第百四話:(ゲーマー)
度々出てくる敵をかわしながら私達はどんどんと奥に進んだ。
置くに行く程気温が下がっていくようだ。
普通火山なら奥に行けば気温が上がりそうなものだが。
歩「その辺に謎落ちてないかな~」
リ「何でそんなに謎が解きたいんだ?」
歩「血が騒ぐの、ゲーマーの血が」
リ「ゲー・・マー?」
歩「そう、ゲーマー」
リ「・・・なんだかよくわからんが、変わってるな」
内心そっちこそと思ったが言わない。
それからちょっと進むと重そうな扉があった。
南京錠に鎖という、いかにもあれな感じの鍵がかかっている。
リ「これは鍵を探さないと無理だな」
E「どこなんでしょうね?」
ギ「鍵なんて要らない」
ギャラルはリズを押しのけると南京錠を掴んだ。
バキン!!
金属の弾ける音がする。
南京錠を壊したらしい。
ギ「開いたぞ」
リ「おお、やるじゃないか」
歩「せっかく謎が出てきたのに~」
ギ「謎なんかに付き合ってられるか」
ギャラルはさっさと出て行きたいらしい。
当然か、大嫌いな火山の中な訳だし。
扉をくぐり抜け、次の部屋の中に入ると、柵で区切られたエリアがあり、そこの床には何か仕掛けてあるようだ。
E「なんでしょう?」
歩「ん~・・・」
ギ「何だって良い、くぐり抜ければ良いんだよこんな所は」
ギャラルは仕掛けがあるかもしれないのにズンズンと進んでいく。
区切られたエリアの中に入るとギャラルの歩いた所だけ色が変わっていく。
よく見るとそのエリアは正方形のパネルが並べられている。
そして所々色が今私達のいる床と変わらない部分がある。
ギャラルは反対側までたどり着くと、扉を開けようとした。
ギ「・・・開かないか・・・」
今見るとギャラルの通ってきた道の色が元に戻っている。
…なるほど、思いついた。
歩「えっと・・・」
私はこのエリアの構造を頭の中で作り出した。
歩「・・・よし、わかった」
リ「何が?」
歩「一筆潰しね。ついて来て」
まずこのエリアは5×7の長方形。
横の真ん中の所にスタートと、ちょうどその向かい側にゴールがある。
エリアの上に踏み込むとパネルの色が変わる。
私は移動を始めた。
左に二マス、前に一マス、また左に一マス、また前に一マス、右に二マス、後ろに一マス、右に二マス、
後ろに一マス、右に二マス、前に二マス、左に一マス、前に一マス、右に一マス、前に一マス、
左に二マス、後ろに一マス、左に四マス、前に一マス、右に三マス。
歩「一筆潰し出ー来た♪」
カチャリと音がした。
鍵が外れたようだ。
歩「ギャラル、開けて」
ギ「何でオレが・・・」
ギャラルは文句を言いつつ扉を開けようとした。
バタン!!
ギ「イテッ!!」
「うおっ!?」
「うわっ!?」
扉を開けようとした瞬間に向かい側から誰かが扉を勢いよく押し開けた。
その拍子に両開きの扉がギャラルの鼻を直撃した。
「イテテ・・・」
歩「!兄ちゃん!」
進「!歩美!」
E「進さん!」
ペ「歩美!」
歩・進・E・ペ「どうしてここに?」
リ「よくそこまで息が合うもんだ」
ギ「まったくだ、イテテ・・・」
進「!ギャラル!!」
進とペレンネは身構えた。
進「歩美を返してもらう」
ギ「・・・ハァ、好きにしろ。そいつがいるとまともに仕事も出来ない」
ペ「・・・・」
リ「なんだか嫌な予感がしてきた」
おそらくリズの嫌な予感というのは人がいっぱい集まってくるんじゃないかというもの。
元々リズは一人が好きらしいので多分あんなにいっぱい来たら耐えられないんじゃないかと思う。
最終更新:2009年02月01日 15:41