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幻想の決闘者 第2弾 第3話 前編
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ストーリー
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あれが、ジャスミン？ ただの女の子にしか見えないけど 本当にクリーチャーなのか？ |
| ラプラス・ダークネス | |
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そうとも あぁ見えて 願いを力にする能力を 持っておる |
| プリンプリン | |
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以前鬼丸達と共に 世界のために闘った 仲間でもあるぞ |
| プリンプリン | |
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勇者パーティの一員じゃん！ 本当に仲間になってくれんの？ |
| ラプラス・ダークネス | |
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吾輩、さっきみたいに やられるのはやだぞ！ |
| ラプラス・ダークネス | |
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まぁ落ち着け、ジャスミンに 戦闘能力は無いと言っていい |
| プリンプリン | |
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あやつの特技は回復じゃ 正義には必要じゃろ？ |
| プリンプリン | |
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でもどうやって引き入れるの？ 無理矢理、仲間にしちゃう？ |
| 沙花叉クロヱ | |
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うーん……相手はクリーチャー 人間の比じゃない力を 持っているかもしれないし…… |
| 博衣こより | |
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じゃあどうする？ 正直に話して、仲間になって くれるなら苦労しないけど…… |
| 沙花叉クロヱ | |
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あやつならたぶん 簡単に仲間になるぞ？ チョロいし |
| プリンプリン | |
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なに、本当か！？ |
| ラプラス・ダークネス | |
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確かに、どことなく ラプちゃんに近いタイプの 感じもあるかなぁ |
| 博衣こより | |
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……ん？ それだと吾輩がチョロいみたい じゃないか？ |
| ラプラス・ダークネス | |
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実際チョロめでしょ まぁそんなことは置いといて 具体的にどうしたらいいの？ |
| 沙花叉クロヱ | |
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おい、話を変えるな！ 吾輩はチョロくない！ |
| ラプラス・ダークネス | |
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まぁ聞くのじゃ あやつはまずごにょごにょ―― |
| プリンプリン | |
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ふむふむ…… だったら、こういうのは はかせが適任だな |
| ラプラス・ダークネス | |
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そう言うのは一番得意なんだから 任せて～！ |
| 博衣こより | |
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ついに見つけたよ！ 正義の巫女さん！ |
| 博衣こより | |
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……へ？ な、なんですか、いきなり！ あなた達は……？ |
| ジャスミン | |
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ぼく達は貴方を探していたの！ そう、世界を救うために！ |
| 博衣こより | |
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世界を……救う？ いきなり何を言ってるんですか？ |
| ジャスミン | |
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何を隠そうぼく達は 正義の組織、秘密結社holoX |
| 博衣こより | |
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そしてぼくはこの組織の頭脳 正義の博士、博衣こよりだよ！ |
| 博衣こより | |
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えーっと…… 存じ上げませんが…… |
| ジャスミン | |
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うんうん もちろん知らなくて当然だよ |
| 博衣こより | |
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だって、悪の組織はあなたが 我々の組織に入ることを 恐れているのだから |
| 博衣こより | |
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悪の組織……？ 一体、何の話を しているんですか？ |
| ジャスミン | |
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まさか、悪の組織を知らないの？ それだけ、敵もジャスミンを 危険視してるって事だね… |
| 博衣こより | |
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奴らはデュエマシティを狙う 悪の組織「オオカミ団」！ |
| 博衣こより | |
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コヨーテを狙うオオカミのように 容赦なくデュエマシティを 食い物にしようとしてるんだよ |
| 博衣こより | |
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そう、なんですか……？ でも、私にはどうすることも―― |
| ジャスミン | |
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見たまえ！ 彼女は我がholoXの総帥！ |
| 博衣こより | |
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オオカミ団のボスとの闘いで 彼女は呪いによって 角を生やされてしまった！ |
| 博衣こより | |
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うぅ～！ 呪いのせいだ～！ |
| ラプラス・ダークネス | |
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た、確かに……！ 立派な角が……！ |
| ジャスミン | |
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さらにこの子は―― |
| 博衣こより | |
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えっ！？ 沙花叉は何も聞いて―― |
| 沙花叉クロヱ | |
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呪いでぼくに恋を してしまっているのだ！ |
| 博衣こより | |
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えっ……！ えーっと…… |
| 沙花叉クロヱ | |
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こ、こよちゃん、大好き！ こよちゃんみたいな天才 他にはいないよ！ |
| 沙花叉クロヱ | |
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なんと！ |
| ジャスミン | |
