種族:バジリスク(蛮族)
年齢:不明
性別:男
出身:灼熱の砂漠
職業:なし
外見:銀髪赤目。華美な装飾品で彩られた砂色の衣を身にまとい、目には常に二重のアイマスクのようなものを装着している。
説明:
レーゼルドーン北東部に存在する地下遺跡の奥深くに居を構える壮年のバジリスク。
長い年月を生きた故に通常のバジリスクよりも大きな力を持つが、既に老化の影響を受けるほどに年をとっているために
最盛期からかなり減退した力をしか有していないようである。
性格は多くのバジリスクがそうであるように人族や他の下等蛮族を見下しているが、長命ゆえか一種独特の価値観を持っており
時に人族と協力することもあれば、他の種族に救いの手を差し伸べることもある。あくまでも徹頭徹尾の上から目線で。
巧みな真語魔法と操霊魔法に、古より伝わる反り返った刃による一種独特の剣術を組み合わせた魔法剣士スタイルが人間形態での戦法。
経歴:
灼熱の砂漠で生まれるも、幼少のころに種族らしからぬ獰猛さから家族を殺害し
力によって他の蛮族をとりまとめ、当時灼熱の砂漠でのバジリスクの最大勢力に対抗する勢力を作り上げる
理由は単純なもので彼は生れつき自尊心も闘争心も普通のそれを大きく上回っていたからに過ぎない。
砂漠に訪れた人間より条件付きで会得した剣術やうまれつきの並外れた力で長きに渡る戦いに勝利し続け
灼熱の砂漠の主の座を掴むも、年月による彼の衰えや、ヴァルクレアという最大勢力など様々な要因によって
彼はすぐにその座を放棄せざるを得なくなる。やがて灼熱の砂漠はヴァルクレアの蛮族とイーブルに反旗を翻す蛮族たちによって
その勢力圏内におかれることとなる。
長い時が過ぎ、橋向こうから来た人族の勢力圏内の隅に追いやられた彼は力のみを求めた己への疑問に蝕まれ、ついには解を見つけることを諦め静かにその命が尽きるのを待つことを選ぼうとする。
それから時は流れ、カシュカーン包囲戦の数ヶ月前、彼は壊滅した開拓村の跡地に倒れる一人の女性を発見する。
迷いから「所有物」として女性を保護した彼はその女性との交流の中で本来であれば彼に芽生えるはずの無い感情を手にすることになる。
冒険者の絡んだ紆余曲折の末彼は自身の中の答えと感情を受け入れることを選択し、女性と共に未開の地へと姿を消した。
~現在:
ナイトメアの女性
ナイン=ザートゥースと共にレーゼルドーンの未開拓地の地下遺跡に居を構え
カカア天下の新婚生活(本人は断固として否定)を送っている。妻の願いに応え、時たまに人族の開拓村の脅威を取り去る、財宝を授けるなどの行為をしている
内、一種独特の認識をされてしまったようである。本人は変わらずに居丈高な虚勢を張り続けている。
カシュカーン防衛戦からほどなくして、
和平派の蛮族側代表代理として妻と共に港町べネツアへ招致される。
最終更新:2010年02月23日 08:13