召喚術
魔法のなかでも特に魔法生物の生成を行う魔法を召喚術という。
これら召喚術を得意とする者を、俗にサモナーと呼ぶ。
召喚術には、以下二種類がある。
純召喚
純召喚は、純粋に魔力と創造をもって魔法生物を呼び出す術。
術者の創造力によって、生まれる魔法生物の姿かたちや能力が変わる。
肉体はエーテルと元素で構成されており、エーテルや元素を取り込ませて肉体を維持しなければならない。
この維持を怠ると、肉体を保つことが出来なくなり、最終的に｢餓死｣する。
肉体変換
普通の生物をベースに、それを魔力によって魔法生物とする術。
ベースとした生物が姿、能力の基本となるが、術者の力によって魔法生物としての能力が付加される形となる。
肉体は普通の生物ながら、エーテルや元素によって活性化されている。
純召喚された魔法生物と違い、普通の食物を摂取して体を維持する。
もちろんエーテルや元素も取り込まなければならないが、自らの肉体が魔力を持つ場合(大抵の生物は魔法を使えずとも魔力は持っている。)は自分で発生する分を体の維持に回すことができる。
大抵は死んだ動物を使い魔として使役する目的のために使う場合が多い。
生きている者に対しては通常使うことが出来ないが、本人がそれを受け入れたとき、魔法生物へと変身する事が出来る。
