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第二十四話:強すぎる相手

第二十四話:(強すぎる相手)


司「さあ、ポケモンコンテストかっこよさ部門、決勝戦の火蓋が、切って落とされようとしています。決勝まで勝ち進んだ人たちは、この人達です!!!!」


Aブロック:テトラ ロッソ(ウインディ)

Bブロック:美里 マッスグマ

Cブロック:雄也 ライチュウ

Dブロック:花歩 ペレンネ(リーブス)


司「決勝戦は昨日と同じ、一対一対一対一の、全員同時のコンテストバトルです!!!」


決勝戦の一対一対一対一、つまりは全敵のコンテストバトルは、トーナメントのコンテストバトルとは少し違う。
決勝戦の時にルールが少し変わるのだ。

まず、コンテストゲージが、コンビネーションを決めると回復するようになる。
ただし、ゲージへのダメージは単発で攻撃を当てた時と同じになる。
そして種目に合わない攻撃をしてもゲージは減らなくなる。
あと時間制限が付き、二十分で決着がつかないときはゲージの一番多いポケモンの勝ちになる。
ルールはこれだけしか変わらないが、勝負自体に変わった所がある。
総勢が四人になったことで、戦略も重要になってくる。
他のトレーナーと一時的に同盟を組み、一人のポケモンに集中攻撃する、
他のみんなが戦っているときに戦いに加わらず様子を見る、
不意打ちを仕掛けるなど、戦略を使うことによって実力や技に関係なく勝利することもできる。


司「それでは始まります。ポケモンコンテスト、かっこよさ部門決勝戦、試合開始!!!!」

(ピィーーーー!!!)

全「行くぞ!」


その頃ポケモンセンター・・・


進「う・・うぅん・・・」
歩「あ、兄ちゃん起きた?」
進「ああ・・・まだ麻酔が効いてんだろうな。痛みがない」
E「よかったですね」
進「おう。動けないけどな」
歩「・・・・」
進「・・・ペレンネの所に・・・行きたいんだろ?」
歩「え?」
進「行ってこいよ」
歩「何言ってんのよ。そんな事じゃないわよ」
進「ハハハ。隠しきれて・・・ないぞ。行きたいって顔に書いてある」
歩「違うって言ってるでしょ!」
進「そうか、ペレンネもさぞかし残念・・・だろうな」
歩「・・・・」
進「ペレンネの体力じゃ決勝は・・・勝てるかな?あー、無理だろうなぁ。誰かが・・・応援に行ってやらないと」
E「進さんどういうつもりですか?(小声)」
進「焦れったいのは嫌いでな(小声)」
E「どういう風の吹き回しです?(小声)」
進「まあ俺にも・・・いろいろ心境の変化があってな(小声)。あーあ、早く誰か・・・行ってやらないと、負けちゃうかもなぁ」
歩「私に行けって言ってる?」
進「ああ。行ってこい。俺には・・・EVがついてくれるから」
歩「・・・ありがとう」

E「・・・本当に、良いんですか?」
進「何が?」
E「悩んでたんでしょう?歩美さんとペレンネさんのことで」
進「・・・良く気付いたな。ああ、悩んで・・・たよ。歩美は人間、ペレンネはポケモンってな」
E「それがどうして?」
進「・・・さっきもいったろ・・・心境の変化だ。それにただ、歩美の兄妹として・・・歩美を応援しただけだ」
E「そうですね。私も歩美さんの友達として歩美さんを応援します」

私はもし、ミミが歩美さんと同じような事になったら進さんのように
妹のことでいろいろ悩んだりするだろうか?
妹のことをそう簡単に応援出来るだろうか?
進さんはとっても兄妹思いなんだなぁと、改めて思いました。


コンテスト会場・・・


雄「ライチュウ!マッスグマに【電光石火】だ!」
美「マッスグマ!迎え撃って!【頭突き】!」
花「ペレンネ、少し離れて様子を見ましょう」
テ「・・・・」
司「おっと、花歩さんとテトラさんは慎重に、様子を見る作戦で来ました!一方、雄也さんと美里さんは激しく戦闘を開始!!これは面白くなりそうです!!!」

ロッソ:100% マッスグマ:90% ライチュウ:95% ペレンネ:100% 残り時間:19:29

雄「【電撃波】!」

ラ「はいよ!」(バチバチッ!!)
マ「ギャア!!」

美「お返しよ!【切り裂く】!」

マ「ラジャ!」(ヒュン!)
ラ「お前さん、どこ見てんだ?(サッ)」

雄「【雷】!!」

ラ「一発行きますかぁ!!」(バリバリ!!ビシャーン!!!!)
マ「うぎゃあ!!」

ロッソ:100% マッスグマ:60% ライチュウ:95% ペレンネ:100% 残り時間:18:38

花「・・・よし!今は敵の数を減らしましょう。ペレンネ!マッスグマに【眠り粉】よ」

ペ「はい!」(サァァァ)
マ「ひ、卑怯だ・・・ぞ・・・ZZZzzzz」
ラ「おう、加勢してくれんのか」
ペ「まあそうだ」

司「おっとぉ、花歩さんは雄也さんと一緒に、マッスグマに攻撃を仕掛け始めたぁ!!!」

花「一気に行って!【葉っぱカッター】!」

ペ「わかりました!」(ヒュヒュヒュヒュ!!)

雄「俺達も行こう!【10万ボルト】!」

ラ「はいは~い!」(バリバリバリ!!)

美「そんな!マッスグマ!起きて!!早く!!」

マ「ZZZzzzz・・・」


スパスパスパスパ! バチバチバチッ!!


マ「ぎゃぼほ!!」

雄「コンボだ!【スパーク】!!」

ラ「あらよっと!」(バリバリ!バシン!!)

