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第６話 地下遺跡と巫女の伝承
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dmps_fun
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ストーリー
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……なるほど、覚醒は僕らの居た 世界とも、今いるこの世界とも 違う世界の技術で…… |
| アーク（通信） | |
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暴走の原因は断定できないけど ディー自身か、世界の違いが 原因かもしれないわけか |
| アーク（通信） | |
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ああ、それで さっき言ったことなんだが |
| ダピコ | |
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ディーの発言から察するに、 ジャスミンはディーの暴走を止める 特別な力を持っている可能性がある |
| ダピコ | |
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暴走状態のうわ言だった 可能性が高いんじゃない？ |
| アーク（通信） | |
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でも、今はそれしか 手掛かりがないんです お願いします！ |
| ルピコ | |
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これは憶測ではあるが、 ジャスミンは巫女の末裔かも しれないんだ |
| ダピコ | |
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いやいや、だから 私は遺跡の近くに住んでいただけの 一般クリーチャーですって！ |
| ジャスミン | |
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特別な力なんて持ってたら 私、こんなに弱くないですよ！ |
| ジャスミン | |
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そんなことないです！ ジャスミンさんは すごく強いですよ！ |
| ルピコ | |
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え？ |
| ジャスミン | |
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ああ、他人のために 危険を顧みず動ける 強い心の持ち主だ |
| ダピコ | |
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え、ええ～……！ な、なんかすごい照れます…… |
| ジャスミン | |
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とにかく…… 何か心当たりはないか？ 今はこれしか希望がないんだ…… |
| ダピコ | |
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う～ん……僕の記憶では…… 確かに巫女の伝承は存在した ……はずなんだけど、 |
| アーク（通信） | |
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そんなのとっくに途絶えてて 巫女自体はもちろん、実際に 見たことある者もいないだろうね |
| アーク（通信） | |
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向こうの世界の文献で それらしい記述があった ……その程度の知識しかないよ |
| アーク（通信） | |
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その文献自体、 御伽話レベルの価値だったから 現実的じゃないね |
| アーク（通信） | |
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本当に巫女の力があったとしても それが何かすら分からない時点で 最優先で考えることじゃないよ |
| アーク（通信） | |
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だが、今はそれぐらいしか 解決できそうな方法が…… |
| ダピコ | |
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ジャスミンも知らないのに それをあてにするのは……ねぇ？ |
| アーク（通信） | |
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そもそも巫女かどうかなんて、 実際に神のような 特別なものを祀っていたとか |
| アーク（通信） | |
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そういう特別な環境でもない限り そんな妄想に近い話をしても…… |
| アーク（通信） | |
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特別なもの…… ゲートがある遺跡以外 何にもなかった気がしますね |
| ジャスミン | |
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なら本当に意味のな…… ……ゲートがあるのかー それは……うーん…… |
| アーク（通信） | |
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えっ？ ゲートなんて村に一つ以上は あるもんなんじゃ……？ |
| ジャスミン | |
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いや……私も 自分達が通ったもの以外 見たことがないぞ…… |
| ダピコ | |
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世界を移動できる代物が そんなにむやみやたら あるわけないでしょ…… |
| アーク（通信） | |
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しかも仰々しく遺跡まで 建ってるなら、きっとそれこそが 祀られる対象だったはず…… |
| アーク（通信） | |
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大昔に封印されていたディーが ジャスミンに頼もうとした…… うわ言じゃない可能性も考えたら |
| アーク（通信） | |
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……はぁ 神頼みではないけど 現状、力で抑える以外の方法が ない以上……仕方ないか |
| アーク（通信） | |
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解決につながるかもしれない プランの一つに加えるよ |
| アーク（通信） | |
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えぇ！？ でっ、でも 情報がほとんどないんじゃ……？ |
| ジャスミン | |
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僕が昔見た文献では かつて存在していたってこと以外の 情報はほとんどなかったね |
| アーク（通信） | |
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巫女の役目が風化したか…… 何かの理由で失伝したか ……僕の知識だけじゃ厳しいね |
| アーク（通信） | |
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そもそも、いままでの話は全部、 希望的推察…… こじつけに過ぎないしね |
| アーク（通信） | |
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巫女の力がどういう力なのか 文献で考察するのは…… あまり意味がないかな |
| アーク（通信） | |
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それじゃあ…… 私がもしも力があるとしても 使えないじゃないですか…… |
| ジャスミン | |
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文献では……と言っただろう？ だったら知っている人物に 尋ねればいいじゃないか |
| アーク（通信） | |
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……えっ？ そんな人いるんですか！？ |
| ジャスミン | |
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古文書レベルの伝説の存在さ そのクリーチャーは 遥か古代から存在し…… |
| アーク（通信） | |
