イシュケル
- 魔王軍第二皇子。
神魔大戦では幾万もの魔獣の軍勢を率い、先陣を切って地上に現れた。
クエリオの子達の中でも、最も豊富な種類の魔物達で構成される軍を持つ。
配下の十二魔将も魔物達の中から選び出され、イシュケルが進化させた者達。
各魔将は自らの同属を眷属とし、圧倒的な力で戦慣れしていない神々を脅かした。
大戦末期、クエリオが討ち取られるとラスケルクとともに神魔連合軍と対立したが、ラスケルクの敗色が強まると拠点を捨て降伏。ラスケルク敗北の決定的な原因となった。
魔王軍の魔界帰還の際、神と魔の目を欺き密かに生み出していた【影海】に潜伏。
傷を癒しつつ、再度の地上侵攻を企んでいた。
しかし、現在は思わぬ神々の争いによる空間崩壊の影響で影海までが崩壊しかけ、その維持のために魔力を使い、自らは眠り続けているといわれている。
現在地上にいる魔物は影界からの僅かに繋がる通路から抜け出してきたイシュケル配下の魔物が9割を占めると言われている。
そのうち、知恵の高い魔物は、イシュケル復活のために暗躍していると言われている。
なお、配下の十二魔将「獣の軍勢」は、影界にいるが、力が大きすぎて僅かな空間通路を抜けて地上に現れることができないだけ、と言われている。彼らが地上に出てきたら、神が現存しないエビューレルにとって大いなる脅威となるだろう。
-- GM (2006-02-03 00:21:49)