石川五右衛門


『みさきクロニクル~ダイバージェンス・イヴ~』第3~4話に登場。
16世紀末(1594年)の日本へと降り立ったライアーが出会った、「紅の葉(くれないのは)」という二つ名を持つ伊賀の国の兵法者。
太閤(豊臣秀吉)の朝鮮出兵等の政策に反対している勢力に身を置き、多数の人々が出兵により無駄死にしていく悲劇を阻止すべく行動していた。
その任務として、太閤暗殺を図るが、秀吉に憑いたグールの攻撃を受けて重傷を負い、その場に駆け付けたライアーに救出される。
(CV:矢尾一樹)

プロフィール

身長:180㎝
その他のプロフィールは不明

物語における立ち位置

その後、再び秀吉暗殺のため彼女の元を去るが、その途中、みさき変容体に遭遇し、撃退を試みる。
しかし、圧倒的な力に手も足も出ず、再びライアーに助けられる事となった。
短い時間の間にライアーと心を通わせるが、変容体消失の影響で時間障壁が不安定になったために、ライアーは帰還を余儀なくされ、別れを告げる。
その際に自身の本名を明かしている事などからも、ライアーに対しては特別な感情を抱いていた事が伺え、ライアーもまた、彼に対し何らかの想いを抱いていた。

史実上に実在する人物で、彼の人物像については後世に創られたものが殆どだが、釜茹での刑に処せられた事は現存する文献に記録が残っている事から事実だったとされており、
また、伊賀の国で忍術を体得した後、関白秀次の命を受け、実際に秀吉暗殺を試みたとも語られている。
ライアーとの別れの後、彼は処刑される運命にある事が示唆されており、みさきやライアーの努力によってでもそれを変える事は出来なかった。
「紅の葉」という二つ名から、彼はみさきの祖先である可能性があるが、彼の精神にみさきの意志は直接投影されていない。


最終更新:2009年04月05日 22:56