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幻想の決闘者 第3弾 第1話 前編
最終更新：
dmps_fun
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ストーリー
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さぁて、何から始めようかな |
| 不知火フレア | |
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別行動を提案したのは 私だけど…… やっぱり一人は心細いな…… |
| 不知火フレア | |
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フレア、大丈夫 私もいるよー |
| 白銀ノエル | |
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えっ？ どうしてノエルがここに！？ |
| 不知火フレア | |
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フレアの担当は他より広いから 二人がいいじゃろうって プリンプリンちゃんに言われたの |
| 白銀ノエル | |
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なるほど…… そういうことなら ちょっと助かったかも |
| 不知火フレア | |
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うん、一緒に頑張ろうね！ |
| 白銀ノエル | |
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まずは何から始めようか？ |
| 白銀ノエル | |
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そうだね…… 最初はクリーチャーさん達に 挨拶から、かな？ |
| 不知火フレア | |
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失礼がないようにしないと…… |
| 不知火フレア | |
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それなら、あそこにいるから 話しかけにいこっか |
| 白銀ノエル | |
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……と、いうわけで私達は プリンプリンちゃんの依頼で 再建の手伝いに来たんです |
| 不知火フレア | |
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ああ、話は聞いてる ……だが、余計なお世話だ |
| ジョーオニー | |
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超獣世界のことは 俺達だけで何とかする |
| ジョーオニー | |
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外の世界の連中に 何ができるっていうんだ |
| ジョーオニー | |
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フレア…… いきなり逆風だよ…… |
| 白銀ノエル | |
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……本当にいいの？ 私だったら、この辺りを 簡単に再建することができるけど |
| 不知火フレア | |
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フ、フレア～！？ そんなに大きく出て大丈夫！？ |
| 白銀ノエル | |
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面白ぇ……だったら、やってみろ |
| ジョーオニー | |
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ま、そんな簡単に できるわけねぇけどな |
| ジョーオニー | |
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ありがとう じゃ、許可いただいたってことで |
| 不知火フレア | |
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始めよっか、ノエル |
| 不知火フレア | |
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う、うん…… |
| 白銀ノエル | |
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まずはこの荒地を整地するから ノエルには資材運びを お願いしていいかな |
| 不知火フレア | |
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それはいいけど……私達だけで 本当にこの広いエリアを 整地できるかな…… |
| 白銀ノエル | |
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大丈夫！ 前に進んでればきっと上手くいく 私を信じて！ |
| 不知火フレア | |
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フレア、本気なんだね…… わかった、信じる！ |
| 白銀ノエル | |
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ありがとう じゃ、作業を始めよっか |
| 不知火フレア | |
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おー！ |
| 白銀ノエル | |
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よしよし 思ったより良いペースかな |
| 不知火フレア | |
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フレアー！ 次の資材持ってきたよ～ どこに置いておけばいい？ |
| 白銀ノエル | |
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ありがとう じゃあ、あの辺りに置いておいて |
| 不知火フレア | |
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おっけー！ じゃあ、また運んでくるね～ |
| 白銀ノエル | |
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うん、よろしく～ |
| 不知火フレア | |
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ジョーオニーの親方！ あいつら 結構やるみたいですぜ……！ |
| ヒッヒー | |
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あっという間に 建物をバンバン 建ててやがります……！ |
| ヒッヒー | |
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……甘いな |
| ジョーオニー | |
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えっ？ |
| ヒッヒー | |
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確かに腕は早いかもしれないが まるでなっちゃいねえ |
| ジョーオニー | |
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見ろ、あの建物のデザイン…… こっちの世界じゃ見ない造りだ |
| ジョーオニー | |
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確かに見慣れないものばかり…… あれが人間の建物なんでしょうな |
| ヒッヒー | |
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だが考えてもみろ この調子であの建物をどんどん 作られると、いったいどうなるか |
| ジョーオニー | |
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……どうなるんですか？ |
| ヒッヒー | |
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俺達の世界が、全部人間世界の 建物に取って代わられちまうのさ |
| ジョーオニー | |
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！！ |
| ヒッヒー | |
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じ、じゃあ早くあいつらに こっちの世界の建築デザインを 教えてやらねぇと！ |
| ヒッヒー | |
