第百十一話:(安楽死)
二つ目の鍵はパソコンのキーボードみたいなものが出てきた。
開いた所に画面があり、そこに長々と文字が羅列してある。
そこの文字がどんどん色が変わっていく。
進「これより早くタイピングしろって事か。任せとけ」
進は目にもとまらぬ速さでどんどんキーボードを打っていく。
あっという間にコンピュータを追い越した。
ギ「はぁ!」(ヒュン!)
マ「・・・出来るだけ・・・、長く食い止めて下さい・・・」(ガキン!)
ギ「首掻き斬ってやればくっつく間の時間稼げるだろ!」(バッ!)
ギャラルはマドゥニスの背後に回って首に剣を当てた。
ズシャッ!!ジュゥゥゥ・・・
ギ「がはっ・・・」
マ「ぐっ・・・」
リ「ギャラル!」
RI「自らを介して攻撃・・・」
マドゥニスは剣を自分に突き刺し貫通させてギャラルを刺した。
焼ける音と焦げ臭いにおいがする。
ギ「くっ・・・」
ギャラルはマドゥニスの剣を掴んで自分から引き抜いた。
リ「お、おい!大丈夫か!?」
ギ「熱で傷口を塞がれた・・・。血は出ないが、内臓まで穴が開いてる・・・」
リ「それやばいんじゃないか!?」
ギ「この程度じゃ何ともない・・・。だが、今動くのは無理だな・・・」
マ「誰か私を止めて下さい・・・」
サ「グリード!」
グ「まったく・・・」
グリードがギャラルの代わりにマドゥニスに対峙した。
進「開いた!第二の鍵!」
歩「次は!?」
未「・・・何これ・・・」
進「・・・回線?これをどうするんだ?」
歩「どこかを繋ぐしか・・・」
進「・・・わかった、俺に任せろ」
進はてきぱきと回線を繋いでいく。
進「開いてくれ・・・、頼むぞ・・・」
進は最後の回線を繋いだ。
カチッ
進「!開いた!」
歩「ホント!?」
箱がきしみながら開く。
中には大きな青い宝玉があった。
未「これが・・・」
進「マイト・コア・・・」
歩「覇王の心臓ね・・・」
マ「早くそれを・・・」
進はそれを取りだした。
進「・・・マドゥニス・・・、いや、それはお前のコードネームだ。・・・お前の名前は?」
マ「・・・私の本当の名前はディアナ・シグラリア。・・・貴方は?」
進「進だ。園田進」
マ「・・・ソノダ・ススム・・・、人間みたいな名前ですね」
進「ああ」
マ「・・・ススムさん、お願いがあります」
進「?なんだ?」
マ「・・・私には娘が二人います。一人の所在は不明、もう一人、長女は私と一緒にEarth Killerに捕まり、改造を施された」
進「・・・・」
マ「彼女たちがどんな運命をたどるかはわかりません。ですが・・・、長女は私と同じく殺しの道を歩む事になるはずです。だから・・・、私の娘達に会ったら伝えて欲しいんです」
進「何と?」
マ「・・・母は貴方達を愛している、だから貴方達に私と同じ道を歩んで欲しくない。復讐の道や人を殺める道を歩まない事を母は望んでいたと」
進「・・・わかった、お前の娘に会う事があったら、必ず伝える。必ず」
マ「ええ、お願いします。では・・・、マイト・コアに衝撃を与えて下さい。出来るだけ強く。そうすれば私は楽になれる・・・」
進「・・・うりゃぁ!!」(ヒュン!)
バシン!!
進はマイト・コアを尻尾で打った。
マイト・コアは壁に直撃した。
マイト・コアは青く点滅していく。
マ「・・・これで・・・、楽になれる・・・」
マドゥニスは地面に剣を突き刺した。
マ「みなさん・・・、ありがとうございました・・・。私は先に逝きます・・・」
マドゥニスは倒れた。
それから動く事はなかった。
進「ディアナ・・・、約束は必ず守る・・・」
その時部屋に青い光が満ちた。
RI「!マイト・コアが!」
キ「光ってる・・・?」
ラ「Well・・・.嫌な予感が・・・」
グ「・・・!おのれ!!」(バッ!)
サ「え?」
グ「サラ!俺の後ろに来るんだ!」
ギ「こりゃ・・・、まずい・・・。リズ!」
リ「あ?」
ギ「気を付けとけ」
リ「はぁ?」
ギ「それ吹っ飛ぶぞ」
全「え!?」
ドゴォォォーーン!!!
ギャラルが言った通り、マイト・コアが爆発した。
全「うわぁぁぁぁ!!!」
私達は爆発に巻き込まれ、それ以降意識がなかった。
最終更新:2009年02月01日 16:42