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第六十九話:とばっちり

第六十九話:(とばっちり)


進「・・・さすが城だけあって広いな」
未「城内は開放してあるみたいだけど・・・、地図とか置いてないから全然どこ行けばいいのか・・・」
一「歩き回る以外方法はないね。じゃあ、中を捜して。僕と花歩さんとで城の周りをさがすから」
サ「ええ」
E「気をつけて下さい」

俺達は城内を探した。
だがすぐに迷ってしまってさがす所じゃなくなった。

進「・・・昔から俺は運がないな」
E「しっかりして下さい」
未「サラ、女の勘」
サ「無茶言わないでよ・・・」
ミ「適当にこっち行こ」
E「あ、ミミ!私と同じで方向音痴なくせに!」
進「ならEV、俺達はこっちに行くからミミを連れてあとから来てくれ」
E「はい」

とは言ったが、EVも方向音痴らしいが大丈夫か?
…多分、大丈夫。


スピア・・・


ス「たあぁぁぁ!!」(ヒュッ!)
「せい!」(ヒュン!)


カキン!!


「行くぞ!うらぁ!!」(ヒュヒュッ!!)

相手のストライクはかなりの速さで鎌を振り回してきた。

ス「よっ、おっと、あらよっと」(ヒョイヒョイヒョイ)

ノ「うむ、流石」

ス「なんだ、漆明流武術とか堅苦しい名前ついてるから強いのかと思ったけど全然弱いじゃん」
「くっ、なめるな!」(ヒュン!)
ス「ほっ」(ピョン)

ボクは跳んで間合いを取った。

ス「・・・ここで武術習いだしたのいつから?」
「俺はこの道四年のベテランだ!」
ス「虫だから・・・、長いと言えば長いかな。でも、見た目からしてあんたの歳は三十代後半。新米同然」
「・・・お前だって長いとは言えまい!聞いた所によれば十歳児、そんな子供が・・・」
ス「あんたと違ってね、ボクは歩けるようになった時からずっと修行してきた。ずっとずっと、今まで修行は欠かした事はない。ボクの夢は、世界最強」
「寝言は寝て言え!」(シュッ!)
ス「遅い!【スパイラル・スピアー】!!」(バシュッ!!)

バネのような円回転を与えたボクの尻尾がストライクの腹に命中する。

「ぐほぁ!!」

ストライクは吹っ飛んで地面に叩き付けられた。

タ「・・・勝負あり!勝者、スピア」
ス「正直、ガッカリしちゃった」
ノ「ふむ・・・」


進達・・・


進「・・・お?こっちから人の声が・・・」
ペ「しかし・・・、かけ声?」
サ「いいから行ってみましょ」

声のする方へ行くと色んな種類のポケモン達が組み合ったり技を掛けたりしあっていた。

進「・・・道場か・・・?」
「おいお前!」
進「え?あ、はい」

唐突に声を掛けられた。
声の主はゴーリキー。
わぁ、間近で見るとかなり厳つい。

「サボるな!さっさと稽古を始めろ!」
進「え?ちょ、俺は・・・」
「文句でもあるのか?」(ズイッ)

めっちゃくちゃ怖い顔が俺に近づいてきた。

進「え、その、いえ・・・」
「よぅし、俺が相手してやろう」
進「えぇ!?」

なんてこった・・・。
こいつ相手に何しろっていうんだよ・・・。
てか何でペレンネもサラも、それに未歩も何も言われてないんだ?
俺は振り返った。
三人はこの部屋に入る直前の所で顔だけ覗かせていた。

進「裏切り者ぉぉぉ!!(小声)」

サ「ゴメーン(小声)」
ペ「サラの女の勘だ(小声)」
未「頑張って兄ちゃん!(小声)」

俺はその後かなりしごかれた。
何故俺がこんな目に・・・。
しかし、上達が早いと褒められたし、あのゴーリキーを投げ飛ばす、とはいかないが倒して間接をきめるまでになった。
あれ?何これ?何か強くなった気分。


最終更新:2009年01月25日 20:35
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