設定集



このページでは、以下の流血少女のキャンペーンの設定に関する知識を「設定集」として纏めています。
なにか疑問点のある場合は、遠慮なく総合スレにてご質問ください。






魔人

  • 己の認識を他者に強制する力を持った、特殊能力者達の名称。
  • 特に記述のない限り、投稿キャラクターはみな魔人となる。
  • 自分の能力を強く確信(妄想)している、思い込みの激しい者ほど覚醒しやすい傾向にある。
  • これらの妄想力は通常中学二年生でピークに達する事から、「中二力」と呼称される。
  • 魔人だからといって一般人と比べて圧倒的に優れているわけではなく、拳銃で撃たれれば特別頑強な魔人以外は普通に死ぬ。

妃芽薗学園

  • 東京メトロ網の地階に建造された超深層ビル「妃芽薗(ひめその)学園」が本キャンペーンの舞台となる。
  • 模造樹の森が鬱蒼と茂る広大な地下空間にミッション系の学園都市(女子校)が運営されている。
  • ここでは中等部・高等部について扱う。

Priscila(プリセラ)(管理AI)/ひめその学園ちゃん

  • この学園を管理している人工知能。またはその仮想人格のインターフェースとなる少女型の二次元映像もしくはホログラム。
  • 学園内の全施設を統御しているほか、生徒の出席確認、成績、健康状態等、様々な情報を一元管理している。
  • 入学時に貸与するアンティーク調のスマートウォッチによって、全生徒のプロファイルをリアルタイムに生成している。
  • 一部の生徒(特に初等部)からは、ひめその学園ちゃんの愛称で親しまれている。
  • しかし、その一方で校長の雛代メアリとは対立しており、施設の管理だけでなく、生徒の情報までも機械が扱うことに疑問を投げかけられている。

セキュリティーアンカー

  • 元々は管理AI「プリセラ」を開発した三人のプログラマーを指す。
  • そのうちの二人は、メモ書きに意味不明な内容の遺書を残して自死したため、残された一人は自身と自死した二人の細胞から大量のクローンを造り、それを人造魔人開発に転用した。
  • 現在、セキュリティーアンカーという言葉は、この三人のクローンから開発された三体の人造魔人のことを指す。
  • この三体は、プリセラのヒューマノイド・インターフェースとしても運用されており、プリセラが有形力を持って解決しなければならない状況におかれた際、それを行使するために使われる。

χ(キィ)(ゲートキーパー)

  

  • 詳細
  • セキュリティアンカーの1体。
  • 妃芽薗学園の門番であると同時に、侵入者をどこまでも追いかけ排除する役割を担う。
  • 門番であるがゆえマスターキーを所持しており、それゆえに外敵からも狙われやすく、常に攻撃に晒されている。(そのため、損耗が激しい。)
  • 雛代メアリの校長就任後は、攻撃がますます激しくなったのに加え、予算的にも制約が課せられ、応急措置状態での稼働が続いている。

λ(ラムダ)(キーメーカー)
  • セキュリティアンカーの1体。
  • 管理AI「プリセラ」のメインサーバーを守っている。
  • 学内施設のセキュリティシステムに関して、あらゆる権限を持ち、χが破壊されてマスターキーを奪われる事態になると、全施設・全システムのセキュリティを更新して鍵の変更を行う。

μ(ミウ)(ピッキンガー/デバッカー/ハッカー)
  • セキュリティアンカーの1体。ピッキンガー、デバッカー、ハッカーの三役を一体で司る。
  • 学内のセキュリティに引っかかることなく活動でき、潜在的な脅威を秘密裏に排除する役割を持つ。
  • 現在は行方をくらませているが、洗脳されて「鴉取するめ」として活動している疑惑がある。

転校生召喚

  • 魔人の変異体である『転校生』を異界から召喚する儀式のこと。
  • ハルマゲドンに対する抑止力の一つ。
  • この学園における『転校生』は「鮫氷しゃち」である。