ロッソ:100% マッスグマ:0% ライチュウ:100% ペレンネ:100% 残り時間:17:41

司「マッスグマ、やられてしまったぁ!!最後にライチュウがコンビネーションを決め、てマッスグマ、コンテストゲージゼロ!!そしてコンビネーションを決めたので、ライチュウのゲージが回復!!マッスグマ以外が、元の状態に戻りました!!これからどうなるんだ!」

ペ「まず、一人脱落」

雄「花歩さん・・・、だったよな?このまま協力して、あのさっきから見てるだけの奴、倒しちまおうぜ!」
花「ええ!行きましょう!」

ラ「だとよ。よかったな、次の相手が俺じゃなくて」
ペ「その言葉、そっくりそのまま君に返すよ」
ラ「へっ!言うじゃねえの。さあいくぜ!」

テ「・・・来たか」(作者EVの声 わからなくなると困りますのでいっておきますが女性です
雄「まず軽く【電撃波】だ!」

ラ「へへっ。いくぜ!」(バチバチッ!!)

テ「・・・誰に向かって攻撃したんだ?」
雄・ラ・花・ペ「え!?」

ロ「私(わたくし)はここです」 (作者EVの声 男性です
ラ「な!?後ろに!?」
テ「【神速】」
ロ「了解しました」(シュウィン!)


ガッ!!


ラ「ぐわ!!」

司「おおっと!!ライチュウが空中に放り出されたぞぉ!!!」

テ「回れ【火炎車】」

ロ「承知しました」(ボゥ!ゴォォォ!!)
ラ「うわぁぁ!!」

テ「舞え【火炎放射】」

ロ「行きます」(ゴォォォォォ!!!!)
ラ「ぐわぁぁぁ!!!」

テ「終わりだ【オーバーヒート】」

ロ「すみませんが、終わっていただきます」(シュゥゥゥ・・・ドゴォォォーーン!!!!!)
ラ「ギャアアアア!!!!」

全(観客・司会も含めて)「・・・・」

ロッソ:100% ライチュウ:20% ペレンネ:100% 残り時間:16:5

司「・・・・はっ。こ、これは凄い!!テトラさんのウインディ強い!!!強すぎます!!!彼女は世界各地のポケモンコンテストを制覇してきた強者です!!やはり伊達ではなかった!!!彼女のウインディの持っているリボンの総数、二十九個!!他にもジムリーダーを倒してその証にもらったバッチの数は、九個!!強いはずです!!!」

雄「そ、そんなのありかよ・・・」

ペ「な、なんて奴だ・・・」

ロ「ライチュウさん。大丈夫ですか?」
ラ「敵の心配してくれんのか?コンテストじゃなきゃ、たぶん死んでたぜ・・・」
ロ「それはそれは、すみませんでした。しかしまだ貴男のコンテストゲージは残っていらっしゃる。これがどうゆう事かおわかりですね?私といたしましては、その様な乱暴な行為はしたくはないのですが、御主人様の命令であるならば実行せざるを得ないのです」
ラ「それはそれは・・・」
ペ(その礼儀正しさが、逆に恐いな・・・)

雄「ええい!ライチュウ!せめて一矢報いるぞ!【雷】だ!!!」

ラ「おう!いくぜ!!とびっきりどデカいのを食らわせてやる!!!」(バリッ!バチバチッ!!ビリビリビリ!!!!)

テ「雄也、君のライチュウはわるくない」
雄「何!?」
テ「わるくはない。だが良くもない。哀しいかな君のライチュウは、私のロッソに一撃を食らわせることは出来ない」
雄「そんなはずあるか!!」
テ「なら見ていろ、君と私の格の違いを。ロッソ、わかってるな?」

ロ「もちろんです」

テ「弾けろ【破壊光線】」

ロ「この一撃で、終わりです」(ヒュゥゥゥゥ・・・・)
ラ「落ちろぉぉ!!!」(バッ!バリバリ!!ガッ!!ビシャーーン!!!!)

テ「放て!!」

ロ「このような行為、お許しを」(バッ!!ビィーーー!!!!!)

技と技がぶつかる!
ライチュウの全力を込めた雷と、格の違いを見せるために放たれたロッソの破壊光線。
どちらかが先に当たるか、それともぶつかって相打ちに終わるかと、観客はハラハラしながら見ていた。


バリッ!!!ガガガガガ!!!!パァン!!!!!!!


「ぐぉあああああ!!!!」


破壊光線がライチュウを直撃した。
その破壊光線は発射された瞬間にはなかった電気を帯びていた。



雄「な、何で・・・」
テ「エフェクトブレイク」

ロッソ:100% ライチュウ:0% ペレンネ:100% 残り時間:15:00

花「雷が・・・、弾けた・・・」

司「何と!!エフェクトブレイクです!!!これはかなりの技術が必要とされています!!!!」


エフェクトブレイクとは、相手が放ってきた放出系の技(雷や炎、水など、ポケモン本体から離れて攻撃を行う技)を、
自分の出した技で、技としての威力を無くし、壊すこと。
簡単に言ったが、相当な技術と技量が必要で
素人がエフェクトブレイクをしようとしても失敗してしまう。
偶然起こったとしても、力に歴然とした差があるか、たまたま当たり所が良かった時にしか起こらない。
バトルで起きることが多いが、エフェクトブレイクを起こした技自体は、そのまま攻撃を続けることが多い。
だからエフェクトブレイクがコンテストで起これば、ブレイクされた技が演出効果になって、そのまま敵にダメージを与えられる。
エフェクトブレイク自体がコンテストゲージに影響するので、自分の意志で使えるようになればかなり有利。


ペ「こんな奴と戦えって言うのか・・・」


最終更新:2008年12月14日 14:57
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