第八十四話:(戦い)
私とギャラルの戦いは結構壮絶なものだった。
何故かわからないが体が高速で動き、剣の軌道も読める。
ギャラルは剣を私に向かって飛ばしてきたり直接斬りつけてくるが、
私はそれを避ける、弾く、打ち消すなどしていた。
もちろん私も攻撃している。
攻撃方法は電光石火、噛み付く、それと尻尾で叩き付ける。
そんな単純な技だったが体中にみなぎっている不思議な力のお陰で威力は絶大だった。
むしろあのギャラルを押しつつあった。
進「凄い・・・」
E「歩美さん、何があったんでしょう?」
ペ「そのまま勝つんだ!歩美!」
歩「てりゃぁぁぁ!!」(バッ!!)
ギ「くっ!」(サッ)
歩「甘い!」(ヒュン!!)
バキッ!!
ギ「ぐほぁっ!」
歩「まだまだぁ!!」(シュッ!!)
ドゴッ!!
ギ「うごぅっ!」
歩「もう一発!!」(シュバッ!!)
ボゴッ!!
ギ「ぐおぅ!」
歩「終わり!!たぁぁぁ!!」(ヒュバッ!!)
バキャッ!!
ギ「ぅがはっ!!」
ギャラルは私の連続攻撃を受けた後吹っ飛んで後ろの木にぶつかった。
歩「どう?まだやる?」
ギ「・・・・」
ギャラルはゆっくりと立ち上がった。
口から血がたれている。
歩「あの攻撃なら、多分骨が折れたんじゃない?諦めるなら今よ」
ギ「・・・クククク・・・」
ア「あいつ・・・、笑ってる・・・」
ミ「怖い・・・」
ギ「確かに!確かにあばらが二、三本逝った!ククククク・・・」
シ「あの人、骨折られたのに嬉しがってる・・・」
フ「あの不適な笑みの意味は・・・?」
ギ「歩美!もっと力を見せてみろ!!そうすれば少しは本気が出せる!!」
全「!」
キ「あれが本気じゃなかったんだ・・・」
サ「あたしなら二秒と保たない速さなのに・・・」
歩「あんたを倒すためなら、いくらだって見せてやるわよ!!」
私はギャラルに突っ込んだ。
さっきよりも力を込め、さっきよりも全身のバネを使って。
ガッ
歩「!!」
ギャラルは私の頭を掴んでいた。
ギ「・・・こんなもんか?あぁ?」
歩「くっ・・・」
ギ「・・・自分の力の出し方がわからないようだな。もう良い、力はまたいつかだ」(グッ)
歩「ぐっ!?」
ギャラルは素早く頭から首へと持つ位置を変えた。
そのまま私を締め上げる。
歩「ぅ・・が・・ぅ・・・」(ガクッ・・・)
私の意識は遠のいていった。
最終更新:2009年01月25日 21:27