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革命の残り火 第1話 前編
最終更新：
dmps_fun
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ストーリー
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はぁ、はぁ……！ 追ってきて……ないな？ |
| 切札勝太 | |
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やっと撒けたぜ なんつーしつこい奴らだ…… |
| 切札勝太 | |
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ずっと追ってきたあいつらを 振り切るなんて凄いッチ！ さてはただ者じゃないッチね？ |
| ？？？ | |
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まぁな！ っていうか……何だよお前は オレを巻き込みやがって |
| 切札勝太 | |
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そんなことしてないッチ！ |
| ？？？ | |
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オイラはメラッチだ！ 革命軍の……戦士だッチ！ |
| 燃えるメラッチ | |
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メラッチ……ってことは ここはクリーチャー世界かよ！ 何度目だよまったく…… |
| 切札勝太 | |
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そうだ、オレの自己紹介が まだだったな |
| 切札勝太 | |
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オレは切札勝太 カレーパンを愛する デュエリストだ！ |
| 切札勝太 | |
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デュエリスト？ 聞いたことない種族だッチ |
| 燃えるメラッチ | |
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ま、そうだよな デュエマのカード…… って言ってもわかんねーか |
| 切札勝太 | |
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とにかくオレは別の世界に 迷い込んじまったみたいで 帰り方がわかんなくて困ってんだ |
| 切札勝太 | |
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弱い種族なのは間違いない みたいだッチね |
| 燃えるメラッチ | |
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助けてくれる風だったのに 一緒に逃げるだけって！ ガッカリだッチ！ |
| 燃えるメラッチ | |
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だってお前を 助けにきたわけじゃねーもん 迷ってるだけなんだよ |
| 切札勝太 | |
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助けたくても何故か クリーチャーが召喚できねぇし |
| 切札勝太 | |
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これまでもクリーチャーの世界に 飛ばされることはあったけど 闘えなくなるのは初めてだ |
| 切札勝太 | |
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カレーパンが食えなくて 体調でも悪くなってんのかな |
| 切札勝太 | |
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……というか、メラッチ その大荷物は何だよ |
| 切札勝太 | |
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そんなモンを持ってるから 逃げきれないんじゃないのか？ |
| 切札勝太 | |
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これは……大事なものなんだッチ |
| 燃えるメラッチ | |
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これをドギラゴン様に届けるのが オイラの役目なんだッチ！ |
| 燃えるメラッチ | |
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え、ドギラゴンが この世界にも居んのか！ 実はオレの相棒なんだぜ！ |
| 切札勝太 | |
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見ろよ、これが オレの相棒、ドギラゴンだ！ |
| 切札勝太 | |
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これは何だッチ……？ |
| 燃えるメラッチ | |
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ドギラゴン様はこんな 紙っぺらじゃないッチ！ |
| 燃えるメラッチ | |
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強靭な肉体に真っすぐで固い意志 誰もが憧れる強さ！ まさにドラゴンの中のドラゴン！ |
| 燃えるメラッチ | |
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それが我らの燃える革命！ ドギラゴン様なんだッチ！ |
| 燃えるメラッチ | |
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姿は違うかもしれないけど オレだって沢山助けられたんだ 分かるぜ……！ |
| 切札勝太 | |
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けど、この世界のドギラゴンは なんでお前にこんなこと させてるんだ？ |
| 切札勝太 | |
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さっきの奴らに狙われるくらい 大事な物なんだろ？ 自分で取りに行けば解決じゃん |
| 切札勝太 | |
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……ドギラゴン様は今 闘いの傷を癒すために 休養してるんだッチ |
| 燃えるメラッチ | |
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だからドギラゴン様の部下である このオイラが自主的に動いて いるんだッチ |
| 燃えるメラッチ | |
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これは極秘任務なんだッチ！ |
| 燃えるメラッチ | |
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自主的に動く極秘任務ねぇ…… その割には見つかって 追いかけられてたけどな |
| 切札勝太 | |
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う……で、でも！ 絶対に届けるッチ！ |
| 燃えるメラッチ | |
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侵略者がどんな卑劣なことを しようとも、ドギラゴン様は 負けないんだッチ！ |
| 燃えるメラッチ | |
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この物資で、元の強くて かっこいいドギラゴン様に 戻ってもらうんだッチ……！ |
| 燃えるメラッチ | |
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ふーん……そこまで言うなら 凄いもんが入ってんだな ちょっと見せてくれよ |
| 切札勝太 | |
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ダメだッチ！ 開けるのはドギラゴン様 だけだッチ！ |
| 燃えるメラッチ | |
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いいじゃん ちょっと覗くくらいさー 何が入ってるか気になるし！ |
| 切札勝太 | |
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もしかしたら、カレーパンが 入ってるかもしれないだろ？ 走ったから腹減ったんだよ～！ |
| 切札勝太 | |
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カレーパンってなんだッチ？ 何にせよ、これを開ける事は 許されないッチ！ |
| 燃えるメラッチ | |
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ドギラゴン様のものに手を つけようとするなんて、やっぱり 相棒なんてデタラメだッチ |
| 燃えるメラッチ | |
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ドギラゴンはでっかい ドラゴンだろ？ カレーパン一つ くらい気にしないって！ |
| 切札勝太 | |
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そういう問題じゃないッチ！ この物資はオイラが完璧な状態で 届けなきゃいけないんだッチ |
| 燃えるメラッチ | |
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これを届けて…… ドギラゴン様に認めて もらうんだッチ |
| 燃えるメラッチ | |
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オマエも相棒って言うなら この任務を手伝うッチ！ |
| 燃えるメラッチ | |
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え？ やだよオレ だって関係ねーもん |
| 切札勝太 | |
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そうだろうッチ こんなに光栄な仕事を…… え？ やだ！？ |
| 燃えるメラッチ | |
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またあいつらに追われたら たまんねーし 闘う手段もねーし |
| 切札勝太 | |
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な、なんて薄情な……！ |
| 燃えるメラッチ | |
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……帰り方が分からなくて 困ってる、って話だったッチね |
| 燃えるメラッチ | |
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ドギラゴン様なら きっと元の世界に戻る方法を 知ってるッチ |
| 燃えるメラッチ | |
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任務を手伝ってくれるなら ドギラゴン様の元へ 連れて行ってやるッチ |
| 燃えるメラッチ | |
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えー…… |
| 切札勝太 | |
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でも、そうだな 他に知り合いも居ないし ドギラゴンにも会ってみたいし |
| 切札勝太 | |
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しゃーねぇな 手伝ってやるよ！ |
| 切札勝太 | |
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よーし！ じゃあ善は急げッチ！ 早速向かうッチ！ |
| 燃えるメラッチ |