雛代メアリ

  • この学園の初代不良グループのリーダーで現中等部と高等部の校長。
  • 鮫氷しゃちの召喚に深く関わっている。
  • 幼い頃はアイドルに憧れていた。
  • 魔人能力「シンデレラ・プロリュード」:目標達成までのプロセスを数千分の一に短縮することで、能力発動後から午前0時までの間、その目標に到達した際の自分に変身できる。
    • 目標達成までのプロセスを短縮するとは、その最終目標を達するまでに続くいくつもの小さなゴールを容易なものから残して数千分の一個まで減らした上で、その残った小さなゴールの達成までに要する時間までも数千分の一に短縮すると言うこと。
    • 当然、本気でその目的に向けて努力できる場合、星ほどの寿命を持っても到達できない極みまで、能力原理上は到達できる。しかし、雛代メアリは鉛筆を持つことさえ嫌うほどの努力嫌いであるため、そのような極みは気質上不可能である。
    • 例えば下準備として午前0時以降から能力発動前までの間に、試験合格や筋肉をつけたい等、確かな目的を持ってちょっとした努力(「参考書をちょっとパラパラ見る」「ダンベルをちょっと持ってみる」レベル)をしておくだけで、発動後から午前0時までの間、その成果が即座に数千倍になって跳ねかえった状態になる。(筋骨隆々な姿にもなれるし、参考書の内容がすべて頭に入ってる状態にもなれる。)
    • 午前0時となり効果終了後、魔法が解けたかのように、その目的に向けて努力していたこと自体が無かったことになるため、同じ効果をもう一度得るためには、同じ目的で改めて努力しなければならない。
    • (アイドルオタクな面があることと、この能力から、貝割しゃこと同一人物では? と仲間内からは囁かれている。)


鮫氷しゃち


  

  • 詳細
  • この学園の『転校生』。
  • 天使のような清楚で愛らしい容姿とは裏腹に、まるでゲームに興じる子どものように人心を惑わす魔物。
  • 過去に二度殺されているにもかかわらず、その度に新たな鮫氷しゃちが異界から召喚されている。
  • それぞれが別個体であるためか、どの個体も召喚される(再召喚含む)以前のことは何も知らず、語らない。また、個体ごとに微妙に趣味嗜好や性格が違う。

一人目、二人目、三人目

  • 鮫氷しゃちは確認されているだけで、三度、召喚された。
  • いずれも、現校長の雛代メアリの「友達が欲しい」という願いにより召喚されている。
  • 一人目は、妃芽薗学園初等部のクラスキャンプ中に召喚された。召喚された際の年齢は五~六歳程。「鬼ごっこ」と称して殺戮の限りを尽くす。最後は、手をあぐねた雛代メアリと頸城(蓮柄)つぶらの二人によって倒される。個体としてはまだ幼かったため、パワー特化に能力を使うことで二人がかりなら、制圧することができた。
  • 二人目は、妃芽薗学園中等部・高等部に召喚された。召喚された際の年齢は一七~一八歳程。表立ったことは控えて裏方に徹し、当時中等部一年だった雛代メアリを唆してハルマゲドンを引き起こした。最後は、遊泳中に、頸城(蓮柄)つぶら率いる生徒会によってプール槽ごと氷漬けにされ、そのとき受けた凍傷によって倒れる。
  • 三人目は、雛代メアリが教師を目指すにあたって呼び出され、現在に至る。目立ちたがり屋で、気まぐれ。
  • 一人目~三人目は召喚される以前の記憶は持っておらず、趣味嗜好や行動パターンもそれぞれ多少異なることから、やはり別個体と考えられる。

冥界からの魔物

  • 鮫氷しゃちの別名。
  • 鮫氷しゃちがこのように名乗ったことはない。
  • 過去に二度殺してもなお、目の前に姿を現した彼女を見て、頸城(蓮柄)つぶらはこのように呼んだ。


シャチ ※2020.7.4追記

  • 「巨大で獰猛な鮫ですら、まるでボールか何かのように機嫌良く玩ばれる、大海における残忍なシャチの姿」と「警戒心の強い子どもですら、まるで飼い慣らされたペットか何かを見たかのように喜ぶ、水族館のショービジネスにおける愛嬌溢れるシャチの姿」——あなたにとっての「シャチ」はどちらのシャチですか?