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いいや！ 俺は認めてねぇ やつらに手は貸さんぞ！ |
| ジョーオニー | |
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ええっ！？ そこまで言っておいて そりゃないっすよ！！ |
| ヒッヒー | |
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……おかしい |
| 不知火フレア | |
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ノエルが持ってきた資材が 減ってるような……気のせいかな |
| 不知火フレア | |
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いや、そんなことより…… |
| 不知火フレア | |
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幾つか建ててはみたものの イマイチしっくり来ないというか 違和感があるっていうか…… |
| 不知火フレア | |
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あの建物だけは 周りと馴染んでいて 良いんだけど…… |
| 不知火フレア | |
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って、んんん？ あんな建物作ったっけ？ |
| 不知火フレア | |
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それに出入口の所が 倒壊しちゃってるような…… |
| 不知火フレア | |
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だ、誰か助けてくださーい！ |
| ？？？ | |
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！？ |
| 不知火フレア | |
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建物が崩れてきて 中に閉じ込められてるんですー |
| ？？？ | |
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大変……！ 今助けるから！！ |
| 不知火フレア | |
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（ぐ――！ 瓦礫が重い……） |
| 不知火フレア | |
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ちょっと待っててね！ すぐ助けを呼んでくるから！ |
| 不知火フレア | |
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あの！ そこの方！ |
| 不知火フレア | |
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瓦礫を持ち上げるのを 手伝ってくれませんか！ |
| 不知火フレア | |
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なぜ俺がそんなことを…… |
| ジョーオニー | |
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あっちで建物が崩れて 誰かが閉じ込められてるんです！ |
| 不知火フレア | |
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何っ？ それを早く言え！ 急ぐぞ！！ |
| ジョーオニー | |
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すみません 助けてくれて ありがとうございます |
| ジャスミン | |
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それに紅茶まで頂いて…… 凄くいい香りですね！ |
| ジャスミン | |
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紅茶はリラックス作用もあるから ちょっとでも落ち着けたらと 思ってね |
| 不知火フレア | |
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それとお礼ならこちらの方にも 言ってあげてね |
| 不知火フレア | |
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あ、ありがとうございます……！ |
| ジャスミン | |
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た、たまたま近くを 通りがかっただけだ |
| ジョーオニー | |
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俺はこれで失礼する |
| ジョーオニー | |
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ところであの倒壊した建物は あなたが作ったの？ もしかして デュエマシティの人だったり？ |
| 不知火フレア | |
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あ、はい！ ジャスミンと言います |
| ジャスミン | |
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私は人間じゃなくて 超獣世界出身の クリーチャーです |
| ジャスミン | |
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えっ？ そうなの？ |
| 不知火フレア | |
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プリンプリンさんから 客人を見守るように 言われて来たんですが…… |
| ジャスミン | |
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見てるだけじゃなくて 少しでも手伝えないかと思って |
| ジャスミン | |
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資材をお借りして 私も作ってみたんですが…… 駄目でした……すいません！ |
| ジャスミン | |
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何だ、そういうことだったの |
| 不知火フレア | |
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言ってくれれば 一緒に作業を…… |
| 不知火フレア | |
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あ！ ジャスミンちゃんは この世界のクリーチャーだって 言ってたよね？ |
| 不知火フレア | |
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はい、そうですけど…… |
| ジャスミン | |
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だったら、私に この世界の建物について 教えてくれない？ |
| 不知火フレア | |
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ええっ！？ 素人の私がですか！？ |
| ジャスミン | |
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でも超獣世界の建物については ジャスミンちゃんのほうが 詳しいでしょ？ |
| 不知火フレア | |
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ま、まあ それはそうかもしれませんけど |
| ジャスミン | |
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あと、クリーチャーが普段 どんな生活をしているのかも 知りたいな |
| 不知火フレア | |
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ただ建物を作るだけじゃなくて そこで暮らすみんなのことも 考えたくってさ |
| 不知火フレア | |
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フレアさん…… |
| ジャスミン | |
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わかりました……！ |
| ジャスミン | |
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そういうことなら このジャスミン 全力で力になりましょう！ |
| ジャスミン | |
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本当？ ありがとう！ |
| 不知火フレア |
