NEX

NEXとは


NEXとはソニーのEマウントシステムを採用したミラーレス一眼のシリーズ銘である。
読み方はエヌイーエックス(ネックスではない)
APS-Cサイズの撮像素子を採用したレンズ交換式ミラーレス一眼としては世界初の規格。
マウントアダプターを使用することでαマウントのレンズの使用が可能。
2010年6月3日にNEX-5、NEX-3が発売された。

NEXからαへ統一

ソニーのフルサイズミラーレス一眼発売にあわせ、今後はEマウントマウントミラーレスはNEXから一眼レフに使われているαに統一される。
レンズ交換式デジタルカメラのαシリーズでは、これまでAマウントとEマウントで分かれていたが、位置づけを明確にするため、すべてのレンズ交換式カメラを「α」に統合して更なるブランド強化を図るとした。ソニー「α7R」「α7」「サイバーショットDSC-RX10」の発表会レポート

NEXのデジタルカメラ

現在までにNEX-3シリーズ、NEX-5シリーズ、NEX-6シリーズ、NEX-7シリーズが発売されている。
動画撮影向けではNEX-VGシリーズがある。

NEX-3シリーズ

NEXの入門モデル

NEX-3N(2013年3月発売)

NEX-F3(2012年6月発売)

NEX-C3(2011年6月発売)
NEX-3の後継機。
有効約1,620万画素の撮像素子を採用。ボディが小型、軽量化した。
NEX-C3のCは、「コンパクト」や「カジュアル」の意。発売当時はレンズ交換式デジタルカメラとして世界最小最軽量だった。

NEX-3(2010年6月発売)
有効約1,420万画素の撮像素子を採用。
同時に発売されたNEX-5の下位モデルに当たるが、静止画機能はNEX-5とほぼおなじ。動画撮影機能でNEX-3は1,280×720ピクセルのMPEG-4でフルHDで撮影が出来ない。

NEX-5シリーズ

NEX-5T(2013年9月発売)
NEX-5Rとの主な違いはNFC機能搭載、液晶モニターがトリルミナスカラーに対応などに留まる、NEX-5Rのマイナーチェンジモデル。

NEX-5R(2012年11月発売)
NEX-5Nとの主な違いは、液晶モニターの180度チルト、タッチパネル、無線LAN機能、ファストハイブリッドAF、PlayMemories Camera Apps、10コマ/秒連写時のAF追従、コントロールダイヤルの搭載など。

NEX-5N(2011年9月発売)

NEX-5(2010年6月発売)

NEX-6シリーズ

NEXのミドルレンジモデル。

NEX-6(2012年11月発売)
NEX-5シリーズとNEX-7シリーズの中間に位置するモデル。
NEX-7と同様にフラッシュ、EVFを内蔵するが、NEX-7に採用されたトライダイヤルナビはない。
一方でNEX-7にはない無線LANを搭載し、「PlayMemories Camera Apps」にも対応する。
アクセサリーシューには、α99から採用された「マルチインターフェースシュー」を採用。

NEX-7シリーズ

NEXの最上級モデル。ミノルタ時代から最上級モデルには「9」が使われてきた事から、NEX-7のさらなる上位モデルも期待されたが、NEXブランドから一眼レフにも使われる「α」に統一されるため「NEX-9」は使われなかった。

NEX-7(2012年1月発売)
2011年8月末に発表。当初は11月に発売予定だったが、タイ工場の洪水被災により発売が延期され、翌年1月に発売された。
NEXとしては初めてのEVF内蔵モデル。
EVFは0.5型有機EL式で、総ドット数は235万9,296ドット。
背面×1、上面×2の計3ダイヤルを利用する「Tri-Dial Navi」(トライダイヤルナビ)を採用。

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最終更新:2013年11月01日 13:49