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ファームウェア・設定ファイルなどのバックアップ・書き込み - (2012/02/28 (火) 15:19:13) のソース
純正ファームに戻すためにはバックアップしたROMデータが必要なルーターは多いです。 そこで、DD-WRT導入前にバックアップしておくことを推奨します。 オリジナルファームバックアップ・レストアのために、殻割りは必須ではありません。 バックアップ手順: 1.ルーターにrootユーザとしてログインする。 [[Buffaloルータのデバッグモード>http://www34.atwiki.jp/ddwrt/pages/19.html]]でtelnetdを起動後ルータにtelnetして、あるいは[[分解してシリアル通信>http://www34.atwiki.jp/ddwrt/pages/21.html]]を参照してコンソールに接続します。 2.dd if=/dev/mtdblock/6(番号は機種・ファームによって異なる。全部バックアップ推奨) of=/tmp/任意のファイル名 でルーターのメモリ内にファームをバックアップできます。 3.http://(ルータIP)/html/py-db/tmp/full_flash_backup.rom にアクセスすればローカルPCにバックアップイメージをダウンロードできます。 レストア手順: 1.どこかのhttp鯖にファイルをアップロード 2.ルータのメモリ内にwgetコマンドでファームイメージをダウンロード 3.dd if=ダウンロードしたファイル of=/dev/mtdblock/番号(番号は機種・ファームによって異なる) でリブートすればレストアできます。 &bold(){注意:} バックアップや書き込みすべきエリアは機種及びファームに依存します。 /dev/mtdblock/6 はAG300Hのオリジナルファームウェアの場合です。 どのエリアをバックアップすべきかは、カレントファーム上にログインして、/proc/modを見て検討つけてください。 linuxの名前が返る部分が、カレントファームの管理上のファームイメージと推察されます。 例えば、AG300H DD-WRT v24-sp2 (12/20/11) std - build 18024 の場合 # cat /proc/mtd dev: size erasesize name mtd0: 00050000 00010000 "RedBoot" mtd1: 01f80000 00010000 "linux" mtd2: 00e15000 00010000 "rootfs" mtd3: 01080000 00010000 "ddwrt" mtd4: 00010000 00010000 "nvram" mtd5: 00010000 00010000 "FIS directory" mtd6: 00010000 00010000 "board_config" mtd7: 02000000 00010000 "fullflash" mtd8: 00010000 00010000 "uboot-env" なので、 /dev/mtdblock/1 がファームイメージになります。このエリアをddコマンドでダンプすればdd-wrtのU-BOOT形式のバックアップイメージをゲット出来ます。また、このエリアに対してddコマンドでU-BOOT形式のバックアップイメージ(例えば抜いたBaffalo謹製オリジナルファーム)を書き込み、リブートすることにより、ファーム書き換えできます。 バックアップイメージをバイナリエディタで開いて、27 05 19 56で始まるファイルになっていればOKです。