経済戦争 2nd

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d_va

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L:経済戦争 = {
 t:名称 = 経済戦争(イベント)
 t:要点 = パソコン,騒然とする人,吹き飛ぶ紙
 t:周辺環境 = 証券取引所
 t:評価 = なし
 t:特殊 = {
  *経済戦争のイベントカテゴリ = 個人イベントとして扱う。
  *経済戦争の位置づけ = 生活イベントとして扱う。
  *次回のイベントは経済戦争になる。
  *経済戦争に成功すると、100億の資金を得る。
  *経済戦争に失敗した場合、仕掛けたもの(派生元)は破壊される。
 }
 t:→次のアイドレス = 関係悪化(強制イベント),先物取引(イベント),優雅なバカンス(イベント),経済グループ創設(イベント)






r:以下の文章は、国民番号登録所に名前のあるプレイヤーしか見ることができない。


某先生のよくわかる経済戦争講座


セプテントリオンの手先商社に食料を高値で売る

充分売ったら、TV番組放映

政策も出す


食料の価値下がる

改めて買い戻す

○○億ゲットー


共和国に援助物資を配布

#ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (ハゲタカ先生.jpg)

※イメージ画像です


土場藩王 日記

世界の危機である。
大事なことなのでもう一度言おう。
世界の危機がおこっている。

ある程度予想していたが、現実は予想の
ナナメ下を突き進んでおり、嵐は苦い顔をした。
時間が足りない。
正直なところソレが全部である。

世界の危機なんで遅かれ早かれ訪れるから
それはそれでいい、まあ面白い。
だが、今回突如として訪れたそれは、完璧に
準備不足のところを襲われたに等しかった。

空気読め、いろんな意味で。と毒をはきながら
脳内に用意している文章を叩き込んでいく。

実際のところ、大攻勢に合わせて
何がしかの動きをする予定を組んでいたのであるが、
少しばかり仕込みに手間取っていた。

敵が何かを仕様としているというのは
相手が巨万の富を得ようとしているという話と、
戦争が間近に迫っている状況を鑑みればおのずと
読み取れたのだが、時期を外した。
あと数日、少なくとも年内に動けばなんとかなると
タカをくくっていたのである。

敵を、追い落とすために放送局を用意し、コトが起きた後
ネガティヴキャンペーンを張って追撃を予定していたのだが
その用意に時間をかけすぎた。少しばかりの儲け話やら
藩国の対策にふりまわされ、
経済面への配備が少しばかりおくれていたのだ。

実際すべての準備完了にあと1日か2日かかる。
そう思っていたら、いつの間にか
猶予がなくなっていたのであった。

さらに悪い話は続き、土場がセプテントリオンと
組んで売り抜ければ、経済的に勝てるという話が聞こえてくる。

ますますもって面白い・・・いや困った状況であった。
壁を殴れば手が痛くなるし、わめけば喉が渇く。
面倒だと、イラつくまま言葉を吐けば、何が起こるかわからない。
とりあえずくだらない軽口でごまかしつつ、
これが終わったら、伴侶に藩国で一番いい肉をおごらせる!と
どこかあらぬ方向に向かって念をとばして気持ちを落ち着けた。

「しかたない。ここは経済戦争ですよ!」

自分に元気づけるように小声でつぶやく。
あんまり大きいと何かいやなコトが起こる気がするから。

目標よこどり300億!とこぶしを握り締めた。
政策はだいたい想像がつく。あとは、メディア戦略で
食料が大量にある映像でも出しておけばいい。
どっちにしろ、天領に死ぬほどある食料を
皇帝が放出するであろうと計算する。

前回、前々回のターンで皇帝が買い入れた食料は
相当数であり、いかにセプテントリオンが何かをしかけようとも
均衡がとれると踏んでいるのだ。
いざとなれば、クローンのときに用意したフーディアでも
配って飢えをしのがせた上で、もう1手。