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ある神の巫女として 仕えていたことがあるそうだ |
| アーク（通信） | |
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さらに彼女の持つ古代技術は 現在のそれを遥かに凌駕し 未来も観測できるらしいね |
| アーク（通信） | |
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未来を観測…… そうか……キリコか！！ |
| ダピコ | |
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確かに……キリコさんなら ……でも今は…… ディーさんと戦っているんじゃ？ |
| ジャスミン | |
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ああ でもさすがは守護者達だよ なんとかディーを抑え込んでる |
| アーク（通信） | |
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おお！ すごいぞ、あのディーを！ |
| ダピコ | |
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場所はわかっているから まずは、そこに向かってくれ |
| アーク（通信） | |
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わかりました！ |
| ルピコ | |
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……この先で起こる危機を 未来を観測する事で伝え、 備えさせる……まるで神託だね |
| アーク（通信） | |
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ジャスミンの巫女としての 大先輩になるかも |
| アーク（通信） | |
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キリコさんが……先輩…… ……おぉ |
| ジャスミン | |
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まぁ、現状ただの推測だよ ナビするから早く向かってね |
| アーク（通信） | |
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よし、拘束したジャドーも 連れていこう、放っておいたら どうなるか…… |
| ダピコ | |
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……え？ あっ、あれ……？ |
| ジャスミン | |
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……何をキョロキョロ しているんだ？ |
| ダピコ | |
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あの……ジャドーはどこです？ 見当たらなくて…… |
| ジャスミン | |
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何を言っているんだ？ 私の後ろに……え？ ……いないだと！？ |
| ダピコ | |
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に、逃げられたのか！？ 気絶させて拘束していたのに、 逃げられるわけが…… |
| ダピコ | |
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……ソロリ、ソロリ |
| クリーチャー | |
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ダピコさん！ いました！ あそこ！ クリーチャーに 担がれて逃げるつもりです！ |
| ジャスミン | |
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いつの間にあんなところまで 移動してたんですか！？ |
| ルピコ | |
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！！？ ……テッタイ |
| クリーチャー | |
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ちぃ！ 攻撃してこないから 敵意を感じなかったか！ 追うぞ、みんな！ |
| ダピコ |
勝利時
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これでも……くらえ！！ |
| ダピコ | |
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……！？ グワァ！！ |
| クリーチャー | |
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……やっと追いついた 塔の外まで逃げるとは…… だがこれでお終いだ！ |
| ダピコ | |
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観念しろジャドー！ |
| ダピコ | |
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……あの、ダピコお姉ちゃん ……いません |
| ルピコ | |
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……え？ |
| ダピコ | |
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このクリーチャー…… ジャドーを背負ってないですね |
| ジャスミン | |
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……外にいた仲間と逃げたのか！ まだ遠くには行っていないはずだ！ すぐにでも…… |
| ダピコ | |
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ひぃ！？ 何の音ですか！？ |
| ジャスミン | |
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……通信です！ はい！ アークさん！ どうかしましたか？ |
| ルピコ | |
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アーク！ ちょうどよかった ジャドーの位置を…… |
| ダピコ | |
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すまないけど緊急だ！ ルカ達が押され始めてる！ |
| アーク（通信） | |
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加勢のために すぐに守護者達の元に 向かってくれ！ |
| アーク（通信） |
敗北時
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……くそ、どこに行ったんだ！ |
| ダピコ | |
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瓦礫が多くて、 隠れる場所が多いですね…… |
| ルピコ | |
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私が隠れるなら…… ……ここですが、 ……いないですね |
| ジャスミン | |
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【プレイヤー】！ ジャドーはいたか！？ ……いないか |
| ダピコ | |
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………………フゥ …………ソロリ、ソロリ…… |
| クリーチャー | |
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……ん うっ、うぅん…… |
| ジャドー | |
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！？ |
| クリーチャー | |
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んん～ ……おやぁ？ ここは一体……？ |
| ジャドー | |
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！！ ……そこかぁ！！ |
| ダピコ | |
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……え？ がふぁ！？ |
| ジャドー | |
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わぁ…… 石が、ジャドーの顔に…… あれは痛いですね |
| ジャスミン | |
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キ、キンキュウタイヒ……！！！！ |
| クリーチャー | |
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また逃げたか！ 追いかけるぞ！！ |
| ダピコ |