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（絶対言わせたいだけの アドリブじゃん……！） |
| 沙花叉クロヱ | |
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みんな呪いのせいで苦悩 しているの…… |
| 博衣こより | |
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オオカミ団を倒すには、 その呪いを無力化する力を 持った者がいないと勝てない！ |
| 博衣こより | |
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そう！ つまり、正義の巫女の力をもつ 貴方の力が必要なの！ |
| 博衣こより | |
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私のあの力が そんな事に使えるなんて…… |
| ジャスミン | |
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でも、君は敵の組織の事も知らな かった……こんな嘘か本当か わからない事に力は貸さないよね |
| 博衣こより | |
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……いえっ！ やります、私！ |
| ジャスミン | |
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この力が役にたつなら、 正義の巫女として オオカミ団を倒します！ |
| ジャスミン | |
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本当に！？ 一緒に来てくれるの！？ |
| 博衣こより | |
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もちろんです！ |
| ジャスミン | |
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正義の巫女がいなくて 誰がシティの平和を 守るんですか！ |
| ジャスミン | |
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（チョッろ……） |
| ラプラス＆クロヱ＆こより | |
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よし！ そうと決まれば早速 他の仲間を探しに行こう！ |
| 博衣こより | |
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はいっ！ 私のこの力でオオカミ団に 一泡吹かせてやります！ |
| ジャスミン | |
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まさかプリンさんも 秘密結社holoXの一員 だったとは…… |
| ジャスミン | |
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成り行きじゃがな！ 平和のために何かをするのは とても良い事じゃ |
| プリンプリン | |
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それで、次はだれを仲間にする 予定なんですか？ |
| ジャスミン | |
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そうじゃのう…… お、あそこにもクリーチャー じゃな |
| プリンプリン | |
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ほう？ なかなかカッコいい クリーチャーじゃないか！ |
| ラプラス・ダークネス | |
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アイツはどうやって 勧誘するのがいいんだ？ |
| ラプラス・ダークネス | |
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同じ手でもよいが それだとつまらんのう |
| プリンプリン | |
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同じ手……？ |
| ジャスミン | |
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あぁ、いやいや つまり正直に話すということ じゃな |
| プリンプリン | |
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じゃがそれより 何かいい手は…… |
| プリンプリン | |
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ダピコさんの勧誘なら 簡単ですよ！ 私に任せてください！ |
| ジャスミン | |
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もう吾輩の角をいじるのは なしだぞ！ その……呪いとは いえ、気にいってるから！ |
| ラプラス・ダークネス | |
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（アドリブで暴走する ピンクコヨーテもいるしね） |
| 沙花叉クロヱ | |
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（本当は嬉しいくせに～） |
| 博衣こより | |
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それで、次の方法は？ |
| 博衣こより | |
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それはですね―― |
| ジャスミン | |
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う～む…… 今日もいつもと変わらない バイト募集しかないな…… |
| ダピコ | |
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……高額バイト…… 募集中か～ |
| 沙花叉クロヱ | |
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……！ |
| ダピコ | |
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時給はすごく高いけど…… 仕事内容は……悪の組織と 闘う仕事……ふ～ん |
| 沙花叉クロヱ | |
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……私にピッタリだ |
| ダピコ | |
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秘密結社holoXの メンバーねぇ…… |
| 沙花叉クロヱ | |
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……秘密結社！！ |
| ダピコ | |
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でも一人で行くのは 寂しいし…… |
| 沙花叉クロヱ | |
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一緒に行ってくれる カッコいいクリーチャーとか いないかなあ～？ |
| 沙花叉クロヱ | |
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ここにいるぞ！ 私に任せてくれ！ |
| ダピコ | |
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えぇ～！？ いいんですかあ～！？ |
| 沙花叉クロヱ | |
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こんな凛々しくて ダークな雰囲気の漂う カッコいいクリーチャーさんと |
| 沙花叉クロヱ | |
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一緒に行けるんですかぁ～！ 沙花叉、幸せだなぁ～！ |
| 沙花叉クロヱ | |
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フッ……もちろんだ |
| ダピコ | |
| クロヱは隅に隠れている 他のメンバーに向けて 親指を立てた | |
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ぐへへへへへへ！ |
| 一同 | |
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簡単だったね～ ラプちゃん！ |
| 博衣こより | |
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クリーチャーってのは 意外とチョロいやつ ばっかりだな！ |
| ラプラス・ダークネス |
