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超稼働!クリスマス工場 第2話 前編
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dmps_fun
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ストーリー
| おやおや、仲間になりたいのなら ちゃんとベルを鳴らして入って きてくださればいいのに | |
| Q.E.D. | |
| えっと…… 仲間になりたいという風には 見えないのですが…… | |
| ルピコ | |
| そうだな、すべてを破壊し、 焼き尽くす勢いだ | |
| ダピコ | |
| あら、それは困りますねぇ せっかく、完璧な工場を 作ったのに | |
| Q.E.D. | |
| じゃあ仕方ありません 出て行っていただきましょうか | |
| Q.E.D. | |
| 勝手に祝祭を始めたのは あなた方ですね? | |
| ウェディング | |
| あなた「方」!? えええ~っ! | |
| ルピコ | |
| 私達は違うぞ むしろ私達はあのプレゼントの 生産を止めようとしている側だ | |
| ダピコ | |
| ならばふたりとも こちらにつくのですね? | |
| ウェディング | |
| Q.E.D.さんを 止められるなら お手伝いさせていただきます! | |
| ルピコ | |
| 仕方ありませんね…… | |
| Q.E.D. | |
| まとめてお相手してさしあげます どこからでも かかってきてください | |
| Q.E.D. | |
| ……なんだか私達、 ウェディングさんの足を 引っ張ってません? | |
| ルピコ | |
| 確かに…… ふたりの戦いは別次元だ | |
| ダピコ | |
| ルピコ! | |
| ダピコ | |
| は、はい……! | |
| ルピコ | |
| ここは撤退だ! | |
| ダピコ | |
| ピィ! そうですね……! このままここにいると、 怪我しそうです……! | |
| ルピコ | |
| 【プレイヤー】さんも 一緒に逃げますよ! | |
| ルピコ | |
| ふふふっ! どうですか、私と エビデゴラスの力は! | |
| Q.E.D. | |
| ふむ……相手の補給は無尽蔵 一旦退却して作戦を 練り直す必要がありそうです | |
| ウェディング | |
| 作戦なんて無駄ですよ! 完璧なる私が崩されることなど あり得ません! | |
| Q.E.D. | |
| Q.E.D.さん、 滅茶苦茶です…… | |
| ルピコ | |
| 厄介なのは Q.E.D.自身よりも エビデゴラスが作る空間だな | |
| ダピコ | |
| なんとかしてQ.E.D.を あの工場の外におびき出せば 勝機は充分にあるのですが | |
| ウェディング | |
| Q.E.D.さんを 外におびき出す方法…… | |
| ルピコ | |
| ……! | |
| ルピコ | |
| ルピコ、 何か策を思いついたのか? | |
| ダピコ | |
| はい! 作戦はこうです…… | |
| ルピコ | |
| ちわぁ、宅配便で~す! | |
| ルピコ | |
| ご苦労さまです そこのポストに…… 何の遊びですかルピコさん? | |
| Q.E.D. | |
| あああ、監視カメラのこと 忘れてました~! | |
| ルピコ | |
| ダメじゃないか…… | |
| ダピコ | |
| 出て来なければいけない 状況を作ればいいんじゃないか? | |
| ダピコ | |
| こうやって工場を…… 外から……壊せば | |
| ダピコ | |
| 警告します、破壊活動を ただちに中止してください | |
| 機械音声 | |
| 中止しなければどうする? さあ、出て来いQ.E.D.! | |
| ダピコ | |
| 自律防衛システム、作動します | |
| 機械音声 | |
| ……へ? | |
| ダピコ | |
| これで勝ったと…… 思うなよ…… | |
| ダピコ | |
| 「あら奥様お聞きになりました? この工場、危ない武器を造って 売ってるんですって」 | |
| ルピコ | |
| ……ルピコ、これ本当に 私がやるのか? | |
| ダピコ | |
| ちゃんとやってください! 悪い噂が流れたら大変だって Q.E.D.さんに思わせないと! | |
| ルピコ | |
| あ……ええと…… 「まあそれはたいへんうちのこが ちかづかないようにしないと」 | |
| ダピコ | |
| ん……? うちのこ……子ども…… そうだ! わかったぞ! | |
| ダピコ | |
| 何がわかったんですか? | |
| ルピコ | |
| 世界に子どもは80億人もいない 人類全部で80億人ぐらいだ この工場は過剰生産なんだ! | |
| ダピコ | |
| 過剰生産? そんなはずは…… 私は世界中の子どもの数を完璧に 確認したはずなのですが | |
| Q.E.D. | |
| あ、出てきた…… | |
| ルピコ | |
| 私は世界中のお子様に アンケート調査を実施したのです 数は合っていると思いますよ | |
| Q.E.D. | |
| 世界中のお子様って…… | |
| ルピコ | |
| 全員にアンケートを? | |
| ダピコ | |
| はい、ご覧ください! これが集計結果です | |
| Q.E.D. | |
| これによると世界のお子様達の 96%の願いはお金の力で 叶えることができるのです | |
| Q.E.D. | |
| 世界の子ども達が お金の亡者に? | |
| ルピコ | |
| だが、いまひとつ信じがたいな | |
| ダピコ | |
| では、これをご覧ください 「ぼくのパパとママが幸せな クリスマスを過ごせますように」 | |
| Q.E.D. | |
| 素敵なお願いじゃないですか | |
| ルピコ | |
| これのどこが金の力で叶えられる 願いなのだ? | |
| ダピコ | |
| ですが、この子の両親を 幸せにしてあげないと この子は幸せになれないんです | |
| Q.E.D. | |
| なるほど…… ご両親の幸せは何でしょうか | |
| ルピコ | |
| 「クリスマスの夜は妻に黙って 推しのライブに行きたい!」 | |
| Q.E.D. | |
| これが、この子のお父さんの 願いですね | |
| Q.E.D. | |
| ………… | |
| ダピコ | |
| 「パパには内緒でママ友 みんなでクリスマスディナー 食べ放題に行きたい」 | |
| Q.E.D. | |
| この通り、お金の力があれば ご両親が幸せになれます それがこの子の幸せなのです | |
| Q.E.D. | |
| なんか違うと思います…… | |
| ルピコ | |
| これなど、わかりやすいですよ 「金の力で私を馬鹿にした 学会に復讐してやる!」 | |
| Q.E.D. | |
| ……それは、本当に子どもの願い なのか? | |
| ダピコ | |
| はい! 78歳児、職業は大学教授という 男の子の願いです | |
| Q.E.D. | |
| だから、ドラゴンの年齢の基準で 人間を見ないでください! | |
| ルピコ | |
| そうですか? ……まあいいじゃないですか 少々の誤差は | |
| Q.E.D. | |
| 大事なのは誰も傷つけず 皆さんの幸せを実現すること―― | |
| Q.E.D. | |
| そのために奉仕することこそが サンタのありようです だから私はサンタになるのです | |
| Q.E.D. | |
| なんだかいい話のような気が してきました…… | |
| ルピコ | |
| 78歳児の学会への復讐は 良い願いではないだろう…… | |
| ダピコ | |
| 私利私欲のための願い…… そんなものを叶える 都合のいい存在じゃない! | |
| ダピコ | |
| そ、そうですよ! Q.E.D.さん、やっぱりダメです! 私達はあなたを止めます! | |
| ルピコ | |
| 工場の外なら勝てると? それは甘いですよ…… | |
| Q.E.D. | |
| 支援砲撃を開始します ……ファイア! | |
| Q.E.D. |