あまり使いたくない奥の手を用意しているのだ。
藩国の技術をレムーリアに移転させること。
あの国で食料生産記述ができれば、形成は逆転できる。
おそらくは、食料不足をおぎなうか、かなりの軽減になるはずであった。
そのかわりに、帝国は食料の消費先にダメージを受けるかもしれない。
ある意味賭けであるが、いざというときの切り札として
想定しておいて損はない。

ふと、前の経済戦争で犠牲になった人のことを思い出す。
見ていてほしいと思った。
経済戦争は人を傷つけるが、それ以上に人を救える。
最強の武器として世界の危機を救うしかない

まあ実際やるべき人は別にいて、自分はサポートなのだが・・・。
それでもやれるだけやろう、ここまできたら切れるカードは
切っておいて損はないのだから。

手元の指輪の石をさわり、一呼吸置いた。
経済戦争に関して摂政の権限を最大限とすると命令書に書きたし
作戦案とともに、担当の矢上麗華に渡しにいかねばならないのだ。

コレが終われば政策と、あとは番組の企画本つくりがまっている。
今日も睡眠時間がとれなさそうだ。ため息とともにそう思った。


今日のアルミちゃん


 その日証券取引所は大騒ぎだった。
 年末の大異変に、食料市場はじわじわを値をあげており
パニックがおこるのも必至である。
 黒服の人たちの後ろでゴミにまぎれて移動しつつ
空き缶はぼそっとつぶやいた。
「ごらんのありさまだよ!!」
 具体的にいうとこれから起こる悲劇をこの缶だけが知っている。
いざというときの連絡役に潜入しているのだが、あまり緊張感がないのは
しかたないかもしれない。

「これで一気に売り抜けるか」
「土場が輸出規制しだしたから楽だな」
「まあ藩王の共和国嫌いは有名だしな」

 共和国キライっていうか(以下略)なんですけどね、とひとりごちつつ
ぼそぼそと話している黒服をながめている。
「じー!」

「一気に売り逃げすることで資金と発言力を得る、いいことだ」
「緑オーマの毒はなかなかうまいこといったな」

 ふんふんと空き缶がころがりながら情報収集をしている。
最初小さな動きであった食料市場の値上がりが急激に
その速度をあげ始める。
 各国で巻いた種は実を結び始めたのだ。あと1日もしないうちに
熟しきった果実は落ち、甘い実をこの手に落とすだろう。
 実が熟れきるまであと少し・・・こぼれる笑みを止められない男たちの横で
電光掲示板に臨時ニュースの文字が流れ始めた。

 暴動でもおきたか、と期待に目を輝かせる彼らの前に現れたのは
帝国が、共和国への食料援助を決定したという話だった。
 土場から始まった運動は、帝国の経済グループをまわり
賛同するものが現れ始めた。
 同時にtera領域の藩国すべてにそのニュースが流れ始める。
宰相府が金をだした番組らしく、戦いをしていても
困ったときはお互い様だと訴える映像が流れ始めた。

 ガクンと食料の伸びがおちはじめる。
 投機目的で集めた人材たちが、離反を始めたのだ。
 ハンカチが目に映る。他者をおもいやるハンカチの力も加わり
誰かを蹴落としてカネを儲けようという人間が減りはじめたようだった。
 誰かが離反すれば、われもわれもとつながっていく。

 証券取引所は大混乱に陥った。
 もちろん待機していた黒服たちは顔色をすっかりなくしている。
「く、くそう・・・何だ。何なんだ」
 色をなくした唇をかみ締める。どうやら同じ投機目的だった
他の男の手から書類が流れ落ち、空を舞った。
「なん・・だと」
「くそう・・なんなんだ。こんな時期に」

よりにもよって、とガクガク震えだす。
このことが上にバレたら・・・。

#ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (プゲラ.jpg)

震える男たちの姿をバックに缶は移動を開始する。
見るべきものはみたし、聞くべきものは聞いた。
用はない。それに、もうすぐおやつの時間だった。