ロッシュ=リグザリオ

種族:ナイトメア(人間生まれ)
年齢:19(大体の年齢。正しいところは不明)
性別:女
生まれ:戦士
出身:不明
職業:冒険者兼神官
外見:癖のあるくすんだ金の長髪に赤と青の異眼(オッドアイ)に子供っぽさの残る端整な顔立ち。自らの選択の決意の故か、今までと打って変わって漆黒の外套に身を包み、頭部の装飾品を黒いリボンだけにしたために角を晒している。ザイアの聖印は耳につけたそれのみで、一見神官らしい要素は見受けられない。
異貌時は全身を緑の炎にも似た紋様と漆黒の紋様が絡まりあって素肌を覆い、側頭部から2対4本の鬼のような角が姿を表す、禍々しくも美しい姿となる。
これがナイトメアの異貌だけによるものかは不明。

孤児院:地恵院(元ルナの家)出身の神官拳士。
パーティ内での戦闘における回復、支援や育ての親譲りの拳闘術による前衛もこなす中衛型の冒険者。
戦闘時はその高い身体能力とザイアの神の奇跡を用いて、特に対蛮族、不死者相手での戦いでは大きな活躍を見せることも多いが
本人の性格を筆頭とした様々な要因により、情報の収集や交渉事では余り役には立たない。
感情的で、暴力的な言動をすることが多いが実行はせず、それは大抵素直になれない幼い心情の裏返しであることが多く、周りから見える以上に神経質で繊細な性格をしている。
詳しくはバジリスク現象の欄を参照。
同じPTの盗賊であるブリンク・ローリングストーンに懸想しており、彼の傷が増える度に心労を背負っていたりするが、まったく相手にされていない。
「苦しんでいる者を守りたい」という信念の強い顕れか、焦りに駆られて無茶をしようとすることが多い。

本人は記憶を失っている為に知らないがアルエント商会?の主ヒューイ=アルエント?の実子である。
本名はトリンシア=アルエント
なお、リグザリオという姓は孤児院で過ごした成人までの数年間のうちに読んだ絵本に出てくる、ザイアの教えを受けた騎士の名前である。

  • 経歴


幼少期

当時まだ行商人であったヒューイ=アルエント?とその妻ササナ=アルエント?の間に生まれ、10歳までの間家族と幸せな時をすごす。
10歳の時、行商でダーレスブルグに訪れた際、盗賊に襲撃を受け、両親は難を逃れるも、ロッシュ自身は誘拐されてしまう。
死に物狂いで盗賊のアジトを抜け出すが、そのときの怪我が原因でそれまでのエピソード記憶と意味記憶の一部を失い、倒れているところを
スラムのネレイドチェイン?のメンバーに発見され、その末端に加わることになるが、2年の時を経ても馴染むことが出来ず、結果制裁を受け、脱退。
当て所もなく彷徨っているところをガイア・ローリングストーン?に拾われ、孤児院で成人するまでの数年間を過ごす。


青年期


孤児院で過ごす間、守り、守られることに感銘を受けたロッシュは、それを意識する内に、自然と騎士神ザイアの声を聞くことになる。
それ故に成人して後、普通の職ではなく厄介ごとなどを解決する「冒険者」を職として希望し、孤児院の先輩の指導の下
神殿にも所属せずに、経験を積む。ほどなくして蛮族の脅威にさらされる町カシュカーンの事を知ったロッシュは彼の地へ渡り、人々の助けとなることを強く望み、周りを巻き込みながらも、結果ブリンク・ローリングストーンの北上に(ほぼ無理やり)ついていく形でカシュカーンへと渡ることに成功する。


~現在
カシュカーンで冒険者PTを結成。
現地で出会った仲間と紆余曲折を繰り広げながら、時に前衛を支える戦士として、時に治癒や支援に励む神官として、さまざまな冒険を経験する。
カシュカーン包囲戦では西部砦の指揮官や、民衆の非難誘導の指揮などを行った。
様々な功績から騎士の叙勲を受け、現在はダーレスブルグザイア神殿分室にて日々修行に励んでいる。
精神的な成長もあったのか、パーティ結成当初より幾分か丸くなったようである。今もって記憶は戻っていない。
システィア・アルセリオによる大規模テロの際に実験体候補として誘拐されるが、無事救出。実の両親とも再会し、和解したが、孤児院に残ることを選んだ。
PT解散の今、自らの道を決めるために新たな歩みを始める。
時折自分の腹部を気にしては何かを思い出して茹っていたりする。詳細は如何に。

自らの自我と大儀と愛の為に革命の徒となることを決めた。
最終更新:2010年12月09日 01:27