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ポケモン物語~願いを叶えるために~第四章

ポケモン物語~願いを叶えるために~第四章


僕は牢屋を抜け出した後、レントラーのルックスを外に出した。
その姿に相応しく冷静な性格で、いつもチームを勝利に導く。
ウチのエースの次に頼れるポケモンだ。

「さて、まずはどこから証拠を見つけるか・・・。」

すると、ルックスは

「あそこにしよう。」

ルックスが指(?)を指した先を見ると、サーカステントだった。

「・・・あんな所から・・・?」

僕の問いかけにルックスは

「何を言う。酒場で仲間や情報を集めるのであろう?いわゆる、お前の好きなRPG(ロープレ)の基本では無いのか?」

僕は呆れた。

「あのね・・・あれは、酒場じゃなくて、サーカステント・・・」

しかし、文句を言っていられない。僕はサーカステントに入った。
中に入るとワー、ワーと人の歓声が飛び交う。
僕は回りをキョロキョロ見回す。
すると、空中ブランコの演技をしている子は
リュウトに濡れ衣を着せた女の子だった。
あの子・・・と思ったときだった。
助けて・・・」という、か弱い女の子の声が聞こえた。
リュウトはあたりを見回す。
テントの中の道具室で、悪党らしい男二人がイーブイを無理やり鳥かごに押し込めていた。

「上手く行きましたね、警察の気を逸らしているウチに、ずらかりましょうぜ。」

痩せた男が言う。

「しっ、静かに運べ。イーブイのメスは高く売れるぞ。」

少しふと目の男が、イーブイの自由を奪う。
イーブイは最後の抵抗かと、太っちょの男に噛み付く。

「いっててて。早く口を締めろ!」

そう命令された痩せた男はイーブイの口に金属製の箍をはめる。
その時だった。やめて!と言う、少女の声が響く。

「あ、あと一回協力したら、兄貴達を返すって言う約束だったじゃない!」

少女は男達を見つめる。

「チッ、次の手順に面倒だ。オイ、その小娘を始末しておけ。」

また、太っちょの男が痩せてるのに命令する。
男は刃物を取り出すと、少女に付きつけようとする。

「やめろ!」

リュウトは勢いよく体当たりし、痩せた男を気絶させる。

「お前も逃げろ!」

リュウトはイーブイの自由を奪うものをすべて外し、自由にする。

「ルックス!そいつを逃がす為に案内してやってくれ!」

「わかったぜ!」

はルックスはそう言うと、イーブイの逃げるのを手伝う。
そこへ警察が駆けつける。
リュウトは今までの事を話す。
あのスリの誤解が解けるのに時間は掛からなかった。
しかし、話の最中に残りの男は逃げる。
リュウトは濡れ衣を着せた恨み、逮捕して目立ちたい、という邪念はなかった。ただ、あいつを倒したい。
それだけだった。

最終更新:2008年11月29日 17:26
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