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死神のボディガード 前編
最終更新：
dmps_fun
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ストーリー
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黒城さん、わざわざすみません |
| カスミ | |
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よっ！ 黒城、久しぶり |
| 黄昏ミミ | |
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何で貴様までここに…… |
| 黒城凶死郎 | |
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チッ…… オレ様をこの店に呼び出したのは 貴様だったのか？ |
| 黒城凶死郎 | |
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うん ちょっとお願いしたいことが…… 待って待って、どこ行くのよ！？ |
| 黄昏ミミ | |
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貴様の言うことなんかを オレ様が聞いてやる理由なんて ねぇだろうが！ |
| 黒城凶死郎 | |
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黒城さん！ とにかくお話だけでも 聞いてください |
| カスミ | |
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……クソッ！ 今回はカスミの顔を立ててやる とっとと話しやがれ |
| 黒城凶死郎 | |
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その言い方……いえ そうね、せっかくカスミさんが お膳立てしてくれたんだものね |
| 黄昏ミミ | |
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……私、今度シティのイベントで 司会をすることになってるの |
| 黄昏ミミ | |
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ほら、私って最近 結構人気あるでしょ だからどうしてもって |
| 黄昏ミミ | |
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それでね…… ちょっと、聞いてるの！？ |
| 黄昏ミミ | |
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チッ…… わざわざ貴様の自慢話を 聞きに来た訳じゃねぇんだよ！ |
| 黒城凶死郎 | |
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そうじゃないんです、黒城さん ミミさんの今の話って 自慢話じゃないんですよ |
| カスミ | |
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少しは自慢が 入ってるかもしれませんが…… |
| カスミ | |
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どうでもいいから 早く本題を話しやがれ！ |
| 黒城凶死郎 | |
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本題、ね…… |
| 黄昏ミミ | |
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手短に話せよ 余計なことは何も言うな |
| 黒城凶死郎 | |
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わかったわ、じゃあ…… |
| 黄昏ミミ | |
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明日の朝9時 このお店に集合ね！ |
| 黄昏ミミ | |
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……短すぎんだろう！ なんでオレが？ 訳わかんねぇぞ！ |
| 黒城凶死郎 | |
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ええと……すいません、黒城さん 私から説明させていただきますね |
| カスミ | |
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ミミさんは 誰かに付け回されている みたいなんです |
| カスミ | |
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……物好きなヤツもいたもんだ |
| 黒城凶死郎 | |
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ていうか、コイツが 勘違いしてるだけじゃないのか？ |
| 黒城凶死郎 | |
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……でも、私も見ちゃったんです 昨夜、ミミさんの後を 確かに誰かが追っていました |
| カスミ | |
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物陰で姿はよく 見えませんでしたけど |
| カスミ | |
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カメラを持っていたようにも 見えましたし…… |
| カスミ | |
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それが事実だとして オレ様に何の関係があるんだ？ |
| 黒城凶死郎 | |
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黒城凶死郎、あんたに 私のボディガードを やってほしいのよ |
| 黄昏ミミ | |
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はああぁ！？ なんでオレ様が！？ |
| 黒城凶死郎 | |
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これはシティ管理局からの 正式な依頼でして…… |
| カスミ | |
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ガキどものお守りを 散々押しつけといて まだ足りねぇっていうのか？ |
| 黒城凶死郎 | |
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オレ様を便利屋扱いするな！ ふざけんじゃねぇぞ！ |
| 黒城凶死郎 | |
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大勢が集まるイベントで ミミさんの司会進行中に トラブルが起こる…… |
| カスミ | |
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管理局はそれを一番 恐れているんです |
| カスミ | |
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この怪力ゴリラ女が そこらへんの奴に やられるとは思えないがな！ |
| 黒城凶死郎 | |
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そこが問題なんですよ |
| カスミ | |
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もしミミさんがファンの前で 黄昏地獄拳を使ったりしたら…… |
| カスミ | |
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ふん そんなことになったら イベントがぶち壊しだな |
| 黒城凶死郎 | |
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二人とも何を言ってるのかな？ |
| 黄昏ミミ | |
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私だって、イメージがあるから 黄昏地獄拳は使いたくないの |
| 黄昏ミミ | |
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……それは最後の手段だから |
| 黄昏ミミ | |
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だがそれで 何でオレ様がボディガードを やらなくちゃいけねぇんだ？ |
| 黒城凶死郎 | |
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適任でしょ？ あんたなら 人を追いかけ回す心理が わかるだろうし |
| 黄昏ミミ | |
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わかるわけねえだろ！ |
| 黒城凶死郎 | |
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え？ |
| 黄昏ミミ | |
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何だ、その意外そうな顔は？ オレ様を何だと思ってやがる？ |
| 黒城凶死郎 | |
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けどあんた…… 【プレイヤー】に つきまとってるでしょ |
| 黄昏ミミ | |
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はぁっ！？ 貴様、何言ってやがる！？ |
| 黒城凶死郎 | |
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身に覚えはないの？ 以前たまたま取材中に 見かけたんだけどな |
| 黄昏ミミ | |
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これ以上、馬鹿な話に 付き合ってられるか……！ |
| 黒城凶死郎 | |
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オレはもう帰るからな！ |
| 黒城凶死郎 |
勝利時
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ちょっと待って！ 動画もあるのよ ほら！ |
| 黄昏ミミ | |
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あらら、これは…… |
| カスミ | |
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……誰だこの怪しい奴は？ |
| 黒城凶死郎 | |
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黒城凶死郎、あんたよ！ |
| 黄昏ミミ | |
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オレはあのとき こんな風に見えていたのか…… |
| 黒城凶死郎 | |
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あんたの理由はどうあれ この姿を見たら誰だって 不審に思うわよね |
| 黄昏ミミ | |
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今回の相手だって 何か理由があるかもしれないけど まずは捕まえて話を聞かないと |
| 黄昏ミミ | |
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そんな訳だから 協力してくれるよね？ |
| 黄昏ミミ | |
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チッ…… |
| 黒城凶死郎 | |
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そいつは捕まえてやるから オレ様の動画は削除しておけよ！ |
| 黒城凶死郎 |
敗北時
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やっぱりね…… 心にやましいことがあるから いつものキレがないんだ |
| 黄昏ミミ | |
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そんな訳あるかっ！ クソッ、もう一度勝負しやがれ！ |
| 黒城凶死郎 |
