詳細解説

ファイルタイプ

ファイルタイプは「50 58 4D 10」固定で、ASCIIの「PXM」ですが、
最後のバイトが0x10な事に注意して下さい。この0x10の意味は不明です。
もしかしたらファイルタイプの一部ではなく、別のデータかもしれません。

タイルデータ

タイルデータは左上から右下に向かって、1タイル1byteで順番に並んでいます。
タイルの数値での表現方法は、単純にタイルの画像の順番です。

例を出します。
例えば以下のようなタイルセットがあると、左上から図のような順に番号が振られます。
これによってどのタイルが何番タイルなのかというのが決まっています。

原作のマップ「アーサーの家」などでこのタイルが使われていますが、
「アーサーの家」のマップはどのようにファイルに保存されているかというと、
アーサーの家というとこんなマップですね。このマップに配置されているタイルがそれぞれ何番のタイルなのかと言うと、

こんな感じになります。するとファイルの中身はどうなっているかと言うと、
0, 0,  0,  0,  0,  0,  0,  0, …
0, 0, 52, 51, 51, 51, 51, 51, …
0, 0, 50, 17, 18, 17, 18, 17, …
:
みたいな感じで数値が並んでいます。バイナリエディタで見ると16進数なので、
00 00 00 00 00 00 00 00 …
00 00 34 33 33 33 33 33 …
00 00 32 11 12 11 12 11 …
:
といった感じになっているはずです。
最終更新:2016年02月04日 18:47