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RBAC


ロールベースアクセス制御(Role-Based Access Control)。権限を人に直接ではなく役割(ロール)に結びつけ、人には役割を割り当てるアクセス制御の方式です。

定義

NIST の用語集には、次のような定義があります。
  • 資源に対して許される操作を、役割と結びつけて管理するアクセス制御のモデル(NIST SP 800-95)
  • 利用者の役割(その人が受け取るアクセス権限のまとまり)に基づくアクセス制御(NIST SP 800-53 Rev. 5)

仕組み

要素 例
利用者 田中さん、佐藤さん
役割 経理担当、経理承認者、システム管理者
権限 伝票の入力、伝票の承認、サーバの設定変更
田中さんに「経理担当」を割り当てれば、伝票の入力ができるようになります。異動したら、役割を付け替えるだけで済みます。

利点

  • 人が入れ替わっても、役割の定義は変わらない。権限の付け外しの間違いが減る
  • 「経理担当は何ができるか」を役割の単位で見直せるので、最小権限の原則を保ちやすい
  • 役割の組み合わせに制約を付けて、職務の分離を強制できる(例:同じ人に「入力」と「承認」を同時に割り当てない)

限界

  • 例外が増えると、役割が細かく分かれすぎて管理できなくなる(ロールの爆発)
  • 「勤務時間内だけ」「社内の端末からだけ」のような、状況による条件は表しにくい。そうした条件には ABAC が向いている

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出典

確認日:2026年10月14日
最終更新:2026年10月15日 09:54