モノクロの海 ※2020.7.4追記

  • 鮫氷しゃちの固有能力とされる。
  • その愛らしい容姿と人心を惑わすような仕草から、鮫氷しゃちは、いわゆる魅了(チャーム)の能力を持つと勘違いされがちだが、実はそうではない。
  • 端的に言えば、その本質は依存(ホリック)である。
  • 鮫氷しゃちは、対象の欠けた心を、対象自らが望む心の形に補完する。それは魅了に限らず、恐怖、恐慌、混乱、幻惑といった、有りとあらゆる形であり、過酷な現実を前に疲弊した心は、より強い何かに依存することでしか、欠けた心を満たすことはできないのである。


「F」と「S」 ※2020.7.4追記

  • F(エフ)」と「S(エス)
  • 二人目の鮫氷しゃちは、明らかに何らかの区分に基づいて、支配した者達をそう呼び分けていた。
  • 「F」とは、恐らくフォロワーのことであると思われる。「F」と呼ばれた者達は、鮫氷しゃちの友達として役に立ちたいと望んでいたとされる。
  • 「S」とは、何を意味するかは不明であるが、そのほとんどが何の個性もない、意志薄弱な一般人であり、鮫氷しゃちに依存するがあまり、鮫氷しゃちになりたい、なりかわりたいと望んでいたとされる。そして、不思議なことに、「S」は「鮫氷しゃち」にその容姿も、能力も、日に日に近づいていったとされる。
  • しかし、「S」は総じて今までの自分を消し去り、まるで自らが鮫氷しゃちであるかのように「F」や他の「S」に対して横暴な振る舞いをしたため、「S」はしばしば粛清の対象となった。
  • その一方、二人目の鮫氷しゃちは粛清対象となった「S」を助けこそしなかったが、「F」よりも「S」を寵愛していたとされる。
  • 「F」の中には、鮫氷しゃちは「S」を身代わりまたは本当に後継者と見立てているのではないかと疑う者もいたが、その真偽は二人目の鮫氷しゃちが生徒会に殺され、その後「F」や「S」も行方を眩ませたため定かでない。
  • しかし、第四、第五の「鮫氷しゃち」を名乗る者が、いつどこで「F」によって呼び出されていたり、鮫氷しゃちへとより近づいた「S」の中から生まれていても不思議ではない。


Orca Project(オルカ・プロジェクト)

  • 三人目の鮫氷しゃちによる学祭に向けたアイドルプロデュースプロジェクト。
  • 運営の幹部スタッフの三人は、鮫氷しゃちの子飼いとされる。
  • 裏方に徹して表立った活動を控えていた二人目とは異なり、三人目は自ら矢面に立ってかなり目立つ活動をしている。
  • アイドル活動を隠れ蓑に注目を浴びることで、敵の動きを牽制していると思われる。
  • しかし、鮫氷しゃちの行動原理を考えるに、アイドル活動そのものに深い意味など元々なく、これは単に三人目における「遊び」なのかもしれない。
貝割 しゃこ(かいわり しゃこ)
  • 楽曲作成及び楽曲の振付指導等担当。
  • 筋骨隆々の容姿でありながら、幼少の頃にアイドルを志していたため、アイドルに対するこだわりが強い。
  • プロ並の舞踏家でもあるが、舞踏家を名乗っても、その筋骨隆々な容姿から武闘家と聞き間違えられる。
  • (校長である雛代メアリが能力で変身した姿では? と仲間内から疑われている。)
鯛釣 えびな(たいつり えびな)
  • 中間管理(資金及び組織運営)担当。
  • ブランド志向な中肉中背の女子生徒。
  • 元はいたって普通の女の子であるため、貝割しゃこや鴉取するめのサポートに回ることが多い。
鴉取 するめ(あとり するめ)


