神足迅美(こうたり・はやみ)

  • 性別:女
  • 胸:俎板
  • 学年:2年
  • 所持武器:最新鋭のランニングシューズ
  • 出身校:妃芽薗 評価点数83×6=498
  • 固有技能:高速移動
  • 攻撃力:0 防御力:0 体力:3 精神力:2 FS「スピードの向こう側」:5

特殊能力『ハイパーソニックタイフーン』 発動率:75% 成功率:100%

効果:そのターンの自軍フェイズに自分が移動したマスの数×2の体力ダメージ
範囲+対象:同マス敵全員
時間:一瞬
消費制約:永続戦線離脱
制限制約1:敵味方無差別
制限制約2:デブ・肥満体などの設定があるキャラクターには無効
制限制約3:敵エリアでしか使用できない

発動率75%
<補足>

<能力原理>

音速を超える速度での移動を行うことにより、小規模な竜巻を起こす
周囲にいた敵は竜巻に巻き上げられて、ダメージを受ける
竜巻の大きさは移動した距離に比例する
本人はそのまま走り去ってしまうため永続戦線離脱

キャラクターの説明

こうたり・はやみ
妃芽薗学園魔人陸上部の部長。
誰よりも早く走ることを求め続けた結果、高速移動能力を持つ魔人として覚醒した。
髪は黒のベリーショート。胸もお尻も小さいスレンダーな体格をしている。

なにごとにつけ早いことを良しとする性格。
早寝早起き早弁がモットーで、好みのタイプは手が早くて早漏の男性。
たいていのことにはこだわらない性格だが、何らかの点で『自分より早い』と感じた相手には異常なまでの敵愾心を抱く。

句読点を一切廃してしゃべる。そのため、国語の成績は非常に悪い。

エピソード

 神足迅美の朝は暗いうちから始まる。
 毎朝必ず日が昇る前にベッドから起き出して、素裸のままカーテンを開ける。
 部屋の窓が東向きであるのは迅美のたっての希望によるものだ。
(よし今日も太陽より早かった)
 薄明の空を見上げ、彼女は1人満足にひたる。
 とはいえ、それは数秒のことだ。
 太陽ごときに勝って満足しているわけにはいかない。彼女が本当に勝たなければいけないのは、他の魔人陸上選手なのだ。
 魔人は通常のインターハイには参加できないが、魔人だけのインターハイが行われている。
 わずか10秒でジャージを身につけ、迅美はドリンクゼリーを冷蔵庫からつかんでジョギングに向かう。
 玄関の扉を開けても、まだ太陽は姿を現していなかった。
 いつものように走り出そうとした迅美の目に、偶然にも郵便受けが映った。
 新聞が入っている。
「そうか日の出より新聞配達のほうが早いんだ」
 どうして今までそんな当たり前のことに気づかなかったのだろう。
 明日からは太陽ではなく新聞配達よりも早く起きようと心に決めてから、迅美は朝のトレーニングを開始した。



最終更新:2011年08月17日 09:36