沢木惣右衛門直保

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dangerousss

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沢木惣右衛門直保(さわき そううえもん ただやす)

設定

小さい頃から菌が見えることで、気持ち悪がられたため
あまり人付き合いは得意ではないし、主体的に行動することはあまりない

幼少期に出会った菌王様(A.オリゼー)やその弟分のA.ソーエを師と仰ぎ
北斗神拳をだいたいマスターしている
また、某農大一学年前期のカリキュラムにより波紋法も会得した

ただ、他の出場者に比べ弱いので、北斗神拳の技で秘孔を突いても、決定的なダメージを与えることはできないし
(相手の耐久力が紙と明記されてたら話は別)
波紋法を用いて、やっと他の出場者と同等程度の耐久力を持てるだけである

元ネタと世界観が全く違う某農大については、後で述べる
このキャラの口調や性格は元ネタとだいたい一緒である

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以下、某農大関連の設定など

某農大
実学主義を掲げ、座学はあまり見受けられない
また、カリキュラムの関係上、戦闘において各学年に超えられない壁が存在する
簡単に言えば、2年首席(最強)でも3年には絶対に勝てない
非常に過酷なカリキュラムゆえに、4年間生き延びた学生の評価は高く就職率は100%を誇る
卒業後は4年間で培われた闘争本能を抑えるためだけに99%の力を使用し、残りの1%で業務などを行っている
それでも多大なる業績を残している者が多い

<講義内容一例(1年)>
教授「さて諸君、来るべき人口増加にそなえ、我ら農に携わる者たちがするべき事は何かね?」
生徒「えっと、農地の拡大と食糧の増産でしょうか……」
教授「基本的にはその回答でいいだろう だが、それはあくまでも目標にすぎない」
   「重要なのはいかにして目標を達成するかなのだが 農地の拡大と食糧の増産……いったいどうやって実現する?」
生徒「そんなの、休耕田や荒地を開拓すればいいのでは?世界的に見ても、砂漠の緑化とかあるでしょう。そうやって農地を増やしていけば食糧増産につながるんじゃないでしょうか?」
教授「ふむ、休耕田の復活に荒れ地の開拓 それが実現すれば確かに農地は拡大し食糧も増産できるだろう……だが・・・その後はどうするのかね?」
   「地球に現存する陸地を全て開拓し、来るべき人口増加による食糧危機に備える。だが、地球上の土地は有限だ、そこには必ず限界が来る。」
   「また、農業従事人口についても問題がある。当然のことながら農作業とは重労働だ。よって、職業選択の余裕がある国においては、農業従事人口は軒並み減少傾向にある。」
   「土地は有限であり、農業従事者も少ない ではどうすればよいのか?」
生徒「えっと、どうすれば?」
教授「答えは非常に単純だ 農作業が重労働だというのなら、それが楽だと感じるように体を鍛えればいい。」
   「そして土地が足らないのなら、波紋で作物の成長を促し、1年で2度も3度も収穫すればいい。」
   「そうすれば土地当たりの収穫量は単純に2倍や3倍になる。違うかね?」
生徒「あの、普通そういったのって、機械化や、工場生産による省力管理型農作業という形じゃないのですか?」
教授「残念ながら機械化は金がかかる。それに工場生産は土と会話するわけではないからな、手法は認めるが、正直やっていて面白くない。」
   「古い考えかもしれないが、台風などの障害を乗り越えてこそ 農のありがたみと言うのを感じるのだよ。」

教授「というわけで本日の実習は、未来の農を担うための体力づくりを行う。総員第一種農作業装備の上、波紋を維持しながら学内200周を――。」

  ※第一種農作業装備
  軍手、鍬×2、麦わら帽子、肥やし袋10袋
  草刈り機、鎌、水1t、長靴(100kg)

また、某農大は多くのイベントが開催されることでも有名である
イベント期間中は敷地内から一切外に出ることが禁じられ、日本国から独立する
当然ながら、期間中は刑法はもとより日本国憲法すら適用外となる
一応守るべき法はあるが、その法は『自給自足』『適者生存』『弱肉強食』の三つのみである
校票の奪い合い、畜産舎や畑への襲撃、又はそれに対抗する築城、撃退戦などを通して、農を極めるにふさわしい精神と肉体を鍛えている

樹教授
数百年前にとある仮面を被り吸血鬼化した、某農大第一級危険人物
しばらくの間は日光が苦手であったが、好物となった納豆を大量に食すことで土着化し太陽を克服する
より美味しい納豆の開発を進めているウチに気がついたら、農大の教授になっていた
本ネタ同様、時を止める能力を持つ
1年の時に波紋法を学ぶのは、樹教授に対してささやかな対抗手段を持たせるという意味もある
最も、現在は納豆の方が好物なので、血はデザート感覚でしか飲まない

特殊能力『(菌を見る能力)』

菌が見える、触れられる、コミュニケーションがとれる
ただ一部の菌を除いて、頼みを聞いてもらうには交渉が必要である

師匠である菌王様(A.オリゼー)やソーエ、菌王様配下のモヒカン雑魚集団である乳酸菌
そして、小さい頃からパンに漫画を描いたりして遊んでいたカビ菌たち
これらの菌は交渉なしで頼みを聞いてくれる

もちろん、ただの菌なのでリアルで不可能なお願いはできない

プロローグ

「賞金1000万円!!」
美里が驚愕の声を上げた。
そして、しまったという顔をし、辺りを見回す・・
幸い周囲に人はいなかった。
さっそく川浜と沢木を学生寮に呼び出した。

「楽勝やんけ~」
「そうっスね。」
沢木は間髪入れず同意した
おそらくこの大会には最強レベルの魔人が出場するだろう
だが、世間一般の最強レベルなど、この農大のカリキュラムをこなせば、2年生のうちに到達できるだろう
ましてや、目の前にいる美里と川浜は2年首席(最強)コンビである
順当にいけば優勝できる
いや、パリから徒歩で日本を目指し、途中に点在するゲリラをすべて壊滅させた武藤さんに頼むのも良いかもしれない
パスポートなしで国境を強行突破してきた3年生だ
石橋を叩くなら、彼女を説得するのも手かもしれない
そんなことを沢木は考えていたが・・・

「じゃ、沢木頑張ってくれよ。」
「お前にかかっているんだ、しっかり気張るんやぞ。」

「・・・・・。」
「え?えぇ~?マジッスか?」

「当たり前や。農大の2年以上が出場したら賭けが成立しないやんけ。」
「俺らが出場しても、高配当はつかないだろ?だけど、1年前期しか修了していない沢木なら結構な倍率になるだろうな。」
「安心するんや。俺らには秘策がある。大船に乗ったつもりで・・」
「い・・・いや、ちょっと・・・。」

こうして、ただ周りに流されて生きてきた沢木は反論できず、戦いの場に身を投じることになった


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