  • 表に出せない汚れ仕事担当。
  • 茶色のイカのような帽子を常に被った小柄で痩せた女子生徒。
  • ネットワークへのハッキングを得意とし、SNSをコントロールしている。
  • 「フギンとムニン」と名付けた1羽の子カラスにカメラを仕込んでペットにしている。
  • (その正体は、セキュリティアンカーの一体「μ」であり、虹彩に人造魔人特有のパターンが見られる。今は鮫氷しゃちに洗脳されている。)

血の踊り場事件

  • 約三十年前、現在の旧校舎の踊り場で起こった未解決の失踪事件のこと。
  • 大量の血痕を踊り場に残して、「(はちす)(がら) (まどか)」という女子生徒が忽然と姿を消した。
  • 死体は現在も見つかっておらず、彼女の亡霊が夜な夜な旧校舎の踊り場の鏡の前に現れると噂されている。
  • この事件の犯人や犯人が犯行に至るまでの経緯は、どの世界線であろうと常に異なるものであるにもかかわらず、蓮柄まどかは必ず死に、ここで全ての世界線が一度収束するため、何かしらの強い意志が働いているものと思われる。

蓮柄まどか


  

  • 詳細
  • 血の踊り場事件の被害者である「(はちす)(がら) (まどか)」のこと。
  • 普段からフード付きの白いパーカーを身に着けていた。
  • 同字異音の名を持つ双子の姉「(はちす)(がら) (つぶら)」と区別してこのように表される。
  • 小学5年生の時に親友を亡くし、その時の経験を経て魔人となった。(詳細エピソード

案内人



  


  • 詳細
  • 蓮柄まどかの亡霊と思われる。
  • 繰り返されるハルマゲドンを止めるため、巻き込まれた者達に助言している。

頸城(蓮柄)つぶら

  • 蓮柄まどかの双子の姉。
  • 銀髪碧眼のロングヘアの長身痩躯の女性で、移動には車イスを要する。
  • 現在は、この学園の保健医であり、妃芽薗の生徒だった頃は、1年生でありながら生徒会長だった。(一方、雛代メアリは不良グループのリーダー)
  • 一人目と二人目の鮫氷しゃちの殺害に関わっており、一人目の鮫氷しゃちから受けた傷により、車イス生活を余儀なくされた。また、銀髪碧眼になったのも、その頃から。)
  • 頸城(くびき)」という姓は。父方の姓であり、この学園の生徒だった頃は、この姓を名乗っている。
  • 魔人能力「ベイビー・メイカー」:自身の胎内に相手を閉じ込め、無力化する。(肉体の檻であるため、身体的な制約上、つぶらの場合は胎内に封じ込めておけるのは一人が限界。)
    • 第一の効果:愛する者を胎児の状態まで退行させて無力化し、臍窩から自身の胎内に閉じ込める。
    • 第二の効果:胎内に閉じ込めた相手の人格をつぶらはトレースする。トレース中は、相手の記憶・知識・能力等を自分のものとして利用できる。
    • 第三の効果:胎内に閉じ込めた相手を産み落とす。産み落とされた相手は、記憶や知識だけでなく、身体的なもの(成長や老化、怪我、病気等)も含め、後天的な影響の一切がリセットされて生まれなおす。
    • 蓮柄まどか(生前)の魔人能力「モータル・アンダーテイカー」とは、アプローチは真逆だが異物を自分の中に取り込むといった点等、双子ゆえか類似性がみられる。
    • つぶらは、この能力で愛する父親を自分の中に閉じ込め、その記憶、知識及び能力を利用している。
  • 血の踊り場事件の犯人を探し出し、妹のまどかを見つけるため、妃芽薗学園には雛代メアリよりも数年早く赴任してくる。

パパ

  • つぶらの胎内にいる何か、つぶらは「その何か」をそう呼び、愛しんでいる。
  • ヒトの胎芽のような姿をしており、臍窩から血族女性の胎内に侵入することで、入り込んだその肉体を強化し、その精神を汚染し支配する能力「マタニティ・ドール」を持つ。
  • 「その何か」は、この能力で蓮柄家の女性を代々支配し、自身の娘と近親交配を繰り返してきた。(つぶらは、出生前から、「その何か」の次の「器」になることが決まっていた。)
  • しかし、つぶらが「その何か」をパパと愛しんで歪んだ想いを抱き、それにより、つぶらの魔人としての力が目覚めたことで、「その何か」はつぶらの胎内に封じられることになった。
  • 世界線αでは、理事長に就任した「その何か」は、つぶらの魔人への覚醒を抑えるため、学園全体に高二力フィールドを設置して魔人の力そのものを封じていた。
  • 胎芽の姿であるにもかかわらず、鍛え上げた成人男性を遥かに上回るスピードとパワーを持ち、血族を操る能力よりもこちらの方が厄介とされる。

つぶらとまどか

  • 姉つぶらと妹まどかは、一卵性の双子であるにもかかわらず、顔のつくりを除き、その容姿や性格はまるっきり異なる。その要因としては成育過程の違いが挙げられる。
  • つぶら(姉):銀髪碧眼・長身痩躯・病弱・内向的
    • つぶらは事件に巻き込まれ、健康な身体を永久に失うほどのけがを負う。臨死体験の中で愛する者の命と引き換えに自分の命を見逃してもらう契約を死神と交わし、その証として銀髪碧眼となった。
    • なお、つぶらは死神に契約内容を勘違いさせられており、自分から生まれる子どもは早逝の運命にあるものと思い込んでいる。実際は、この死神との契約の結果、妹のまどかの死の運命が決まったことをつぶらは知らない。
    • 魔人能力「ベイビー・メイカー」:愛する者を胎児まで退行させ、自分の胎内に閉じ込め、産みなおす。
      • 臨死体験に加え健康な身体を失った不自由さから、つぶらの「生きることへの欲求」が歪んで生まれた、
  • まどか(妹):黒髪黒眼・中背華奢・活発・外向的
    • まどかは事故で親友を突然うしなった。
    • 親友との別れを経て、まどかの心は「死」を受け入れることができるようになった。
    • 魔人能力「モータル・アンダーテイカー」:死体を自身の心象世界に安置し、葬る。
      • 死を悼み、弔うことを知ったまどかの「死」を受け入れる気持ちが能力へと昇華したもの。

その他

女祁 哀生(メギ・アイミ)


  

  • 血の踊り場事件当時の生徒会書記。
  • 血の踊り場事件を境に、様子がおかしくなったとされる。
  • 高校を卒業して大学に進学するも失踪し、その死後、生徒だった頃の姿で学園に現れるようになった。
  • 学園で起こる怪談の語り手として存在し続け、放課後に一人で学校に残っていると姿を現し、独り言のように怪談を語り出す。
  • 血の踊り場事件の犯人を知っていた可能性があり、頸城(蓮柄)つぶらは彼女に何が起こったのか調べている。
  • 魔人能力「望まれぬ子羊(ダンクァル・エルジオヌ)」:殺人を犯すことに性快楽を覚えることができる。魔人メギ・アイミにとって特殊体質とも言える忌まわしき己の力。性対象または殺したい対象と接触すると自動的に発動し、性衝動が高まるほどに殺人衝動が高まる。逆に言えば、殺人衝動が高まるほどに性衝動も高まる。
    • ただし、人を殺すくらいなら自分が死ぬと決めこんでいるほどに、メギ・アイミは殺人行為を心の奥底から憎んでいる。このことから、彼女がこの能力によって殺人を犯したことはないとされる。
    • (しかし、彼女にとって自死は自慰行為に等しいということを踏まえると、この能力で殺人を犯したことはないというのは一考の余地がある。)

世界線γ

  • 世界線αでは、父に支配されていたつぶらであったが、この世界線では、逆に父を支配して無力化させている。
    • 学園の理事長は別の者になり、魔人の能力を封じる施策もない。
  • これによって雛代メアリの両親は学園の経営から排除されていない。しかし、経営に勤しむ彼女の両親は娘に愛情を向けなくなり、結果的に、雛代メアリは非行に走り、鮫氷しゃちに依存していく。
  • 血の踊り場事件は、この世界線では雛代メアリが関わっているが、他の世界線では、その真相はすべて異なる。





最終更新:2020年07月04日 23:48